Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

和風にティータイム / 記念の湯飲み / 新しい着物時の髪型

2012-11-14 23:25:59 | 日記
今日は帰宅してからちょっと甘いものが食べたくなって、一人ティータイムを
楽しんでいました。夫が帰宅していればおつまみを用意して晩酌...となる
のでしょうが、夫はまだお仕事で私一人でしたので、甘いものにしました。


先日お茶のお師匠さんの個展で購入させて頂いた大きめの平たい角皿に、
お茶とお茶菓子を一緒に盛りました。お茶菓子は「坂角」のさくさく日記と
「神楽坂 梅花亭」の秋ごよみです


お茶を入れた湯飲みは、数年前の初釜でお師匠さんが弟子全員に渡して
下さったものです。ちょうどお稽古場を開いて五周年にあたる年で、記念の
湯飲みを焼いてくださったため、高台の部分が五角形になった珍しいもの。
私も夫もその時には既に入門していましたので、2人分頂きました


結婚の折にも素敵な抹茶椀を焼いてプレゼントしてくださったり、一昨年の
初釜ではくじ引きでお手製の竹の花入れが当たったりと、お師匠さんが
作ってくださったものが少しずつ増えてきました

どれも思い出のある手作りの1点ものばかり。大切に使っていきたいです



先々週のお茶会から、着物を着るとき用に、新しい髪形に挑戦しています

今まで自分でセットするアップヘアにはウィッグを使っていたのですが、もう
そろそろ落ち着いた髪形に切り替えたほうがいいかなと思いはじめて、
美容室でセットしていただくときのような、すっきりした髪型に変えました



まだ数回目なのでうまくいっていませんが、地毛の中に少しすき毛を入れて、
トップにボリュームを持たせて後ろはすっきりとさせた髪形です。前髪は従来
どおりに斜めに流して。

下半分の髪をなるべく高い位置でおだんごにまとめて、そこにコテで毛先を
巻いた上半分の髪を、いくつかのブロックに分けてすき毛を入れつつ被せて
いきます。最後の髪を右サイドでくるんとまるめ、前髪の端もそこに纏めたら、
同じ場所に季節の簪を挿して終わりです。

トップの髪の毛流れを綺麗にまとめるのがなかな難しいのですが、ブラシに
少しだけ鬢つけ油を付けて使うと、とっても綺麗にまとまります。

今回はおでかけをして帰宅後に写真を撮ってもらったので、一部ピンが外れ
かけていて、崩れていますが...


逆サイドには小さめの南天を模した珊瑚の簪を挿していますが、6月~9月
にかけては、翡翠の蝶々を模した簪を挿すつもりでいます

毛を止めておく道具(コーム)を買ってもう少し手馴れてくると、綺麗な毛の
流れを作りつつ時間も短縮していけると思います。20分以内を目標に...
今週末は三ツ星レストランへのお出かけなので、綺麗に仕上げたいです。


新橋芸者「ちよ美」ちゃんお披露目の会に行ってきました / 病院で最後の診察

2012-11-13 23:59:52 | 日記
午後からお休みを頂き、病院へ先週の手術後の診察に行ってきました。
診察の結果はもう何の問題もないということで、今日から浴槽への入浴も、
スポーツも、お酒も、全部解禁ということでした。やった~

夫は今日も都合を付けて病院へ付き添ってくれました。先生からの説明を
私の後ろで「うんうん」とうなづきながらきちんと聞いてくれていて、問題が
ないと聞いてとても安心したようです。一緒に来てくれてどうもありがとう
「これでこの件は診察終了となります」と言われ、病院通いも終わりです。

夕方帰宅してから、私はいそいそと髪をセットし着物に着替え始めました。
というのも、今日はとってもとっても素敵な会にご招待頂いているのです

三味線と日舞のお稽古場の同門の子が、このたび晴れて新橋から芸者さん
としてデビューすることになりました日舞も三味線もお唄も習っているので、
下地はバッチリです。新橋の七重さんという芸者のおねえさんが新しく置屋を
始めるにあたって、元々知り合いだったその子にお声がかかったそうです

下地があるので仕込み期間が短くて済んだようで、この秋から見習いとして
お座敷に入り、晴れて今週、芸者さんとしてお披露目となりました

お披露目にあたり、三味線のお稽古場のメンバーにもお声をかけてくれて、
なんとお披露目の会に参加させて頂けることになったのです芸者さんの
お披露目に立ち会えるなんて、なかなか出来ることではありません


今日はその子が主役ですので、おめでたごとなので華やかさを出しつつ、
自分自身は派手にならないように、という難しいさじ加減が必要でした
無地ものであまり地味にしても、ああいう場では仲居さんっぽいですし...

