南信州のりもの倶楽部♪

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横型エンジン、部品の研磨やら何やら…

2008年05月20日 20時22分01秒 | 国産横型エンジン編
やぁ、横型エンジン倶楽部…じゃなかった、「のりもの倶楽部」南信州版でっす。
最近横型エンジンばかり弄ってるんで…
当然他のバイクには手も触れてませんぜ。

昨日は夜遅くまでヘッドを弄ってた訳ですが、
おかげでかなり進んだので、ここで一気に記録していきます。

まずは上の写真。
当たり面が荒れていたロッカーアームと41カムですが、
当たり面はオイルストーンで荒れを取り、
ロッカーアームは表面も磨いてしまいました。
なぜか銅色みたくなってますが、ちゃんとした鉄製ですよ。

ヘッドに付いてきたカムですが、
キタコのハイカムを買ってしまったので、
コレは誰かのエンジン組む時まで保管しておきます。
せっかくだからハイカムの威力味わいたいですし♪









写真でカムプロファイルの比較。
右が41カムで、左がキタコのハイカム。

キタコ製の方がバルブ開いてる時間が長そうですね。
写真では分かりにくいですが、
リフト量も41カムに比べて1ミリ長いみたいです。

コレ売ってくれた横型エンジン博士に聞いたら、
これでもまだおとなしいカムらしいです。
しかし街乗りではそこまで要らないだろうって事になり、
あえてこっちを買ったみたいです。









昨日はこんな事までやってました。
このエンジンのカムはなぜか傘の部分の処理がボツボツで、
いかにもカーボン溜まりそうな構造。
気に入らなかったので、
バルブをボール盤に咥えさせて、
ペーパーで削り落としておきました。
おかげでツルツルのピッカピカですな。

当然腹の部分も磨きましたが、
凹凸があるので完全には磨けませんでしたが、
今までより全然マシっでしょう。
バルブ重量も少しは軽くなってるはずですし♪









昨日のブログでは摺り合わせを載せましたが、
これが終了後。
博士から新しいバルブ買って、これに合わせて摺り合わせしたんですが、
同じバルブなので作業は結構短時間で終りました。
まぁ、荒いバルブコンパウンドもお借りしてだったので、
当然と言われればそれまでですが。

しかしね、横型エンジンのヘッドって素材が柔らかい気がするのは僕だけですかね?
摺り合わせも早く終るし、ポートだってガンガン削る事が出来たくらいですし、
開けたエンジンのバルブ当たり面はかなりの率で荒れてるし。
昔やったスクーターのポートの方がもっと硬かった気が…

そんな訳で次回からは組み付けに入ります。
また見て下さいな。



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コメント (2)
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