まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

仙台より

2007年01月06日 | 旅行記B・東北

今日6日は、朝に年始の旅行記事を書いた後、「青春18きっぷ」にて常磐線を乗り継いで仙台へ。

P1060402本来であれば早くに出て仙台市内をぶらつく・・・というところだったが、この3連休は北日本~東日本が大荒れの天気という。実際、列車に乗っている間も大雨がずっと降っていたし、まあ、昨夜の仕事初めで飲みすぎたので、今日は「移動日」と割り切って、ボックスシートをゆったりと占領しての北上だった。東京から仙台に行くのに、東北本線経由ならばロングシート車両に当たる可能性が高いのだが、常磐線ならまだまだ「国鉄型」車両も健在である。所要時間もさほど変わらないし、また「18きっぷ」の客も比較的少ないのでゆったりできる。

P1060400夕食を仙台駅構内の「牛たん通り」にある「陣中」の「牛タン三昧御膳」で済ませる。麦飯に牛タン焼きを乗せた丼のほかに、牛タンのシチュー、牛タンフランク、牛タンスモークサラダ、テールスープというセット。1950円と値は張るが、牛タンのさまざまな調理方法が一度に味わえるだけにお値打ち品である。

仙台市内も大雨で、夜の街を出歩こうという気にはなれない。今日は早々とホテルの部屋に落ち着き、ゆっくり休むことにする。(この記事も、ホテル備え付けのパソコンから書いています)

明日は女川までの石巻線や気仙沼線など、未乗路線に乗って気仙沼まで行くが、心配なのは天気。低気圧のせいで北日本から東日本の太平洋側も大雪の予想とか。なんとか、列車が無事に動いてくれることを祈るばかりである。

コメント

舟屋の町・伊根

2007年01月06日 | 旅行記E・関西

浜坂での一夜を過ごした翌4日、再び餘部鉄橋を渡る。おそらく現在のままの鉄橋を渡るのは最後だろうから、この感触をかみしめる。

P1040341 城崎温泉から、「タンゴディスカバリー号」に乗車。北近畿タンゴ鉄道の特急であるが、周遊きっぷならば北近畿タンゴ鉄道も特急の自由席も乗り放題。ハイデッカーの先頭席に陣取って、天橋立まで宮津線の旅を楽しむ。

天橋立駅からバスで向かったのは、伊根。穏やかな入江に面した舟屋の町で有名である。今日はこの伊根湾を巡る遊覧船に乗る。以前にも乗ったのだが、面白いところは何度来てもよい。

P1040347 この遊覧船のもう一つの楽しみが、鳥との戯れ。船内に「かっぱえびせん」の小袋が売られており、遊覧船の周りを飛び交うカモメに投げてやるのだ。投げたえびせんをスッとくわえるカモメ。思わず「ナイスキャッチ」!

ただ、本当に「ナイスキャッチ」なのは、カモメに交じって飛び交う茶色の大きな鳥。そう、西武の東尾・・・もといトンビ。カモメが直接くちばしでえびせんをくわえるのに対し、トンビは一度足でえびせんをキャッチし、その後、足をくちばしの方に持っていってそれで食するのである。その動きが面白いので、カモメよりトンビを狙ってえびせんを投げる。

P1040369そうするうちに、舟屋の集落に着く。舟を格納するスペースを設けた独特の造りの家が並ぶ。このスペースは舟を格納するだけではなく、漁具の手入れ作業をしたり、魚を干したりと、行ってみれば海の人たちの仕事場である。

P1040370 砂浜が広がる地形であれば舟を浜辺に上げるのだろうが、周りを山に囲まれた狭い伊根の地形が、このような造りの家を生んだのだろう。

P104038620分ほどの周遊を終え、天橋立駅に向かうバスで折り返し。ただ途中でバスを降りて、天橋立を横に見る遊覧船に乗り継ぐ。改めて横から見ると、天橋立というのも奇勝である。

P1040395 遊覧船が着いたのは、智恩寺の文殊堂のすぐ前。智恵を授かる文殊さん。私ももう少し智恵をつけないといけないし、また「資格試験」の合格祈願もある。普段は学問の神様・菅原道真公にお参りするのだが、ここは文殊菩薩にもきちんとお参りし、学力や智恵を授かるようにお願いする。

新しい年、文殊さんのご利益があるかな・・・・?

コメント

浜坂カニづくしパック

2007年01月06日 | 旅行記E・関西

P10403283日、餘部鉄橋訪問後、そのまま浜坂行きの列車で浜坂着。今日の宿泊は浜坂ユースホステルである。ユースホステルに宿泊するのも一昨年以来。もう会員にはなっておらず、ビジターとしての宿泊である。

ここに宿泊する目的はそう、このユースホステル恒例の「カニづくしパック」。以前に一度このパックで宿泊して松葉ガニを実に堪能したので、餘部まで来たのだからまた楽しむことにしたのだ。

この日の宿泊は家族連れも含めて20人くらい。食卓にはすでに人数分のカニが乗せられている。そのボリュームたるや、「ここまでやるか!」という豪快なもの。

P103032130cmくらいの松葉ガニまるまる一パイの茹でガニに始まり、カニすき、焼きガニ、カニ味噌豆腐、茶碗蒸しと、旬の松葉ガニが二ハイ半相当。

やはり、うまいもんはうまい。

P1030325焼きガニでは甲羅酒をいただく。

最後は雑炊で締め。18時半から始まり、全て食すのに2時間を要した。

P1030322 この「カニづくしパック」、ビジターで9500円。通常の2食つき宿泊料金が4650円なので倍近い料金だが、逆に「5000円で松葉ガニを堪能する」と思えば、妥当な値段である。これはぜひお勧めである。ただ、ユースホステルなので原則相部屋だったり消灯時間が決められたりするが。

この日はカニを喰らった後はすぐに眠たくなり、そのままベッドに潜り込む・・・。(続く)

コメント (2)