大河ドラマ「平清盛」第2話から5話まで観ただよ。
第2話は…
☆継母はつらいよ
出生の秘密に悩む清盛は、反抗期の真っ最中。グレてしまった義理の息子に、継母の宗子は心を痛めてます。第1話で一度だけ、生さぬ仲の清盛にそのことを思い知らせてしまったことが、宗子ママの拭えぬ後悔になっています。清盛に気を使いまくる彼女の心情や立場が痛々しい。あの時みたいに俺を殴んないのかよ?と、過去のことを蒸し返して宗子ママを悲しませる清盛、オコチャマすぎる。って、まだコドモだったっけ。
☆懊悩の閨
白河法皇と璋子から受けた恥辱に、今も苦しめられている鳥羽上皇。璋子への憎悪や愛執が、夜の夫婦生活を濃密にさせるみたいです(笑)。上皇さまのドロドロした感情など、どこ吹く風でおっとりしてる璋子って、魔性?それとも白痴?どっちにしても怖い女…
☆苦手系俳優
藤原通憲役で、阿部サダヲが登場。まだ小汚い貧乏公家ですが、彼がどんな風に後の権力者・信西へと変貌するのか楽しみですね。サダヲは個性的だし演技も巧いんだろうけど…平家と親密な公家・藤原家成役の佐藤二朗とかもですが、俺って演技うまいだろ?と主張してるような演技をする俳優は、ちょっと苦手なんです。
☆千秋先輩も老けたね…
清盛のライバルとなる源義朝が登場。玉木宏、何か顔がシワクチャ?!まだ少年の役なので、なんともはや。
★総括
少年漫画みたいな平家パートよりも、ドロドロ昼ドラみたいな朝廷パートのほうが好き。不埒で退廃的だけど、あくまで雅やかに美しく描いているところに魅了されます。
MVPは、ウルウル涙目で青筋たててヒステリーな顔が(メイクも)怖い鳥羽上皇さまこと三上博史!宗子ママこと和久井映見の、けなげで悲しそうな風情も良かったです。

第3話は…
☆目指すはやっぱ海賊王なのか
プチ家出中の清盛は、西国で海賊退治ごっこ。ルフィ同様、愉快な仲間もいて楽しそうです。
☆継母はつらいよ2
叔父の忠正から糾弾される清盛を、必死に庇う宗子ママ。彼女の優しい気遣いを、幼き日のあの出来事を根にもってる清盛は、自分の息子に優しくしてればいいじゃん!と拒絶。ほんとはママのこと好きなんだけど…という清盛の屈折は、ふとした表情とかによく出ていて、二人の複雑な関係も今後ドラマを面白くできる素材となってます。
☆毒の花!
璋子『どうして上皇さまは、みかど(崇徳天皇)に冷たくするのかしら♪』
鳥羽上皇『おまえがジジイ(白河法皇)とヤってできたガキだからだよ!!』
璋子『なら、みかどはあなたの叔父さんってことになるから、叔父子ってことで可愛がって♪(テヘ♪とローラ風)』
鳥羽上皇『(ドン引き&激怒)ふざけんなー!!』
璋子みたいな女、ほんと怖いですよねえ。まったく悪気もなく人を傷つける。悪いことをしてる、言ってるという自覚ゼロだから、罪悪感なんか抱きようがない。鳥羽院の悲憤も理解できず、きょとんとしてる顔が怖い。計算高い女や悪意のある女と違い、璋子のような超絶天然女とは戦えない。何やっても通じないので、虚しく絶望的になるだけでしょう。二人のそば近くに侍り、ストレスで胃潰瘍になりそうな堀河局に同情!


