南信州のりもの倶楽部♪

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DAX70のヘッド加工

2008年05月12日 17時29分57秒 | 国産横型エンジン編
やぁ。今日ものらりくらりと過ごしてしまった「のりもの倶楽部」南信州版でっす。
簡単に言うと暇だったって事ですな。

ここの所ずっとかまってるDAXのヘッドですが、
昨日、リューターの刃を買ってきましたので、
早速ポートを加工してみました。

写真のはカーボンを除去しただけのヘッドで、
ガスケットの当たり面は簡単に磨いてあります。

それとバルブを外してすぐにボール盤に咥えさせて、
バルブの背中側を磨いておきました。
表面がデコボコしていて、
いかにもカーボンやワニスが溜まりそうでしたから。
600番の耐水ペーパーにオイルを付けながら磨いていきましたが、
加工後は表面ツルツルになりました。









ポート加工と言っても内部を広げたりせず、
バリや段差だけ削っておきました。
ホントは広げてもよかったのですが、
リューターが大きくて内部まで入らなかっただけなんですけどねぇ…

その後はバルブの擦り合わせ。
タコ棒は無いので1円玉や5円玉をバルブの腹にある溝に入れて、
バルブコンパウンドを付けて擦り合わせていくのですが、
タコ棒が無いので結構時間を使いまして…
何回かコンパウンドふき取って確認しながら、
クルクルカンカンと片側で30分近くやってたと思います。
しかもウチには荒いバルコン無いので、そりゃ時間かかる訳ですよ。

それが終ったら車体磨きに使う、細目のコンパウンドで仕上げ。
本来はやらなくて良いと思いますが、
フェイスは光沢が出てきました。
まぁ、自己満足の世界ですな。

で、普通は光明丹をフェイス面に塗って、
バルブがちゃんと当たってるか確認するんですけど、
僕の場合は印鑑の朱肉のような物で代用。
って言うかこのヘッドはやらなても面はしっかり見えるんですけどね。
しかし手を抜くと痛い目に合うの知ってるので手抜きはしませんでしたが。

ホントはエキゾースト側だけでもポート内の鏡面加工しようと思いましたが、
面倒だったため止め。
一応ペーパーで磨いたものの時間かかりそうでしたから…

今回でヘッドの加工は終ったので、
次はヘッドの部品全てをブラスト加工するつもりです。
まぁ、この作業が一番面倒なんですけどねぇ…

それでは次回も見て下さいな。



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コメント (2)
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