日曜日は庭いじりなどしてのんびり過ごしました~
春の花はすっかり盛りを過ぎて、見苦しく枯れ始めているのが何だか人間とカブって切ないです。
カンパニュラとジギタリスが咲き始めました。大好きな花。初夏の庭のレギュラーです。
春のレギュラーのキンギョソウ、矮性スイートピーの可憐な風情が好き。
職場の人にすすめられて育ててみたスナップエンドウ。畑と違ってプランターだと大きくならず収穫も少なかったけど、甘くて美味しかった!
この奇怪な植物は、ウラシマソウという山野草です。去年芽が出てこなかったので枯れたのかなと思ったら、今年は元気に姿を現してくれました。
ガーデニングって癒されるけど、めんどくさくてストレスにもなりますね~。夏のお花や野菜を枯らさないよう頑張らねば…
「ベロニカとの記憶」
ロンドンでカメラショップを営む老人トニーは、学生時代の恋人ベロニカの亡くなった母が彼に遺した日記を、ベロニカが処分したことを知る。トニーはベロニカと再会を試みるが…
「終わりの感覚」という小説の映画化だそうです。イギリス映画といえば、上流一家の優雅な生活とか男子高校でのBLですよね~。その美味しいエッセンスがかなり薄口だったのが物足りなかったです。それは、ベロニカ一家が富豪でも貴族でもない小金持ちレベルで、期待させながらも結局はBLドラマではなかったから、でしょうか。もみじまんじゅうを食べたら中にアンコが入ってなかった、みたいな感じというか。
物足りなさよりも、主人公のトニーが何かイヤな感じのジジイだったのが残念。基本的には善い人なのですが、かなり無神経でマイペースすぎる言動が不愉快でした。冷酷で身勝手な悪人よりも、返ってタチが悪いです。本人には悪意も他意も全然ないので、怒って責めることもできないですし。そういう困った善人、実際にもいますよね~。トニーの元妻や娘へのKYな対応にイラっとしました。みんな怒っても仕方がないと諦めてるのか、すごく寛容な接し方してたのがエラいな~と感心。人のことにはほぼ無関心で、自分ことばかり話すトニーって、ちょっとアスペルガーなのかなとも思った。ベロニカを尾行する姿はほとんどストーカーで気持ち悪かった。若い頃のトニーが書いた、自分をフったベロニカへの腹いせゲスレターとか最低。ベロニカを含め、みんなトニーに優しすぎる。
エイドリアンが自殺した理由とか、意味ありげなベロニカ一家の関係とか、ミステリーなところは面白かったけど、思わせぶりだったわりには全然フツーな真相で、返って驚いてしまいました。もっとドロドロと衝撃的な家族の秘密にしてほしかった!ベロニカの兄ちゃんとか無駄キャラすぎ!
内容はビミョーでしたが、キャストは豪華じゃないけどイギリス映画ファンには嬉しいシブいメンツがそろってました。トニー役は、「アイリス」でオスカーを受賞した名優ジム・ブロードベント。役は不快でしたが、ブロードベント氏の見た目は素敵おじさまでした。一般人爺さん役にしてはカッコいいです。全然ヨボヨボしてないし。佐○健とブロードベントおじさんだったら、迷わず後者に抱かれるわ。
ベロニカ役のシャーロット・ランプリングは、中盤になって登場。相変わらずクールでシブい。これ見よがしな熱演なんかしないところが好きです。枯れた風貌になっても男に色目を使われる役も、ランプリングおばさまならでは。ブロートベントおじさんとは、「ロンドン・スパイ」でも共演してましたね~。
自殺したエイドリアン役は、「女王陛下のお気に入り」での好演も記憶に新しい、最近売り出し中のジョー・アルウィン。制服男子、メガネ男子で可愛かったです。若い頃のトニー役の俳優、もうちょっとイケメンにしてほしかったです。ベロニカの兄役は、これまた「ロンドン・スパイ」にも出てたエドワード・ホルクロフト。ジェームズ・フランコをブリティッシュ化したような感じのイケメンで、ワケアリな役が似合う俳優。トニーやエイドリアンを誘惑するゲイの役なのかなと期待させといて、いてもいなくてもいいようなチョイ役だったのでガクッ。イケメンといえば、トニーの高校の教師役でマシュー・グードも出演してますが、これまたチョイ役。ベロニカの母役のエミリー・モーティマーがミスキャスト。もっと色っぽい美熟女女優に演じてほしかったかも。ベロニカの父役は、ぜんぜん気づかなかったけどジェームズ・ウィルビーだった!あのモーリスが、誰だか判んないほどフツーのおじさんになってて悲哀…
ベロニカ一家の別荘がある田舎の風景はもちろん、ロンドンの街並みもイギリス好きには楽しめます。トニーがベロニカと再会するグラグラ橋とか、もしまたロンドンに行けたら訪ねてみたいです。
春の花はすっかり盛りを過ぎて、見苦しく枯れ始めているのが何だか人間とカブって切ないです。
カンパニュラとジギタリスが咲き始めました。大好きな花。初夏の庭のレギュラーです。
春のレギュラーのキンギョソウ、矮性スイートピーの可憐な風情が好き。
職場の人にすすめられて育ててみたスナップエンドウ。畑と違ってプランターだと大きくならず収穫も少なかったけど、甘くて美味しかった!
