タンザニアのラエトリ遺跡で見つかった、人類最古の”足跡”が、今、上野の国立科学博物館でみることができます。もちろん、レプリカですけどね。なんと、360万年前の人類((アファール猿人)の足跡の化石です。
実際はもう少し、幅広く、こんなふうに。大きな足跡と、その右側に小さな足跡が並んでいる。
科学者たちは、様々な解析から、この足跡は夫婦と子供一人の家族の歩行であると結論した。大人一人の足跡のようにみえるのは、身重の妻が(安全が確認された)夫の足跡の上を歩いたため。そして、足跡の角度などから、子供はお父さんに手を引かれて歩いている。さらに、お笑い芸人の岡村隆史さんをモデルにして(笑)、様々な角度から検討され、猿人が復元された。こうして、350万年前にタンザニアで歩いていた、家族三人の姿を目の当たりにできる。
これは、二足歩行の”最古の直接的証明”だが、実際は、さらに、それより200万年前に人類の二足歩行が始まったという説が有力であるというからびっくり。時を経て、約20万年前に現世人類(ホモサピエンス)がアフリカで生まれ、6万年前から地球上に拡散する”人類のグレートジャニー”が始まった。
探検家、関口吉晴さんは、人類のこの大旅行のあとを辿り、熱帯雨林、高地、極北、乾燥地帯などの過酷な環境に住む原住民と共に生活し、彼らの自然に対する向き合い方、人間同士のつきあい方等を学ぶ。こうして、得られた知恵や知識は、近未来の人類滅亡の危機に直面している現代人の生き残りに示唆を与えるものであった。
”グレートジャニー/人類の旅”展では、それぞれの原住民の暮らしが紹介されるほか、世界最古のみいら(チリ北部のアタカマ砂漠の住んだ人)、干し首(アマゾンの首狩り族の)などの貴重な学術標本も展示されている。これらだけは撮影禁止でおみせできません。
会場は子供がいっぱいだったが、大人にも、いろいろなことを考えさせてくれる展覧会であった。
・・・・・
展覧会場の様子
原住民の考え
板根(熱帯でみられる、幹の近くの根が地上に出て、板状になる)の向こうに”干し首”が。
丸木舟”縄文号”。人類の旅、海上ルートの実験のためつくられた。
いつから、アホ・サピエンスに変わったのか。
実際はもう少し、幅広く、こんなふうに。大きな足跡と、その右側に小さな足跡が並んでいる。
科学者たちは、様々な解析から、この足跡は夫婦と子供一人の家族の歩行であると結論した。大人一人の足跡のようにみえるのは、身重の妻が(安全が確認された)夫の足跡の上を歩いたため。そして、足跡の角度などから、子供はお父さんに手を引かれて歩いている。さらに、お笑い芸人の岡村隆史さんをモデルにして(笑)、様々な角度から検討され、猿人が復元された。こうして、350万年前にタンザニアで歩いていた、家族三人の姿を目の当たりにできる。
これは、二足歩行の”最古の直接的証明”だが、実際は、さらに、それより200万年前に人類の二足歩行が始まったという説が有力であるというからびっくり。時を経て、約20万年前に現世人類(ホモサピエンス)がアフリカで生まれ、6万年前から地球上に拡散する”人類のグレートジャニー”が始まった。
探検家、関口吉晴さんは、人類のこの大旅行のあとを辿り、熱帯雨林、高地、極北、乾燥地帯などの過酷な環境に住む原住民と共に生活し、彼らの自然に対する向き合い方、人間同士のつきあい方等を学ぶ。こうして、得られた知恵や知識は、近未来の人類滅亡の危機に直面している現代人の生き残りに示唆を与えるものであった。
”グレートジャニー/人類の旅”展では、それぞれの原住民の暮らしが紹介されるほか、世界最古のみいら(チリ北部のアタカマ砂漠の住んだ人)、干し首(アマゾンの首狩り族の)などの貴重な学術標本も展示されている。これらだけは撮影禁止でおみせできません。
会場は子供がいっぱいだったが、大人にも、いろいろなことを考えさせてくれる展覧会であった。
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展覧会場の様子
原住民の考え
板根(熱帯でみられる、幹の近くの根が地上に出て、板状になる)の向こうに”干し首”が。
丸木舟”縄文号”。人類の旅、海上ルートの実験のためつくられた。
いつから、アホ・サピエンスに変わったのか。
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