まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

帰って来たOL

2019-08-25 | 日本映画
 「劇場版おっさんずラブ LOVE OR DEAD」
 転勤していた香港から東京の天空不動産に戻った春田は、元婚約者?の黒澤部長や営業部の仲間たちと再会を喜び合うが、本社の狸穴が率いる新プロジェクトのメンバーに恋人の牧が加わっていたことに驚く。狸穴に命じられた地上げ仕事や牧のよそよそしい態度に、心中穏やかでなくなる春田だったが…
 観に行こうか行くまいか迷ってたけど、公開されるや否や速攻で観に行っちゃいましたドラマが好きだった人は間違いなく楽しめます。ドラマファンに捧げるサービス満載で、OLロスをドラマと同じ笑いと胸キュンで埋めてくれます。逆に、ドラマを観てなかった人には結構キツい映画かも。ストーリー、人間関係、ラストの結末などドラマを観てることが前提となっているので、観てない人には何?誰?どういうこと?だろうし、全編に散りばめられているOLファンにはお馴染みのネタ(部長のシンデレラ靴、武川主任の足ドン、部長と牧くんの春たんの〇◯なところ何個言えるかバトルetc.)も何のこっちゃで笑えないだろうし。でもまあ、そんな心配は杞憂でしょう。ドラマにハマった人しか観に行かないだろうしね。

 私はドラマ同様、すごく楽しめました。春たん、牧くん、黒澤部長、武川主任、マイマイ、マロ、キャラ立ちしたOLメンバーとの再会に歓喜。みんなお変わりなくて何より。みんな相も変わらず元気にワーワードタバタ大騒ぎ。このワンパターンさ、予定調和が水戸黄門の印籠的で心地いいんです。強いて不満をあげるとしたら、春たんと牧くんの関係の進展のなさでしょうか。二人のラブラブもケンカも、普通の男女の恋人同士間にあるものとさぼど変わらぬありきたりさで、いくら男性同士の恋愛に昔ほど障壁がないとはいえ、せっかくの映画化なので男同士の結婚とか子どもの問題とかセックスのこととか、もうちょっと踏み込んでもよかったんじゃないかな~とも思った。でもまあ、重く深刻なガチのLGBT映画ではなく、あくまでハッピーライトさがOLの魅力なので、笑ってキュキュンできればそれでいいんです。

 タイトルに反して、春たんも牧くんもおっさんではなくまだ30代前半20代後半なんだけど、性に関しては若い男らしからぬ清潔さです。二人とも全然抱きたい抱かれたいな感じがないので、恋人というより仲が良ぎる友だち同士にしか見えないんですよね~。そこも実は残念。ラストの甘く軽いキスシーンは胸キュンでしたが、同時に物足りなくもあった。ドラマはセックスに発展しそうなシーンで終わったけど、映画の二人の様子だとまだヤってなさそうだった。

 春たんは相変わらずアホ可愛くて、でも油断すると超カッコよくなってハートを盗んじゃうという、魔性の人たらしっぷりも健在。ヤキモチが中学生の男子みたいで可愛かった。牧くんの、ドラマの時以上に何でもはっきりさせない言動にイラッ。ドラマでの牧くんの、押したかと思えば退く、は絶妙な恋愛の手練手管だったんだけど、映画では退いてばっか。傷つくのが怖いから深入りできない、という臆病さはいじらしいけど、牧くんからそんな切なさは伝わってこないんですよね~。脚本と林遣都くんの演技の問題でしょうか。黒澤部長はもはや当て馬にさえなっておらず、滑稽なピエロ役として恋ではなく笑いの勝利者に。春たんとイチャイチャするジャスティスに蹴りやビンタ食らわせるDV上司っぷりとか、春たんとのローマの休日な妄想シーンとか、サウナでのレディなバスタオルの巻き方とか、激シブいダンディな乙女という特異なキャラが今回も冴えてました。

 お話や展開は、ほとんど月曜ドラマランドで内容のないコントなんですけど人気俳優たちの体を張った演技とカッコよさに満足満腹!春たんという一世一代の当たり役を、田中圭が今回も渾身の熱演。入魂のアホ演技、顔芸よりも、私は彼のルックスの良さに惚れ惚れ。とにかくスタイルがいいんですよね~。スーツに作務衣、何着ても似合う!女にモテない役だなんてありえんわ。春たんといえばのお約束、自慢の肉体美もばっちり披露してます。牧くん役の林遣都も、たまに美少年だった頃の名残が見えて可愛い。二人が花火大会で手をつなぐシーン、誰からも奇異な目で見られないのが自然だったのも、時代だな~と思いました。黒澤部長役の吉田鋼太郎も、ほんと楽しそうなノリノリ演技。舞台調の美声と台詞まわしが素敵。

 狸穴役の沢村一樹、ジャスティス役の志尊淳が新キャラとして参入。沢村一樹も長身でスタイル抜群、ダンディな色男だけど、軽すぎてバラエティのコントみたいなんですよね~。まあ、壮大なコントみたいなこの映画にはピッタリな人材ではあります。志尊は、女子顔とキャマキャマしさが苦手。新参者二人よりも、私は断然ごひいきキャラであるマロに熱視線超マイペースさがなくなり、KYな発言もあまりしなくなった彼の成長が嬉しい反面寂しい、けど余計なことを言ってみんなからオデコをはたかれるのが可愛かった。蝶子への一途で情熱的なアタックやリードしようとするあまりの背伸び、独占欲やヤキモチも年下の若い男らしくて、蝶子が心底羨ましくなりました。

 マロ役の金子大地くん、ほんとキレイな顔!冷たい美しい顔とアホ言動のギャップがいいんですよね~。彼もスラっとスタイルよすぎ。スーツがおしゃれ。結婚式のシーンでは、また蝶ネクタイしててカッコカワいかった💛「腐女子、うっかりゲイに告る」のデリケートでダークな美少年役とのギャップは、彼がルックスだけじゃない俳優の証です。金子くん主演でマロのスピンオフドラマも作ってほしいわ~。年の差恋愛も美味しいネタですし。
 終盤にチョコっとだけ、テレ朝の小松靖アナが。大下アナにも出てほしかったです。ラストからして、またTVドラマでOL復活?もうオナカイッパイとか言いつつ、ナンダカンダでまた観るんだろうな新参キャラは私の好きな俳優だといいな

 ↑金子大地くんは、黒澤部長こと吉田鋼太郎演出の「ヘンリー8世」で初舞台を踏む!観たいな~🐡
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不徳のよろめき

2019-07-17 | 日本映画
 「淵に立つ」
  町工場を営む利雄は、妻の章江、娘の蛍と共に静かな毎日を送っていた。そんな中、出所したばかりの旧友八坂が突然現れる。章江と蛍はしだいに八坂を慕い信頼するようになるが、利雄の秘密を握る八坂はやがて恐るべき事態を引き起こすことに…
 新作「よこがお」の公開が待ち遠しい深田晃司監督の前作。カンヌ映画祭で賞を獲るなど、国内外で高く評価された作品です。恥ずかしながら私、深田監督のことは「よこがお」で初めて知ったのですが、この作品を観て俄然ファンになってしまいました。作風と役者のチョイスが、私好みかも。私が子どもの頃の2時間ドラマっぽいというか。今はすっかりジジババ向けになってますが、同じサスペンスでも刑事ものや捜査ものではなく、犯罪をめぐってのすぐれた人間ドラマが多かった2時間ドラマ。この映画は、そんな質の高かった時代の2時間ドラマを思い出させました。

