スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

地震と住まい

2011年04月16日 | 地域活動(環境)

 余震が、繰り返し、長くつづいている。

 明日は、朝早く起きて、長野県北部の田舎の結婚式に行く。
高速を使わないで、時間にゆとりを持ち一般道で行くことにした。
長野県北部の栄村、木島平は、2回ほど震源地になっており、その近くに行くので、いつどうなってもよいようにしていく。 

 強い余震は衰える気配が見えない。
12日は長野県北部でマグニチュード M5・6、千葉県東方沖でM6・4、福島県浜通りでM6・3の地震が立て続けに発生。
そして今日416日、朝練のランから帰宅した直後の1119分に、茨城南部を震源としてM5.9が発生。
千葉は震度
3だった。
震源がランダムだ。 

 朝練は、久々にクラブのメンバーに合流。いつものゆっくりペースで走れず、

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10kmランだった。 

 

 以下は地震のニュースから 

『 震源域は南北約450キロ、東西200キロに及ぶ。海上保安庁によると、宮城県沖の震源海底は地震前に比べて24メートルも東に動いた。東北大学の観測では、震源付近の海底は約5メートル盛り上がったと推定される。また都司嘉宣・東大准教授の現地調査では、岩手県宮古市で標高37.9メートルの地点まで津波が到達していた。約2万2000人が犠牲になった明治三陸津波(明治29年)と同等以上の史上最大級の津波だった。

  

 宮城県沖から茨城県沖の4つの領域が連動して発生した。
連動したのは「宮城県沖」「三陸沖南部海溝寄り」「福島県沖」「茨城県沖」の震源域で、調査委は各エリアごとに地震や津波を予測していた。阿部名誉教授(66)は「連動したことで巨大地震を超えた超巨大地震になった。東海、東南海、南海地震の連動は検討してきたが、東北地方では想定できなかった」と悔しそうに語る。

  

 地層の堆積物調査などから、宮城県の仙台平野は過去3000年間に4回ほど、大津波に見舞われたと考えられている。中でも規模が大きかったのが、869(貞観11)年の貞観地震で、津波が海岸から数キロの内陸まで達したとされる。今回はそれを上回ったとみられ、日本の災害史上最大規模の津波となった可能性がある。 

 また、衛星利用測位システム(GPS)を使った地殻変動の観測では宮城県石巻市の「河北観測点」で、東南東に約4メートル移動し、約70センチも沈降していることが判明した。陸側プレート(岩板)の先端が跳ね上がり、その背後(西側)に位置する仙台平野などで沈降が起きたと考えられる。 

 

○ 内陸地震も誘発か

 地震発生2日前の9日には、ほぼ同じ場所でM7・3の地震が発生している。阿部名誉教授は「2月にもM5クラスの地震が4回起きた。これらが前震かどうかは分からないが、前触れだったようにも思える。私たちの理解はそこまでいかなかった」と悔しさをにじませる。 

 発生から半日後の12日未明には、内陸の新潟・長野県を中心に最大震度6強、6弱を記録する強い地震が相次いで発生した。震源が離れ、発生メカニズムも異なる。気象庁は「詳しいメカニズムは分からないが、東北沖の地震で地殻内の応力場(おうりょくば)に変化が起こり、内陸地震を誘発した可能性は否定できない」と説明する。

 応力場(英語ではストレス・フィールド)というのは、地震エネルギーの蓄積状況を示すストレス分布のようなものだ。 

 

 東大地震研究所の加藤照之(てるゆき)教授は、「海溝型地震と内陸地震の発生には、一定のリズムがある」と指摘する。巨大な海溝型地震の前後には内陸の地震活動が活発化し、それが収まると地震活動が沈静化する。一定期間を経てプレート境界や地殻内にエネルギーが蓄積されると次の活動期を迎えるという説だ。

 「フィリピン海プレートの沈み込みによって起こる南海トラフ沿いの海溝型地震は、内陸地震の活動期と静穏期のリズムが比較的顕著に現れる」
 たとえば、1943(昭和18)年から48年にかけての5年間には、44年・東南海地震(M7・9)と46年・南海地震(M8・0)の2つの海溝型を挟んで、内陸で43年・鳥取地震(M7・2)、45年・三河地震(M6・8)、48年・福井地震(M7・1)が起きた。いずれも死者数が1000人を超える大規模な震災だった。

 東北地方に活動期と静穏期のリズムが当てはまるかどうか分からない。しかし、国内最大規模の超巨大地震は、周囲に大きな応力変化を及ぼしたと考えられ、内陸地震への警戒も必要だ。 

 

 ○ 大震災翌日には新潟県中越地方と長野県北部で直下型の強い地震があり、3月15日には静岡県東部でM6・4の地震が発生した。
 巨大地震によって地殻にかかる力が変化し、広い範囲で地震が起きやすくなっているのだ。巨大地震に誘発された地震は「広義の余震」と呼ばれる。 

 首都圏を含む東日本の広い範囲で今後数年間、地震が起きやすいだけでなく、次の東南海、南海地震に向けて西日本も含めて活動期に入ったとみられるのだ。

 

 被災地以外の人も、復興を支援しながら、自分の家庭や地域の防災を常に意識することが大切だ。特に都市部が大地震に襲われた場合、密集住宅の倒壊や火災被害、高層ビルの機能マヒなど課題は多い。ライフラインの弱脆(ぜいじゃく)さも問題で、政府はきちんとした防災指針を作り上げる必要がある 

 名古屋大の山岡耕春教授は「現在は余震域南側の福島から茨城、房総沖にかけての活動が特に活発だ」と指摘。
 特に注意が必要な今後の地震として(1)内陸部の直下型地震(2)海溝寄りで発生して津波を起こす地震-などを挙げ、「房総沖や首都圏直下の地震にも警戒が必要だ」と話す。』

 

■ 安全な住まい

 
 都心に近くで仕事がしやすかったこと、徒歩2km圏内に全ての施設があり便利などから、現在の千葉市美浜区に長年住まいし、この間、安全な住まいについて考えたことがなかった。

 自分の好みを加えた安全な住まい(転居の条件)は、今回の被災から考えて次の3つかもしれない。

 

① 標高50m以上の地盤がしっかりした高台。家の基礎は盛り土でないこと(地震・津波や液状化被害)
② すこし不便でも、都心から離れた田舎(密集住宅の倒壊や火災被害、ライフラインの機能麻痺)
③ 自分の好みをプラスして(自然豊かな景観、水・空気がキレイなところ、家の前あるいは近くに菜園がある、山間または海辺でも高台であればよい、病院が近い)

 

コストコ  10km    
       当月 R=114k S=0k  年間累計  R=620k S=25.7km

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