春の儚い短命の植物のことだそうで・・・
まるで私のようだと思わないこともない、いやいやそんなことないか。
キクザキイチゲのことです。清楚できりっとしていて大好きです。
昨日、おじさんの菩提寺にお参りに行った時見つけておいたから、今日走った
たらい舟で有名な小木地区では、この花のことをヨメナカセというそうで、嫁たちの春の山入りを告げる花なのだそうで・・・
春の儚い短命の植物のことだそうで・・・
まるで私のようだと思わないこともない、いやいやそんなことないか。
キクザキイチゲのことです。清楚できりっとしていて大好きです。
昨日、おじさんの菩提寺にお参りに行った時見つけておいたから、今日走った
たらい舟で有名な小木地区では、この花のことをヨメナカセというそうで、嫁たちの春の山入りを告げる花なのだそうで・・・
郷に従え・・・
裏のおじさんことが全て終わった。
年に不足がないから参列者一同皆からからしている。。
それにしても、こちらのそれは、横浜での経験がほとんど通じなくて、驚くことばかり。それでも、一年のうちに3回も参列すると、そういうものかと慣れてくるからね。
どんな運びかというと、佐渡も広いからによってまた違うと思うけれど、夷町では。
まず、ご遺体が帰ってくると、町内の女どもがうち揃ってお悔やみに行く。
このたびは帰ったのが夜遅かったので、朝8時に集合して、おじさんの家へ。
一人ずつ祭壇のお水を取り換えて、線香をたて、ご遺体とお別れをする。
朝8時がちょうどいいのかどうかは分からないが、私はその時刻にびっくりした。お家の人大丈夫かしらと思って。
そして、その夜は枕念仏。これも町内の女どもがうち揃って出かける。
町内に念仏を唱えられる人がいればよいが、この町内にはいないから、準長老たちが知り合いの伝手を頼って、念仏を唱える専門の人を頼む。
その人が唱えるお念仏に従って、我らも教本を見ながら唱える。40分くらいも唱えていると終わりになるけれど、店番友のでは2時間もするそうな。2時間だから、途中で交代しながらお茶飲んだり腹ごしらえをするそうな。よかった、そこじゃなくて。
次の日、出棺。これ又町内で来られる人が全員お見送りをする。
もうこの日にお骨になる。夫の母の葬儀の時は初めてだったから、この事実に天地がひっくり返るほどびっくりした。子供たちには、お通夜に間に合えば最後のお別れができると連絡したのに、到着したらすでにお骨になっていたっていうのだから。
で、夜は、お通夜。次の日は告別式。これは普通に執り行われる。
いやいや違う、普通じゃない、違うといえば違う。
お通夜。
横浜では、参列者は、お焼香を済ませるとそのまま帰ることが多かったが、こちらは違う。
町内の人や友人知人などの参列者は、お通夜の最初から最後まで席ついている。そして、通夜振舞いの席にも最後まで残って飲んだり食べたりしている。
告別式。
こちらは、親族以外の人は、あらかじめご遺族に頼まれていた人が参列する。だから、通夜に行かれなかったから告別式に行く、なんてことは滅多にない。
町内では、その家の両隣、前の家の3軒だけ。このたびは、我が家も親しかったので頼まれた。
頼まれた人は、告別式すぐの49日の法要、お寺詣り、すべて参加し、そして、仕上げのお膳につく。
これで一通り終わるわけ。全部終わると、私たちもそれ相応に疲れる・・・・
おじさんの娘さんに言われた。
「私らも何にも分からないで、教えてもらいながらやったけど、○子ちゃん、あなた一人だから、ほんとに大変だわよ。」って。
郷に従ってなんとかやる!!大仕事をやり終える!!!
昨日は、叔母を施設に送り届けてもまだ時間があったので(お昼御飯の支度をしなくてもいい、というのは楽ね)、床屋のヘッドスパに行って来ました。
佐渡の無料情報誌で見つけて、近所なのですぐにお試し。
人の手でもみほぐしてもらうことは、マッサージでも足つぼマッサージでもなんでも大好き。すぐに試してみたくなります。で、今回は2回目。ついでにカットもお願いして・・
頭の隅々まで気持ちよくマッサージしてもらっていると、頭をまっすぐにしていられないの。ちょい倒れるなんて生易しいものでなく、がくんと前に倒れ首に力が入らない状態でされるがまま。
細い目がさらに細くなって開けていられない、寝てるんだか起きてるんだか、そんなこんなで1時間余り。力加減も私好み。いやあー、満足満足、病みつきになりそうです。
薬局も床屋も情報はいち早く集まって、床屋談義
佐渡では来月に市長及び市議会議員選挙があります。以下はその時の聞いた話。
佐渡の人口は今現在約6万人。江戸時代相川鉱山が栄えた時は、相川の人口は10万とも12万とも言われていたのにね、私たちが高校時代は、佐渡市でも10万人はいたのにね。それが今や6万人。
そのうち選挙権のある人がどのくらいいると思います?半分くらい?は、いるはずですよね、いると思いますよね。
ところがところが、選挙権ありの人が5万人ですって!!!
