おはようございます。朝はこんなに晴れあがっているのに、これから天気は崩れるとの予報。ほんとかな。さて、今朝の話題は、この日曜日のこと。
京都桜旅から帰った翌日、鶴岡八幡宮の舞殿でミス鎌倉のお披露目と西川翠菜による”静の舞”を観に行った。その日が、鎌倉まつり(4月12日~19日)の初日で、華麗な式典が開催された。日曜日で、かつ好天に恵まれ、大変な人出だった。
主宰者の挨拶によると、鎌倉まつりは1959年(昭和34年)から続き、今年で第57回になるが、その発祥は鎌倉カーニバルだそうだ。鎌倉カーニバルというと、昭和9年(1934)年に、大佛次郎、久米正雄らの発案によって、鎌倉文士たちが中心となり、昭和37年まで続いたお祭りのこと。3年間ほどダブるが、カーニバルを受け継ぐ形で、現在の鎌倉まつりに発展したということだろう。
長谷の鎌倉文学館でも、鎌倉カーニバル関係の展示もあり、ミス鎌倉と鎌倉文士(たしか、堀口大学だったと思う)の並んだ写真もある。当時からミス鎌倉を選出していたようだ。
では、ご紹介しましょう、2015年ミス鎌倉のお披露目。大勢の人の視線を浴びる。三名、一人ひとりから、自己紹介のご挨拶があり、そのあと、表彰状と景品の授与式。
4月12日(日)午後1時 晴れ 鶴岡八幡宮の舞殿にて 2015年ミス鎌倉お披露目
神職による儀式
ミス鎌倉と静御前(西川翠菜さん)も同席。
そのあと、ミス鎌倉、お一人づつ、ご挨拶。
そして、証書、景品等の授与式があり、
新鎌倉ミス、三人お揃いでお披露目
場所を変えて。うしろは八幡さまの石段
これから、一年間、鎌倉市の観光PR役を担うことになります。がんばってくださいね。
そして、ぼくは午後3時の”静の舞”が始まるまで、1時間ほど、八幡さまの敷地内にある神奈川県立近代美術館で過ごす。感想文はのちほど。
そして、午後3時から静の舞。
しづやしづ しづのをだまきくりかえし 昔を今になすよしもがな
静の舞は、1186年、頼朝の命で、ここ鎌倉に召し出された京の白拍子静御前が、吉野の山で別れてきた愛する人義経を、偲んで舞った。一級歴史資料の吾妻鏡に書かれているので、実際、この場所で静御前が舞ったのであろう。そう思って、西川翠菜さんの舞を観ていると、800年の月日を越えて、静御前の想いが伝わってきて、胸があつくなる。
舞いを終え、舞台のそでで、舞台姿を披露。
そして、しずしずと去ってゆく。大勢の観衆から大きな拍手。静御前が現代に戻ってきたような気がしたひとときだった。
そのあと、鎌倉別館で日本画コレクションを観る。
鎌倉まつりの最終日、19日、日曜日には流鏑馬がある。これも行かねば(汗)。