・・・「定額給付金」が正しい名称でしたね。本文中のみ訂正します。
米国の金融危機を受けて、景気対策の一環としてこういう給付金を支給する、その一方で高額所得者の方には「辞退」していただくという制度が実現しようとしている。
まあ、給付金という制度は「もらえるものはありがたい」という感情からすれば「善政」なのだろうが、実際どのような形で給付してもらえるのかしら。「定額給付金の手続きに必要なので、携帯片手にお近くの銀行のATMにお越しいただき、手数料の振込み手続きをお願いします・・・」という、振り込め詐欺の手口で給付されたりして。
ただ、「給付」というのが景気対策になるのか。お上から下されるのではなく、民間の地力を強化して利益を産み出すのが経済対策ではないだろうか。
景気というのが何年周期で動くものであるならば、対策も何年周期で実施するものでなければ効果がないのではないだろうか。そりゃ、給付金が下されるなら「ありがたき幸せ」と受け取るのだろうが、関西出身のくせに江戸っ子のようなカネの使い方をする私のような者からすれば、「宵の口」も持たないような結果にしかならないと思う。そういうことより、国家が経済計画をしっかり立てて、それに向けて産業界をどのように動かすかを考えないと(←こういうことを言うのは社会主義国家そのものの考え方やな)・・・・。
こういう時こそ、経済ジャーナリストとか名乗って毎晩豪遊しているオッサンオバハンどもが建設的な提言をしなければいけないのではないか???おまえらのギャラを削ることこそが、経済対策につながると思うのだが如何??