 オリジナル脚本で、庶民の日常生活の中にある暗部を描く作風、といえば是枝監督が今は邦画の第一人者ですが、私は深田監督のほうが好きかも。是枝監督の映画は、内容や演出はともかくキャストが必要以上に派手で、彼らのこういう映画に出れば演技派!だと思ってそうなところが鼻について観る気が萎えちゃうんです。その点、深田監督の作品は地味だけど出演者のネームバリューに頼らず、監督の脚本と演出ありきで、しかも役者たちの個性と演技も活かしている印象がして好感。

 映画は序盤は淡々と物語が進むのですが、じょじょに、そしてかなり二転三転するので退屈しません。始まったころはむしろ、不幸な男が優しい人たちに支えられて再生する、みたいな深イイ話なのかなと思わせるのですが、いつしか危険な男と熟女人妻との道ならぬ恋情に発展し、予想のレールから脱線。そしてショッキングな事件が発生し、後半は現実なのかそうでないのか、不可解で不条理な展開とシーンに何?いったいどういうこと?と観る者は狐につままれたような気分に。説明的な台詞や場面はなく、八坂が蛍に何をしたのかも、八坂の行方も、一家が迎えた結末も、観客の解釈に委ねられています。つながりたいけどつながらない人間関係。平穏に歩いてるつもりの道は、いつ落ちるか分からない崖っぷちかもしれない。私たちだって密かに抱えている心の闇に、何かのきっかけで飲み込まれてしまうかもしれない。実際にはありえないオカルトよりも、心も人生も壊すかもしれない不安ややり場のない怒り、絶望のほうが怖い。

 キャストは地味だけど、みんな独特で強烈!疫病神みたいな八坂役の浅野忠信は、すごい気持ち悪いです。前半で姿を消すのですが、もう出てきませんようにと本気で祈ったほど。利雄役の古館寛治は、この映画で初めて知ったのですが、俳優が本職ではないのでしょうか?すごい棒読み。でも味わいある演技と存在感でした。後半、八坂と入れ替わるように登場する若者役、太賀(現・仲野太賀)もなかなかの好演。いい子なんだけど、時おりザワっとさせる表情や言動。これ見よがしでない演技が秀逸でした。太賀くん、若いけどいい役者!30すぎたらいい男にもなりそう。

 そして何といっても章江役の筒井真理子!この映画、彼女こそが最大の見どころ、魅力と言っても過言ではないかも。美人で優しい妻、母なんだけど、平凡な生活に狎れた倦怠感、悪いものが入り込む隙があるユルさが、生々しくも自然かつエロかった。髪型とか服装とか、所帯じみていながらどこかしどけない風情が色っぽかった。人造人間みたいな美貌の女優よりも、生活感を色香に変える筒井さんみたいな女優のほうが好き。あと、同じ優しそうな美人女優でも、吉永小百合みたいな隙のない優等生よりも、筒井さんみたいな隙のある女のほうが、人間的で魅惑的です。ちなみに筒井さんご本人は、小百合さまと同じ早稲田卒の才媛です。

 前半は生活感あふれる色っぽい人妻、後半はすっかり女であることを捨てたおばさん、と見た目も演技もガラっと変化。邦画では久々に、これぞ女優!と感嘆しました。自称女優の無難演技、CM演技にウンザリしてる人にぜひ観てほしい映画です。「よこがお」がますます楽しみになりました!これからも深田監督のミューズとして、他の女優の追随を許さない存在になってほしい。深田監督には、是枝監督みたいに大衆に媚びたミーハーキャスティングはせず、映画に適した俳優を起用し続けてほしいです。



 
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じゅんいち100%

2019-07-05 | 日本映画
 ぎっくり腰!!
 昼から出勤の今日、駐車場で車のトランクに入れっぱなしだった鉢植えを出そうと持ち上げた瞬間、ビキ腰に激痛が走り、悲鳴もあがらないほどの息を詰まらせたまま、地面にへたり込んでしまいました。何度かギックリは経験してるのですが、今回は最大級。ほんと息もできなくて金魚みたいに口パクパクしながら激痛で身動きできなくなり、携帯で職場に連絡するのも命がけでした。昼下がりの駐車場は、人どころか猫、いや、虫一匹いない静まり返った無人地帯で、助けなど待っても来ない。母も留守。呼んですぐ来てくれるような友人もいない。ああ、こうやって私は死んでいくんじゃわ~と、今日ほど孤老の身を痛感したことはありません。1時間ほど倒れたままで誰からも発見されず、野垂れ死にを覚悟。おさまらない激痛をこらえて這うようにすぐ近くの自宅へ、苦痛の汗をダラダラかきながらたどり着きました。今もちょっとでも動いたら激痛が走り、寝るのも怖くてずっと椅子に座ったままです。整形外科に行くべきでしょうか?以前何度か診てもらったけど、レントゲン撮っても何の異常もないと言われ、薬を出されるだけだったし… 
 皆さま腰を痛めぬよう、くれぐれもお気を付けください!

 「ザ・ファブル」
 スゴ腕の殺し屋ファブルは、ボスから1年間誰も殺さず普通の市民として生活するよう命令される。大坂で市民生活になじもうとするファブルだったが、思わぬ事態に巻きこまれて…
 某事務所のタレント主演&漫画原作…私にはかなりチャレンジな映画だったのですが、ケチョンケチョンに酷評してやる!と観終わった時に意気込むほどヒドい映画ではなかったので、安心したような拍子抜けしたようなそこそこだけど面白かったです。荒唐無稽な内容や展開、ハチャメチャなアクションや泥臭いギャグなど、何となくジャッキー・チェンが大暴れしてた頃の往年の香港映画を思い出させてノスタルジイ。ラストのハイライトである救出劇、どっから集めてきたんだ!な敵のドドドドー!!来襲お祭り騒ぎとか、何かの映画で見たことがあるようなシーン。こんなことありえん!なツッコミは野暮、地球とは違う惑星の話として観なければ、真面目な人はついていけない映画です。

 そんなに目を驚かすことはないアクションシーンはまだいいとして、残念だったのはギャクが全然笑えなかったこと。演出も演技も、一生懸命に笑わせようとしているのはヒシヒシと伝わってきたのですが、その必死さがイタくてサムくて居心地が悪くなったほど。ここは笑うところだな、笑わないと失礼だよな、でも…一瞬も笑えない自分を責めずにはいられませんでした三谷コーキ先生やクドカン先生の作品が苦手な理由と通じる、私のお笑い不感症はかなり重症です。

