佐渡行きで新幹線発車時刻までの時間、どこかの美術館に寄って絵を観たいなと思った。
検索。歩きたくないから駅の近く、それがいちばんの目安といういい加減さ。
あったあ、出光美術館『板谷波山』展。
初お目見え、長年気になっていた、というか作品を見たいと思っていて。好きかどうかは別。
30年以上も昔の話、知り合いの年配女性宅にお茶のみに招かれてそこで「波山」の名前が出た。
「波山ってどなたですか」と無知丸出しの受け答えをして、
「波山も知らないのか」とけっこうあからさまにあきれられた。ほんと。
それからというもの、頭の片隅に「波山」の名が妙にこびりついていた。そうなのよ。
かといって、熱心にどこかで展覧会が開かれているかと探したわけでもない。なんとなく。
それが今回ぴったりヒット。ネットで完全予約に初挑戦し、11日10時からの回を観賞した。
(出光美術館から)
うーん、陶芸の芸術そのもの。下手な感想なんて受け付けない、唸るのみの時間を堪能した。
出光美術館「生誕150年 板谷波山─時空を超えた新たなる陶芸の世界」
3分でわかる板谷波山(人から分かる3分美術史162)
皇居周辺散策
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