「赤と白とロイヤルブルー」
互いに悪感情を抱き合っているアメリカ大統領の息子アレックスとイギリスの王子ヘンリーは、ヘンリーの兄の結婚式でトラブルを起こしてしまう。国際問題に発展しそうな事態を収拾するため、アレックスとヘンリーは二人が友好関係であると世界にアピールすることを強いられるが…
人気BL小説、待望の映画化!私も小説を読みながら、アレックスはティモシー・シャラメ、ヘンリーはハリス・ディキンソンとかよさげ?なんて、理想妄想キャストを脳内で楽しんでいました。実際に起用されたテイラー・ザハール・ペレスとニコラス・ガリツィンは私のイメージとはちょっと違うんだけど、見た目といい演技といい、おおむね原作ファンもイイネ!できるカップルだったのではないでしょうか。
アレックス役のテイラー・ザハール・ペレスは、この作品で初めて知りました。藤木直人+シルベスター・スタローンみたいな顔?私がイメージしてたアレックスよりも男くさくて大人っぽかったけど、明るくてオチャメで、ちょっとチャラいけど実は聡明、バイタリティにあふれ行動的な褐色のラテンボーイ、というアレックスのキャラに合った容貌ではあります。長身で手足長っ!スタイル抜群!脱いだらすごい肉体美で、脱ぎっぷりもあっけらかんと健康的。引き締まった美尻もサービス見せ。
ヘンリー役のニコラス・ガリツィンは、佳作「ぼくたちのチーム」や実写版「シンデレラ」などで、知る人ぞ知る存在のイギリス若手イケメン。高貴とか優雅とかいった感じはあまりしなかったけど(そもそも実際の英国ロイヤルファミリーにもそんなものない)、クールで清潔感がある美丈夫っぷりが素敵でした。私がイメージしてたヘンリーより、かなりゴツくて屈強そうでしたが、そんな逞しい見た目とギャップのある、内省的でデリケートな表情や仕草が可愛かったです。
アレックスもヘンリーも、見た目といいキャラといいすごく男らしくて、キャマっぽさとかゲイゲイしさが全然なかったのもよかった。二人のラブシーンも、スウィート&ロマンティックでした。男同士のラブシーンが、もうかつてのように見ていて気まずくなるものではなく、作り手も観る側ももうフツーの男女のそれと同じ感覚なのも、時代だな~と思います。あくまでラブコメなので、ラブシーンもライトな腐女子向け。私にはちょっと物足りなかっかも。設定にも展開にも現実味はまったくありませんが、リッチで愉快なファンタジーとして楽しむ映画であって、ありえねー!とツッコミ入れたりするのは野暮というものです。
同性愛も、アレックスのほうはほとんど問題ナシで、大統領であるママも反対どころか当然のように応援するなど、こっちがびっくりするほど寛大。ヘンリーのほうは王室の伝統が…なんてウジウジ悩んでたけど、バッシングどころか大喜びで後押しするイギリス国民に、王さまも黙るしかなくなったり。「モーリス」とかの時代に比べると、ほんと劇的な変化と進化ですよね。でもゲイの恋愛ものには試練や悲劇を求めてしまう私なので、アレックス&ヘンリーにはもうちょっと困難や苦闘があってほしかったかも。
この映画を観ながら、雲上のやんごとなき方々についていろいろ考えさせられました。もし我が国の皇室で、同じようなことが起こったら?まあ大問題になって大騒ぎになるでしょうけど、私はもし悠仁さまの相手がアレックスみたいな男性だったら、素敵だなと思うし応援するでしょう。相手の性別よりも、出自と人柄のほうが重要ですよ。アレックスのママもヘンリーのパパも、もし息子がK室Kみたいな男と付き合ったら、強硬に断固として反対するでしょうし、国民も怒り狂うでしょう。英国王室にしたって、あのメーガンですよ。どこの馬の骨とも知れぬ胡乱なK室Kとメーガンに比べたら、アレックスとか非の打ちどころのない最高の結婚相手じゃん!
ホワイトハウスとバッキンガム宮殿の生活、別荘での休日など、リッチなハイソサイエティライフも目に楽しかったです。アメリカとイギリスを頻繁に行き来するアレックスとヘンリー、その気軽さに驚かされます。世知辛い下級国民からすると夢のような世界でしたが、二人の飛行機での往復やパーティー、とっかえひっかえな衣装、警護するSPなど、すべて国民の税金でまかなわれてるんだよな~。そう考えると、あらためてK室夫妻への不快感や憤りがふつふつと。
互いに悪感情を抱き合っているアメリカ大統領の息子アレックスとイギリスの王子ヘンリーは、ヘンリーの兄の結婚式でトラブルを起こしてしまう。国際問題に発展しそうな事態を収拾するため、アレックスとヘンリーは二人が友好関係であると世界にアピールすることを強いられるが…
人気BL小説、待望の映画化!私も小説を読みながら、アレックスはティモシー・シャラメ、ヘンリーはハリス・ディキンソンとかよさげ?なんて、理想妄想キャストを脳内で楽しんでいました。実際に起用されたテイラー・ザハール・ペレスとニコラス・ガリツィンは私のイメージとはちょっと違うんだけど、見た目といい演技といい、おおむね原作ファンもイイネ!できるカップルだったのではないでしょうか。
アレックス役のテイラー・ザハール・ペレスは、この作品で初めて知りました。藤木直人+シルベスター・スタローンみたいな顔?私がイメージしてたアレックスよりも男くさくて大人っぽかったけど、明るくてオチャメで、ちょっとチャラいけど実は聡明、バイタリティにあふれ行動的な褐色のラテンボーイ、というアレックスのキャラに合った容貌ではあります。長身で手足長っ!スタイル抜群!脱いだらすごい肉体美で、脱ぎっぷりもあっけらかんと健康的。引き締まった美尻もサービス見せ。
ヘンリー役のニコラス・ガリツィンは、佳作「ぼくたちのチーム」や実写版「シンデレラ」などで、知る人ぞ知る存在のイギリス若手イケメン。高貴とか優雅とかいった感じはあまりしなかったけど(そもそも実際の英国ロイヤルファミリーにもそんなものない)、クールで清潔感がある美丈夫っぷりが素敵でした。私がイメージしてたヘンリーより、かなりゴツくて屈強そうでしたが、そんな逞しい見た目とギャップのある、内省的でデリケートな表情や仕草が可愛かったです。
アレックスもヘンリーも、見た目といいキャラといいすごく男らしくて、キャマっぽさとかゲイゲイしさが全然なかったのもよかった。二人のラブシーンも、スウィート&ロマンティックでした。男同士のラブシーンが、もうかつてのように見ていて気まずくなるものではなく、作り手も観る側ももうフツーの男女のそれと同じ感覚なのも、時代だな~と思います。あくまでラブコメなので、ラブシーンもライトな腐女子向け。私にはちょっと物足りなかっかも。設定にも展開にも現実味はまったくありませんが、リッチで愉快なファンタジーとして楽しむ映画であって、ありえねー!とツッコミ入れたりするのは野暮というものです。
同性愛も、アレックスのほうはほとんど問題ナシで、大統領であるママも反対どころか当然のように応援するなど、こっちがびっくりするほど寛大。ヘンリーのほうは王室の伝統が…なんてウジウジ悩んでたけど、バッシングどころか大喜びで後押しするイギリス国民に、王さまも黙るしかなくなったり。「モーリス」とかの時代に比べると、ほんと劇的な変化と進化ですよね。でもゲイの恋愛ものには試練や悲劇を求めてしまう私なので、アレックス&ヘンリーにはもうちょっと困難や苦闘があってほしかったかも。
この映画を観ながら、雲上のやんごとなき方々についていろいろ考えさせられました。もし我が国の皇室で、同じようなことが起こったら?まあ大問題になって大騒ぎになるでしょうけど、私はもし悠仁さまの相手がアレックスみたいな男性だったら、素敵だなと思うし応援するでしょう。相手の性別よりも、出自と人柄のほうが重要ですよ。アレックスのママもヘンリーのパパも、もし息子がK室Kみたいな男と付き合ったら、強硬に断固として反対するでしょうし、国民も怒り狂うでしょう。英国王室にしたって、あのメーガンですよ。どこの馬の骨とも知れぬ胡乱なK室Kとメーガンに比べたら、アレックスとか非の打ちどころのない最高の結婚相手じゃん!
ホワイトハウスとバッキンガム宮殿の生活、別荘での休日など、リッチなハイソサイエティライフも目に楽しかったです。アメリカとイギリスを頻繁に行き来するアレックスとヘンリー、その気軽さに驚かされます。世知辛い下級国民からすると夢のような世界でしたが、二人の飛行機での往復やパーティー、とっかえひっかえな衣装、警護するSPなど、すべて国民の税金でまかなわれてるんだよな~。そう考えると、あらためてK室夫妻への不快感や憤りがふつふつと。