☆ツンデレ?
オコチャマすぎる清盛に冷たく、でも奮起するように叱咤激励する源義朝、いい奴!あんな友だち欲しいです。
★総括
みんなキャラが立ってるし、演じる俳優陣も好演していて、すごく面白い回でした。でも視聴率が悪いんですよね。
MVPは、はんなりと爆弾発言がお約束?になってる璋子こと壇れいかな。このドラマのおかげで壇れいが好きになりそうです。松山ケンイチくんも、打ちひしがれた時のあどけない顔が秀逸だった。男気あふれる玉木宏も良かった。どんどんコワレていく三上博史、良妻賢母な和久井映見も毎回印象的です。
第4話は…
☆花の武士団
院の御所を警護する北面の武士は、若者にとっては花形のエリート集団。そこへ入った清盛ですが、意外とチャラい連中ばかりで不満。ナルシーな色男、佐藤義清(後の西行)も同僚の一人です。藤木直人、今でもイケメンですが、やっぱ老けたなあ。そーいやフジッキーを初めて知ったのは、もっくん主演の大河ドラマ「徳川慶喜」だったっけ。あの時のフジッキーは、ほんと眉目秀麗で素敵でした…
佐藤義清も、どうやら璋子に惹かれている様子。やめときなよ~
☆彼も働き者ですよね~
清盛の幼馴染、鱸丸。風貌はほとんど浮浪者ですが、物腰や言葉遣いは誰よりも立派な武士。ほんとに漁師かよ。上川隆也も好きな俳優です。
★総括
キャストは、今をときめく人は出てない代わりに、個性的で演技もしっかりした俳優たちが端々に散りばめられていて、安心して観ていられます。
MVPは、特にナシ。でもみんな安定した好演。

↑ナルシーなドヤ顔が素敵で笑えるフジッキーas佐藤義清
第5話は…
☆若武者トリオ
清盛、義朝、佐藤義清が友情コント。この中では、飛びぬけてケンイチくんが若く見えます。同世代には見えないなあ。美しいものが好き、なんて義清のアーティストちっくな発言が笑えた。
☆たまこ爆弾炸裂!
璋子さま、またまた優しげに何の気なしに、恐ろしい発言をカマして鳥羽院を完膚なきまでに叩きのめしました。あまりとえいばあまりな仕打ちに、とうとうブッコワレてしまった鳥羽院は、ついにもののけ宣言!
☆白鳥麗子も妖怪化
崇徳天皇(ARATA、いや、井浦新ついに登場!でもまだ台詞なし)のもとへ入内するはずだった得子ですが、狂った鳥羽院にレイプされて…
可哀想な鳥羽院を優しく慰め、もののけ璋子をやっつける決意をする得子。松雪泰子も十分もののけっぽくて怖い、けど楽しみな存在です。
★総括
崇徳天皇と得子登場で、ますます魑魅魍魎なドロ沼化する朝廷の愛憎劇に期待させられます。
MVPは、もの狂いMAXで大活躍だった三上博史。壇れいも相変わらず怖い。
第2話は…
☆継母はつらいよ
出生の秘密に悩む清盛は、反抗期の真っ最中。グレてしまった義理の息子に、継母の宗子は心を痛めてます。第1話で一度だけ、生さぬ仲の清盛にそのことを思い知らせてしまったことが、宗子ママの拭えぬ後悔になっています。清盛に気を使いまくる彼女の心情や立場が痛々しい。あの時みたいに俺を殴んないのかよ?と、過去のことを蒸し返して宗子ママを悲しませる清盛、オコチャマすぎる。って、まだコドモだったっけ。
☆懊悩の閨
白河法皇と璋子から受けた恥辱に、今も苦しめられている鳥羽上皇。璋子への憎悪や愛執が、夜の夫婦生活を濃密にさせるみたいです(笑)。上皇さまのドロドロした感情など、どこ吹く風でおっとりしてる璋子って、魔性?それとも白痴?どっちにしても怖い女…
☆苦手系俳優
藤原通憲役で、阿部サダヲが登場。まだ小汚い貧乏公家ですが、彼がどんな風に後の権力者・信西へと変貌するのか楽しみですね。サダヲは個性的だし演技も巧いんだろうけど…平家と親密な公家・藤原家成役の佐藤二朗とかもですが、俺って演技うまいだろ?と主張してるような演技をする俳優は、ちょっと苦手なんです。
☆千秋先輩も老けたね…
清盛のライバルとなる源義朝が登場。玉木宏、何か顔がシワクチャ?!まだ少年の役なので、なんともはや。
★総括
少年漫画みたいな平家パートよりも、ドロドロ昼ドラみたいな朝廷パートのほうが好き。不埒で退廃的だけど、あくまで雅やかに美しく描いているところに魅了されます。
MVPは、ウルウル涙目で青筋たててヒステリーな顔が(メイクも)怖い鳥羽上皇さまこと三上博史!宗子ママこと和久井映見の、けなげで悲しそうな風情も良かったです。

