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台湾映画祭②
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「愛という名の悪夢」
古本交換で出会った白佳琪と恋に落ち、彼女の家で同棲を始める青年。だが白佳琪の強すぎるこだわりと束縛は、やがて耐えがたい重荷に。そんな中、青年は再会した高校の同級生である林艾璇に安らぎを求め、彼女と密会を重ねるようになる。白佳琪と林艾璇との間で苦悩する青年は、夢の中に現れたウサギの怪人から、ひとつだけ願いをかなえると言われ…
ラブサスペンス映画かと思いきや、ん?ラブコメ?こだわりの強い彼女に振り回される彼氏の姿とか、彼氏とその友だちのやりとりとか、ライトでスウィートなラブコメ調…だったのが、可愛いレベルだった白佳琪のこだわりと束縛が、だんだん異様なまでに重くキツくなっていき、いつしかサイコパス調に。彼氏がコソコソと他の女と会ってることに気づいて、白佳琪が何かヤバいことをするのでは?と不穏で危険なサスペンス劇場…が、青年の夢の中にウサギの怪人が現れ、青年の願いが現実化した世界に…と、突然ファンタジーな展開に。終盤はオカルトめいてくるし、いろんなジャンルをぶっこんだ忙しい内容に、かなり戸惑ってしまいました。
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それにしても。白佳琪のこだわり、強迫神経症が壮絶。生きづらいな~。あんなに可愛くて、しかも金持ちなのに。私もわりとこだわりが強いほうだけど、さすがに白佳琪ほどではない。こだわりに合わせるよう他者に要求、強制したりはしません。まあ、誰とも深く関わらないから、そうする必要がないだけかもしれないけど
とにかく、こだわりが強すぎる人は恋愛が困難ですよね。白佳琪の彼氏みたいな献身的(隷属的?)な男、なかなかいませんよ。まさに愛は忍耐、とばかりに白佳琪に従う青年。涙ぐましいほど頑張ってたけど、さすがにもう限界!な状態になるのは、当然で同情。でも、他の女とこっそり頻繁に会いながら、白佳琪と別れられずズルズルと二股を続けるとか、かなりクズでもあった。どっちともセックスしないのが、返って異様な三角関係でした。
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ウサギの怪人への願いがかなった世界では、白佳琪でも林艾璇でもなく、憧れの美人モデルである黒澤由里が恋人になっていて、理想の恋愛生活にルンルンな青年。めんどくさい女どもはもう要らない!やっぱクズ男、でもよほどの聖人でないかぎり、男は同じことすると思います。その理想の世界も実は…な、ラストのオチが怖くて切なかったです。深すぎる強すぎる愛の一念が起こした怪奇!この映画、「不思議の国のアリス」をモチーフにしているようで、白佳琪と黒澤由里は主人公をそれぞれ奇怪な恋の迷宮へといざなう白いうさぎ、黒いうさぎの役割になっています。謎めいたラストシーンは観客の解釈に委ねられ、考察させるものとなっています。
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青年役(名前がない!)は、最近観たドラマ「此の時、この瞬間に」にも出てた台湾の人気俳優リン・ボーホン。やっぱ彼、岸優太に似てますね。岸くんはイケメンじゃないけど、ボーホンはイケメン。男らしさと愛嬌、大人と少年がいい感じにブレンドされてます。「青春弑恋」と「僕と幽霊が家族になった件」とのギャップで分かるように、コメディの時もシリアスの時もいい演技、いい表情が多くて、すごく器用な役者さんです。こんな彼氏ほしいわ~と思わせるボーホンのスウィートさでした。目力の強さ、鋭さも彼の魅力。肉体美も。ちょこっとだけ脱いでますが、相変わらずいいカラダ♡
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白佳琪役のクロエ・シャンが、すごく可愛くて怖かったです。宮崎あおい+和久井映見、みたいな顔?超可愛いけど、関わらないほうがいいのでは…早く逃げたほうがいいのでは…な、ヤバいメンヘラムード&演技がなかなか強烈。黒澤由里役は、リン・ボーホンと「恋の病 潔癖な僕らのビフォーアフター」でもカップルを演じてたニッキー・シエ。ぜんぜん気づかなかった。男にとって理想的(都合がいい?)なパーフェクト美女だけど、実は怪しい信仰系のオカルト呪術女で、メンヘラ女とはまた違うヤバさ。まさに、げに恐ろしきは女。独特の設定やポップな演出と雰囲気、強迫神経症の主人公、iPhoneで撮ったという映像など、「恋の病」とよく似た感じの作品。同じ監督と聞いて納得!台北の夜市、台北101が見える沿岸、原チャリ(青年の電気?スクーター、あれいいですね。ほしい!)など、台湾!な風景も、台湾に行きたい気持ちを高めてくれました。