 ファブルのキャラは、すごくチャーミングでした。超絶スゴ腕の殺し屋の時はひたすらカッコよく頼もしく、フツーの生活になじもうとしてる時はトボけてて可愛い。それにしてもファブル、今までいったいどんな生活してたんだよ。ほとんど地球に来たばかりの宇宙人。すごい素直で従順なのも宇宙人級。誰にでも優しいところは、殺し屋の腕前より超人的。男は黙って…な善行に好感。バイト先の盗撮男にも、事を荒立てず犯行を阻止したり注意したりする優しさが素敵でした。ファブルが描くド下手で可愛いイラストが、マエケン画伯の作品みたいだった。ファブルの珍妙さはもっと不気味はずなんだけど、演じてるのが某事務所所属の岡田准一なので、やはりファン忖度のアイドル色の強いカッコカワイさになってます。

 岡田くん、やはり某事務所のタレントの中では顔と演技はピカイチですね。アップになった顔は端正で精悍で美しいです。さすがに老けたけど、いい感じに可愛いおじさん化してるのでは。元スマップや嵐に比べると、そんなに無残な老化劣化はしてません。すごいチビなのもう御愛嬌。チビだけどイカつい体。Tシャツが張り裂けそうなほどの胸筋と上腕筋。ガッチビ体型もファブルを可愛くしてました。首が太っ!ていうか、首がほとんどない!ある意味、異様な体型かも。この映画最大の見どころは、岡田くんの全裸かもしれません。

 自室では常に全裸という設定のファブル、岡田くんが自慢の肉体美を披露。すごいカラダの持ち主とは昔から評判なわりには、彼の裸って見たことなかったので興味津々でしたが、期待してたほど脱いでなかったのでガッカリ。ケツぐらい出せよ。バキバキのシックスパック筋肉ではなく、プロレスラー系のガチムチマッチョは私好みでしたが。ガッチビイケメン俳優って、日本では希少です。ヘンなシチュエーションでの裸や渾身の変顔、俊敏で力強いアクションや格闘技など、キムタクには絶対ムリなのでやはり俳優としては岡田准一>キムタクと認定。壁をのぼるシーン、あれ本当に彼がノンスタントでやったの?!忍者役を今度はやってほしいかも。
 キャストは豪華なの?私の偏った目には、好演と酷演にはっきり分かれてました。敵のヤクザ役の向井理はカッコよかった

 こんなヤーさん、実際には絶対いない。でもBL漫画に出てくる美男ヤクザみたいだった背が高くて小顔で、ほんとスタイルの良さ無双。ドスのきいた声や台詞もなかなか堂に入ってました。私もムカイリーに『どアホが、このまま死ねや!』と言われながら昇天したいものですお笑いキャラじゃなかったので、イタい演技で大根ぶりを露見せずにすみました。ムカイリーは結局、見た目が超タイプなので何をやってもド下手でも、私にはカッコよくしか見えないんです

 あとの出演者は、かなり酷いです。若い連中は、典型的な学芸会。ファブルの助手?役の木村文乃、キャーキャーうるさいだけでウザかったわ。助手なのにほとんど役に立ってなかったような。いなくてもいいようなキャラになってしまってたのは、文乃ちゃんの実力不足によるところが大きい。文乃ちゃん以上にトホホだったのは福士蒼汰。ファブルと対戦しようとする狂気の殺し屋役なのですが、重要な役なはずなのに存在感薄すぎ。文乃同様、いなくてもOKと思えた。ファブルの描くイラストのほうが、よっぽどインパクトありましたよ。落書きイラストに負けてる演技って。もうイケメンでもなくなってるし、彼の今後が心配。騒動の元となるイカレチンピラ役の柳楽優弥は、顔が気持ち悪い。俺すげー演技してるでしょ?的な演技も鼻につきました。バイト先の社長役の佐藤二朗も、私が苦手な俳優の代表格。

 ↑このツーショットも、昔なら豪華だったんだけど…
 思ってたよりは楽しめたと思うのですが、続編ができても多分映画館には観に行かないかも…やっぱ軽すぎる漫画映画やイケメンの学芸会よりも、大人向けの内容と演技で魅せる映画のほうがいいわ…と思い知ったおっさんな私です

 
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ヒデキ、ショーゲキ!

2019-06-02 | 日本映画
 本日の阪神とのデイゲームは、5-7でカープの負ーけ負ーけ負っけ負け序盤、一気に7点も失点しちゃあ勝てんわ~アドゥワさんちのまことくん この頃すこし変よ どうしたのかな~♪なんともはや…な、絶句させられる大炎上でしたね~。

 ↑ついに先発を剥奪されてしまったアドゥワ、輝きは一瞬だけでした…
 面白いほどボコボコ打たれるアドゥワ。今日はハイもう終了!一昨日昨日の連勝で勝ち越したし、今日はもうええわ!阪神さん頑張りんさい!梅ちゃんカッコいい!高山くんも復活だね!と好きな若虎を応援するなど、すっかり居直ってたのですが。中盤になって、カープが一気呵成の猛追!野間っちが!菊池が!バティが!リョーマが!磯村が!コースケが!気づけば5点ももぎ獲ってイケイケドンドン状態に。やっぱカープはこれですよね!ひょっとしたらの大逆転劇?!と俄然ドキドキワクワク心が躍る!アドゥワ以降の投手たちは、大ピンチを背負いながらも無失点で切り抜けて、ほんと踏ん張った!でもでも、結局反撃は5点どまりで試合終了。カープの連勝はストップしました。アドゥワもですが、セイヤが今日はトホホでしたね。珍しく鈴木ダメヤになってました。それにしても阪神さん、嬉しさよりも安堵でしょうね。あれで逆転なんかされたら、もうお先真っ暗でしたでしょうし。
 さあ、恐怖の交流戦が始まります。今日奇跡の大逆転してたら、ものすごい幸先のよさになってたでしょうね。でもまあ、どん底の最下位から激烈な捲土重来で一気に首位に昇った5月は、カープファンにとってはまさに奇跡と幸福の日々でした。交流戦でも予想を裏切る善戦をI wish!交流戦、怖いけど大好きなパリーグ選手の勇姿は楽しみ(^^♪ライオンズの源田くん、山川くん、秋山さん、ホークスの上林くん、オリックスの山岡たいちゃんを、つい応援しちゃうことでしょう

 「傷だらけの勲章」
 東京で弁護士が二人組の男に襲われ殺害される。犯人の目的は、エジプトで殺された大企業社長の倉田の遺言状強奪だった。事件を追う刑事の都築はベテランの大貫と組み、倉田の未亡人である喜枝に捜査協力を求めるが…
 去年亡くなった西城秀樹主演のサスペンスアクション映画。当時30歳のヒデキ、わ、若い!カッコいい!ワイルドだけどアイドルの名残っぽい甘さもあって、歌手な彼しか知らなかった私の目にはとても新鮮に映りました。明るく健康的で正義感が強い熱血漢という役も、演技派を目指した無謀な挑戦ではなく、ファンが抱くイメージを裏切らないものでした。

 ヒデキさん、お世辞にも演技が巧いとは言えないのですが、最近のアイドルや俳優も学芸会同然なので、特にヒデキが大根とは思わなかったです。むしろ、織田裕二やキムタクよりも役者魂があるところを見せてくれてるかも。冒頭、なかなかエロい濡れ場があるんですよ。あのヒデキが性交シーン!薄闇の寝室、全裸で女とねっとり肌を重ね合うヒデキ、褐色の肌がセクシー。女の乳首を口に含んだり、女のおっぱいを揉んだり、すごく頑張ってました。濡れ場だけでなく、すっぽんぽんで銃を構えたり、シャワーシーンもあったり、やたらと脱いでたのはファンサービス?

