中日新聞の「くらしの作文」に、「合格通知」というタイトルで、79歳の女性が投稿されていました。
待ちに待った介護福祉士国家試験の合格通知が届きました。
共に喜び、祝福してくれるはずの夫が、今は傍にいないのが残念でなりません。
昨年六月、体調を崩し、病院での検査の結果、末期肺がんの宣告を受け、僅か二十八日間の闘病の後に天国へと旅立ってしまったのです。
突然の別れに苦しんでいたある日、遺品の中から「試験頑張れ」と書かれた手帳を見つけました。
「何をしているんだ、しっかりしろよ」と言われているようで、目が覚めました。
年齢を考えたら、今しかないと、ひたすら「合格」の二文字を追いかけました。
皆からの励ましなどに支えられ、希望が叶いました。
振り返れば三年前、百歳を目前に控えた母を看取り、やり残したことの多さに後悔の念でいっぱいだった時に思いついたのが介護職でした。
周りからは「外で働いた経験もないし年齢を考えたら」と言われましたが、近くの施設で求人があり応募しました。
採用通知を頂いた時は、個々の可能性を引き出してくれる会社に感謝あるのみでした。
人生百年時代、合格は次への通過点です。
未熟な私を助けてくれる仲間に囲まれ、恵まれた職場環境の中で、さらなる目標を目指して新たな一歩を踏み出します。
勉強に終わりはありません。
以上です。
79歳で介護福祉士の国家資格を取られるなんて、素晴らしい!
私には考えられません。
投稿者さんの努力とご主人・周囲の方の励ましのお陰もあるでしょうね。
これからお近くの施設で働かれるとの事ですが、少し心配してしまいます。
介護福祉士の資格をお持ちなので、介護施設ではリーダーの役目を負うことになると思います。
でもこの投稿者さんは実務で働いた経験はないようです。
最初からリーダーの役目は厳しいと思ってしまいます。
それに介護福祉士さんは、他の介護士さんより給与は高いです。
一緒に働く方が親切な方ばかりならいいですが、そうも行かないように思います。
陰で悪口を言われる事もあるのでは?
実務に慣れるまで、少しの間我慢して働くことになるように思います。
この投稿者さんなら、きっとそれを乗り越えられると思います。
Cliff Richard - The Young Ones (75th Birthday Concert, Royal Albert Hall, 14 Oct 2015)