この奇怪な植物は、ウラシマソウという山野草です。去年芽が出てこなかったので枯れたのかなと思ったら、今年は元気に姿を現してくれました。
ガーデニングって癒されるけど、めんどくさくてストレスにもなりますね~。夏のお花や野菜を枯らさないよう頑張らねば…
「ベロニカとの記憶」
ロンドンでカメラショップを営む老人トニーは、学生時代の恋人ベロニカの亡くなった母が彼に遺した日記を、ベロニカが処分したことを知る。トニーはベロニカと再会を試みるが…
「終わりの感覚」という小説の映画化だそうです。イギリス映画といえば、上流一家の優雅な生活とか男子高校でのBLですよね~。その美味しいエッセンスがかなり薄口だったのが物足りなかったです。それは、ベロニカ一家が富豪でも貴族でもない小金持ちレベルで、期待させながらも結局はBLドラマではなかったから、でしょうか。もみじまんじゅうを食べたら中にアンコが入ってなかった、みたいな感じというか。
物足りなさよりも、主人公のトニーが何かイヤな感じのジジイだったのが残念。基本的には善い人なのですが、かなり無神経でマイペースすぎる言動が不愉快でした。冷酷で身勝手な悪人よりも、返ってタチが悪いです。本人には悪意も他意も全然ないので、怒って責めることもできないですし。そういう困った善人、実際にもいますよね~。トニーの元妻や娘へのKYな対応にイラっとしました。みんな怒っても仕方がないと諦めてるのか、すごく寛容な接し方してたのがエラいな~と感心。人のことにはほぼ無関心で、自分ことばかり話すトニーって、ちょっとアスペルガーなのかなとも思った。ベロニカを尾行する姿はほとんどストーカーで気持ち悪かった。若い頃のトニーが書いた、自分をフったベロニカへの腹いせゲスレターとか最低。ベロニカを含め、みんなトニーに優しすぎる。
エイドリアンが自殺した理由とか、意味ありげなベロニカ一家の関係とか、ミステリーなところは面白かったけど、思わせぶりだったわりには全然フツーな真相で、返って驚いてしまいました。もっとドロドロと衝撃的な家族の秘密にしてほしかった!ベロニカの兄ちゃんとか無駄キャラすぎ!
内容はビミョーでしたが、キャストは豪華じゃないけどイギリス映画ファンには嬉しいシブいメンツがそろってました。トニー役は、「アイリス」でオスカーを受賞した名優ジム・ブロードベント。役は不快でしたが、ブロードベント氏の見た目は素敵おじさまでした。一般人爺さん役にしてはカッコいいです。全然ヨボヨボしてないし。佐○健とブロードベントおじさんだったら、迷わず後者に抱かれるわ。
ベロニカ役のシャーロット・ランプリングは、中盤になって登場。相変わらずクールでシブい。これ見よがしな熱演なんかしないところが好きです。枯れた風貌になっても男に色目を使われる役も、ランプリングおばさまならでは。ブロートベントおじさんとは、「ロンドン・スパイ」でも共演してましたね~。
自殺したエイドリアン役は、「女王陛下のお気に入り」での好演も記憶に新しい、最近売り出し中のジョー・アルウィン。制服男子、メガネ男子で可愛かったです。若い頃のトニー役の俳優、もうちょっとイケメンにしてほしかったです。ベロニカの兄役は、これまた「ロンドン・スパイ」にも出てたエドワード・ホルクロフト。ジェームズ・フランコをブリティッシュ化したような感じのイケメンで、ワケアリな役が似合う俳優。トニーやエイドリアンを誘惑するゲイの役なのかなと期待させといて、いてもいなくてもいいようなチョイ役だったのでガクッ。イケメンといえば、トニーの高校の教師役でマシュー・グードも出演してますが、これまたチョイ役。ベロニカの母役のエミリー・モーティマーがミスキャスト。もっと色っぽい美熟女女優に演じてほしかったかも。ベロニカの父役は、ぜんぜん気づかなかったけどジェームズ・ウィルビーだった!あのモーリスが、誰だか判んないほどフツーのおじさんになってて悲哀…
ベロニカ一家の別荘がある田舎の風景はもちろん、ロンドンの街並みもイギリス好きには楽しめます。トニーがベロニカと再会するグラグラ橋とか、もしまたロンドンに行けたら訪ねてみたいです。