ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

Resist-A-Ball

2009年01月24日 | ひとりごと
なんのこっちゃ分からん方々、なんのこっちゃありません、ただのゴム製のでっかいボールです。ストレッチや筋力トレーニングなどに使います。

今日はこのボールを使った運動の講習を受けに、またまたYMCAに行ってきました。そうです、『The Biggest Looser』のポイント稼ぎです。
体重ではあまり貢献できそうにないわたしは、こういう特別講習(5ポイントもらえる!)に参加して、なんとかグループのお役に立とうと思っています。

小さな部屋に現れたのは、ムキムキの、下まつ毛が濃い(このタイプの人って、目の周りをアイライナーでぐるりと書いたように見えます。それがどうした?ってことなんですけど……)、思いっきりイタリアンの男性でした。
自分の身長に合ったボールを選ぶことが1番大事だと聞き、周りをぐるりと見回すと、無いやん……。
すでに心地良さそうに10名ぐらいの参加者がボヨンボヨンしながら座っているボール以外の物は、わたしにはデカい。
仕方が無いので、少し大きめのボールに座りました。

講習が始まり、いろんな定位置を教えてもらい、ボールは部屋の中をグルグル、わたし達はそのボールから落っこちてなるものかとヨタヨタ、なかなか楽しくもトホホなクラスでした。

ピラテスと同じような姿勢をしていても、体が接触している所が床ではなくて丸いボールなので、すぐにフラフラしてバランスが崩れてしまいます。
なので、同じ運動でも、使う筋肉が違ったり、他の部分も同時に使わなければならなかったりして、
それをトレイナーのマイケル氏はとても嬉しそうに「だろ?な、違うだろ?ほれほれ、そこんとこ分かってもらいたいわけよ、こちとらはさ」とご満悦。
ボールと格闘しているこちとらとしては、お腹ピクピク、太ももワナワナ、早よ休みたい一心で彼の号令を待っているのに……。

彼とボールの蜜月のような仲の良さには感動しました。
ボールは彼から片時も離れず、彼もボールの上でありとあらゆるポーズを取り、部屋の中を自由自在に動き回ります。
サーカスみたい……。
アイライナーをくっきり引いた彼が、スポットライトの中でクルクル回っているのを想像しながらぼんやりしていると、
「はい君、やってみて!」と、いきなりブリッジのポーズを要求されてしまいました。
慌てて座り姿勢からズルズルと下り、頭だけがボールの上に乗っかる所までずらしていったつもりがドスンッ、いててぇ~!
見ていた皆さん、どうもお騒がせいたしました。別にどうってことございませんです、これがまうみ的人生の一こまです、ご心配なきよう。

我が身を呈して、クラスの皆さんに和んでいただいたのでした
コメント (2)
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