 前半は濡れ場以外特に見せ場はなく、これといって個性的でも有能でもない、フツーの若い刑事って感じのヒデキで物足りません。どちらかといえば、悪徳に墜ちて道を踏み外す大貫役の中村嘉葎雄のほうが主役っぽいかも。後半、独自の捜査を始めた頃からようやく主役になるヒデキ。無精ひげが似合って男前。いちおうカーアクションとか銃撃戦とかアクションシーンも頑張ってたのですが、もうちょっと目を驚かすほど派手に破天荒に大暴れしてほしかったかも。某事務所タレントでも全然できるレベルでしたし。

 ヒデキさんはカッコよかったのですが、かんじんのお話が雑すぎ。事件の謎も弱いしありえなさすぎる。日本の警察、そこまで無能じゃないやろ。エジプトとシンガポールで大がかりな海外ロケを敢行しているのですが、その必然性が感じらなかった。北海道とか九州でもいいじゃん?みたいな。せっかくの海外ロケなので、そのスケールに見合った壮大なサスペンス、ミステリーにしてほしかったです。ピラミッドやスフィンクス、サハラ砂漠などが必要以上にたっぷり撮られていて、エジプトにも行ってみたいな~と旅心をそそられました。
 脇役が特濃!主役のヒデキだけでなく、もう2度と会えない名優たちがたくさん出演しています。あらためて彼らの、今のCM俳優にはない強烈な個性と存在感、特異な演技に感銘を受けました。

 まずはやはりこの人、喜枝役のちあきなおみ!表舞台から姿を消して久しい彼女ですが、見た目といい雰囲気といい演技といい、周囲を圧倒する濃密さ。大ヒットした「喝采」は大好きな曲ですが、リアルタイムでは歌手の彼女は知らない私。ワタシ世代ではやはり、タンスにゴンのCMと、2時間ドラマなどでの妖しくユニークな女優、というイメージ。

 今回の魔性の未亡人役も、見るからに怪しくて笑えるほど。熟女の色香も毒々しい。ほんと、女優としても唯一無二。80年代のマダムファッション、髪型もインパクトあり。ちあきなおみ、カムバックはもうないんだろうな~。今の彼女、見たいような見るのは怖いような。
 ほぼ主役だった中村嘉葎雄をはじめ、成田三樹夫や仲谷昇、小林昭二、鈴木瑞穂、そして高橋幸治!(彼も引退状態?ご存命みたいだけど)など、シブくて強烈な名優たちの顔ぶれが嬉しい。ちょっと若い小林稔侍がザコい悪党役。今の善人おじさんキャラより、外道キャラだった昔のほうが素敵。悲惨すぎる最期が笑えた。スナイパー役の萩原流行が妖しい美男。都築の恋人役の朝加真由美が、ヒデキとの濡れ場ではおっぱいも堂々と出して、激しく悦楽に悶えていました。
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冥界の呪文エロイムエッサム🌠

2019-04-25 | 日本映画
 「魔界転生」
 島原の乱で非業の死を遂げた天草四郎は、悪魔の力によって復活。細川ガラシャや宮本武蔵など、この世に未練を残す死者たちを転生させ、幕府を滅ぼそうと暗躍する。柳生十兵衛はそれを阻止しようとするが、父の宗矩が天草四郎の魔手に落ちたことを知り…
 大好きな映画「柳生一族の陰謀」の続編?同じ深作欣二監督、キャストも柳生一族でお馴染みの顔ぶれで、主役も同じ柳生十兵衛。今回は将軍の座をめぐっての政争ではなく魔物との怪奇戦で、将軍も次の4代将軍家綱に代替わりしていて、柳生一族での衝撃の結末もなかったことになってるみたいだったので、やっぱ続編ではなく別物と見なすのが正解でしょうか。

 柳生一族もなかなかのトンデモ時代劇でしたが、今回はさらに奇想天外で荒唐無稽。天草四郎が有名死人をスカウト?し黄泉がえらせ、徒党を組んで幕府打倒!という設定の着想がぶっとんでてユニーク。オカルトシーンや妖術シーンなどでの特撮が、現在の高度で便利な乱用CGよりも味わい深く、親しみやノスタルジーを感じずにはいられませんでした。内容だけだとお子ちゃま向けかもしれませんが、おっぱいポロンシーン、レイプシーンや濡れ場など子供は観ちゃダメ!な大人向けの場面満載なのが、やはり現在の毒にも薬にもならん無難なポリコレ時代劇、アイドルやタレントの学芸会時代劇との大いなる相違です。70・80年代の邦画は本当に俳優の個性、存在感、演技のインパクトが大きくクオリティも高く、こんなトンデモ時代劇でも一流の出演者たちが濃ゆ~く絡み激突してます。

 天草四郎役は、ジュリーこと沢田研二。ザ・ベストテンとか歌番組で、奇抜なファッション、メイクをしてヒット曲を歌う妖しい歌手、というイメージ通りの役、風貌で妖美な魔人を好演しています。独特の雰囲気と演技には、俳優とはまた違う魅力が。フツーの男の役など絶対にできないジュリーです。ステージでも着られそうな衣装も、ジュリーだから着こなせたと思います。ただの美男俳優、演技が巧いだけの俳優だと、派手なチンドン屋に見えてしまうだけでしょうし。悪役という感じはあまりなく、むしろ庶民を苦しめる非道な幕府をやっつけようと頑張ってるヒーローみたいでした。

 柳生十兵衛は、もちろん千葉真一。TVドラマでも人気を博すなど、当たり役を今回もワイルドにシブくダイナミックに。彼みたいな男♂くさい役者も、今は絶滅しちゃってますよね~。息子のマッケンユーも好きだけど、抱かれるならこの映画の頃のサニー千葉だわ。怪奇ファンタジー映画なので、前回の柳生一族よりも自由で奇抜なアクションを駆使できたようで、いっそうイキイキして見えた千葉さんです。俳優の演技もだけど、演出も今の邦画では考えられないような無茶をしまくってるのも、深作監督らしい魅力的な荒っぽさ。ラストの燃えさかる江戸城での決戦シーンは、実際にセットを燃やして撮影したとか。なのですごい臨場感と迫力です。監督も俳優も、命がけで面白さを追及していたのですね。