持っている中で派手ではない訪問着で近々着る予定のないものというと、
こちらの訪問着だけでした。訪問着は舞台のために誂えたものが多くて、
華やかなものばかりなので…

なるべくおとなしくなるように、帯も控えめな色柄のもの、伊達襟もつけず、
帯揚げもシンプルな輪出しですっきりとした装いを心がけました


この着物は結納の時に着ていた着物ですが、長く着られるように、地色は
とても綺麗で優しい色合いで決して派手ではなく、柄も大きさに若々しさは
ありますが色使いはけっこう地味で、帯次第で40代後半でも着られます。
水色としては一番好きな地色で、気に入っている訪問着です


着物は淡い勿忘草色の縮緬地に桧扇と流水、菊をメインとした四季の花が
描かれた、いかにも古典でどこか愛らしさを感じさせる「千總」の訪問着。
帯は菱形の中に四つ花菱が金糸や様々な色糸を使って織り出されている、西陣の
名門「河合美術織物」の唐織の袋帯。
帯揚げは白い綸子地にピンクの梅絞りの輪出し。
帯締めは蜜柑色と白と金のグラデーションになった礼装用の平組紐。


病院が終わってから支度をしていったので、予定の時間よりも5分程遅れて
しまいましたが、会場である新橋の老舗料亭「金田中」さんに到着しました。
東京では珍しく今も残る、一見さんお断りの名料亭です

入り口を入ると下足番のおじさまと仲居さんが待っていてくださって、まさに
「料亭」な雰囲気に心が躍ります。一度は伺ってみたかった場所なので、
今回このような機会に恵まれて本当に幸せです


最初はバーのようなスペースにて、芸者のおねえさん方とお話をしながら
お座敷の準備が出来るのを待っていました。今日はお披露目する芸者さん
のほかに、その子のおねえさんになる七重さん、若手芸者の君二郎さん、
ベテランの晶子ねえさんの3人が来てくださっていました


バースペースにて、席にずっとついてくれていたのは君二郎さんでした。
お肌がとっても綺麗でつるんとしていて、お話も上手でとても良く気の付く
方でした。君二郎さんは半玉さんとして新橋でデビューされ、今は立派な
芸者さんになられています



お座敷の用意ができたところで、全員でバースペースから移動しました。
お座敷は掘りごたつになっていて、どの年代の方にも過ごし易い空間です。
天井の照明が市松模様になっていて面白いな~と思いました。


お床には大きな花瓶に立派なお花が生けられていて、お軸は可愛らしい
りんごが描かれたものが掛けられていました。りんごの絵のお軸は珍しい
ので、作者をお伺いしておけば良かったとあとで気づきました


そしていよいよ、今日お披露目の芸者さんの登場です。七重さんが新しく
開いた置屋「良千代田」の名前から、「ちよ美」ちゃんと名づけられました


まだまだ若く可愛らしいちよ美ちゃん。お稽古場では一番年下なのですが、
いつもよく気が付いて、お師匠さんのお茶などをささっと用意してくれます。
入門はちよ美ちゃんのほうが先なので本当は私や他の人達がしなければ
いけないところですが、あまりにも素早く気が付いてくれるので…


今日もこうして、飲み物がなくなる前に気が付いては用意をしてくれました。


お座敷が始まっても、はじめのほうはいつもの本名で呼んでしまっていたの
ですが、時間が経つにつれて「ちよ美ちゃん」と呼ぶことに慣れてきました


お披露目用に作られた手ぬぐいと、初めて作った千社札をいただきました
芸者さんのお披露目は一生に一度きり。そう考えるとこの記念の手拭いは
もったいなくて使えないですね





今回のお料理はコンパクトメニューになっていたのですが、さすが「金田中」。
どのお料理も美味しく、特に揚げ物が美味しかったのにはびっくりしました
先付け・お造り・焼物・煮物(焼物の下に煮物の器があります)と続き、
カラスミの乗ったモチモチご飯と茶碗蒸しで〆です。

