今日も雨、昨日も雨でした。午後、小雨そぼふる中、鎌倉大町を散歩しました。我が家近くのお寺の境内の苔が、秋霖で息を吹き返し、すっかりきれいになっていましたので、あの大町の苔階段もきっと、と思い、出掛けたのです。
松葉谷・妙法寺。この別名、苔寺には5月の初めに訪れています。そのときは、”美しき 苔石段に 春惜しむ (星野立子)”のようにすばらしい苔石段を鑑賞することができました。あの、うつくしい緑が再現されているのではないかと期待したのでした。
ところが、な、ななんと、苔石段には苔がないのです。顕微鏡的にはあるかもしれませんがが、肉眼的にはないのです。この夏の異常な暑さに負けてしまい、まだ立ち直れないのかもしれません。”苔石段 苔がなければ ただの段”ですね。でも、境内の芙蓉の花がきれいでしたよ。”芙蓉咲く 松葉ヶ谷の み寺是れ (虚子)”
そして、安国論寺へ。山門を入ると、ここはいけそうだ、と思いました。苔が結構、地べたを這っているのです。あちこちみながら本堂に向かいます。でも色あせた苔ばかり、やはりダメかと思って、本堂の右の小径に入ると、あっ、ボクは小さな声をあげました。一隅に、ボクの近くのお寺でみたような(少し負けるけど)、苔むしろがあるではありませんか。やはり、この秋雨で蘇ったような若い緑の苔でした。苔むしろの上で、わくら(病)葉が静かにからだを休めていました。
わくら葉の からだ休める 苔むしろ (汗)
松葉谷・妙法寺。この別名、苔寺には5月の初めに訪れています。そのときは、”美しき 苔石段に 春惜しむ (星野立子)”のようにすばらしい苔石段を鑑賞することができました。あの、うつくしい緑が再現されているのではないかと期待したのでした。
ところが、な、ななんと、苔石段には苔がないのです。顕微鏡的にはあるかもしれませんがが、肉眼的にはないのです。この夏の異常な暑さに負けてしまい、まだ立ち直れないのかもしれません。”苔石段 苔がなければ ただの段”ですね。でも、境内の芙蓉の花がきれいでしたよ。”芙蓉咲く 松葉ヶ谷の み寺是れ (虚子)”
そして、安国論寺へ。山門を入ると、ここはいけそうだ、と思いました。苔が結構、地べたを這っているのです。あちこちみながら本堂に向かいます。でも色あせた苔ばかり、やはりダメかと思って、本堂の右の小径に入ると、あっ、ボクは小さな声をあげました。一隅に、ボクの近くのお寺でみたような(少し負けるけど)、苔むしろがあるではありませんか。やはり、この秋雨で蘇ったような若い緑の苔でした。苔むしろの上で、わくら(病)葉が静かにからだを休めていました。
わくら葉の からだ休める 苔むしろ (汗)
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