ジェイソン・ボーン日本公開記念!お松の独りマット祭①
「プロミスト・ランド」
大手エネルギー会社の幹部候補であるスティーヴは、埋蔵されているシェールガスの採掘権を住民から買い取るため、同僚のスーと共に寂れた農村地に赴く。スティーヴも多くの住人も、採掘が町に活気をもたらすと信じていたが、思わぬ障壁が立ちふさがることに…
マット・デーモン&ガス・ヴァン・サント監督、「グッド・ウィル・ハンティング」「GERRY」に続いて3度目のコンビ作です。マットは脚本も担当。3作の中では、my best かもしれません。グッド・ウィル・ハンティングは秀作ですが、主人公のウィルに共感できなかったし、GERRYはワケワカメな映画だった。その点、今作はすごく地味なんだけど、ベタベタしいお涙ちょうだい的な押し付けがましさのない、いいないいな人間っていいな~♪な清々しい感動と後味の良さが。
そして何よりも、スティーヴ役のマット・デーモンマット、やっぱええわ~。出演作は、たま~にトホホなこともありますが、見た目に関して言えば、このマットあかんわ!と失望することなんて、絶対ないんですよ。この映画のマットも、まさに私好みの明るく爽やかなアメリカンイモゴリラ。素敵すぎるルックスだけでなく、スティーヴのキャラも3作の中では最も好感度が高かったです。若かりし頃のマットは、可愛いイモゴリラな見た目に反して、知性をひけらかすような傲慢さ、実は傷ついてますなデリケートアピールが鼻につく役が多かったのですが、年月を経てだんだん円くなっていって、今では知性も優しさでくるんで、誠実さと頼もしさを絵に描いたような役をやらせたら世界一な俳優に。この映画のマット、ほんと住人が心を許し打ち解け信頼するのも理解できる風貌、雰囲気なんですよ。実は悪徳業者だったとしても、あんな人が来たら高い羽根布団だって怪しい土地だって私、買っちゃいますわ。演技だけでは表せない、マットご自身の人柄が滲み出てました。スティーヴがもし、大泉洋とか宮根みたいなのだったら、住人も契約書にサインはしなかったでしょうし。
マットもおじさんになってはきてるけど、雰囲気が若々しいせいか、加齢臭が鼻に届きそうなおじさんっぽさがないのが、驚異で素敵です。若作りとかも、全然してなさそうだし。マットと同世代の男優やタレントの多くが、若い頃はなまじイケメン、美男子だっただけに、衰え崩れがイタい現実なのですが、元々非イケメン、非美男子なマットは、賢さと人柄の良さも手伝って、今も爽やかなアメリカンゴリラのままです。
マットといえばのゴリマッチョぶりも、always私を魅了します。今回は脱いでませんが、どっしりした重量感あるゴリゴリしい体格がたまりません。どこもかしこも太い!んだけど、ブヨブヨしいデブじゃなくて、ガッチリと頑強で堅そう。スーツは異常なまでに似合わないけど、田舎のフツーのお兄さんファッションは異常に似合うマット。農夫さん役とか超ピッタリそう!実際にはハリウッドきってのセレブなのに、大都会よりも田舎のほうがしっくりくるマット、きれいな空気のにおいがするマットが好きです。トランプやヒラリーじゃなくて、マットに大統領になってほしい♪
ロマンス展開もあるけど、出会ってすぐにキスとかベッドインではなく、恋愛も誠実なところがマットらしかったです。シェールガス問題を取り上げた社会派映画ではあるのですが、声高に環境問題とか大企業の悪どさを訴えたガチガチさはなく、ユーモアと優しさで物語が綴られていました。ラストのスティーヴの、ヘンにヒーローぶってない、静かに誠意ある決断も感動的でした。正直に生きることは勇気が要るし、大きな犠牲を払うかもしれないけれど、そうすることで人間として何よりも大切なものを失わずにすむ…と、スティーヴは私に教えてくれました。
スー役のフランシス・マクドーマンドの、図太いけどトボけたおばちゃんキャラも、なかなかいい味出してました。マット、彼女の上司なのに、弟分にしか見えなかったのが微笑ましいコンビでした。この二人は何があっても絶対デキたりしない、という安心感が。スティーヴを邪魔する環境運動家役のジョン・クラシンスキーは、エミリー・ブラントの旦那さんなんだって!この映画の脚本は、マットと彼の共同執筆なんだとか。なかなか可愛いイケメンでした。
広大で美しい農村地帯も、清々しくて心洗われました。先祖代々営まれてきた農場や牧場が廃れていくのは、悲しいことですね。寂れた地方に住む者としては、土地を売るか否かの選択を迫られる住人それぞれの事情や心情に、いろいろ考えさせられました。正直に申せば、わが町から景気よく石油でも出んかのお~とは思いますが
↑マットは世界一いい男!異論、反論、オブジェクションは、もちろん認めます
