最近、我ながら年とったなあ、と愁嘆を漏らすことが多すぎて...たとえば。
“水嶋ヒロと絢香、超ビッグカップル結婚!”
え?超ビッグカップルなの?と、全然ピンとこないことは、老人の証拠でしょうか...
4月後半~5月前半は、毎年きまって肌が荒れる悪夢の木の芽時なので、鏡を前に欝!ほんとは皮膚よりも、精神の荒廃に気をつけなければならない季節ですね♪
「愛 サラン」
怒涛のチュ・ジンモ3連発ぢゃ~!
釜山に越してきた少年イノは、同級生のミジュに一目惚れ。だがミジュは突然いなくなる。高校生になったイノの前に、ミジュが現れて...
うう~ん...イノの一途すぎる愛が、切ないというより病的、いや、単にバカなだけ?我が身のことはどうでもよくなるほど、相手を熱烈に強く深く求める盲目的な愛って、愚かだけど素敵とは思うし憧れる。でも、おまえだけ愛す!守る!と女のために人生も命も捨てるイノの姿が、美しい悲劇に見えない。それはなぜか?言うまでもなく、相手の女にそこまでさせる魅力がなく、ゆえにイノの激愛が理解できないから!
ミジュってすごい不幸体質で、関わり合うと不運災難が伝染しそうな疫病神女。絶世の美女でもく、フランス映画に出てくる魔性のファムファタールでもなく、イノにすべてを捧げさせるようなことは、これといって何もしない。ミジュのために、柔道で大学に行くという将来設計も潰え、殺人未遂でムショ送りになるイノ。なのにまたミジュは消え、イノは失意のドン底。彼を見込んでくれたヤクザの親分の子分になり、立派な極道になるイノの前に、また再登場するミジュ。で、またまたイノは彼女のために大脱線&破滅の道をまっしぐら♪イノはミジュに純愛を捧げてるというより、何か悪い催眠術にかけられてしまってるみたいだった。
イノ役を熱演したチュ・ジンモは、ほんとカッコカワイい~
ゴツくてイモイモしくて素朴で強そうで男くさくて、でも優しそうで可愛くて、何もかもが私のストライクゾーンな男、それがジンモ。はじめは高校生!なジンモ、柔道着やジャージが超似合ってて萌え~ほんと強そうだなあ。でも、大乱闘や殺し合いシーンの彼は、屈強そうでガタイがいいので迫力はあるのだけど、どんなに凄んでも怖くないんですよね。顔が優しくて可愛いから。イノは飛天舞のジナに似たキャラ?強靭な鉄腕男、でも純朴天然シャイでボ~っとしたところがキュートでした。酷い目に遭う姿が胸キュンなMっぽさも素敵♪
この映画、おんなっ気がほとんどなく、野郎くささで充満してるのも特色。YOAI臭は全然ないけど。男の病的な激情がテーマ?と思えるほど、イノはじめ出てくる男どもが、みんな血の気が多く狂ってる。ミジュの兄とか、ヤバすぎるよ。
それにしても。韓国の不良やヤーさんって、見た目も行動も野蛮で凶暴で、チョンマル恐ろしいニダ!日本のゴクセンやクローズに出てくるチャラくて貧相なガキンチョなんて私でも勝てそうですが、韓国のその筋の人たちはまさにケダモノって感じで、絶対に近づいちゃダメ!な怖さが。そんな狂犬のような外道に扮した、キム・ミンジュンの怪演が光ってました。彼だという予備知識がなければ、しばらく誰これ?!キモい~!怖い~!状態だったかも。アイルランドや茶母とは別人!なかなかの役者ぶりですねえ。卑劣と凶悪を絵に描いたような女の敵&社会のダニ男っぷりでした。でも、よく見れば男前だったりするのが、良い意味でいかがなものか、です。小栗旬をワイルドにした感じに見えた。
ミジュの兄も、結構カッコいい男子だった。吃驚したのが、ミジュの母役で登場するアジュンマ。な、何と!ヤンミミじゃん!チョコっと出でしたが、うらぶれて荒んだ底辺の年増女っぷりが、哀感あって印象的でした。
“水嶋ヒロと絢香、超ビッグカップル結婚!”