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古本交換で出会った白佳琪と恋に落ち、彼女の家で同棲を始める青年。だが白佳琪の強すぎるこだわりと束縛は、やがて耐えがたい重荷に。そんな中、青年は再会した高校の同級生である林艾璇に安らぎを求め、彼女と密会を重ねるようになる。白佳琪と林艾璇との間で苦悩する青年は、夢の中に現れたウサギの怪人から、ひとつだけ願いをかなえると言われ…
ラブサスペンス映画かと思いきや、ん?ラブコメ?こだわりの強い彼女に振り回される彼氏の姿とか、彼氏とその友だちのやりとりとか、ライトでスウィートなラブコメ調…だったのが、可愛いレベルだった白佳琪のこだわりと束縛が、だんだん異様なまでに重くキツくなっていき、いつしかサイコパス調に。彼氏がコソコソと他の女と会ってることに気づいて、白佳琪が何かヤバいことをするのでは?と不穏で危険なサスペンス劇場…が、青年の夢の中にウサギの怪人が現れ、青年の願いが現実化した世界に…と、突然ファンタジーな展開に。終盤はオカルトめいてくるし、いろんなジャンルをぶっこんだ忙しい内容に、かなり戸惑ってしまいました。
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それにしても。白佳琪のこだわり、強迫神経症が壮絶。生きづらいな~。あんなに可愛くて、しかも金持ちなのに。私もわりとこだわりが強いほうだけど、さすがに白佳琪ほどではない。こだわりに合わせるよう他者に要求、強制したりはしません。まあ、誰とも深く関わらないから、そうする必要がないだけかもしれないけど
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ウサギの怪人への願いがかなった世界では、白佳琪でも林艾璇でもなく、憧れの美人モデルである黒澤由里が恋人になっていて、理想の恋愛生活にルンルンな青年。めんどくさい女どもはもう要らない!やっぱクズ男、でもよほどの聖人でないかぎり、男は同じことすると思います。その理想の世界も実は…な、ラストのオチが怖くて切なかったです。深すぎる強すぎる愛の一念が起こした怪奇!この映画、「不思議の国のアリス」をモチーフにしているようで、白佳琪と黒澤由里は主人公をそれぞれ奇怪な恋の迷宮へといざなう白いうさぎ、黒いうさぎの役割になっています。謎めいたラストシーンは観客の解釈に委ねられ、考察させるものとなっています。
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青年役(名前がない!)は、最近観たドラマ「此の時、この瞬間に」にも出てた台湾の人気俳優リン・ボーホン。やっぱ彼、岸優太に似てますね。岸くんはイケメンじゃないけど、ボーホンはイケメン。男らしさと愛嬌、大人と少年がいい感じにブレンドされてます。「青春弑恋」と「僕と幽霊が家族になった件」とのギャップで分かるように、コメディの時もシリアスの時もいい演技、いい表情が多くて、すごく器用な役者さんです。こんな彼氏ほしいわ~と思わせるボーホンのスウィートさでした。目力の強さ、鋭さも彼の魅力。肉体美も。ちょこっとだけ脱いでますが、相変わらずいいカラダ♡
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白佳琪役のクロエ・シャンが、すごく可愛くて怖かったです。宮崎あおい+和久井映見、みたいな顔?超可愛いけど、関わらないほうがいいのでは…早く逃げたほうがいいのでは…な、ヤバいメンヘラムード&演技がなかなか強烈。黒澤由里役は、リン・ボーホンと「恋の病 潔癖な僕らのビフォーアフター」でもカップルを演じてたニッキー・シエ。ぜんぜん気づかなかった。男にとって理想的(都合がいい?)なパーフェクト美女だけど、実は怪しい信仰系のオカルト呪術女で、メンヘラ女とはまた違うヤバさ。まさに、げに恐ろしきは女。独特の設定やポップな演出と雰囲気、強迫神経症の主人公、iPhoneで撮ったという映像など、「恋の病」とよく似た感じの作品。同じ監督と聞いて納得!台北の夜市、台北101が見える沿岸、原チャリ(青年の電気?スクーター、あれいいですね。ほしい!)など、台湾!な風景も、台湾に行きたい気持ちを高めてくれました。
氏名を見るまでは岸くんが台湾映画に出ている?と思いました。
リン・ボーホンさん(英語表記だと「オースティン・リン」)は別作品でも脱いでいますね。
岸くん今どうしてるんでしょう。海外で活動してるんでしたっけ?
リン・ボーホン、今まで観た作品すべてで脱いでました。