君もさは あはれをかはせ人知れず わが身にしむる 秋の夕月
ポテチが食いたい、肉まんも食いたい...食欲に負けそうになる秋の夕べ、心と腹が千々に乱れています。こんな想いを同じくする人、あまたおらるることでせうか。
「ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2」
やっとロマン・デュリスasグザヴィエと再会できました♪
スペインのバルセロナでの留学生活から5年後。小説家になることを夢見ながらも、しがないフリーライター業で食いつないでいるグザヴィエは、もうすぐ30歳。でも、いまだ青春の悩みと迷いは尽きず...
相変わらず大人になれないダメ男なグザヴィエ。もう若さを言い訳にもできない年齢になってる彼が、見ていてイタい。グザヴィエよぉ~しっかりしろよ~!と、叱咤したくなります。ちょっとだけ、私とカブるところがあるキャラなので...
何もかもうまくいかない、不本意なことばかり、と落ち込んだり焦ったりするグザヴィエですが...くだらない内容でも仕事は入るし、マジで愛する女には出会えないまでも、モテモテだし。現状に満足できない、ないものねだりの夢見がちな性格は、ほんとガキっぽくてイライラする。けど、そこが可愛いんですよねえ。女たちが、グザヴィエにキュンとなって即エッチするのも、理解できる。可愛いし優しいし。典型的な母性本能くすぐり系。でも、長続きしないのも当然。優柔不断なダメ男だから。
そんな“迷える子猿”グザヴィエの人生を、「スパニッシュ・アパートメント」の登場人物たちが、また楽しく引っ掻き回しています。
シングルマザーになってる元カノのマルティーヌは、お人よしなグザヴィエをベビーシッター代わりにするなど、都合のいい男扱い。でも、異性の親友同士みたいになってる二人の関係は、何かいい感じです。オドレイ・トトゥ、妙に老けて見えたのが気になる。
グザヴィエのマブダチであるオナベのイザベルが、さらに気風の良い男前?になってて、トレビアンです。グザヴィエに頼まれて、彼のおじいちゃんの前で恋人のフリをするシーンが、かなり笑えます。はじめは無理して可愛い子ブリッ子してたけど、だんだん本性が出てきて、男っぽくなるところにププっ!セシル・ド・フランスって、ホントにレズ?!と思えてしまうほど、堂の入ったカッコいいオナベっぷりです。本作で、セザール賞の助演女優賞受賞!おめでとセシル!
今回、グザヴィエに最も強烈に関わるのが、あの英国アホ姉弟ウェンディ&ウィリアム。前作で、最高にいい味だしていた二人の大活躍?が嬉しい。
空気の読めないアホボーイだったウィリアムが、恋に落ちたロシア娘のために、ロシア語をマスターして結婚!と、その成長ぶりに驚かされます(でも、やっぱちょっとアホなのが可愛い)。そんな弟に比べて、姉ウェンディは...
ほとんどヒロインに昇格した彼女ですが、相変わらず頼りない。似た者同士なグザヴィエと、必然のようにデキちゃう。お似合いだけど、うまくやってくには相当の努力が必要そうです。最後の最後までフラフラしながらも、その努力をしようと決めたグザヴィエに、ちょっと男としての成長を見て取れて、安心しました。でもグザヴィエのことだから、油断はできないぞ。
ロマン・デュリス、いちだんとカッコ可愛くなってた~私ってホント、猿系に弱いよなあ。
猿は猿でも、コリンやマーくんみたいなイモダサ素朴系じゃなくて、アートなオサレ系ロマン猿。いかにもなブランドものとか、奇をてらったファッションなんかしないんだけど、全体的にオシャレな雰囲気なんですよね。さすが、生粋のパリジャン+ゲ...おっと、これ以上は♪とにかく、中田ヒデ子とかオニギリジョーみたいなのは、ナチュラルオサレなロマンに比べると、田舎者が無理して東京デビューって感じで、ダサく(ていうか、変に)見えます。
セドリッック・クラピッシュ監督の、ポップで軽快な演出も健在。舞台もパリからロンドン、そしてロシアのサンクトペテルブルグと、スケールもアップ。それぞれの街の風景も興味深く、ちょっとした観光旅行気分も味わえます。
妻武器とか瑛太も、グザヴィエみたいな役すれば似合ってて良いと思うのだけど。でも、ロマンみたいに素っ裸で女を追っかけて路上を走る!なんて演技は、できそうにない?ロマンのフルチン裸族っぷりには相変わらず驚かされるけど、ストーリーキングな男女を見ても知らん顔な通行人もスゴい。フランス人って、あーいう光景が日常茶飯事なアムール国民なんですね。
あと、ロマンの女装!が、キモ可愛かったです。
ポテチが食いたい、肉まんも食いたい...食欲に負けそうになる秋の夕べ、心と腹が千々に乱れています。こんな想いを同じくする人、あまたおらるることでせうか。
「ロシアン・ドールズ スパニッシュ・アパートメント2」
やっとロマン・デュリスasグザヴィエと再会できました♪
スペインのバルセロナでの留学生活から5年後。小説家になることを夢見ながらも、しがないフリーライター業で食いつないでいるグザヴィエは、もうすぐ30歳。でも、いまだ青春の悩みと迷いは尽きず...
相変わらず大人になれないダメ男なグザヴィエ。もう若さを言い訳にもできない年齢になってる彼が、見ていてイタい。グザヴィエよぉ~しっかりしろよ~!と、叱咤したくなります。ちょっとだけ、私とカブるところがあるキャラなので...
何もかもうまくいかない、不本意なことばかり、と落ち込んだり焦ったりするグザヴィエですが...くだらない内容でも仕事は入るし、マジで愛する女には出会えないまでも、モテモテだし。現状に満足できない、ないものねだりの夢見がちな性格は、ほんとガキっぽくてイライラする。けど、そこが可愛いんですよねえ。女たちが、グザヴィエにキュンとなって即エッチするのも、理解できる。可愛いし優しいし。典型的な母性本能くすぐり系。でも、長続きしないのも当然。優柔不断なダメ男だから。
そんな“迷える子猿”グザヴィエの人生を、「スパニッシュ・アパートメント」の登場人物たちが、また楽しく引っ掻き回しています。
シングルマザーになってる元カノのマルティーヌは、お人よしなグザヴィエをベビーシッター代わりにするなど、都合のいい男扱い。でも、異性の親友同士みたいになってる二人の関係は、何かいい感じです。オドレイ・トトゥ、妙に老けて見えたのが気になる。
グザヴィエのマブダチであるオナベのイザベルが、さらに気風の良い男前?になってて、トレビアンです。グザヴィエに頼まれて、彼のおじいちゃんの前で恋人のフリをするシーンが、かなり笑えます。はじめは無理して可愛い子ブリッ子してたけど、だんだん本性が出てきて、男っぽくなるところにププっ!セシル・ド・フランスって、ホントにレズ?!と思えてしまうほど、堂の入ったカッコいいオナベっぷりです。本作で、セザール賞の助演女優賞受賞!おめでとセシル!
今回、グザヴィエに最も強烈に関わるのが、あの英国アホ姉弟ウェンディ&ウィリアム。前作で、最高にいい味だしていた二人の大活躍?が嬉しい。
空気の読めないアホボーイだったウィリアムが、恋に落ちたロシア娘のために、ロシア語をマスターして結婚!と、その成長ぶりに驚かされます(でも、やっぱちょっとアホなのが可愛い)。そんな弟に比べて、姉ウェンディは...
ほとんどヒロインに昇格した彼女ですが、相変わらず頼りない。似た者同士なグザヴィエと、必然のようにデキちゃう。お似合いだけど、うまくやってくには相当の努力が必要そうです。最後の最後までフラフラしながらも、その努力をしようと決めたグザヴィエに、ちょっと男としての成長を見て取れて、安心しました。でもグザヴィエのことだから、油断はできないぞ。
ロマン・デュリス、いちだんとカッコ可愛くなってた~私ってホント、猿系に弱いよなあ。
猿は猿でも、コリンやマーくんみたいなイモダサ素朴系じゃなくて、アートなオサレ系ロマン猿。いかにもなブランドものとか、奇をてらったファッションなんかしないんだけど、全体的にオシャレな雰囲気なんですよね。さすが、生粋のパリジャン+ゲ...おっと、これ以上は♪とにかく、中田ヒデ子とかオニギリジョーみたいなのは、ナチュラルオサレなロマンに比べると、田舎者が無理して東京デビューって感じで、ダサく(ていうか、変に)見えます。
セドリッック・クラピッシュ監督の、ポップで軽快な演出も健在。舞台もパリからロンドン、そしてロシアのサンクトペテルブルグと、スケールもアップ。それぞれの街の風景も興味深く、ちょっとした観光旅行気分も味わえます。
妻武器とか瑛太も、グザヴィエみたいな役すれば似合ってて良いと思うのだけど。でも、ロマンみたいに素っ裸で女を追っかけて路上を走る!なんて演技は、できそうにない?ロマンのフルチン裸族っぷりには相変わらず驚かされるけど、ストーリーキングな男女を見ても知らん顔な通行人もスゴい。フランス人って、あーいう光景が日常茶飯事なアムール国民なんですね。
あと、ロマンの女装!が、キモ可愛かったです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます