ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

脱会そして入会

2009年01月14日 | ひとりごと
チーム『メリッサ』を脱会します。
あの、YMCA共催の『The Biggist Loser』のチームです。
たった1週間で脱会なんて……と、かなり悩みましたが、どう考えてもわたしがあのチームのメンバーになる意味がありません。
というか、もしかしたら他のメンバーの人達に迷惑をかけてしまう可能性だってあります。

わたしが減らしたいパウンドは、小太り(中年太り)の女が、できたらもう少し若かった頃の体重に近づきたい……ぐらいのちっぽけな数字で、
他のメンバーの人達のように、成人一人分ぐらいの重さを減らしたいのではありません。
もちろん、そのちっぽけな数字さえもなかなか難しく、とても根気のいることには違いないけれど、
体重減らし&エクササイズクラスの参加ポイントを足し算した数字を競い、多い人、もしくは多いチームに賞品を贈呈、というYMCAのイベントに、どうしてこの自分が参加しているのか、やっぱり合っていないような気がするので、抜けさせてもらうことにしました。

毎週1回、公然の記録として体重を計る。
これはなかなかいい動機にはなりました。計る日のことを思うと、ついつい食べてしまうということが無くなりました。
わたしはもともと間食をしないし、3食もたくさん食べません。夜は8時までには食べ終わっているし、それ以降はハーブティを飲むぐらいで、固形物は一切口に入れません。
ああそれなのにそれなのに、どうしてサイズの数字が年々増えていくのでしょう?!
うちの男どものうち、旦那とTはガリガリ、Kは筋肉質だけれど太っていません。
わたしは1番チビのくせに1番重い?!なんでそげなこつになるとですかぁ~!!

たしかに、こちらで居ると目が慣れてしまって、自分が太っていることが分からなくなってしまいます。
この町には、風船のように太っている人は少ないけれど、それでもやっぱり平均してデカい人が多いので、
彼らに比べるとわたしなんて……とついつい油断してしまうのでしょう、日本に行くたびに、「また膨れたね」と言われてしまう可哀想なわたし。

日本にはこの8年半の間に3回行きましたが、空港から世間に出て電車に乗るあたりで、いつもこうつぶやいてしまいます。「ちっちゃ……」

細くてちっちゃい中年女性がいっぱい。
もともと細い、なんていう経験が皆無のわたしですが、せめて○○キロぐらいにはなりたいと、近頃本気で思っています。

なので『チームまうみ』
本日結成いたします。どうかみなさま、末永く見守ってくださいますようお願い申し上げます。

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Tの送別会

2009年01月14日 | 家族とわたし
明日大学に戻る予定だったTの送別会をしました。
送別会といっても、いつも町のレストランに4人で出かけ、一緒に食事をするだけですが、
いつもは値段制限にうるさい旦那に口を挟ませず、とりあえず常識の範囲で(←ここが大事)好きな物を注文できる、息子達にとっては特別な日です。

今夜は近所のギリシャ料理店に行きました。
そのレストランの2階には旦那のオフィスがあるので、「TとKにまず見せて」、と旦那が言うと、「なんで~そんなん別にええわ、めんどっちぃ」とT。
なにを抜かすか!
ここで日々働いてくれている親のおかげで、あんたはクソ高い授業料を取る工科大で勉強できてるんやないの!
しっかり説教されながらみんなでオフィスに。
洗練された落ち着いた雰囲気のオフィスを見て、Tはすっかり気に入ったのか、「めっちゃきれいやんここ」とポツリ。旦那は嬉しそうでした。

料金のことはとやかく言わない、と釘を刺しておいたのにも関わらず、もうこれは性格でしょうか、それとも癖でしょうか、ブツブツと鬱陶しい旦那。
だいたい、レストランに行った時ぐらい、ちょっとは日常を忘れたいと思うのに、あの支払いがまだ残ってるだの、新学期の支払いが近いだの、
えぇ~い、黙らっしゃい!今夜の支払いはわたしが引き受けたる!家計に響かん、秘密の懐から。
あ~あ、またへそくりが公認になってしまいました……。これじゃ貯まらんわ。