 その他のキャストも、みんな激烈で珍奇。楽しそうにやってるのではなく、大真面目にトンデモな役に取り組んでいるところが、今の映画俳優気取りなCM俳優と違う重みと凄みです。柳生十兵衛の父、柳生但馬守宗矩役の若山富三郎の大物オーラが圧巻!柳生一族での萬屋錦之介ほどの怪演ではないものの、若山御大の抑えた狂いっぷりもヤバくて面白かったです。今の若いイケメン俳優なんか絶対できない、殺陣での俊敏で軽快な動きもお見事でした。宮本武蔵役は、これまた希代の名優である緒形拳。彼も鬼気せまる狂人ぶり、でも激シブでカッコいい!若山御大と緒形氏が同じ画面とか、すごい貴重感&重厚感!強姦破戒僧な室田日出男も狂おしくて強烈。いちばん頑張ってる目立つ熱演だったのは、細川ガラシャ役の佳那晃子。美女!そしてエロい!愛怨と愛欲に狂う姿が壮絶でした。惜しみない脱ぎっぷりもあっぱれ。魔物衆がみんな妖怪というよりキ〇ガイなキャラだったのが怖笑でした。

 真田広之が柳生一族の時と似た役で、またまた若々しく躍動。当時まだ20代前半なので、とにかく若くて可愛いです。ピョンピョン飛び跳ねてる動きも、ほんとに忍者みたいです。ジュリーとのキスシーンは、公開当時すごい話題をさらったとか。脚本にはない思いつきの演出だったというのも驚き。他にも成田三樹夫と丹波哲郎がチョイ役ながらも、ただ出てるだけで画面を異様にする怪人っぷりを発揮してます。
 それにしても。天草四郎の魔界転生スカウトが面白かったけど、人選をかなり誤ってましたね~。力を合わせて幕府を倒すはずだったのに、チームワーク無視でみんな好き勝手に暴走しちゃってたし。それを放置して全然まとめようともしない天草四郎も、リーダーの資質に欠いてたような。
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仁義なき討ち入り!

2019-01-13 | 日本映画
 「赤穂城断絶」
 江戸城松の廊下で刃傷事件を起こした浅野内匠頭は、即刻切腹させられる。大石蔵之介を筆頭とする浅野家の家臣たちは、主を追い詰めた吉良上野介を討つための決起を主張する者、お家断絶と開城という幕府の命令に従おうとする者、そして殉死を願う者と、赤穂城での大評定で激しく意見を対立させるが…
 「柳生一族の陰謀」のスタッフとキャストが再集結し、二匹目のどじょうを狙った時代劇大作。柳生一族ほど破天荒でダイナミックではなく、大ヒットもしなかったそうですが、時代劇映画ファン、やくざ映画ファンは楽しめる作品となっています。深作欣二監督ならではの仁義なきテイストに胸踊ります。
 江戸時代の武家社会と、現代のやくざ社会のヒエラルキーが、こんなにもカブるものなのかと驚きました。さしずめ幕府は日本最大の暴力団江戸組、幕府の実権を握る柳沢吉保や老中が江戸組の大幹部、吉良上野介など身分の高い武家は江戸組の幹部、浅野内匠頭は地方の有力やくざ浅野組の組長で、大石蔵之介がその若頭、赤穂藩士は浅野組の組員、といったところでしょうか。老獪で冷徹な柳沢吉保など、典型的な大物やくざ。討ち入りに逸る血気盛んな赤穂浪士も、典型的な下っ端やくざ。鉄砲玉とかヒットマンとか、やくざ映画でおなじみなキャラもいて笑えた。ちゃんとした武家言葉や所作は守られているのに、やくざの激しい抗争劇を観てるような錯覚に陥ってしまいました。数ある忠臣蔵映画の中でも、独特で特異な作品です。

 仇討ちに目の色を変え、荒々しく激しく動き回る赤穂藩士たち。忠義に燃えてるというより、血に飢えて殺気ギラギラといった感じ。ラストの討ち入りなど、鬼気迫る殺し合い。ほとんど虐殺です。吉良上野介はともかく、何の落ち度もないのに上野介に仕えてるというだけで殺される吉良家の家臣が可哀想!
 最大の魅力は、やはり豪華なオールスターキャスト。柳生一族からほぼスライド登板、そして柳生には出てないけど深作監督映画ではお馴染みの顔も新たに参入してます。大石蔵之介役は、柳生但馬守を大熱演、大怪演して強烈インパクトだった時代劇の大スター萬屋錦之介。柳生一族に比べたら、かなり抑えた演技。美しい発声での台詞まわしや端麗な所作など、時代劇演技の教科書のようです。今の人気俳優の時代劇が、いかに学芸会レベルかをあらためて思い知りました。千葉真一は赤穂浪士の一人でワイルドすぎる剣豪役。いま彼みたいな男くさい俳優、いないですよね~。息子のマッケンユーより、この頃のサニー千葉に抱かれたいです。浅野内匠頭役は西郷輝彦。柳生一族での徳川忠長に続いて、悲劇の貴公子役。
 柳沢吉保役の丹波哲郎、上杉家の重臣役の芦田伸介の、大物役が似合う大物俳優の貫禄と威厳。松方弘樹と成田三樹夫も出演してますが、カメオ出演的なチョイ役。吉良上野介役は、「仁義なきや戦い」でのズルくてセコい親分そのまんまなキャラで金田信雄が妙演。吉良上野介は、超大物俳優が演じたらヘンにカッコいい部分、人間的な部分を加えなきゃいけないので、金田氏みたいなズルセコおやじ役専門俳優のほうが合ってます。超大物といえば、三船敏郎がチョイ役でゲスト出演。オーラがすごく、出てきた瞬間におおっとなります。

 赤穂浪士の中では、近藤正臣がいちばん美味しい役だったでしょうか。はじめの凛々しい若侍ぶりも、後半の酒浸りの荒廃したダメ男ぶりも、男の色気があって素敵。現在は千葉県知事の森田健作もイケメン。堀田安兵衛役の峰岸徹も色っぽい男前。年配組では、藤岡琢也、遠藤太津朗、加藤嘉といった名バイプレイヤーが好演。
 個性も演技も強烈な俳優たちがひしめいている中、やはり存在感といい男の魅力といい群を抜いていたのが、上杉家の家臣で暗殺や諜報を指揮する小林平八郎役の渡瀬恒彦。

 登場は遅く、出番も多くはないのですが、メインキャラをかすませる演技と魅力。台詞もほとんどないのですが、声だけでも他の出演者を圧しています。彼とサニー千葉との一騎打ちは、この映画の白眉かも。壮絶な戦いに目がクギヅケ!迫力と緊張感と荒々しさがハンパない。あれ、撮り直しとか何度もできんよな~。つねぴーのダークな雰囲気、ギラギラした目、動きの俊敏さ力強さ、そして着物姿でも判る無駄な肉のないガッシリと引き締まった体に心奪われっぱなし。彼もまた、不世出の役者です。今の人気俳優なんか、ほんと無難すぎてつまんない。つねぴーの衝撃的かつあっけない最期もインパクトあり。

 つねぴーは当時34歳。信じられないけど、今の嵐の連中と同じ年頃!深作監督作品だけでなく、「事件」や「皇帝のいない八月」など役者として男として最も脂がのっていた頃で、ほんといい男、いい俳優で惚れ惚れします。70年代の彼の出演作、もっと観たくなりました。つねぴーをはじめ、すでに鬼籍に入ってる出演者が多いので悲しい。ご健在なのは、サニー千葉、近藤正臣、西郷輝彦ぐらい?
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インチキイクメンの恐怖!

