日曜日、高台の家で誰にも会わず誰とも喋らず、のんびりまったり過ごしました。独り暮らしを始めてから、いつの間にかカフェインよりもアルコールを摂取することが多くなってしまってます。大好きなフルーツ系リキュールをチビチビ飲みながら、掃除、洗濯、庭いじり、料理、Netflix鑑賞。ほろほろと幸せな時間はあっという間に過ぎ去りました。明日からまた仕事…重い気分を払拭するために、またチビチビ。私、大丈夫でしょうか。アル中になるのではないかと心配です。
「キャラクター」
漫画家になる夢を挫折しかけていた圭吾は、一家惨殺事件の現場に遭遇し犯人を目撃してしまう。その衝撃にインスパイアされて描いた漫画が大ヒットし、一躍人気漫画家となった圭吾の前に一家殺しの犯人が現れる。両角と名乗る男は、圭吾の描く漫画の殺人を実行し始めて…
思ってたよりグロくてエグいシーンがあって、オンナコドモでも大丈夫そうなユルいヌルいホラーじゃなかったのが良かったです。包丁でメッタ刺しの野蛮さ残虐さや、血まみれ血しぶきのおどろおどろしさなど、韓流サイコ映画を彷彿とさせました。視覚的にはなかなか優秀なのですが、肝心のお話と登場人物がちょっと…小説や漫画の殺人を実行する設定とか、結構ありふれてるので目新しさはない。途中ひょっとしたら圭吾と両角は?と深読みしたのですが、そんなトリッキーさもなかったし。
絵は巧いけど作中のキャラクターが弱くて平凡だから面白い漫画が描けないと言われる圭吾でしたが、それはそっくりそのままこの映画のことです。圭吾のキャラと言動に魅力が欠けてるんですよ。あんなことが起きてるのに淡々としすぎというか、いい子すぎというか。ひょっとしたらそれは擬態で実は?という驚愕の正体が…なんて期待も裏切られたし。両角と何度も遭遇してるのに、呆然とするだけで何もしないとかありえんわ。もうちょっと圭吾にも意外性やもヤバさを加えてほしかったです。もっともツッコミどころが多かったのは、警察の無能さです。一家皆殺し事件が頻発してるのに、大がかりな捜査をしてるわりには全然犯人や真相にたどりつかないし、誤認逮捕や容疑者取り逃がし、終盤の夏美をまったく警護してなかった失態とか。韓流ではおなじみの無能警察だけど、そこまで同じじゃなくてもいいのに。
キャラは薄いのですが、演じてた俳優たちはなかなかの濃さでした。圭吾役の菅田将暉は、ちょっともういろいろ出過ぎ。CMだけでオナカイッパイ。彼の映画やドラマ、歌もほとんど観たり聞いたりしないのに、何でしょうこの顔を見ただけで襲われるウンザリ感は。もういい加減飽き飽きしてるのですが、たまに出演作を観ると個性的な俳優だしやっぱイケメンなのかな、と思うことも。ファニーフェイスは可愛いけど、ガリガリで貧相すぎ。ヤバい本性とか狂気とか、過剰でもいいからもうちょっと目を惹く演技をさせてあげたらよかったのに。某事務所の下っ端タレントでもできる役でしたし。
両角役でSEKAI NO OWARIのボーカル、Fukaseが記念すべき俳優デビュー。お世辞にも演技は巧いとは言えないけど、かなり気持ち悪くてインパクトはありました。サイコ殺人鬼役を映画デビュー作で選ぶとか、自身のメンヘライメージを大事にしてるんだな~と、痛々しくも商魂たくましいFukaseさんです。フニャ~っとしたニコニコ笑顔とかかなり気色悪いです。あんな人そのへん歩いてたら、すぐ職質されますよ。それにしても。Fukaseってあんなパンパンにむくんだ顔してたっけ?ブレイクした頃はすごく可愛かったのにな~。白石加代子みたいな顔になってたけど、役作り?映画もドラマもいつも同じような人ばかりなので、彼の存在と演技は新鮮ではありました。次はリアルなメンヘラ役を地で演じてほしいものです。
事件を追う刑事役の小栗旬がカッコよかった!
