職場の後輩♂と最近、仕事帰りにユメタウンのタ○ーズでお茶、その後駅前のジョ○フルで晩飯することが多いです。
まだ二十代前半の後輩くんは、女も羨む色白美肌。顔も綾瀬はるかに似てて超可愛い(夕方には髭ボーボー、体はゴツついが)。ほんわかした優しい、けど変態で軽く腹黒いところもある彼とは、何だか妙に気が合い(偶然にも同じ高校出身、お互い映画が好き、そして性格が一脈相通じるところがあるから)すっかり仲良しになってしまっています。
若いくせに驚愕&絶句するような経験を豊富にしてて、可愛い見た目とギャップがありすぎるヨゴレ男な彼は、一緒にいて本当に楽しいです。今まで知らなかったタイプの人間。今夜も、中学生の時に柔道部の先輩から性的いたずらを受けていたとか、友だちの家で酔って寝てたら、気づくとその友だちにフェ○されてたとか、昨夜大学生の弟さんをボッコボコに殴って車から蹴り落としたなど、ニコニコあっけらかんと話す彼に、ドン引きしつつ爆笑の嵐でした。
松が援助交際してる!という社内の噂を、笑って否定しない私です。晩飯は割り勘ですが、お茶は私がおごってるので。めんどい関係にならないよう気をつけて、気軽で安い援助交際を続けられたらと思います♪
って、わしって懲りない奴…
「ウディ・アレンの夢と犯罪」
ロンドンでレストラン経営をする兄イアンと、車の整備工場で働く弟テリーは、共同で小型クルーザーを購入する。イアンは投資のための資金、テリーはギャンブルで抱えた借金返済と、共に金が必要な兄弟は、金持ちの伯父に殺人計画を持ちかけられて…
「マッチポイント」を皮切りに、ホームグランドであるニューヨーク離れ、イギリスで映画を撮り始めたウディ・アレンが、ユアン・マクレガーとコリン・ファレルを起用して作った悲喜劇。
ケチくさい現実から逃れ、どっぷりハマった甘い夢を持続させるために道を踏み外し、いつしか地獄に堕ちて破滅するバカ兄弟の姿を、サスペンスフルかつ滑稽に描いています。深刻で恐ろしい事態に陥る兄弟ですが、その自業自得ぶり、切羽詰まった必死な様子が、何だかそこはかとなく笑えるのです。シリアスな衣を被ったコメディ。浅はかな欲望や身勝手な愛など人間愚を、軽妙に嘲笑するウディ先生のシニカルな目線は、今でも衰えを知らぬようです。
イアンとテリーがほんま、笑えるほど浅はかなんです。二人の夢と犯罪が、あくまで小市民的でチャチ。週刊文春の黒の報告書のネタになりそうなレベル。兄弟のジタバタ&アタフタする姿は、笑えるからこそ悲しくて怖くもあったのですが。こいつらのこと、私は嗤えるだろうか?いざ同じ立場に立ったら?彼らと同じ轍は踏まない!と、自信をもって断言はできないかも、と。ささやかな夢、くだらない虚栄心、バレなきゃいいだろなモラル喪失。小市民だからこそ陥りやすい人生の陥穽って、実際そこかしこにあるから…
性格も見た目も対照的な兄弟を、ユアン・マクレガーとコリン・ファレルが好演。
賢くて野心的な兄イアンを演じてるユアン、可愛いおっさんになったって感じです。恋と金のために鬼畜化、だけど悪党にはなりきれない、捨てきれない優しさを切なく醸し出していたユアンの演技です。恋に浮かれて軽くヤンデレ状態なユアンも、スウィート&キュートでした。ユアンが乗ってた車がレトロでおしゃれだった。
ちょっとバカだけど人がいい弟テリーを演じてるコリン、ますますゴツくモサくなってます。見た目や言動は粗野だけど、ほんとは人一倍繊細で傷つきやすい若者、というのはコリンの十八番な役。弱い性格ゆえにギャンブルや酒、クスリに溺れ、犯した罪への罪悪感と恐怖でノイローゼ、勝手にどんどんコワレていくテリーは、イアン同様観る者もイライラさせつつ、守ってあげたくなる微笑ましさも抱かせる。まるで病気になった大型犬みたいなコリンが可愛いです。
それにしてもユアンとコリン、似てなさすぎる兄弟。仲良くしてる姿や、イアンがテリーを慰めたり励ましたり、テリーがイアンに甘える姿などは、兄弟に見えないこともあり、何だか同性愛カップルみたいで萌えました。
仲良しだった兄弟が…一緒に地獄に堕ちて!てめーだけ堕ちろ!な関係に。両親が最後まで何も気づかなかったのは僥倖か、はた最悪な不幸だったのか。兄弟愛の象徴のようだったクルーザーが、あんな悲劇の舞台と化したのも皮肉すぎる、けど巧い設定でした。