2019-01-03 | 日本映画
 皆さま、楽しいお正月をお過ごしのことでしょうか?お正月ももう終わり…わしは明日から仕事憂鬱すぎて腹が痛くなってきました(単なる食べ過ぎ?)…
 師走じゃないけど、UPしそこねた去年の邦画イケメン祭りの最終回を今さら(^^♪
 今年もいっぱい映画観るゾっと

 師走の邦画イケメン祭⑤
 「来る」
 可愛い娘に恵まれ、妻の香奈とともに幸せな日々を送っていた秀樹は、怪奇な現象に悩まされ始める。オカルトジャーナリストの野崎は、秀樹に霊媒能力をもつキャバ嬢の真琴を紹介するが…
 ホラー不感症な私なので、予想通り全然怖くなかったですむしろ笑えた。作り手側も、恐怖より笑いを狙ってたとしか思えない内容とシーンの数々でした。そもそも、この映画のどこに怖がればいいのでしょうか。腕や体半分がちぎれたり、妖怪?が襲ってきたりするのですが、おどろおどろしいオカルトっぽさは皆無で、ノリも視覚的にもかなり明るくてポップ。まるで洋楽のMVみたいなところは、「渇き。」や「嫌われ松子の一生」など中島哲也監督らしかったです。中島監督、オカルトには向いてないというか、はなっからオカルトを撮る気なんかサラサラなかったのでは。終始ハイテンションにギャーギャー大騒ぎ、ラストのお祓いはまるでド派手なミュージカルみたいでした。あのお祓い、かなり大がかりで金がかかってそう。誰が祈とう師に支払うの?と気になって笑えた。

 いろんな場所で血まみれ血しぶき、無残で怪奇な死に方、死体ゴロゴロなのに、無関係な人たちにはほとんどスルーされ、大した事件扱いもされないのが変で笑えた。いくらあの人物が警察や政治家に顔がきくといっても、あんなに簡単に隠蔽、ごまかしができるなんて無理がありすぎる。結局あの妖怪?の正体とか目的が何だったのかよく分からないまま終わってしまい、え?は?と当惑という余韻だけが残ってしまいました。
 キャストはなかなか豪華(なのかな?)です。中島監督の過去の作品に出演してる俳優、女優が再登場してます。秀樹役の妻夫木聡が、なかなか好演してました。「渇き。」より役も演技もmuch better!

 ブッキーもすっかりおじさんになりましたが、今でも可愛いですね~。おじさんなのに、淡いカラーのトレーナーやカーディガンが似合います。インチキイクメンという役が面白かったです。明るく優しいけど、軽薄で独善的で無神経でもある秀樹の言動には、かなりイラっとさせられます。悪意のない無神経な善人って、実際にはいない幽霊や妖怪よりもリアルで怖い。あんな奥さん泣かせなインチキイクメン、世の中いっぱいいそう。ブッキーパパのインチキイクメンブログも笑えた。幼い娘を可愛がるブッキーが素敵でした。無残な最期も笑えた。

 いちおう主演は野崎役の岡田准一で、クレジットもトップなのですが、登場がかなり遅く、役も演技も印象が薄かったような。岡田准一じゃなくてもいい役なのか、岡田准一の演技がそう思わせてしまったのか。彼もすっかりおじさんになったな~。某事務所タレントの中では数少ない美男子だとは思うのだけど、いかんせんチビすぎる。ブッキーも小柄だけど、岡田くんはさらにチビっこい。はじめはクールでニヒルだったのに、急にオドオドと小心なキャラに変わってたのが、途中で何かを省略した感ハンパなかったです。岡田くんとブッキーには、若い頃にアルモドバル監督の「バッド・エデュケーション」みたいな映画で共演してほしかったです。

 霊媒キャバ嬢の真琴役は、「渇き。」で魔性の美少女を演じた小松菜奈。長い黒髪というイメージの彼女が、ピンクのショートヘアでイメチェン。スタイルいいな~。足、長っ!錯乱したり血ヘドをゲボゲボ吐いたり、なかなか熱演してました。真琴の姉で最強霊媒師役は、「告白」以上の怪演で美味しいところをもってった松たか子。大女優?の彼女が、ほとんどイロモノ、キワモノな役。霊媒師というより、妖術師みたいだった。妖怪はあんたのほうなのでは?な面妖さが笑えた。ダークヒロインとして、彼女主演の新作も面白いのでは。

 香奈役は、またあんたか!な働き者、黒木華。「散り椿」でも岡田准一と出てましたね~。女優の人材不足が嘆かれます。いい子ちゃんな彼女しか見たことなかったので、育児ノイローゼというより無神経な夫ノイローゼ、ヒステリックで神経症気味、じわじわコワレていく演技は新鮮でした。菜奈ちゃんも松たか子も黒木華も背が高いので、ブッキー&岡田くんがますますチビに見えた。見た目も気も強そうな女優陣に比べて、ブッキー&岡田くんはヘボくてチョロチョロしてるチビおじさんって感じでした。秀樹の後輩社員役の太賀が、可愛くて可哀想な役でした。
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増速駆動のイケメン!

2018-12-20 | 日本映画
 師走の邦画イケメン祭④
 「OVERDRIVE オーバードライブ」
 世界ラリー選手権の出場を目指す若き天才レーサー檜山直純は、同じチームに所属するメカニックの兄・篤洋の助言を無視し、何かと反発していた。二人の軋轢は、少年時代に起きたある悲しい出来事が原因だった…
 映画館に観に行こうと思ってたのに機会を逸してしまい、ようやくDVDで。映画館に行かんでよかったです年に何本かはトホホ映画、ズッコケ映画を観るハメになりますが、この作品はまさにそれでした。まあ、想定内だったし、無料同然で観たし、苦笑いで済ませられます。F1とかラリーが大好きな人には楽しめるのかな?興味がない私などからすると、ただ車が猛スピードで走ってるだけにしか見えなくて同じ車映画なら、ハチャメチャしながら巨悪をやっつけるワイスピみたいな映画のほうが好きです。

 ラリー好きの人も、この映画にはかなり不満、落胆したのではないでしょうか。主役の兄弟の葛藤とか恋愛なんてどーでもいいでしょうし。そんなんいいから、もっとカッコいいラリーシーンぶっこめよ!と思われた方も少なくなかったはず。じゃあ、イケメン好きには楽しめるのかというとそうでもなく、兄弟ドラマ部分も驚くほどの陳腐さ、薄っぺらさで、アホらしくて何度も途中リタイアしかけました兄弟のわだかまりの原因が、実にくだらん!虫歯になりそうなほどの甘々さに、命がけなはずのラリーも軽薄に見えてしまいました。