オグリンもすっかり落ち着いた大人の男になって、若々しさもありつつ熟年の魅力も備え始め、いい役者に成長。昔よりも肉付きがよくなった長身にスーツがよく似合って、モデルみたいなたたずまいも。ありきたりな敏腕暴走刑事ではなく、すご~く優しいところが素敵でした。声がきれいで優しいオグリン。圭吾に対しては、刑事というより優しいお兄ちゃんみたいで、ちょっと腐心を刺激されました。オグリンの相棒刑事役の俳優が、すごい苦手な人だったのが残念。菅田将暉もだけど、あの苦手俳優が相手なのでBl妄想をかきたれられなかった。熟年になったオグリンにはぜひ、本格的な大人の恋愛もの、もしくはBLものに挑戦してほしいものです。来年のオグリン主演の大河ドラマに菅田将暉も出演するので、この映画の脇役出演はそのお礼的な友情出演だったのかな?
夏美役の高畑充希、うう~ん、いま私が苦手な女優TOP5には必ず入ってる人。まあ日本の女優の90%は苦手な私ですけど声と喋り方がちょっと…あまりシャシャってこず、いてもいなくてもいい役だったので安堵。オグリン刑事の上司役、小木芳光が素敵おじさま♡菅田将暉よりも小木おじさまに抱かれたいです(^^♪
事件よりも驚いたのは、人気漫画家になった圭吾が夏美と暮らすマンションの豪華さ!漫画家って売れたら巨万の富を得るんですね~。鳥山明センセイとかワンピース、鬼滅の作者とか、どんな豪勢な暮らしをしてることでしょうか。漫画の描き方(手描き、デジタル)も興味深かったです。
日本では凄惨な一家惨殺事件ってたくさん起きてますが、中でもトラウマ級の戦慄、おぞましさなのが、上野消火器商一家殺人事件と練馬区一家殺人事件でしょうか。事件のあらまし、犯人の動機、そのおどろおどろしさはホラー映画の比ではありません。
「キャラクター」
漫画家になる夢を挫折しかけていた圭吾は、一家惨殺事件の現場に遭遇し犯人を目撃してしまう。その衝撃にインスパイアされて描いた漫画が大ヒットし、一躍人気漫画家となった圭吾の前に一家殺しの犯人が現れる。両角と名乗る男は、圭吾の描く漫画の殺人を実行し始めて…
思ってたよりグロくてエグいシーンがあって、オンナコドモでも大丈夫そうなユルいヌルいホラーじゃなかったのが良かったです。包丁でメッタ刺しの野蛮さ残虐さや、血まみれ血しぶきのおどろおどろしさなど、韓流サイコ映画を彷彿とさせました。視覚的にはなかなか優秀なのですが、肝心のお話と登場人物がちょっと…小説や漫画の殺人を実行する設定とか、結構ありふれてるので目新しさはない。途中ひょっとしたら圭吾と両角は?と深読みしたのですが、そんなトリッキーさもなかったし。
絵は巧いけど作中のキャラクターが弱くて平凡だから面白い漫画が描けないと言われる圭吾でしたが、それはそっくりそのままこの映画のことです。圭吾のキャラと言動に魅力が欠けてるんですよ。あんなことが起きてるのに淡々としすぎというか、いい子すぎというか。ひょっとしたらそれは擬態で実は?という驚愕の正体が…なんて期待も裏切られたし。両角と何度も遭遇してるのに、呆然とするだけで何もしないとかありえんわ。もうちょっと圭吾にも意外性やもヤバさを加えてほしかったです。もっともツッコミどころが多かったのは、警察の無能さです。一家皆殺し事件が頻発してるのに、大がかりな捜査をしてるわりには全然犯人や真相にたどりつかないし、誤認逮捕や容疑者取り逃がし、終盤の夏美をまったく警護してなかった失態とか。韓流ではおなじみの無能警察だけど、そこまで同じじゃなくてもいいのに。
