12月29日、私の職場も仕事納め。昨年の今頃は職場で複数の新型コロナ濃厚接触者が出て自宅待機となり、私も職場での対応担当者として大阪への帰省を取り止め、広島の自室にて新年を迎えることになった。まあ、濃厚接触者には特に何事もなく、今ではそんな新年を迎えたことも笑い話になるくらいだし、私も初めて広島で新年を迎え、元日に厳島神社を訪ねて広島新四国八十八ヶ所を発願したのも(1年が経過して思ったほど進んでいないのだが・・)何かのご縁である。
さて、2021年~2022年だが、とりあえず大阪の実家には顔を出す予定である。もっとも、オミクロン株がどうのとかで心配されるところもあり、実家には泊まらない。
ただ、そのルートは複雑である。記事のタイトルは九州西国霊場めぐり。12月に大牟田市、みやま市を訪ねたばかりだが、筑後シリーズの続きとして、久留米市にある2ヶ所を回ることにする。そうしていったん九州に渡った後、北九州まで戻って名門大洋フェリーに乗船してそこで年越し、後は関西を回る予定である。別に昨年の分まで・・というわけでもないが、関西でもさまざまなイベントを盛り込んで楽しむつもりだ。
予定では12月30日の早朝から、青春18きっぷを使っての山陽線乗り継ぎで九州に向かい、30日夜は久留米泊だった。
ところが、28日夜に、山陽線の瀬野~八本松、通称「セノハチ」の区間で貨物列車が脱線する事故が発生した。脱線したのは広島発東京行きで、発車した直後に事故という最悪の展開である。その昔、貨物列車の利用運送に携わっていた者として、この対応はどうなるのか非常に気になる。場所が場所だけにコンテナを引き上げてトラック、トレーラーに積み替えることもできない。コンテナの中の貨物も下手したらここで年を越すことになるかもしれない。保存が利くものならまだしも、冷凍しなければならないものや、(ないと思うが)引越貨物などが混じっていたらどうなることやら。
山陽線の運休は安芸中野~西城間だが、その前後の区間でも列車の本数を減らしての運行という。また、30日も同様の措置が取られるという。
そうなると、30日の早朝から西に向かう予定のところ、乗るべき列車が運休、あるいは遅延ということも考えられる。30日はとりあえず久留米まで移動して宿泊、札所めぐりは31日に予定しているが、久留米までの移動にもいろいろと盛り込んでいて、できれば影響は最小限にとどめたいものだ。
・・ということで、念には念を入れて前倒しで動くことにする。その分費用がかかり、青春18きっぷの効果が薄まるのだが、致し方ないだろう・・・・。