 百歩譲って、イケメン兄弟だけの話にしとけばまだ、イケメン好きにはそこそこ楽しめる映画になってたかもしれないのですが、二人に絡んでくる女がすごい目障りでイラっとするんですよ。あんな無能な小娘が、どうやってスターアスリートのエージェントになれたんだろう。篤洋と直純の前をウロチョロしてるだけで、ろくに働いてないし。心を閉ざしてるはずの兄弟が、ウロチョロしてるだけの小娘に、胸の内をペラペラと話すのも理解不可能でした。兄弟が心ほだされる魅力が全然ない、不要で邪魔なだけのキャラでした。ハリウッド映画ならまだ、まったく重要じゃない形だけのヒロインでも、ラヴシーンとか水着姿とかでセクシー要員として男性観客の目を楽しませてくれることが多いけど、そういうヴィジュアル面でも役立たずな小娘でした。見た目も演技も、AKB関係?な感じだったし。

 ラリーよりも、人気イケメン俳優の共演がこの映画の売りでしょうか。兄の篤洋役は、杏の夫こと東出昌大。彼はね~。うう~ん…イケメンとは思うのだけど、何だろう?地味というか、オーラがないというか、覇気がないけどかといって倦怠的でもない、要するに特筆する点がないんですよね~…怒っても悲しんでもすごい棒読みで表情に乏しく、若手人気俳優の中では屈指の大根ではあります。背が高くてスタイルは抜群。でも色気は皆無。イケメンなウドの大木というか、典型的な毒にも薬にもならん俳優かも…って、杏さん、ファンの皆さま、すんません💦
 弟の直純役は、最近お気にの新田真剣佑。もちろん、この映画は彼目当てで観ました(^^♪

 おおっマッケンユー、やっぱカッコいいですね~彼、イケメンというより美男子ですよね~。きれいな顔と、冷たくてシャープな男らしさは、イケメンなの?なビミョー顔のオカマみたいな草食男子ばかりな若手俳優の中では特異で希少。ヤンチャで奔放で傲慢でひねくれてるけど、実はナイーブで傷つきやすい美貌の天才レーサーなんて、ほとんど少女漫画でしかお目にかかれぬファンタジー王子さま役を演じることができるのは、今はマッケンユーしかいないでしょ。某事務所タレントなど論外ですわ。

 この映画、まるでマッケンユーのアイドル映画、プロモーションフィルムなんですよ。カッコいいレーサー姿だけでなく、美しい上半身裸も披露。着替え、昼寝、プール、筋トレ、怪我の手当てetc.いろんなシーンで明らかに必要以上に、やたらと脱がれてます。もちろん脱ぐだけなので、セクシーだけどエロくはないです。エロってやっぱ、見た目じゃなくて醸す雰囲気ですよね~。エロスって何となく汚れて淀んでるものなので、白がすごく似合うせいかクリーンでクリアに見えるマッケンユーは、脱いでも色気はないです。若くて美しいうちに、大胆な濡れ場とかにも挑戦してほしいものです。

 東出昌大は、ほとんどマッケンユーの引き立て役!マッケンユーに勝ってたのは身長だけ!とにもかくにも、ファンにはまさに眼福、必見のマッケンユー映画です。彼のファンなら、映画の稚拙さも気にならないでしょう。ダメ映画だけど、マッケンユーがカッコよかったのでひとつおまけ清爽だけど、決して善い子ちゃんには見えないところも、マッケンユーの魅力でしょうか。クソみたいな悪党役、鬼畜役とかもイケると思う!

 オーナー役は、オファーを断らない?吉田鋼太郎。もうちょっと仕事を選んでもいい、選べるはずなのに、気取りのない働き者ぶりに好感。篤洋の部下役で、中学聖日記の勝太郎さんこと町田啓太も出演してます。はじめ誰だか判んなかった。もちろん、作品によって別人に変わるカメレオン俳優だからではなく、ただ単に地味で薄いからイケメンなんだけどね~。彼の役も、ぜんぜん重要性、必要性なし。明らかにイケメン要員でした。町田くんも東出昌大と同じで、メカニック役なのに作業服が全然汚れておらず、モデル撮影みたいに小ぎれいなままだったのには失笑。二人とも、役者としては何か決定的、大事なものが足りないというか。中学聖日記同様、すごい大根で素人以下な演技も気になった。若いうちはいいけど、見た目が崩れる年齢になった時が心配です。ライバルレーサー役の北村匠海も、すごい演技下手だけど可愛かったです。池松壮亮をアイドル風にした感じ?

 ラリーについてはまったくの無知なのですが、あんな日本各地で大々的に開催されてるのですか?高速?や田舎の村?みたいなとこを交通封鎖したり、許可がおりるものなのか~と驚きました。

 ↑14歳でデキた隠し子はもう、なかったことになってるみたいですねマッケンユー主演で三島由紀夫の「禁色」や「鹿鳴館」を映画化してほしいわ~。「危険な関係」のヴァルモンみたいな悪い色男役もいいですね~。漫画映画はもうカンベンしてほしい!CM俳優にもなってほしくないな~…
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パパとムスメの地獄絵図

2018-12-16 | 日本映画
 師走の邦画イケメン祭③
 「渇き。」
 コンビニで起きた惨殺事件の第一発見者となった元刑事の藤島は、離婚した妻から娘の加奈子が行方不明になったと知らされる。加奈子を探し始める藤島だったが、やがて娘の恐るべき正体を知ることになり…
 最近の人気女優のほとんどが苦手な私ですが、小松菜奈ちゃんは好きです。菜奈ちゃんの記念すべき映画デビュー作品を、ようやく観ることができました。なかなかの衝撃作ということも公開当時話題に。関わる者すべてを破滅に導く魔性の美少女を演じた菜奈ちゃんは、すごくチャーミングでした。絶世の美少女!というわけでもなく、演技が天才的!というわけでもないのですが、そういうありきたりな部類ではなく、ニュータイプというか、他に似たような女優があまりいない珍種のように思えます。モデル上がりの菜奈ちゃんですが、うじゃうじゃいるモデル上がり女優のほとんどは、人工的で味気ないロボットみたいなのばかりですが、菜奈ちゃんはそれとも違うんですよね~。生々しくもなく、かといってファンタジーすぎない、現実と夢の間に存在してるような、親しみやすさと神秘性を併せ持つ不思議な女優、みたいな。

 この映画でも菜奈ちゃん、すごく都会的というか、田舎には絶対いないモダンで小粋な魅少女って感じで、それは男よりも女に受ける素敵さかも。菜奈ちゃんみないな同級生がクラスにいたら、すごく憧れただろうな~。美貌や性を武器にしておらず、ミステリアスな優しさと清々しい包容力で相手の心に入り込んでくる加奈子は、菜奈ちゃんの個性のおかげで陳腐な魔性の美少女(ロリコン的色仕掛けとか、一見清純だけど実は腹黒いとかいった)にならずにすみました。

