
今日CD90のキックスピンドルが届いたから、
国産品と中華のを色々比べて調べてみた。
まずどちらも金属の棒でカンカン叩いて調べてみたけど同じ音。
たぶん材質は同じだと思う。
次は見た目なんだけど、
スピンドルギアが入る所を良く見ると、
国産品は普通なんだけど中華は焼き入れがされてるのが分かるね。
つまり中華はある程度の荒い使い方には耐えれるよう作られているみたいだ。
まぁCD90はそんなハイコンプでもなあし、
カムも大人しいからこれでも大丈夫かもしれないけど、
中華エンジンの場合だと排気量も上がってるからストックの状態でも強度不足で、
さらにチューニングされたウチのエンジンなんかだと完全に強度不足。
じゃあキックペダルを着ける場所も焼き入れすれば良いと普通思うけど、
強度が上がると逆に剛性不足になるって事だから、
スピンドルが曲がるではなくポキっと折れてしまう。
強度が高いと瞬間的なインパクトには弱いんだよね。
まとめて考えると国産は補修部品には使えるけど、
実は中華のスピンドルの方が部分的な強度はあると思われる。
しかしこうやって調べてみると面白いし、
中華もちゃんと考えて作られてるのが分かってもらえると思う。
けど、結局はどっちを使っても使い方間違えれば即破損に変わりは無く、
始動はかなりシビアにしましょうって話。
対策は正しい始動をするしかないから、
弱点があるとしても付き合っていくしかないんだな。