南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

ピストン加工は不慮の連続

2015年07月27日 20時20分23秒 | 輸入横型エンジン編
いやぁ、毎日暑いねぇ。
昨日はこのクソ暑い中、長野市まで往復でツーリングに行って来た。
昔は遠いと思っていたけど距離は400キロ切るくらいだし、
バイクだと松本市の大渋滞も関係無いから、
気分的に大した事なかったかな。
ただ、これが車なら行く気にすらならんけど。









前に熊谷技巧さんにお願いしてあったピストンのハイコンプ化、
まぁトップに溶接で肉盛りしてもらうんだけど、
わざわざ届けて下さった。
たいしたお金にならないのにありがとうございました。

懸念していた歪みなんだけど、
ピストンをシリンダーの中に入れてみたけど問題無し。
ただ、歪み防止のために入れておいたピストンピンなんだけど、
ここからアースを取るため焼けて使い物にならない。
なので次からはピストンピンは交換を前提にすれば良いし、
この焼けたピンを磨いてまた肉盛り用に使えば良いかな。

このピストンをウチの旋盤で削り直してトップをフラットに出来れば終わり、

のはずだったんだけど…









左のロンシンのピストンはスカート部分が張り出しているから、
ウチの小型旋盤じゃチャック出来なかった。

まぁスカートを切ってしまえば良いんだが、
スカートにはピストンの首振り防止の意味もあるし、
他にもスカットピストンみたくペラペラなのもあるんだけど、
アレはモリブデンコートしてあったりするんだよなぁ。

とりあえずこのピストンは完全に試作だし、
実際に組んで走ってから分解してみるけど、
サンダーで少し削ってみたけど巣穴は無いし、
重量も削る前なのに10g程しか増えてなかったから、
思ったよりも良い結果が出ると思う。

それと、一応だが中華パーツの輸入を得意としている会社をまた見つけたから、
期待はしていないけど打診はしてある。
部品が買えれば良いんだけどエンジンの部品単体だと無理かなぁ。

まぁ期待はしてないけど連絡くらい欲しいもんだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする