「Postcards from London」
田舎からロンドンのソーホーにやって来たジムは、路上で所持金を奪われ無一文になる。そんな中スカウトされ生活のため男娼になったジムは、その美しさでインテリや芸術家たちを刺激し魅了する。ジムには素晴らしい芸術作品を見ると気を失うという持病があった…
「キングスマン ファースト・エージェント」や「ザリガニの鳴くところ」そして「逆転のトライアングル」など、最近売れっ子のイギリス俳優ハリス・ディキンソン主演作です。ちょっと、いや、かなりユニークな作品でした。ハリディキは田舎からロンドンに出てきた青年役で、スカウトされてソーホーで男娼になるのですが、男娼といっても男相手にセックスするというより、芸術家やアート好きのおじさん相手にコスプレやモデルをするのが仕事、みたいな感じでした。なので、「娼年」や「エゴイスト」みたいな男同士のラブシーンやラブストーリーを期待するとガクっとなります。
BLちゃうやん!でも、ハリディキはすごくカッコカワいかったです。顔だけだと高校生みたいです。撮影当時は21、2歳ぐらいなので、26歳の現在よりさらに幼く見えるのも当然か。イケメンなんだけど、何だかすごくトボけた顔で、どんな時もだいたいキョトンとしてるのが可愛い。そしてハリディキといえば裸。この映画でもガンガン脱がされてました。ほぼ半裸といっていいほどに。男性キャラの美しい裸体が必要な監督にとっては重宝する俳優なのでは。最近は女優だけでなく男優まで、おいそれとは脱いでくれなくなってますからね~。そんな味気ないポリコレ風潮などどこ吹く風、キョトンと脱ぎまくるハリディキが好きです。服着てるとスラ~とした細身なのですが、脱ぐと胸は厚く腕は太いマッチョな肉体美はまさに眼福で、劇中でアートなおじさんたちを虜にするのも納得の芸術的な完璧さ。
どの出演作でもだけど、ハリディキの裸体ってセクシーだけどエロさは全然なく、地味で色白なためかすごく清潔感があります。見た目は地味で薄いけどクセが強い役が多いハリディキですが、どんな役でも汚らしくならないのはその透明感ある風貌のおかげでしょうか。あと、彼のファッションがおしゃれでした。色白&スマートな長身長足だからこそ似合う個性的な型や色のシャツやパンツ、あれキムタクとかが着たら大事故になりますよ。
ハリディキのアートコスプレも楽しかったです。カラヴァッジョの「聖セバスティアヌス」と「奏楽者たち」の再現シーンが特に好き。ソーホーでの現実と、スタンダールシンドロームを起こして気絶したジムの夢?の中のシーンが交錯する構成になってるのですが、夢の中でカラヴァッジョがジムたちイケメンをモデルにして絵を描くシーンと、カラヴァッジョの怒りっぽいキャラが面白かったです。カラヴァッジョについて無知な私、あの有名なメデューサの絵も彼の作品なんですね!
ソーホーでの現実さえ何だかファンタジー?思えるほど、男娼たちがたむろするクラブや屋上、路地も異空間のような構造と色彩のセット。ロケ撮影は全然なく、演技も演出もまるで舞台劇みたいでした。せっかくロンドン、ソーホーが舞台ということになってたので、イギリス好きとしては残念。ほとんど男しか出てこないボーイズ映画で、ハリディキを囲む男娼仲間や(帽子の子が可愛かった。誰?とチェキってみたら、ジョナ・ハウアー・キングくん、近日公開のハリウッド実写版「リトル・マーメイド」の王子さま役に抜擢されてた!)美術ディーラーの黒人など、ブサメン厳禁なイケメン映画でもありました。なのでやっぱBLじゃなかったのが惜しまれます。男娼たちも妖精?実在しない妄想?みたいな不思議さでした。あと、芸術を語る台詞が私には高尚すぎてワケワカメでした
田舎からロンドンのソーホーにやって来たジムは、路上で所持金を奪われ無一文になる。そんな中スカウトされ生活のため男娼になったジムは、その美しさでインテリや芸術家たちを刺激し魅了する。ジムには素晴らしい芸術作品を見ると気を失うという持病があった…
「キングスマン ファースト・エージェント」や「ザリガニの鳴くところ」そして「逆転のトライアングル」など、最近売れっ子のイギリス俳優ハリス・ディキンソン主演作です。ちょっと、いや、かなりユニークな作品でした。ハリディキは田舎からロンドンに出てきた青年役で、スカウトされてソーホーで男娼になるのですが、男娼といっても男相手にセックスするというより、芸術家やアート好きのおじさん相手にコスプレやモデルをするのが仕事、みたいな感じでした。なので、「娼年」や「エゴイスト」みたいな男同士のラブシーンやラブストーリーを期待するとガクっとなります。
BLちゃうやん!でも、ハリディキはすごくカッコカワいかったです。顔だけだと高校生みたいです。撮影当時は21、2歳ぐらいなので、26歳の現在よりさらに幼く見えるのも当然か。イケメンなんだけど、何だかすごくトボけた顔で、どんな時もだいたいキョトンとしてるのが可愛い。そしてハリディキといえば裸。この映画でもガンガン脱がされてました。ほぼ半裸といっていいほどに。男性キャラの美しい裸体が必要な監督にとっては重宝する俳優なのでは。最近は女優だけでなく男優まで、おいそれとは脱いでくれなくなってますからね~。そんな味気ないポリコレ風潮などどこ吹く風、キョトンと脱ぎまくるハリディキが好きです。服着てるとスラ~とした細身なのですが、脱ぐと胸は厚く腕は太いマッチョな肉体美はまさに眼福で、劇中でアートなおじさんたちを虜にするのも納得の芸術的な完璧さ。
どの出演作でもだけど、ハリディキの裸体ってセクシーだけどエロさは全然なく、地味で色白なためかすごく清潔感があります。見た目は地味で薄いけどクセが強い役が多いハリディキですが、どんな役でも汚らしくならないのはその透明感ある風貌のおかげでしょうか。あと、彼のファッションがおしゃれでした。色白&スマートな長身長足だからこそ似合う個性的な型や色のシャツやパンツ、あれキムタクとかが着たら大事故になりますよ。
ハリディキのアートコスプレも楽しかったです。カラヴァッジョの「聖セバスティアヌス」と「奏楽者たち」の再現シーンが特に好き。ソーホーでの現実と、スタンダールシンドロームを起こして気絶したジムの夢?の中のシーンが交錯する構成になってるのですが、夢の中でカラヴァッジョがジムたちイケメンをモデルにして絵を描くシーンと、カラヴァッジョの怒りっぽいキャラが面白かったです。カラヴァッジョについて無知な私、あの有名なメデューサの絵も彼の作品なんですね!
ソーホーでの現実さえ何だかファンタジー?思えるほど、男娼たちがたむろするクラブや屋上、路地も異空間のような構造と色彩のセット。ロケ撮影は全然なく、演技も演出もまるで舞台劇みたいでした。せっかくロンドン、ソーホーが舞台ということになってたので、イギリス好きとしては残念。ほとんど男しか出てこないボーイズ映画で、ハリディキを囲む男娼仲間や(帽子の子が可愛かった。誰?とチェキってみたら、ジョナ・ハウアー・キングくん、近日公開のハリウッド実写版「リトル・マーメイド」の王子さま役に抜擢されてた!)美術ディーラーの黒人など、ブサメン厳禁なイケメン映画でもありました。なのでやっぱBLじゃなかったのが惜しまれます。男娼たちも妖精?実在しない妄想?みたいな不思議さでした。あと、芸術を語る台詞が私には高尚すぎてワケワカメでした