まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

泥酔恋愛!ひこ、飲みすぎたのは貴方のせいよ

2008-10-14 | 中国・台湾・香港映画
 「ぼくの最後の恋人」
 彦ことダニエル・ウー主演のラブコメ。
 ビールの売り子シウマンは、泥酔したシェフのミシェルを仕方なく部屋で介抱。それが縁で、二人は同居&カフェの共同経営を始めるが...
 香港コメディらしい、コテコテでベタで元気いっぱいな笑い満載で、すごく楽しかったです。他愛もない物語よりも、個性的な登場人物たちの言動が愉快で魅力的です。みんなテンション高くて、オーバーすぎるリアクションが香港人らしいというか。みんなワイワイガヤガヤすごく楽しそうで、仲間に入れてもらいたくなります。
 そして、この映画って...オバカな内容にしては、必要以上に男前度が高くて濃ゆいです。主役の彦を筆頭に、隅々まで&不自然なほど男前やイケメンが配されていてるので、いつしか話そっちのけになってしまいました...
 言うまでもなく、彦が超カッコいい、というより、今回は超かわいい!
  
 今回は、アメリカではなくてフランス出身という設定なので、名前もマイケルではなくミシェル(でも、みんな勝手にマイケルと呼ぶのが笑えた)、英語ではなくフランス語(かなり変で笑える)を口にする、さすらいのイケメン料理人な彦、女にも(ついでにオカマにも)モッテモテ。それも当然のカッコよさなのですが、カッコつけたところは微塵もなく、すごく優しそうで、ちょっとボ~っとした人のよさそうな感じ(コメディの彦って、大抵こんなキャラ?)が、ほんとラヴリーすぎます。こんな恋人ほしいなあ、とマジで思わせるカッコカワイさです。
 コテコテ喜劇なので、彦もアホなこと頑張ってやってます。グデングデンに酔っ払った顔なんか、頬をヘンに赤くされてドリフの加トちゃんみたいです。あと、ホウシンに言い渡される同居のルール事項が、いちいちコント化されてるのですが、その中で下着姿で踊ってたり、女を連れて帰るな、もちろん男もダメ!という条項で、
 
 ↑彦が、ハードゲイなオカマに~!
 などなど、彦の多彩なオバカぶりが楽しめます。
 でもねえ、どんなにオバカしても、彦の美男ぶりを壊すのも崩すのも不可能なんだなあ、と今回も思い知りました。あんなシェフがいたら、料理より食べたいよ。お約束?のセクシー上半身裸も、ちゃんと見せてくれてます。
 そして。ホウシンに惚れてるヤーさん役に、アレックス・フォン!
 
 ↑画像ではシブい方中信ですが、超アホバカ男の役です。表情や喋り方が変!ミシェルが作ったフランス料理を、まるでゲテモノ料理みたいに恐々&嫌々食ってる様子が笑えます。香港の下町庶民には、高級でオシャレなフランス料理も、グロテスクなゲテモノ料理以外のナニモノでもないんですね。
 彦同様、やっぱ方中信もカッコよさは隠せないですねえ。二人とも、顔以前にスタイルが良すぎる!背が高い~!体格がいい~!方中信もかなりの長身だと思うけど、さらに大きい彦って、ほんとデカい男なんですね!
 さらにさらに。ミシェルの放浪フレンド役で、ひょこっと登場するのがテレンス・イン。そして、彦がヘッドハンティングされた先のレストランのシェフの一人が、アンドリュー・リン。チョイ役ですが、彦のイケメン友人たちが出てきたのも驚喜でした。
 シウマン役のミリアム・ヨンも、男前たちに囲まれて奮闘してました。スゴいウワバミなところが豪快。それにしても、彦と方中信に愛されるなんて。羨ましすぎる!これが韓ドラのヒロイン的キャラならムカつくだけですが、ミリアムはオバちゃんキャラ、でもよく見たら美人だったので許す!

 


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