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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

年賀状の思い出

2017-12-12 08:48:00 | くらし

佐渡のライブカメラ映像を見て。
あちゃあ~雪景色だ、海も大荒れだわ。ジェットフォイル全便欠航、カーフェリーも早朝は欠航便が。
この冬の悪天候の季節、よくぞ毎月毎月7年間、佐渡通いをしたもんだなあとしみじみする。
若かったのね、馬力もあったのね、たった4年の違いとはいえ今の様ではできないわ。ほんと。

 (2015.1.18)

12月に母が脳出血で倒れたことはすでに書いた。
もし私にその量の出血があったら確実に即死だったと医師に言われたから、やっぱり危篤状態だったのね。
私はぼんやりだから少しも実感していなかったけれど。
それでもようやく落ち着いてきて(12月も半ばになったころだったと思う)、父と年賀状の話になった。
出そうか出すまいか思案のしどころ。
「どうしようか」
「もうちょっと待ってみんか」
二人ともはっきりしない。
そうよね、なかなか難しいところよね。待っているような持ちこたえて欲しいような。

で、結局、律儀でせっかちな父が「もう出してもいいな」と結論付けて。
それを見計らったように新潟の叔父から電話が。
「年賀状、出してもいいかや」って。
今となっては笑い話のような話。

 (2016.1.9)

その父も亡くなる前年はもう頭が混乱していたのね。
年賀状を出すから去年と一昨年の年賀状出してくれ、それ見て決めるからと言うの。
差出人を読み上げ、その人には出すその人はもう出さないと選別して束ねておいた。

「こっちが出す人だよ」と見せるも、翌日になるとまた葉書をごちゃごちゃにして
「どっちだったっけ、分からんなった」と言って、最初からやり直し。
最初の内は笑っていたけれど、2回も3回も続くとね。
当人は落ち込む、私はあきれる。もう大変でした。
「96にもなったんだから出さなくてもいいよ、来た人にだけ出せば」で一件落着した。

 (2016.1.9)

ほんとうに年をとると・・・の実話。私だってどうなることやら、こればかりはなかなかだわ。

コメント
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