今日はメールの返信したり部品買いに行ったり本業に呼ばれたりしていて何も出来なかったから、
最近話題になっている125ccの原付化の事を書いてみようと思う。
事の発端は49ccでは次の排ガス規制をクリアするのが難しく、
コストがかかり過ぎるから排気量を125ccの出力4KW(5.4馬力)までにするって事を、
今頃になってやっと検討を始めようかなぁ、と言っているみたいでまだ決まってもない。
と言うかメーカーの意見は無視してきてやっと検討しようか、とか遅過ぎてヘドが出る。
そして実現すれば4KWに制限された原付の販売が始まるんだが、
法改正が決まってからメーカーは開発していたんじゃ遅いから、
さっさと決めないと排ガス規制は始まるんだが開発に時間がかかるようじゃ遅いんだよねぇ。
ちなみに私らのように小型二輪か中型、大型免許を持っていれば今までのバイクはピンクナンバーで運転出来て、
原付や自動車免許しかない人はパワー規制されたバイクに白いナンバーで登録する事になるんだと思う。
よって制限速度は30キロと2段階右折の縛りはそのままで、
ただねぇ、今どき30キロでトロトロ走ってたら逆に危ないし、
そもそも2段階右折ってやってる人いるの?
飯田では全く見た事無いわ。
しかし写真のカブ125がもしパワー規制を受けて販売され、
原付免許で乗れるようになるとそれはそれで面白い話だし、
カブ125なんてもう未来から来たバイクみたいな感じだから欲しがる方は居るはず。
そして私が気になるのはどうやってパワー規制するかで、
多分速度リミッターや回転リミッターみたいな事はしないはずだから、
エンジンをどうにかデチューンして販売すると思われる。
つまりかなり低回転方のカムにしたり、
ポートやマフラーを狭くしたり圧縮を落としたりと、
メカ的に出力を落とす事になるんではないかと思うんだが、
原付免許から中免を取った時にせっかくだから7.2KWにパワーを戻したくなったとしても、
FIのセッティングやらビッグスロットル化、補器類は全て総交換となると、
下手したらニューマシンを買った方が良くなりそうで少し残念。
例えば原付免許取った高校生が進学したり就職したりして二輪免許を取り直した時、
昔乗ってた125ccのバイクのパワーを戻したいとなった時に、
買い直した方が安いとなると思い出のあるバイクを手放してしまう事になるのが可哀想で、
だからメーカーさんはどうにかして安価に出力を戻せるように作っていただきたい。
それに今売られてるバイクを安価に出力規制出来るようにするのが1番コストがかからないはず。
まぁでも下手したら排ガス規制対策するより電動化に走りそうで怖いわ。
4KW出力相当のモーターと優れたバッテリーをどうにかすれば作れちゃうし、
これからは間違いなくバイクも電動化されていくだろうからねぇ。
ちなみに中国では電動のカブやダックスが開発されていて価格は12万円くらい。
出力は400KWの最高速は25キロくらいで満充電で80キロほど走るんだと。
よって国内メーカーが似た事やり出したらもう内燃機関なんぞ要らん、となりそうだ…
まぁこれからどうなるか分からんし今日の話も私が想像した物だから現実味は薄いし、
もっと言ってしまえば私らは免許持ってるから全く関係の無い話w
そして私が思うに出力規制がどうとかより原付免許は無くして、
小型二輪免許が1番下のカテゴリーにした方が全て収まるだけの話。
だから車の免許持ってたらある程度の教習でカブ125は乗れるよう改正して、
小型二輪免許の教習を高校生にやらせれば良いじゃん。
ATなら最短5日でちゃんと教習受けてカブ125に乗れるんだし、
バイクへのハードルが下がれば大型二輪を取ってバカみたいに速いバイクに乗りたいって人も増えると思うよ。
そしてこの案は私個人の考えだからいちいち文句言わないでね。