ほんとう?と言ってしまいました。
「俺もほんとかと思って、他の所でも聞いたけど、そうだと言われましたよ。」だって。
ということは、20歳以下が1万人しかいないということじゃないの。えらいことになってしまっている佐渡!この先どうなるのだ!もうびっくりマークしか出てきませんよ。
どこをどう見渡しても就職口のない佐渡、若者は大学を出ても、島外で修業してきても肝心の佐渡での働き場所がないんだからね。無理ないかもしれない。
ヘッドスパでとろとろしていて、いつにも増して頭の中もとろとろしてきた結果の、
この話は大間違いでした、ということになって欲しいと切に切に願っています。
父がディサービスに行ったので、私にも時間と心の余裕が・・・
昨日はね、なんか気持ちがささくれだって、我ながら持て余していたのよ。
オムツたたみに行って、いつものように口と手を動かしてきたのにね。
その前までは何ともなかったのにね。変だけれどそんな気持ちになるから仕方がない。で、さっさと不貞寝なんぞしていました。
余裕があったので、今日は母の所に行った後、久しぶりに叔母の施設にも。
顔を合わせるや否や、
家に連れて行ってほしい、彼岸だから仏さん参りをしなくては・・
と切羽詰まった面持ちで頼まれました。
注意散漫な私が、叔母の車椅子を倒さず家まで押していけるかどうかは不安だったけれど、叔母の切実な願いをかなえてあげたいから、最大限慎重に行動したわ。
無事、家に連れ帰り施設に送り届けて、ホッとしているところです。
いつもこんな気持ちになれればいいのにね。
老人会温泉行の時、上品な老女Cさんが見せてくれました。ハマグリとシジミの貝殻で作ったそうです。『私は貝になりたい』
今日の格言
因果応報 何事も人のせいにしていませんか(しています。)
思わず合掌 あたりまえのありがたさに気づく(それはむずかしい。)
口も八丁手も八丁の介護友が、
「あんた、日報に私のことが出てたんだけど、読んでくれたかや。」
とマサチャンママに聞いた。
「それがのう、義理で今は○新聞と△新聞に変えたから、読んどらせんが・・」
と、マサチャンママは気弱く答えている。
「あれ、宗教新聞もとっとらんかった?」と聞く私。
「あれものう、店の客がとってくれえって頼むからのう、義理でとっとるっちゃ。このもんなんか、来るがいっさん捨てとるが・・・」
とまたもや困り顔で答えるマサチャンママ。大変だ、義理を果たすのは。
2月に横浜に帰ったら、夫は契約が切れたのをこれ幸いとばかりに、新聞購読をやめていた。なに、新聞受けからとってくる面倒はなくなるし、整理して古紙回収に出す手間も省けて、夫にとっては一石二鳥というもの。
チョイ脱線。
夫が新聞を束ねてひもで縛る様は見ていられない。
もう紐がゆるゆるで、持ち上げるとぐずぐずと崩れてしまう。ぎゅっと締めればいいのにね。私が、そばではっぱをかける。
「もっと締めなきゃあ、もっとぎゅっと締めてよ、ぎゅっとさあ!」とかね、締めろ締めろと言われた夫は、
「首を絞めるみたいにかあ、ギュッと締めてやろか。ばあちゃんに怒られるだろうなあ、大事な一人娘の首を締めたらなあ。」
こんな悪い冗談にも大笑いするおバカな夫婦。でもそのフレーズが気にいった我らはその後も、一段とヒートアップして使っている。それもおしまいね。
夫はニュースはネットで何紙分も読めると豪語する。新聞なんて要らんと言ってはばからない。家庭欄とかどうするのさ、解説とかどうするのさ、文化欄とかどうするのかさと追及しても、そんなもの必要としない人だから関係ない。
ま、私も家にいないからいいんだけどさ。
そんな夫に、仲の良い上司がずっとずっと前に言ったそうな。
「愚者は自分の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ。」だから、本を読めって!