え?超ビッグカップルなの?と、全然ピンとこないことは、老人の証拠でしょうか...
4月後半~5月前半は、毎年きまって肌が荒れる悪夢の木の芽時なので、鏡を前に欝!ほんとは皮膚よりも、精神の荒廃に気をつけなければならない季節ですね♪
「愛 サラン」
怒涛のチュ・ジンモ3連発ぢゃ~!
釜山に越してきた少年イノは、同級生のミジュに一目惚れ。だがミジュは突然いなくなる。高校生になったイノの前に、ミジュが現れて...
うう~ん...イノの一途すぎる愛が、切ないというより病的、いや、単にバカなだけ?我が身のことはどうでもよくなるほど、相手を熱烈に強く深く求める盲目的な愛って、愚かだけど素敵とは思うし憧れる。でも、おまえだけ愛す!守る!と女のために人生も命も捨てるイノの姿が、美しい悲劇に見えない。それはなぜか?言うまでもなく、相手の女にそこまでさせる魅力がなく、ゆえにイノの激愛が理解できないから!
ミジュってすごい不幸体質で、関わり合うと不運災難が伝染しそうな疫病神女。絶世の美女でもく、フランス映画に出てくる魔性のファムファタールでもなく、イノにすべてを捧げさせるようなことは、これといって何もしない。ミジュのために、柔道で大学に行くという将来設計も潰え、殺人未遂でムショ送りになるイノ。なのにまたミジュは消え、イノは失意のドン底。彼を見込んでくれたヤクザの親分の子分になり、立派な極道になるイノの前に、また再登場するミジュ。で、またまたイノは彼女のために大脱線&破滅の道をまっしぐら♪イノはミジュに純愛を捧げてるというより、何か悪い催眠術にかけられてしまってるみたいだった。
イノ役を熱演したチュ・ジンモは、ほんとカッコカワイい~
ゴツくてイモイモしくて素朴で強そうで男くさくて、でも優しそうで可愛くて、何もかもが私のストライクゾーンな男、それがジンモ。はじめは高校生!なジンモ、柔道着やジャージが超似合ってて萌え~ほんと強そうだなあ。でも、大乱闘や殺し合いシーンの彼は、屈強そうでガタイがいいので迫力はあるのだけど、どんなに凄んでも怖くないんですよね。顔が優しくて可愛いから。イノは飛天舞のジナに似たキャラ?強靭な鉄腕男、でも純朴天然シャイでボ~っとしたところがキュートでした。酷い目に遭う姿が胸キュンなMっぽさも素敵♪
この映画、おんなっ気がほとんどなく、野郎くささで充満してるのも特色。YOAI臭は全然ないけど。男の病的な激情がテーマ?と思えるほど、イノはじめ出てくる男どもが、みんな血の気が多く狂ってる。ミジュの兄とか、ヤバすぎるよ。
それにしても。韓国の不良やヤーさんって、見た目も行動も野蛮で凶暴で、チョンマル恐ろしいニダ!日本のゴクセンやクローズに出てくるチャラくて貧相なガキンチョなんて私でも勝てそうですが、韓国のその筋の人たちはまさにケダモノって感じで、絶対に近づいちゃダメ!な怖さが。そんな狂犬のような外道に扮した、キム・ミンジュンの怪演が光ってました。彼だという予備知識がなければ、しばらく誰これ?!キモい~!怖い~!状態だったかも。アイルランドや茶母とは別人!なかなかの役者ぶりですねえ。卑劣と凶悪を絵に描いたような女の敵&社会のダニ男っぷりでした。でも、よく見れば男前だったりするのが、良い意味でいかがなものか、です。小栗旬をワイルドにした感じに見えた。
ミジュの兄も、結構カッコいい男子だった。吃驚したのが、ミジュの母役で登場するアジュンマ。な、何と!ヤンミミじゃん!チョコっと出でしたが、うらぶれて荒んだ底辺の年増女っぷりが、哀感あって印象的でした。