9月に原チャリの保険の更新手続きをした。
1年にしようか2年にしようか散々迷って。
怪しくなったら乗らなきゃいいんだもんなといちおう2年契約にした。
いくら敬老パス持ってバスに乗っても、追いつかない行き場所もあるからね。
で、手続きにバイク屋さんに行って、待っている間ついでにってんでいろいろの不具合を見てもらった。
いちばんはスタートキーをオンに回そうとしても勝手にロックされて、
なかなかキーがオンにならずエンジンがかからなくて。そりゃあそりゃいらいらしていたのよ。
原因も対処も分からず。スーパー行ってもエンジンがかからなかったらどうしようと不安だったの。
さっさとバイク屋さんでみてもらえばいいものを、めんどくさいななんとかかかるんだからってそのまま。
(実家で待っていたバラ)
ここぞとばかりに訴えた。
バイク屋さん、原チャリ見るなり速攻で、キーを差す鍵穴が錆びているからですよって。
雨が入ったりして錆びるんですって。しっかり油注して。キーにも油付けて拭いて。
おおーっ!スムーズにエンジンがかかるじゃないの、大感激。
「後2年使う愛車ですから」と感謝感謝。そこでバイク屋さんは忠告してくれたね。
「2年乗るんでしたらせめてタイヤ交換とハンドルは整備してくださいね」
うん、分っとる。安全運転のためね。もう10年以上乗っている愛車だからぼろぼろでも大事にしている。
佐渡の実家の玄関通路ドアが傾いていてドアがなかなか閉まらない。
上に持ち上げてぐいっと押さないと閉まらない。コツがいる。
8月に帰るときなんか上下2つある鍵の上の鍵が閉まらず、汗だくだくで奮闘するもだめ。
えいっいっか!下はかかっているから取られるものは何もないからと大決断して帰ったのよ。
(シャルル・ドゴール)
そこで9月に帰ったら業者に頼もうと算段して。ほんとに嫌になるなんて愚痴って。
実家に帰った。大好きな整理をしていたら出てきたじゃないの、きったない油注しが。
父が使っていたものだからいつのか分からない、いいのいいの物は試し。
ぱっと浮かんだ原チャリ経験。えらいわあ私。
さっそく鍵穴に突っこんで油を注したね、数回。
まずは鍵だけでかちゃかちゃやって。次にドアを閉めて恐る恐る鍵をかけたらなんとまあ。
スムーズにいったじゃないの。よかったわあほっとしたわ。
もちろん帰るときは上下の鍵をしっかり締めることができた。安心。
次回帰ったときははたしてスムーズに開くか、なんて心配はあっちに吹っ飛ばした。そのときはそのとき。
(ジェットフォイルから見る新潟)
なんでも錆びついたときは油を注すとスムーズになるときがあるのね。学んだわ。
私の錆びついた頭にも油を注せばきっと冴えるようになると思うの。
どこから注そうかしら、思案中。成功したら伝授するね。