途中途中で色々とお料理の説明をしてくださったのですが、あまりの緊張と
楽しさとお酒のせいですっかり忘れてしまいました。写真のみで失礼を…


最初はビールでしたが途中から日本酒に切り替わり、冷酒を楽しみました。
こんな細かい氷を盛った器にみずみずしい枝を飾り、お酒とお猪口を冷やして
あるなんて、とっても涼しげで素敵な演出ですね。さすが料亭さんです


こちらの切子のグラスがとっても素敵でした。葡萄の模様のグラスなので、
日本酒のほかに、サイズ的に貴腐ワインを飲んでも良さそうですね。


最後は甘味ではなく乾物をたくさん盛ってくださいました。どれも美味しそう
全員のんべえということがバレていたのかしら(笑)


少し歓談のあと、そろそろ踊りでも。。。となり、まずは七重さんが「白扇」を
踊ってくださいました。長い年月で培われた安定した踊りは、さすがですね


次にちよ美ちゃんの踊りを見せてもらえるということで、他の芸者さん達が
準備に入りました。左が君二郎さん、真ん中がちよ美ちゃんのおねえさん
の七重さん、右が晶子ねえさんです。


まずは手をつききちんとお辞儀をして、ちよ美ちゃんの踊りが始まりました





今日は「初春」と「奴さん」の2曲踊ってくれました。初春はしっとりと、奴さん
は粋に唄いながら踊ってくれて、今までこの子の踊りも唄も何度も見たことが
ありますが、やはり芸者「ちよ美」としての踊りはオーラというか何か違って、
引き込まれるように見てしまいました


これから彼女は厳しくも華やかな世界でどんどん磨かれていくのでしょうね。
お稽古場でもみんなに愛され、国境を越えてたくさんのお友達に恵まれて
いる彼女ですから、この世界でも多くの方に愛されていくのだと思います

おねえさん方からたくさんの事を学び、お稽古に精進して、ますます綺麗に
なって...きっとすぐに売れっ子芸者さんになってしまうのだと思っています。
これからお稽古にお座敷に大変な毎日が待っていますが、持ち前の明るさ
と素直さと頑張り屋さんの性格で、楽しく頑張っていって欲しいと思います

このブログを見てくださっている皆様、もし新橋花柳界でお遊びになる機会が
ありましたら、ぜひ「良千代田」の「ちよ美」ちゃんをよろしくお願いします

とても良く気が利いてお話も聞き上手で可愛らしくて、彼女がいてくれれば
絶対に楽しいお座敷になること間違いなしですよ


元上司とランチ@糖朝 / 千疋屋総本店の杏仁豆腐

2012-11-12 23:28:33 | 日記
今日は元上司と、2人の定番の場所である糖朝でランチをしてきました
お互いに「お粥が食べたい」という言葉が「ランチに行こう」の合図です。

先日手術したことをメールで伝えていたのですが、とても心配して下さり、
「何かできることがあったらいつでも言って」とおっしゃってくださったので、
「お粥が食べたいです」と一緒にランチに行ってくれるようお願いしました。

大好きな元上司は私の元気の素なのです。会えるとすごく嬉しくて、いつも
元気をもらっています。一緒に働いていた頃は毎日会社で上司に会うのが
楽しみで、特に月曜日の朝はワクワクしていました

実際、数日前から頭痛がひどくどんな薬を飲んでも治まらなかったのに、
上司と会って1時間を過ごしただけで、午後にはほとんど気にならないほど
に痛みが弱くなっていました

元上司も疲れたときに私に会いたくなるのだそうで、「みなみちゃんの癒し
が必要」と言ってはランチに誘ってくれます。お互い年齢も近く気心の
知れた間柄なので、他愛もない話をして笑っているだけで、お仕事での
大変なことも忘れられるようです

女性同士でこんなに好きなのも周りからみたら驚かれるかもしれませんが、
夫と元上司のどちらかを選べといわれても選べないくらい大切な存在です。
絶対に前世は姉妹か恋人同士だったと信じています(笑)

そんな元上司、最近仕事でとても良い出来事があったそうで、その報告を
聞いて私もとっても嬉しくなってしまいました。すごく能力の高い人なので、
それが正当に評価されるというのは、やはり元部下としては嬉しいですね


そんな風に色々なお話をしながら、2人ともお目当てのお粥を食べました。
今年は糖朝が日本に上陸して10周年だそうで、記念の美味しそうなメニュー
が出ていたのですが、私達はあいも変わらず、五目粥をオーダーしました。
この素朴な味が一番好きなんですよね~