わたしの注文の聞き違えがあって、そのお詫びにとレストランからデザートのサービスがあり、それを4人で分けんこしていただきました。

お腹いっぱいになって家に戻り、さあ荷造り開始!
いや、その前に、天気予報の確認をもう一回。

明日は朝から雪が降り、気温は零下7℃、夜には零下17℃まで下がり、Tがヴァージニアに着く頃には、向こうはもっと寒くなっているという予報でした。

あかん!やめとき。危な過ぎ。

あっさり1日延長になりました。彼の乗っている日産のスポーツカーフェアレディZは、旦那父のおさがりで御年20才。
タイヤもクラッチも全替えしたので、運転機能的には問題は無いと思いますが、濡れた道を走るのがとても難しい車です。
明日は濡れているどころか、凍るに決まっているので、そんな道を初心者のTが走るのを想像しただけで、わたしは心配で心配でたまらなくなってしまいます。
さすがの旦那も、明日は止めて、明後日、どちらにしても雪模様なのですが、様子を見ながら改めて日を決めた方がいいと言いました。

とりあえず、くよくよと心配しながらベッドに入らずに済みました。
心配があると、それをフッと消すことがなかなかできずに、何時になっても眠れなくなってしまうことが時々あります。
昨日の体調の崩れがほとんど消え、復活間近なので、今夜もしっかり眠りたいわたしです。助かりました。

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はらまき

2009年01月14日 | ひとりごと
9年前の真冬に亡くなった父は、はらまき愛好家で、娘のわたしや息子の弟にもはらまきをするようにうるさく言っていました。
おかげで、はらまきはわたしの必需品になり、ティーンになっても夜寝る時だけはちゃんとつけていて、
最初の結婚の新婚旅行にグァムに行った時にも、薄手のピンクのネグリジェの下に、新妻として気をきかしたつもりのピンクのはらまきをつけていました。

お腹と足元は絶対に冷やしたらあかん。

その教えを、言葉じゃなくて体に教え込まれ過ぎたのか、少しでも体が冷えると急に体調が悪くなってしまいます。
昨日がそうでした。

昨年末にも一度、室温の低いお家で半日以上過ごし、すっかり体を冷やしてしまったのが原因で、病気というより、しっかり立つことができなくなりました。
その時は元に戻るのに2週間ほどかかってしまいました。

昨日は、汗に濡れたままの服で数時間、しかも、オイル代をケチって部屋の温度を下げたままにしていました。自業自得です。

旦那が「今日一日、設定温度は下げないように」と言って仕事に出て行きました。
うちの日中の室内温度は18℃、夜にはもう少し下げます。

今日は零下5℃。夜には零下8℃になり、明日の木曜はまた雪模様の予報です。そして夜には零下16℃になる予報が出ています。

そんな毎日なのに、家猫ショーティはほんの数分だけですが、家の周りを散歩します。猫のくせにね。
「暖房が始まると部屋の空気がもやもやするから、フレッシュな空気を吸いたくなるんちゃう?」と、同じように散歩に出かける旦那は言います。

昨日は、お向かえの家に、テレビコマーシャルの撮影隊が来ていて、大きなトレーラーやら発動機がウォンウォンと唸っていたので、
それが恐かったのか、とうとう家の中から出られなかったショーティでした。

明日はTが大学に戻ります。これまでに無い、とても厳しい学期になるそうです。
なので、小遣い稼ぎのためのバイトを止めさせることにしました。ということは、またまたこちらの出費が増えるんですけどね……仕方ありません。

体を冷やして体調を悪くしている場合じゃありません。もうはらまきはしないけど、工夫して、用心して、元気にやっていけるようにしなければ。

父の棺に入れた愛用のはらまきの、なんともいえない柔らかな手触りを思い出しました。





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