いやー、私は気に入ったね。で、ことあるごとに、
「ね、Kさんが言ったの、あれなんだったっけ?」と夫に訊ねることにしている。
でも、敵は何とも思わない。
それはそうだ!己の経験ほど強いものはないから、その理屈で推せるものね。他人の意見や考えなんて読まないから迷うことないものね。かくして、夫はこれからもわが道を悠々と行くことになるだろう、と思う。
だって、会社を5時になると「さらば!わしゃあ帰る。」と皆をしり目に帰る人なんだから。そして、仕事ができないから遅くまでいるんだ、と再び豪語する人なんだから・・
昨今の大学生は本を読まないというけれど、なに昔の大学生の中にも本を読まない人はいるわよ。いいけどさ。趣味の世界だから関係ないけど・・・
ようやく本物の春になってきたのかしら。
波が日の光を浴びてきらめいています。
彼岸の入りです。墓参りに行って来ました。
父も張り切っちゃって、靴の整理やら線香立ての灰をふるうやら・・・
久しぶりに自転車で遠出しました。
いつものタソガレ海岸から清々場所までね。
雪の中、しょぼくれてとぼとぼ歩いているより、ずっと気持がいいわ。
倒れる前の母が、冬を迎えると、「切ない」と言っていたことを思い出します。
夕方になると、泣きたくなるほど淋しいって・・・
でも今日は、♪サイクリング、サイクリング、ヤホーヤッホー(古いか!)だものね。
まだまだ山野草は咲かないなと確認しながらの帰り道、薔薇の木がたくさんあるお宅を通りかかると、作業用具を出しているおじさんと目が合って。
「去年、見事なバラを見せてもらいました。」と思わず声をかけました。
ほんと、ここら辺では見ないそれはそれは美しいバラたちで、私は何回か勝手に訪問していたのです。じっと立ち止まっていると怪しまれるのじゃあないかしら、と気にしつつステキだなと眺めていたのです。
それからしばらくお庭でバラ談義、といっても教えを請うばかりで。
予防が大事で消毒を1週間に1回はしているとか、
60本あるけれど、イングリッシュローズが一番思い入れがあるとか、
花柄つみが大変だとか、
5本の株立ちヤマボウシにこだわりを持っているとか・・・
「また、楽しみにしています。」とさよならしました。
やっぱり、♪サイクリング、サイクリング、ヤホーヤッホー だわ。
今日の収穫です。
フクジュソウ おまけ
実はこの写真を撮るために3回も現場にサイクリングしたの。なぜか。
1回目、カメラの電池入れ忘れ
2回目、カードリーダー入れ忘れ
でもね、♪サイクリング、サイクリング、ヤホーヤッホー
だから、ガンガン行って来ました。
朝食を食べながらラジオを聴いていた。あまりに楽しくて、おかしくて・・・
ちょっとおすそわけ。(もっとも笑っているのは私だけかもしれないけれど)
各地の話題をリレー形式で紹介する番組でした。
表現は違いますが、ニュアンスはこんな感じです。
絵が評判になって展覧会に出品したチンパンジーがいるそうで。
子育ても終わった7歳の雌のチンパンジーで、老後の趣味にと飼育員がクレヨンを与えたところえらい気に入ったそうで。
その絵の特徴は、キャンバスに力いっぱいなぐりがき。
画風は、前衛的とも子供のような天真爛漫さとも言える。
ところがすでに大家を気取っていて、気が向かないと絵を描こうとしない。それどころか、クレヨンを食べてしまうそう。
飼育員はその大家になんとか絵を描いてもらおうと、苦労をしているそうで・・・
いいなあこんな話題。血なまぐさいニュースが多い中で、ほっとできるというもの。
閑話休題
昨日の相川巡りの続きです。郷土博物館で『器展』も開催していました。
博物館から見た相川の町
相川郷土博物館 なんとも不思議な光景
佐渡奉行が巡村する時に使った弁当道具一式
ずいぶん立派な
どちらも、廻船問屋さんで使用した祝い膳 左は十日えびすに、右はお正月に。
昨夜の雨も今朝方止んだので、かねてから見たかった『相川ひな祭り』に行って来ました。相川は、実家がある両津とは反対側、佐渡の西北にある江戸時代金山で栄えた町です。今はさびれていますが、細い道や間口の狭い家々にどことなく当時の面影が残っているようでした。
ほとんど知らない町を一人ぶらぶら散策しました。
何はともあれ写真で紹介します。(選ぶのにえらい苦労しました。どれもこれも紹介したくて)
雛人形をを飾ってある家の目印。ここは元回船問屋のお宅。
享保年間のお雛様 これで質素だったそう
女雛 お雛様が楽しんだという能舞台まで
江戸時代も後期のお雛様だそうです
こちらはお蕎麦屋さんで展示していたもの
ぐっと素朴な『八幡』という地区で作られていたという土の雛人形
またまた100年以上は立っている旧家のお雛様。やはり享保年間のもの。
比べるものがないので実感できないかもしれませんが、高さ60センチのお雛様
薬屋さんの御殿雛
酒屋さんのお雛様 表情があまりに素敵なので
相川郷土博物館の展示品
寄贈のお雛様が数々ありました
こちらは佐渡奉行所展示品
重厚で見ごたえ十分でした。所有者の方は東京住まいで、この催しのために相川に来て飾り、また片づけていくそうです。
両津からのシャトルバスを利用したので、見学時間が限られていたのですが、それでも十分堪能しました。