デザートには胡麻汁粉がけの温かい豆腐花をお願いしました。胡麻の香りと
糖水の甘さとお豆腐のつるんとした触感が、とってもやさしいデザートです

デザートのあとはポットに残ったお茶を飲みつつ、またまたおしゃべりタイム。
こちらのお店の鉄観音茶はとても利尿作用があって、体がむくんでいるとき
などには効果的です。お手洗いに行く回数が多くて大変ですけれど…

会社が変わってからは、会うたびにいつもお土産を持ってきてくれる元上司
ですが、今日も帰りがけにとっても美味しそうなスイーツをくださいました


千疋屋総本店の「絹ごし杏仁トロピカルフルーツ」です。杏仁豆腐大好き。
さすが、私の好みをよくわかっていらっしゃいます。ランチタイムにデザートを
食べたばかりですが、夕方のおやつタイムに美味しく頂きました

いつもごちそうさまです


ゆっくりブランチ / お正月用の漆器たち / 英国式アフタヌーンティーをしました / 三味線のお稽古へ

2012-11-11 23:20:51 | インテリア&食器
昨日はあんなに良いお天気だったのに、今日はうって変わり朝から曇り空
夕方からは雨も降り出して、ちょっと残念な日曜日でした

今日も夫はお仕事だそうです。
雨の休日にお仕事に行くって、かなり憂鬱な気分になってしまいますよね

しかも今日はいつもより早くお仕事に行くそうで、朝ごはんも食べずに出社
していきました。頑張ってお仕事をしてくれることはとても感謝していますが、
あまりに忙しすぎると体が心配になってしまいます

夫がいないのでひとりでブランチタイムです。やっぱり一人だと美味しさも
半減してしまいますね...作るのもなんだか楽しくないですし…


今朝はいちじくのパンがメイン。スクランブルエッグを作り、オリーブオイルで
じっくり焼いた薩摩芋とエリンギとアスパラとパプリカと自家製パンチェッタ、
ブーケレタスとラディッシュのサラダと、冷製かぼちゃスープを添えました

ブランチのあとは、お部屋の掃除をしたり片づけをしたりお洗濯をしたり。

平日にもお部屋が散らからないように気を付けていますし、2日に1回位は
床もクイックルワイパーでササッとお掃除をしてはいるのですが、掃除機や
雑巾を使ってきちんとお掃除できるのは日曜日だけなので、毎週頑張って
お掃除しています本当は毎日お掃除したいのですが、仕事をしていると
なかなかそういうわけにもいきませんので、できる範囲で。

日曜日にお仕事を頑張って帰ってきた夫が、綺麗なお家で気持ちよく夜を
過ごせるよう、お部屋はもちろん玄関から洗面所の鏡までピカピカにします
お風呂とお手洗いのお掃除は、平日に夫がしてくれていますけれど…

一通り家事が終わってからは、昨日買った新しい食器たちを整理しました。
先週はデイリー用の洋食器を中心に買いましたが、今週はお正月や来客の
時に使うための和食器を中心にそろえました



まずはお正月のおせちを頂く時に使う、山田平安堂の「日月皿」の夫婦用。
今年は適当な器で済ませていましたが、やはり「一年の計は元旦にあり」。
お正月をきちんと迎えられずして、一年をきちんと過ごせるはずもないという
ことで、お正月に使うものを揃えたかったのです

山田平安堂といえば、宮内庁御用達の美しい漆器で有名な漆器専門店です。
直径18cmほどで、おせちの取り分け皿にちょうど良いかなと思います

おせちのお重も、と考えたのですが、元旦は夫の実家でご馳走になって、
3日は私の実家で親族が集まり、それぞれでおせちが振舞われますので、
私がおせちを作っても夫も飽きてしまうかなと悩んでいるところです。

一応伊達巻と紅白なますと黒豆と煮物くらいは手作りするつもりで、他に
かまぼこや数の子程度は買おうと考えていますが、それ以上は必要ない
かなと思っているので、お重に関してはもう少し様子をみたいと思います。

それからお雑煮用のお椀も探しているのですが、なかなか気に入るもの
を見つけるのが難しくて。シンプルなものがいいのか、金彩入りのものが
いいのか悩みます。長く使うものですから、慎重に選ぶつもりです。


