皆様、あけましておめでとうございます。
新たな年が、皆様にとってすばらしい年になりますように。
2007年の元日は、近鉄電車を利用しての初詣。橿原神宮、三輪明神、生駒聖天、石切神社と、ちょうど奈良県内をぐるりと回る形である。今日だけで何回お賽銭を上げて、何回手を合わせたことか。確かに初詣に訪れた寺社はいずれも大混雑で、行列を前に進むのも大変だったが、それ以外に普通に電車に乗っている分には、さほど「正月ムード」というのが感じられず、いつもの休日なんかな?という混み具合であった。
それにしても、何だかんだいって、日本の伝統行事である初詣は欠かせない。最近は初詣に行かない人も多いようだが、普段の信仰心の強弱はさておき、別に大きな寺社でなくてもいい、普段身近にある小さなお社でもいいから、新年の願い事をするのは日本人の行事である。宗教上の理由や、やむを得ぬ事情があるならともかく、単に面倒だとか興味がないとか、「日本人には宗教上の節操がない」とかいってどこにも行かないのは残念だ。
日本のこの昔からの風習は残したほうがよいと思うし、また残すように受け継いでいかなければならない。こういう書き方をすると、「美しい国日本」の手先という人がいるかもしれないが、別に今の内閣にいわれずとも当たり前のことなのではないだろうか。
まあ、それはともかく、この新しい年に向けて、あちらこちらの神様に誓いや願いを立ててきたところ。そのいずれもが叶うよう、精進していきたいものである。
この一年が充実したものになりますように。