まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

夫たちの食習慣

2017-12-20 08:06:06 | くらし

妙齢の女性6人が集まるとほんとよくしゃべる。
さすがの私も口をはさむ間がない、間がないがかろうじて隙間を狙って割り込んだ。
ひと言くらいはね、言っておかないと私の近況を知ってもらえないというもの。まあいいんだけれど。
なんとなく、そこはそれ、ほれ、ね。私にも顕示欲ってものがある。
で、夫のかりんとネタ披露。すかさず、
「あんた、ランク内に入っててよかったじゃない!」の声。いやあ、思ってもみなかった反応。さすが。
すごいわあ、その切り替えし、としばし感心したわ。

そこから夫たちの食習慣びっくり話が展開した(ちと大げさか)。
私たちの年代だから長男は長男の扱いを受けて育ってきている。
食べ物を残すことは、もったいないままならん罪悪であるの教えを受けて育ってきている。

ツエコチャンの夫は豪農の長男。新婚当時。
料理した皿を食卓に並べて自分は他の何のかんのをして、さてと食卓見たらなんも残ってなかったんですって。
「わたしのが何にもないよ」と当然抗議。妻が座ってから一緒に食べる、なんて習慣がなかったのね。
まずは自分が食べて当然、だったのね。
今はだいぶ良くなったそうだが、それでも自分が食べたいものをさっさと全部食べてるってこぼしてた。

それを聞いたヨウコチャンも、
うちもそうよ、お腹がいっぱいになっても残ってればもう全部食べてるんだから、残せばいいじゃないのよね。
ってこちらは健康面を気にして。

もうひとりのヨウコチャン。
「だから、家は全部一人ひとりに盛り付けるのよ。そうしないと夫が何で食べない何で残すってうるさいんだから。
一人ひとりなら自分が食べたい量だけ、嫌なものは入れなきゃいいんだから」
するといっせいに、だって面倒でしょお皿もいっぱい洗わなきゃいけないじゃないの、のブーイング。遠慮なし。

おもむろにカズコチャンが締めた。
「うちのもそうなのよ、お皿に残ってればお腹がいっぱいだって分かってるのに空になるまで食べるのよ。
だから教えてあげてるの。たとえば煮物だったらさ、
ニンジンひとつダイコンひとつゴボウひとつこんにゃくひとつ残っていても新しいお皿に盛りつけたら
明日の一品になるのよ、だから無理に食べなくていいんだからって残していいんだから」

みんなして笑ったわそりゃあ。
それにしてもいろいろね、
私はちょこっと残す夫に「そんな鼻くそほど残さないで全部食べて」って強要しているのにね。
最後にヨウコチャン、食べきれなかったパンをいちおうお店の人に聞いて、
「明日の私の朝食にするわ」
と、お土産にもらった紙ナプキン役立てて、包んでバッグに仕舞った。

コメント
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