第3話は…
☆目指すはやっぱ海賊王なのか
プチ家出中の清盛は、西国で海賊退治ごっこ。ルフィ同様、愉快な仲間もいて楽しそうです。
☆継母はつらいよ2
叔父の忠正から糾弾される清盛を、必死に庇う宗子ママ。彼女の優しい気遣いを、幼き日のあの出来事を根にもってる清盛は、自分の息子に優しくしてればいいじゃん!と拒絶。ほんとはママのこと好きなんだけど…という清盛の屈折は、ふとした表情とかによく出ていて、二人の複雑な関係も今後ドラマを面白くできる素材となってます。
☆毒の花!
璋子『どうして上皇さまは、みかど(崇徳天皇)に冷たくするのかしら♪』
鳥羽上皇『おまえがジジイ(白河法皇)とヤってできたガキだからだよ!!』
璋子『なら、みかどはあなたの叔父さんってことになるから、叔父子ってことで可愛がって♪(テヘ♪とローラ風)』
鳥羽上皇『(ドン引き&激怒)ふざけんなー!!』
璋子みたいな女、ほんと怖いですよねえ。まったく悪気もなく人を傷つける。悪いことをしてる、言ってるという自覚ゼロだから、罪悪感なんか抱きようがない。鳥羽院の悲憤も理解できず、きょとんとしてる顔が怖い。計算高い女や悪意のある女と違い、璋子のような超絶天然女とは戦えない。何やっても通じないので、虚しく絶望的になるだけでしょう。二人のそば近くに侍り、ストレスで胃潰瘍になりそうな堀河局に同情!


☆ツンデレ?
オコチャマすぎる清盛に冷たく、でも奮起するように叱咤激励する源義朝、いい奴!あんな友だち欲しいです。
★総括
みんなキャラが立ってるし、演じる俳優陣も好演していて、すごく面白い回でした。でも視聴率が悪いんですよね。
MVPは、はんなりと爆弾発言がお約束?になってる璋子こと壇れいかな。このドラマのおかげで壇れいが好きになりそうです。松山ケンイチくんも、打ちひしがれた時のあどけない顔が秀逸だった。男気あふれる玉木宏も良かった。どんどんコワレていく三上博史、良妻賢母な和久井映見も毎回印象的です。
第4話は…
☆花の武士団
院の御所を警護する北面の武士は、若者にとっては花形のエリート集団。そこへ入った清盛ですが、意外とチャラい連中ばかりで不満。ナルシーな色男、佐藤義清(後の西行)も同僚の一人です。藤木直人、今でもイケメンですが、やっぱ老けたなあ。そーいやフジッキーを初めて知ったのは、もっくん主演の大河ドラマ「徳川慶喜」だったっけ。あの時のフジッキーは、ほんと眉目秀麗で素敵でした…
佐藤義清も、どうやら璋子に惹かれている様子。やめときなよ~
☆彼も働き者ですよね~
清盛の幼馴染、鱸丸。風貌はほとんど浮浪者ですが、物腰や言葉遣いは誰よりも立派な武士。ほんとに漁師かよ。上川隆也も好きな俳優です。
★総括
キャストは、今をときめく人は出てない代わりに、個性的で演技もしっかりした俳優たちが端々に散りばめられていて、安心して観ていられます。
MVPは、特にナシ。でもみんな安定した好演。

↑ナルシーなドヤ顔が素敵で笑えるフジッキーas佐藤義清
第5話は…
☆若武者トリオ
清盛、義朝、佐藤義清が友情コント。この中では、飛びぬけてケンイチくんが若く見えます。同世代には見えないなあ。美しいものが好き、なんて義清のアーティストちっくな発言が笑えた。
☆たまこ爆弾炸裂!
璋子さま、またまた優しげに何の気なしに、恐ろしい発言をカマして鳥羽院を完膚なきまでに叩きのめしました。あまりとえいばあまりな仕打ちに、とうとうブッコワレてしまった鳥羽院は、ついにもののけ宣言!
☆白鳥麗子も妖怪化
崇徳天皇(ARATA、いや、井浦新ついに登場!でもまだ台詞なし)のもとへ入内するはずだった得子ですが、狂った鳥羽院にレイプされて…
可哀想な鳥羽院を優しく慰め、もののけ璋子をやっつける決意をする得子。松雪泰子も十分もののけっぽくて怖い、けど楽しみな存在です。
★総括
崇徳天皇と得子登場で、ますます魑魅魍魎なドロ沼化する朝廷の愛憎劇に期待させられます。
MVPは、もの狂いMAXで大活躍だった三上博史。壇れいも相変わらず怖い。