「プロミスト・ランド」
大手エネルギー会社の幹部候補であるスティーヴは、埋蔵されているシェールガスの採掘権を住民から買い取るため、同僚のスーと共に寂れた農村地に赴く。スティーヴも多くの住人も、採掘が町に活気をもたらすと信じていたが、思わぬ障壁が立ちふさがることに…
マット・デーモン&ガス・ヴァン・サント監督、「グッド・ウィル・ハンティング」「GERRY」に続いて3度目のコンビ作です。マットは脚本も担当。3作の中では、my best かもしれません。グッド・ウィル・ハンティングは秀作ですが、主人公のウィルに共感できなかったし、GERRYはワケワカメな映画だった。その点、今作はすごく地味なんだけど、ベタベタしいお涙ちょうだい的な押し付けがましさのない、いいないいな人間っていいな~♪な清々しい感動と後味の良さが。
そして何よりも、スティーヴ役のマット・デーモンマット、やっぱええわ~。出演作は、たま~にトホホなこともありますが、見た目に関して言えば、このマットあかんわ!と失望することなんて、絶対ないんですよ。この映画のマットも、まさに私好みの明るく爽やかなアメリカンイモゴリラ。素敵すぎるルックスだけでなく、スティーヴのキャラも3作の中では最も好感度が高かったです。若かりし頃のマットは、可愛いイモゴリラな見た目に反して、知性をひけらかすような傲慢さ、実は傷ついてますなデリケートアピールが鼻につく役が多かったのですが、年月を経てだんだん円くなっていって、今では知性も優しさでくるんで、誠実さと頼もしさを絵に描いたような役をやらせたら世界一な俳優に。この映画のマット、ほんと住人が心を許し打ち解け信頼するのも理解できる風貌、雰囲気なんですよ。実は悪徳業者だったとしても、あんな人が来たら高い羽根布団だって怪しい土地だって私、買っちゃいますわ。演技だけでは表せない、マットご自身の人柄が滲み出てました。スティーヴがもし、大泉洋とか宮根みたいなのだったら、住人も契約書にサインはしなかったでしょうし。
マットもおじさんになってはきてるけど、雰囲気が若々しいせいか、加齢臭が鼻に届きそうなおじさんっぽさがないのが、驚異で素敵です。若作りとかも、全然してなさそうだし。マットと同世代の男優やタレントの多くが、若い頃はなまじイケメン、美男子だっただけに、衰え崩れがイタい現実なのですが、元々非イケメン、非美男子なマットは、賢さと人柄の良さも手伝って、今も爽やかなアメリカンゴリラのままです。
マットといえばのゴリマッチョぶりも、always私を魅了します。今回は脱いでませんが、どっしりした重量感あるゴリゴリしい体格がたまりません。どこもかしこも太い!んだけど、ブヨブヨしいデブじゃなくて、ガッチリと頑強で堅そう。スーツは異常なまでに似合わないけど、田舎のフツーのお兄さんファッションは異常に似合うマット。農夫さん役とか超ピッタリそう!実際にはハリウッドきってのセレブなのに、大都会よりも田舎のほうがしっくりくるマット、きれいな空気のにおいがするマットが好きです。トランプやヒラリーじゃなくて、マットに大統領になってほしい♪
ロマンス展開もあるけど、出会ってすぐにキスとかベッドインではなく、恋愛も誠実なところがマットらしかったです。シェールガス問題を取り上げた社会派映画ではあるのですが、声高に環境問題とか大企業の悪どさを訴えたガチガチさはなく、ユーモアと優しさで物語が綴られていました。ラストのスティーヴの、ヘンにヒーローぶってない、静かに誠意ある決断も感動的でした。正直に生きることは勇気が要るし、大きな犠牲を払うかもしれないけれど、そうすることで人間として何よりも大切なものを失わずにすむ…と、スティーヴは私に教えてくれました。
スー役のフランシス・マクドーマンドの、図太いけどトボけたおばちゃんキャラも、なかなかいい味出してました。マット、彼女の上司なのに、弟分にしか見えなかったのが微笑ましいコンビでした。この二人は何があっても絶対デキたりしない、という安心感が。スティーヴを邪魔する環境運動家役のジョン・クラシンスキーは、エミリー・ブラントの旦那さんなんだって!この映画の脚本は、マットと彼の共同執筆なんだとか。なかなか可愛いイケメンでした。
広大で美しい農村地帯も、清々しくて心洗われました。先祖代々営まれてきた農場や牧場が廃れていくのは、悲しいことですね。寂れた地方に住む者としては、土地を売るか否かの選択を迫られる住人それぞれの事情や心情に、いろいろ考えさせられました。正直に申せば、わが町から景気よく石油でも出んかのお~とは思いますが
↑マットは世界一いい男!異論、反論、オブジェクションは、もちろん認めます