まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

雅山、優勝なるか?

2006年05月18日 | ブログ

サッカーW杯の日本代表選考やプロ野球の交流戦の影に隠れた形にはなっているものの、大相撲の夏場所の優勝争いが混沌としているのが面白い。一人横綱がいれば独走気配だが、これがいなくなるとこれだけ混戦になってしまうのだからいかに朝青龍が土俵を引っぱっていたかがわかる。

12日目を終えて1敗でトップを行くのが「新大関」白鵬と、「元大関」雅山の2人。これを「新入幕」シオタラン把瑠都が追うという展開。

別に白鵬が嫌いなわけでもなく、雅山の熱心なファンというわけではないのだが、私としてはこの優勝争いでは、優勝争いに久しぶりに加わっている雅山に肩入れしたい。あっという間に大関に駆け上がり、あっという間に陥落し、以後長い平幕の日々が続いていたが、このところ地味に関脇をキープ、地力も復活してきたようである。武蔵丸、武双山、出島らと一時代を築いた武蔵川部屋から久しぶりの優勝というのも悪くない(そういえば一時の角界って、若貴率いるニ子山部屋と、ハワイ勢に学生相撲出身を揃えた武蔵川部屋の二大勢力だったよな・・・と懐かしむ)。また、昨今外国人力士に押されっぱなしで影の薄い学生相撲出身力士の優勝ともなる。

ただカギを握るのが今後の対戦相手。白鵬は残り3日間で大関戦だが、今場所後半に失速した大関相手では順当に勝つだろう。一方雅山は対戦相手の番付こそ低いが、今場所好調の旭鷲山、朝赤龍、そして星勘定によっては把瑠都との対戦があるかもしれない。千秋楽まで、見逃せないところではある・・・・。

最近は相撲の世界でもブログが盛んなようで、武蔵川部屋にもホームページとともにオフィシャルブログ「大相撲 武蔵川部屋の日々」なんてのがある。関取のコメント、力士の素顔の紹介、ファンの書き込み多数。

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