最近ロンシン125ccの中古エンジン価格が高騰していて、
ウチとしては凄く困っている。
そもそもこのエンジンは新品が単体で3万以下で買えて、
中古だとせいぜい1万で取り引きされている物だったんだが、
酷い場合だとちが2万まで上がってしまった場合があった。
もう少し足せば新品が買えるんだけど、
これが熱くなると周りが見えなくなるオークションの悪い所なんだよね。
ウチのコンプリートを作る時もベースは中古だから安く抑えていて、
中古だから安心して使えないじゃん!って思われるかもしれないけど、
でも大丈夫なんだな。
訳はウチの場合同じエンジンしか使わないから、
使えない部品は原則使わない。
代わりに他の問題ないエンジンから部品をシェアする事で価格を抑えてる。
例えばミッションが使えないエンジンがあっても、
ミッションは使えないけどキックスピンドルがダメなエンジンと合体する事で、
使える部品だけかき集めたエンジンを1機だけ作る、
こんな感じ。
シリンダーも必ずホーニングし直してクロスハッチを作り直すし、
ピストンは新品使うからクオリティは揃えてるし、
完成品にバラつきがあったら失格だもんね。
つまりベースはみんな同じだから数機合体でエンジンを作れれば良いのだ。
そもそも中華エンジンの新品は組み方を知らない連中が、
適当に組んでるからそっちの方がリスクが高い。
新品って言ってもクレーム効かないし返品も出来ないからね。
エンジンがかからなくてもし返品出来ても来るエンジンはハズレに決まってるし。
中華エンジンの新品を買って普通に動いてれば当たりとか思われるかもしれないが、
中華は基本全てハズレだから。
新品でもハズレなのに中古に高値が付くのは異常事態だ。
私のブログではコンプリートエンジンの細かな作り方を包み隠さず紹介してるから、
真似をして作ってもらうのは全く構わないし、
全ての人が真似して作ってくれるのが一番良いのだ。
だから中古の価格が上がっても仕方ないかもしれないけど、
ベースが高過ぎじゃ意味無いんだよなぁ。
現在ウチではベースエンジンが高価過ぎて買えず、
ピストンも品切れなのか分からないけど購入不可だから、
コンプリートエンジンを作れないでいるけど、
ピストンはハイコンプを使わない安いエンジンも考えているし、
逆にレスオプション的な事もアリかもしれない。
その前にベース探しなんだが、
第1関門でこれじゃあ先が思いやられるわ。