まだ二十代前半の後輩くんは、女も羨む色白美肌。顔も綾瀬はるかに似てて超可愛い(夕方には髭ボーボー、体はゴツついが)。ほんわかした優しい、けど変態で軽く腹黒いところもある彼とは、何だか妙に気が合い(偶然にも同じ高校出身、お互い映画が好き、そして性格が一脈相通じるところがあるから)すっかり仲良しになってしまっています。
若いくせに驚愕&絶句するような経験を豊富にしてて、可愛い見た目とギャップがありすぎるヨゴレ男な彼は、一緒にいて本当に楽しいです。今まで知らなかったタイプの人間。今夜も、中学生の時に柔道部の先輩から性的いたずらを受けていたとか、友だちの家で酔って寝てたら、気づくとその友だちにフェ○されてたとか、昨夜大学生の弟さんをボッコボコに殴って車から蹴り落としたなど、ニコニコあっけらかんと話す彼に、ドン引きしつつ爆笑の嵐でした。
松が援助交際してる!という社内の噂を、笑って否定しない私です。晩飯は割り勘ですが、お茶は私がおごってるので。めんどい関係にならないよう気をつけて、気軽で安い援助交際を続けられたらと思います♪
って、わしって懲りない奴…
「ウディ・アレンの夢と犯罪」
ロンドンでレストラン経営をする兄イアンと、車の整備工場で働く弟テリーは、共同で小型クルーザーを購入する。イアンは投資のための資金、テリーはギャンブルで抱えた借金返済と、共に金が必要な兄弟は、金持ちの伯父に殺人計画を持ちかけられて…
「マッチポイント」を皮切りに、ホームグランドであるニューヨーク離れ、イギリスで映画を撮り始めたウディ・アレンが、ユアン・マクレガーとコリン・ファレルを起用して作った悲喜劇。
ケチくさい現実から逃れ、どっぷりハマった甘い夢を持続させるために道を踏み外し、いつしか地獄に堕ちて破滅するバカ兄弟の姿を、サスペンスフルかつ滑稽に描いています。深刻で恐ろしい事態に陥る兄弟ですが、その自業自得ぶり、切羽詰まった必死な様子が、何だかそこはかとなく笑えるのです。シリアスな衣を被ったコメディ。浅はかな欲望や身勝手な愛など人間愚を、軽妙に嘲笑するウディ先生のシニカルな目線は、今でも衰えを知らぬようです。
イアンとテリーがほんま、笑えるほど浅はかなんです。二人の夢と犯罪が、あくまで小市民的でチャチ。週刊文春の黒の報告書のネタになりそうなレベル。兄弟のジタバタ&アタフタする姿は、笑えるからこそ悲しくて怖くもあったのですが。こいつらのこと、私は嗤えるだろうか?いざ同じ立場に立ったら?彼らと同じ轍は踏まない!と、自信をもって断言はできないかも、と。ささやかな夢、くだらない虚栄心、バレなきゃいいだろなモラル喪失。小市民だからこそ陥りやすい人生の陥穽って、実際そこかしこにあるから…
性格も見た目も対照的な兄弟を、ユアン・マクレガーとコリン・ファレルが好演。
賢くて野心的な兄イアンを演じてるユアン、可愛いおっさんになったって感じです。恋と金のために鬼畜化、だけど悪党にはなりきれない、捨てきれない優しさを切なく醸し出していたユアンの演技です。恋に浮かれて軽くヤンデレ状態なユアンも、スウィート&キュートでした。ユアンが乗ってた車がレトロでおしゃれだった。
ちょっとバカだけど人がいい弟テリーを演じてるコリン、ますますゴツくモサくなってます。見た目や言動は粗野だけど、ほんとは人一倍繊細で傷つきやすい若者、というのはコリンの十八番な役。弱い性格ゆえにギャンブルや酒、クスリに溺れ、犯した罪への罪悪感と恐怖でノイローゼ、勝手にどんどんコワレていくテリーは、イアン同様観る者もイライラさせつつ、守ってあげたくなる微笑ましさも抱かせる。まるで病気になった大型犬みたいなコリンが可愛いです。
それにしてもユアンとコリン、似てなさすぎる兄弟。仲良くしてる姿や、イアンがテリーを慰めたり励ましたり、テリーがイアンに甘える姿などは、兄弟に見えないこともあり、何だか同性愛カップルみたいで萌えました。
仲良しだった兄弟が…一緒に地獄に堕ちて!てめーだけ堕ちろ!な関係に。両親が最後まで何も気づかなかったのは僥倖か、はた最悪な不幸だったのか。兄弟愛の象徴のようだったクルーザーが、あんな悲劇の舞台と化したのも皮肉すぎる、けど巧い設定でした。