M子が無事、インドから生還しました。よかったよかった!
まだ詳しい土産話は聞いてないのですが、インドはまさに異次元ワールドだったらしいです。気力体力が、やっぱり必要そうです。でも、行ってみたいなあ。
あっちでM子が12月20日に出した絵葉書が、彼女の帰国より遅れて昨日到着しました。プラハからも2週間近くかかってたし。異次元に近い異国らしい郵便事情ですね。
インドも捨てがたいけど、アイルランドとイスラエルにも行きたいなあ。幼い頃からの憧れの街ニューヨークにも、目が黒いうちに行っておきたいなあ。先立つものさえあれば、今すぐにでも旅立ちたいです。
って、おっとと、篤姫もうすぐ始まる!テレビの前でスタンバイせねば♪
「イン・マイ・カントリー」
ネルソン・マンデラが大統領に選任された南アフリカ。アパルトヘイト(人種隔離政策)の被害を調査する真実和解委員会が設立され、その公聴会が各地で開かれる。それを取材する南アフリカの白人アナと、アメリカの黒人記者ラングストン。公聴会の意義を信じるアナと懐疑的なラングストンは、意見を衝突させるが...
悪名高いアパルトヘイト、そんなに遠い昔ではない時代に、あんな残虐で非道な政策が、堂々とまかり通ってたんですね。あたらめて、衝撃と憤りを覚えました。公聴会で次々と明らかにされる事実に、重い溜息がこぼれます。
国から命令されてたから仕方がなかったんだ!と、公聴会で訴える加害者の白人警察&軍関係者。問答無用に連行、投獄、拷問、レイプ、虐殺といったおぞましい行為が、仕方ないという理由で、公然と行われていたなんて...有色人種を、いかに人間以下に見なしていたかをも告白してるようで、ゾっとしました。白人だけが悪者!ではなく、暴徒と化して治安を乱す有色人種側の問題点も省かれてなかったので、不公平な映画!ではないと言えるでしょう。
映画は、公聴会を通してアパルトヘイトの恐るべき実態や、その後遺症を抱えて生きている南アフリカ人の痛みや苦しみ、問題をドラマ仕立てで描いているドキュメンタリーっぽい内容です。真相を追ったり、恐ろしい出来事にウっとなったりハっとさせられたりするサスペンス的な展開で退屈させない手腕は、さすが名匠ジョン・ブアマン監督です。
こんな恐ろしい、悲劇的な傷を負って、果たして癒され赦し合える時は、本当に来るのでしょうか。絶望的なムードの中、小さな救いの光のようなシーンもあって、希望も忘れてはいけないと思わせます。白人のアナと黒人のラングストンが、痛みを分け合うようになる展開が、その希望を象徴しているようです。
でもホント、心も体もズタズタにされ、死と隣り合わせで生きなければならない人々の苦痛と恐怖、悲しみと憤りを思うと、私も含め、どーでもいいことで騒いでる人が日本には多いよなあ、と恥ずかしくなります。夫が有名人で贈り物が多くてPTSDになっちゃって離婚♪とか言ってる女タレントや、ズル休みがバレてバッシングされたせいで欝になって療養♪な相撲レスラーとかに、この映画を観て!と勧めたいです。
アナ役のジュリエット・ビノシュ、ラングストン役のサミュエル・L・ジャクソン、フランスのアート系女優とハリウッドの娯楽映画スター、面白い顔合わせです。
骨太で硬派な映画なのに、やっぱ男とEことしちゃうJBさん。いつでもどこでも誰とでも、オ・ン・ナであることを忘れない人です。相手が年下のイケメンじゃないのが、JBさんにしては珍しい。嫌い!という人が多いみたいだけど、彼女の演技力と語学力、精力的で意欲的な姿勢には、いつも敬服している私です。
サミュジャクが出てくると、どうしてもド派手な銃撃戦、カーアクション、怪生物と死闘を期待しちゃうのですが、もちろん社会派映画なので、そんなエンターターメントシーンは皆無です。でもやっぱ、すごく強そうで頼りがいありそうなところが、サミュジャクらしいです。でも、JBとサミュジャクのラブシーンなんて、ぜんぜん萌えないし、ぶっちゃけ不必要だったような...心だけで解かり合えた仲でよかったのでは。
まだ詳しい土産話は聞いてないのですが、インドはまさに異次元ワールドだったらしいです。気力体力が、やっぱり必要そうです。でも、行ってみたいなあ。
あっちでM子が12月20日に出した絵葉書が、彼女の帰国より遅れて昨日到着しました。プラハからも2週間近くかかってたし。異次元に近い異国らしい郵便事情ですね。
インドも捨てがたいけど、アイルランドとイスラエルにも行きたいなあ。幼い頃からの憧れの街ニューヨークにも、目が黒いうちに行っておきたいなあ。先立つものさえあれば、今すぐにでも旅立ちたいです。
って、おっとと、篤姫もうすぐ始まる!テレビの前でスタンバイせねば♪
「イン・マイ・カントリー」
ネルソン・マンデラが大統領に選任された南アフリカ。アパルトヘイト(人種隔離政策)の被害を調査する真実和解委員会が設立され、その公聴会が各地で開かれる。それを取材する南アフリカの白人アナと、アメリカの黒人記者ラングストン。公聴会の意義を信じるアナと懐疑的なラングストンは、意見を衝突させるが...
悪名高いアパルトヘイト、そんなに遠い昔ではない時代に、あんな残虐で非道な政策が、堂々とまかり通ってたんですね。あたらめて、衝撃と憤りを覚えました。公聴会で次々と明らかにされる事実に、重い溜息がこぼれます。
国から命令されてたから仕方がなかったんだ!と、公聴会で訴える加害者の白人警察&軍関係者。問答無用に連行、投獄、拷問、レイプ、虐殺といったおぞましい行為が、仕方ないという理由で、公然と行われていたなんて...有色人種を、いかに人間以下に見なしていたかをも告白してるようで、ゾっとしました。白人だけが悪者!ではなく、暴徒と化して治安を乱す有色人種側の問題点も省かれてなかったので、不公平な映画!ではないと言えるでしょう。
映画は、公聴会を通してアパルトヘイトの恐るべき実態や、その後遺症を抱えて生きている南アフリカ人の痛みや苦しみ、問題をドラマ仕立てで描いているドキュメンタリーっぽい内容です。真相を追ったり、恐ろしい出来事にウっとなったりハっとさせられたりするサスペンス的な展開で退屈させない手腕は、さすが名匠ジョン・ブアマン監督です。
こんな恐ろしい、悲劇的な傷を負って、果たして癒され赦し合える時は、本当に来るのでしょうか。絶望的なムードの中、小さな救いの光のようなシーンもあって、希望も忘れてはいけないと思わせます。白人のアナと黒人のラングストンが、痛みを分け合うようになる展開が、その希望を象徴しているようです。
でもホント、心も体もズタズタにされ、死と隣り合わせで生きなければならない人々の苦痛と恐怖、悲しみと憤りを思うと、私も含め、どーでもいいことで騒いでる人が日本には多いよなあ、と恥ずかしくなります。夫が有名人で贈り物が多くてPTSDになっちゃって離婚♪とか言ってる女タレントや、ズル休みがバレてバッシングされたせいで欝になって療養♪な相撲レスラーとかに、この映画を観て!と勧めたいです。
アナ役のジュリエット・ビノシュ、ラングストン役のサミュエル・L・ジャクソン、フランスのアート系女優とハリウッドの娯楽映画スター、面白い顔合わせです。
骨太で硬派な映画なのに、やっぱ男とEことしちゃうJBさん。いつでもどこでも誰とでも、オ・ン・ナであることを忘れない人です。相手が年下のイケメンじゃないのが、JBさんにしては珍しい。嫌い!という人が多いみたいだけど、彼女の演技力と語学力、精力的で意欲的な姿勢には、いつも敬服している私です。
サミュジャクが出てくると、どうしてもド派手な銃撃戦、カーアクション、怪生物と死闘を期待しちゃうのですが、もちろん社会派映画なので、そんなエンターターメントシーンは皆無です。でもやっぱ、すごく強そうで頼りがいありそうなところが、サミュジャクらしいです。でも、JBとサミュジャクのラブシーンなんて、ぜんぜん萌えないし、ぶっちゃけ不必要だったような...心だけで解かり合えた仲でよかったのでは。