まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

骨折した話を聞く

2023-10-15 08:43:28 | くらし

今朝は雨、いかにも秋の雨。冷たそうだ。
午後には上がるという天気予報だから、ぜひともそうあっていただきたい。
1日中こんな空模様を見ていたら、気が滅入るものね。

昨日の教室帰りのミニバスこまわりくん、中年男性もっと歳いってたかな、が
カード読み取り機に、かぶっていたハンチング帽の前部分でタッチしたから
びっくりしたのなんの。それがまたピッと音がして反応したからさらに驚いたわ。
で、何事もないかのようにまたかぶったから、へえーと納得。
カードをその部分に入れていたのね、心なしか前部分が四角く見えたもの。
いやあいろいろな人がいるものだ。

そうよ、いろいろな人といえば、先日のこまわりくん後部座席にご一緒した女性が、
「足を骨折して立っているのがくたびれるのよ」と話しかけてきた。
片手にはいかにも重そうなショッピングバッグを、もう片方の手は杖をしっかり握り
しめて。座っていても見るからに力が入っている。
「どこを骨折したんですか」と聞いたことから、話は私が降車するバス停まで続いたわ。

羽毛布団、干してあったのを取り込もうとしたんですって。竿に干してあったのを
二人羽織みたいにかぶったから(図が浮かび、つい笑ってしまって謝った)足元が見え
なくてそこら辺にあった何かに躓いて転んだんだそう。ボキッて音がしたそうよ。
で、ようよう部屋に這いずって行き、二階にいる夫に電話するも、ヘッドフォンして
パソコンしている夫は出ないから自分で救急車を呼んだそうだ。
救急隊員が玄関から入ってきて、ようやく夫は気が付いて出てきたんですって。
「どうした!」と言うから「みりゃあ分かるでしょ!」って言ったわって。
よくぞ言ったそのセリフ、と、また笑いそうになったが今度は堪えた。
玄関の鍵を開けておいたから救急隊員は入ってこれたけど、警察が指導している通り
鍵をかけていたら入ってこれなかったわ、とえらく強調して。

足首の粉砕骨折だったんですって。骨粗しょう症だから複雑な骨折になってしまったん
ですって。そこからは救急で運び込まれた病院の話、転院したリハビリ病院の話、長い。
優先順位があって10日目にやっと手術できて、それも一番下の医師が執刀したって。
結局都合4か月の入院生活だったそうだ。うーん、大変だなと改めて骨折の怖さを
実感したわ。それでも、歩けるようになって、こうして買い物もできるようになった
から良しとしなくちゃ、なんて。私の降車バス停が来たら、
「気を付けてくださいよ、明日は我が身ですから」って脅されているようなアドバイスを
いただいて。
はい、気を付けます!慎重に行動します!無理な体勢になることはしません!
でもな、転ぶときは転ぶのよ、てなことを内心思ったりして。可愛げがない。




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