南信州のりもの倶楽部♪

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クラブマンのベッドからのオイル漏れの修理

2017年06月05日 20時55分46秒 | 一般整備編



ベッドからオイル漏れするクラブマンなんだが部品も揃ったしバラしてみた。

その前にこのエンジン、RFVCって機構が備わっており、
簡単に言うと燃焼室が綺麗な半球型をしていてバルブ4本がピストンの真ん中を向くよう配置されていて、
普通のカムではバルブを真っ直ぐ押せないからフィンガーフォロワーアームみたいな物を介してバルブを押してるんだが、
そのせいで部品点数が多くなってしまってるんだな。

今回オイル漏れをしてるのはテンショナーの所からだから、
カムやロッカーアームなど全て外していく。









テンショナーを外して写真のロッドのOリングを交換して元に戻していく。

ちなみに初めてだとほとんどの人はここで悩むかなぁ。
私も結構悩んではみたがネットの力を借りて何とか組み立てれた。









写真左下の奥の部品がテンショナーで、スプリングの回転する力でスライダーを押し付ける仕組みで、
さらに中にはワンウェイクラッチが入ってるから緩む方向には回転しないようになっている。

あとカムシャフトはDOHCとは言ってもギア駆動だから独自にバルタイは取れない。
燃焼室の形状に拘るより普通のDOHCにした方が楽なんだがねぇ。


とりあえず今日は組み終わり試乗したらオイル漏れは止まったから、
次は抜けたクラッチレリーズのシールを交換したら納車。
次はダックスを組み立てて早くゴリラも作らないとだが、
エンジンの納品も溜まってるから全く暇無し。

酒飲むの辞めて頑張れば良いだけなんだが酒飲まないと寝れないアルコール依存性みたいなもんだから、
いよいよケツに火が着いたらシアナマイドでも処方してもらって酒を強制的に辞めるかなぁ。

ちなみにこのブログは最近シラフの時に書いた記憶が全く無く、
皆さんは酔っ払いのオッサンの日記を見てるようなもんだから、
書いてある事を信じちゃダメだよ(笑)

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