そして、お正月はやはりお客様がいらっしゃる機会も多いので、来客用の
ものも少し揃えました。こちらは漆器の老舗「象彦」の「陽光」という銘の
菓子鉢です。シンプルながらも存在感があって、素敵な器なのです


お茶菓子を載せたり、おせちの取り分け皿として使っても良いかと思って、
金彩で梅の枝が描かれた会津塗りの銘々皿を5枚セットで購入しました。
こういったシンプルなものが、どの年代の方にも受け入れ易く飽きが来ない
ので一番良いと思います


お客様にお茶をお出しする際に使う茶托も、今回5枚セットで購入しました。
こちらは津軽塗りのとても軽い茶托です。津軽塗りも色々な種類があるの
ですが、一番メジャーな「唐塗り」という塗りが施されたものを選びました。

お義母様のご出身が青森ですので、何か津軽塗りのものがあると喜んで
頂けるのではと思い、お茶は必ずお出しするので、茶托が一番目に留まり
やすいのではないかと考えました

こちらの茶托に合わせるお茶碗は、もう少し吟味して購入するつもりです。


いつも日曜日はブランチからお夕飯までのご飯をどうしようか悩むのですが、
先週「アフタヌーンティーをしよう」と思いついたので、用意してみました。


初めて作るので一番ベーシックなメニューにしようと思って、スコーンとサンド
ウィッチを作ってみました。食器は全て先週夫が買ってくれたウェッジウッドの
ワイルドストロベリーシリーズです。やっぱりすごく可愛い~


今回のスコーンはプレーンなものにしました。生地を厚めに伸ばして型抜き
したので、出来上がりも高さがあって真ん中で割り易いふんわりしたものに
なりました。サンドウィッチはパンにバターをたっぷりと塗って、塩を振った
ラディッシュと、茹で卵をマヨネーズで和えたものをそれぞれ挟みました。
ジャムはネーブルオレンジとイチゴの2種類を添えて

音楽をかけ本を読みながら一人優雅に過ごすアフタヌーンティータイムは、
平日の疲れを癒してくれるとても素晴らしい時間でした。やみつきになりそう
残ったスコーンとサンドウィッチは、夫が明日の朝ごはんに食べてくれます

夕方からは三味線のお稽古へ。先週は手術を控えていたのでお休みしてしまった
ため、2週間ぶりのお稽古でした

今日は新しく始まった「越後獅子」のお稽古の2回目。踊りの会でもよく聴く
曲なので、少しは音が頭に入っているのか、前回も今回も初見でお師匠さん
の三味線についていくことができました。リズミカルな曲なので、間を間違え
ないようにすることが大事なようです

お稽古の後は実家に行き、お夕飯を食べさせてもらいました。いつも食事を
させてもらった時は、お礼と言ってはなんですが、お皿洗いをして帰ります。
ワンコともたっぷり遊んで、気分よく帰宅しました

帰宅してからは久しぶりにテレビを見ながら、先日届いた「ゑり正」さんの
地紋の半襟を長襦袢に縫い付けていました。来週は平日に訪問着を着る
予定があるので、それに合わせて亀甲柄を付けました。

帰宅した夫がスコーンとサンドウィッチのセットを見て、すごく喜んでくれて
いました写真を撮って同僚に送っていたようです(笑)

お掃除したのもちゃんと気づいてくれて、「いつも家を清潔に保ってくれて
ありがとう」と言ってくれました。褒められると嬉しくてまた頑張ってしまう
単純な私です。


お茶のお稽古 / 今日は炉開きでした / おうちごはん(夫との合作)

2012-11-10 23:20:58 | 日記
今日は秋晴れで空も高く、陽気はぽかぽかとして絶好のお着物日和。
一日を有効に使うべく、午前中から身支度を始めて、お出かけすることに

夫は午前中にジムに行っておきたいようだったので、その間に私の身支度
を整えておくことにしました。夫は最近ウェイトトレーニングをしっかりやって
いるようで、私を軽々持ち上げられるようになっていますすごいですね

先週はお師匠さんと外部のお茶会に参会したためお稽古がなかったので、
お稽古場としては今日が炉開きになります。炉開きとは11月に入って一番
最初に炉を使うことで、5月から10月まで風炉を使っていた季節から変わる
この11月は、茶人にとってはお正月にあたります