 可愛いけどブリッコではなく、カッコいいけど気どってない菜奈ちゃんは、まさに理想の女の子。私と同じ人間とは信じがたいほど、スラっとした肢体と長~い手足も羨ましい。菜奈ちゃんの身体、三日でいいので借りたいわ。ガーリーだけど乙女乙女してないファッションも好き。何の変哲もない制服でさえオサレ。手入れが大変そうな長い髪も美しい。どのシーンの菜奈ちゃんも、まるでCMかプロモーションビデオみたいに撮られているのですが、それも功を奏したのかも。登場シーンは多いけど、長々と映ってたり喋ってたりは決してしない演出は、CMをメインにしてる菜奈ちゃんの魅力を活かし、弱点を隠せたように思われます。

 「嫌われ松子の一生」や「告白」で高く評価された中島哲也監督の作品。この映画も、奇をてらった才気走りがちょっと鼻につくのですが、タガのはずれた暴走感があるので前二作よりも好き。血だらけ血まみれなエグい暴力描写は、衝撃的というより笑撃的かも。この映画、全体的にかなり笑いを狙ってるはず。まともな奴が一人も出てこず、みんなハチャメチャに大暴れ、狂乱のハイテンション、ありえないほど悲惨すぎる末路は、岡田あーみんの漫画ちっくで笑えた。TVでは放送禁止用語である『き◯がい!』多用も笑えた。藤島役の役所広司が、「孤狼の血」以上に楽しそうにイカレてました。善い人役、カッコいい役よりも、いろんなものをかなぐり捨てた、見てるほうが疲れてしまうほどの暑苦しいケダモノおじさん役の役所さんのほうが、面白くて魅力的です。

 刑事役の妻夫木聡をイケメン扱いするのは、ちょっともう無理があるでしょうかもうイケメンとは言えない風貌になりましたよね~。もちろん今でも可愛いけど、可愛いおじさんってのもどうなのかな~とも。いい役者に成長するため、いろんな役に挑戦してるブッキーの気概は賞賛に値しますが、演技がいつまで経っても大根。いつも一生懸命やってるのが分かるのが、よけい痛々しいんですよね~。今回も、ヘラヘラ笑ってるけど実は悪どいという役を軽薄かつ不気味に演じたかったんでしょうけど、わざとらしすぎて単なる頭の悪そうな小さいおじさんにしか見えなかったブッキーといえばの、あの最強の性的フェロモンも、もう干上がってしまったのでしょうか。老けた子どものような風貌、すごいチビで短足なスタイルの悪さは、まるで某事務所タレントみたいでした。加齢とともに、かなり残念化してるブッキーの今後が心配…
 キャストは豪華(なのかな?)で、中谷美紀、橋本愛、二階堂ふみ、オダギリジョー、國村準が助演してます。中島哲也監督の新作「来る」にも小松菜奈ちゃんが出演してるので、早く観に行きたいと思ってます。
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クズでもゲスでも

2018-12-07 | 日本映画
 師走の邦画イケメン祭②
 「彼女がその名を知らない鳥たち」
 冴えない中年男の陣治と同棲中の十和子は、不潔で下品な陣治を嫌い蔑みながらも、彼に依存した自堕落な日々を送っていた。数年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、黒崎に似た水島という男との情事に溺れる。そんな中、黒崎が失踪していることを知った十和子は、自分に執着する陣治がそれに関わっているのではないかと疑い始めるが…

 同じ白石和彌監督の「孤狼の血」にも出演していた松坂桃李と竹野内豊が、最低のゲス男役を演じているということで、劇場公開当時すごく気になっていた作品なのですが、主演の蒼井優と阿部サザヲが苦手なので、結局スルーしてしまいました。wowowowで放送されたので、観てみました。トーリも竹野内も、いろんな意味で「孤狼の血」以上に好演してました。二人とも期待してた以上にゲスで笑えたわ。悪人よりもタチが悪い、下劣で卑怯でセコいゲス&クズ野郎ども、なんだけど、いい男!バカ女が騙されて溺れるのも理解できます。私も彼らみたいなゲスクズに引っかかってみたいけど、十和子ほどバカにもドMにもなれないので、良いカモにはなれそうにありません

 水島役のトーリは、表面的には優しくナイーブで真面目な青年、実は中身カラッポな嘘つきヤリチンを、ねっとりしつつ軽やかに演じてました。トーリは声がエロいですよね~。低く甘い声での愛の囁き、あれはジュンときますわ。「娼年」ほどではないけど、濡れ場も頑張ってました。舌使いがヤらしいディープキスが特に印象的でした。でも声や雰囲気と違い、ガリガリな裸には色気がない。トーリはもうちょっと年とって、脂ののった肉がつけば日本屈指の濡れ場王になれる可能性ありかも。

 黒崎役の竹野内豊も、これまでのイメージを破壊する非道いクズ野郎っぷりです。彼も優しい言葉やムード、セックスで女を蕩けさせて、残酷な方法で彼女を利用したり虐げたり、まさに女の敵。逆ギレして十和子をボコボコにするシーンとか、あの竹野内豊がよくこんな役を…と往年のファンが見たらショックかもしれません。「孤狼の血」での凶暴ヤクザとか、最近の竹野内さんは役の幅を広げようと努めてるようですね。でも濡れ場が大したことなくてガッカリ。エロの部分では、トーリのほうが圧倒的に勝ってます。

 最低なゲスクズ役なのに、二人とも全然不愉快じゃなかった。優しそうなイケメン、という見た目もその要因でしょうけど、二人よりも主役の十和子と陣治のほうが不快で気持ち悪かったのが最大の理由かも。十和子なんか、ゲスクズ男よりもはるかに不快なゲスクズ女でしたし。いい年して男にパラサイトしたニート女なんて、世界一醜い生き物だわ。ゲスクズ男に何度も引っかかる、心もお尻も軽いユルい十和子みたいなバカ女には、フェニミストじゃなくても腹が立ちます。十和子みたいな女がいるから、女性の地位は向上しないんですよ。

 十和子の、どうでもいい人間には冷たく高圧的なのに、タイプのイケメンには可愛くけなげな女の子になるところも、嫌悪感と反感しか覚えませんでした。憂さ晴らし、暇つぶしで店に執拗なイチャモンをつけるクレーマーぶりも、人間として最低な行為。酷い目に遭っても自業自得。十和子に一途な愛を押し付けてくる陣治も気持ち悪くて、悪い意味でお似合いのカップルでした。十和子役の蒼井優は、何かベチョベチョしてるところや、いい年して少女もどきなところが苦手。濡れ場も、不自然な乳首隠しに覚悟のなさ、中途半端感を否めず。喘ぎ声だけはAV女優みたいだったけど。十和子が狂気に蝕まれていたのではなく、単なる性悪女にしか見えなかったのは、甘々なTVドラマみたいな脚本同様、蒼井の大熱演のつもりで実は肝心なところで吹っ切れてない演技のせいだと思う。陣治役の阿部サダヲの、顔だけでなく暑苦しい自己満足的演技も苦手。二人の関西弁は、ネイティヴの方々的にはどうなの?孤狼の血の広島弁は、ネイティヴにはちょっと???でしたが。
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