キャラは薄いのですが、演じてた俳優たちはなかなかの濃さでした。圭吾役の菅田将暉は、ちょっともういろいろ出過ぎ。CMだけでオナカイッパイ。彼の映画やドラマ、歌もほとんど観たり聞いたりしないのに、何でしょうこの顔を見ただけで襲われるウンザリ感は。もういい加減飽き飽きしてるのですが、たまに出演作を観ると個性的な俳優だしやっぱイケメンなのかな、と思うことも。ファニーフェイスは可愛いけど、ガリガリで貧相すぎ。ヤバい本性とか狂気とか、過剰でもいいからもうちょっと目を惹く演技をさせてあげたらよかったのに。某事務所の下っ端タレントでもできる役でしたし。
両角役でSEKAI NO OWARIのボーカル、Fukaseが記念すべき俳優デビュー。お世辞にも演技は巧いとは言えないけど、かなり気持ち悪くてインパクトはありました。サイコ殺人鬼役を映画デビュー作で選ぶとか、自身のメンヘライメージを大事にしてるんだな~と、痛々しくも商魂たくましいFukaseさんです。フニャ~っとしたニコニコ笑顔とかかなり気色悪いです。あんな人そのへん歩いてたら、すぐ職質されますよ。それにしても。Fukaseってあんなパンパンにむくんだ顔してたっけ?ブレイクした頃はすごく可愛かったのにな~。白石加代子みたいな顔になってたけど、役作り?映画もドラマもいつも同じような人ばかりなので、彼の存在と演技は新鮮ではありました。次はリアルなメンヘラ役を地で演じてほしいものです。
事件を追う刑事役の小栗旬がカッコよかった!
オグリンもすっかり落ち着いた大人の男になって、若々しさもありつつ熟年の魅力も備え始め、いい役者に成長。昔よりも肉付きがよくなった長身にスーツがよく似合って、モデルみたいなたたずまいも。ありきたりな敏腕暴走刑事ではなく、すご~く優しいところが素敵でした。声がきれいで優しいオグリン。圭吾に対しては、刑事というより優しいお兄ちゃんみたいで、ちょっと腐心を刺激されました。オグリンの相棒刑事役の俳優が、すごい苦手な人だったのが残念。菅田将暉もだけど、あの苦手俳優が相手なのでBl妄想をかきたれられなかった。熟年になったオグリンにはぜひ、本格的な大人の恋愛もの、もしくはBLものに挑戦してほしいものです。来年のオグリン主演の大河ドラマに菅田将暉も出演するので、この映画の脇役出演はそのお礼的な友情出演だったのかな?
夏美役の高畑充希、うう~ん、いま私が苦手な女優TOP5には必ず入ってる人。まあ日本の女優の90%は苦手な私ですけど声と喋り方がちょっと…あまりシャシャってこず、いてもいなくてもいい役だったので安堵。オグリン刑事の上司役、小木芳光が素敵おじさま♡菅田将暉よりも小木おじさまに抱かれたいです(^^♪
事件よりも驚いたのは、人気漫画家になった圭吾が夏美と暮らすマンションの豪華さ!漫画家って売れたら巨万の富を得るんですね~。鳥山明センセイとかワンピース、鬼滅の作者とか、どんな豪勢な暮らしをしてることでしょうか。漫画の描き方(手描き、デジタル)も興味深かったです。
日本では凄惨な一家惨殺事件ってたくさん起きてますが、中でもトラウマ級の戦慄、おぞましさなのが、上野消火器商一家殺人事件と練馬区一家殺人事件でしょうか。事件のあらまし、犯人の動機、そのおどろおどろしさはホラー映画の比ではありません。