私の通うお社中では特別に炉開きの行事はしませんが、炉開きの茶会を
行うところも多くあるそうです。というのも、5月に取れた新茶を夏の間は壷
に詰めておき、やっとその壷の封を切れるのがこの炉開きの時期なのです。

新茶の壷を開けることを「口切り」と言いますが、年に一度しか出来ない事
ですので、この炉開き&口切の茶事にお呼ばれするのは、ご亭主の本当に
親しい方やお世話になっている方に限られます。

お稽古場では毎年壷の拝見方法などを習いますが、実際にお呼ばれする
ような機会はなかなかやってこないと思います…


行事は無いものの一応茶道界ではお正月ですので、炉開きの日に合わせ、
少し華やかめの着物を着ていくことにしました。地色も柄も華やかすぎる
小紋ですので、着ていく場所を選ぶのがなかなか難しい着物なのですが
今日は夫も一緒なので、写真を撮ってもらいました。


今日は良く晴れてとても綺麗な青空でしたので、まるでその青空のような
地色の小紋を選びました。水色の中でもかなり華やかで綺麗な色づかいで、
地色だけでも目を引く着物ですが、柄も総柄で、鮮やかな蜜柑色が随所に
使われているため、帯を間違えると大変なことになってしまいます

今日はなるべく清楚で大柄な帯を合わせて、少しでもおとなしく見えるよう
気を配りました。帯締めは着物の地色に合わせようかとも思ったのですが、
それでは単に着物の個性を殺してしまうことにもなりかねないので、あえて
一番目立つ柄に使われている蜜柑色を合わせて、全体を引き締めました


着物はとろんとした手触りの鮮やかな水色の縮緬地に、白をベースとして、
緑や蜜柑色を効果的に使った御所解模様と、御所車が描かれた小紋。
帯は籠目や七宝の地模様のある白地に、大きめの華七宝が金糸や綺麗な
色糸を使って織り出された、西陣の名門「藤原織物」の唐織の名古屋帯。
帯揚げは白い綸子地にピンクの梅絞りの輪出し。
帯締めは綺麗な蜜柑色の冠組。

今日は炉になって初めてのお稽古なので、薄茶の運び点前のお稽古です。
お菓子は「七福」製の「猪子餅」でした。炉開きによく使われるお菓子で、
字の通り猪の子をイメージしたお菓子で、中には栗が入っていました

お軸は「洗心」と書かれたもの。やはりお正月にあたりますので、心を洗って
新たな気持ちで過ごしましょう、という意味でこの時期にかけられています。
茶花は「炉開き」椿と、色づいた土佐水木の枝が活けられていました。

お稽古の後は夫と一緒にお買い物へ。また色々買ってもらってしまいました
それについてはまた明日書こうと思います。

お買い物が終わるともう8時過ぎになってしまったので、急いで帰宅してすぐ
お夕飯の準備をしました。今日は2人で協力してささっと短時間で用意。


最初はかぼちゃのスープ。先日作って美味しかったので、リピートしました。
スープは一度にたくさん作って、数日かけて飲みきります。スープとパンだけ
あればランチに充分なので、会社に持っていくことも


前菜はブーケレタスとラディッシュとトマトとパプリカとクランベリーのサラダ。
今日はオリーブオイルとバルサミコ酢と塩コショウで和えました。クランベリー
が入ると酸味に甘みが加わるので、とっても美味しいです


今日はトマトをたくさん買ったので、フレッシュトマトをたくさん使って、トマトと
玉ねぎとパンチェッタを白ワインで少し煮込んでソースを作って、ペンネに
絡めました。いつもはスパゲッティーニばかりですが、たまにはショートパスタも
いいかな、ということで選んだのですが、美味しかったです


メインは牛ひき肉で作ったハンバーグに、半熟の目玉焼きを乗せました。
オリーブオイルでじっくりと焼いたアスパラとさつまいもとネギを添えて。
イタリアではつなぎの卵やパン粉や玉ねぎを入れずに、牛ひき肉だけで
ハンバーグを作るそうで、それを真似してみました


デザートにはフランスやオーストリアのクリスマスの時期の代表的なお菓子
「クグロフ」を食べました。ナッツやドライフルーツがたくさん入っています
本当は生クリームを添えればよかったのですが、買い忘れてしまいました

綺麗な色の着物を着てお稽古に行ってお買い物をして美味しいものを
たっぷり食べて、今日も楽しい一日でした