ついさっき、息子Tに、渡すのを忘れていた書類を入れたお菓子箱を送るね~なんてのんびりチャットしていたら、
「あんな~、また殺された。物騒やわ~」と、ホワ~っと返事が返ってきました。
お願いやから部屋の中から出んと、思いっきり鍵しまくって!!と、叫び声付きの返事を送ったところです。
あの大量殺人事件が起きた後、緊急事態が発生すると即座に全生徒の携帯とメールに連絡がいくようになっていて、今夜はそれで知ったようです。
今、スカイプで旦那とTと3人で話しています。
ええと、犯人は捕らえられたそうですが、何人がいたのかは不明なので、生徒達には非常態勢のまま待機との連絡が入っているようです。
今、こちら時間、21日水曜日の夜8時45分です。
まったく……心配です……。
などと言っている時に、学校を終えた息子Kが戻ってきました。
「なあ、Tの大学、今度は刺し殺されたみたいやで」
「え、あ、オレんとこもそういやあった」
はぁ~?!
よくよく聞いてみると、彼が大学の駐車場に車を止めようとしていたら、ものすごい勢いでパトカーが突入してきて、
びっくりして様子を伺っていると、どうやら駐車場の車に悪さをしている男がいて、それを阻止しようと数台のパトカーがやってきたそうです。
それで、その男は警官に追いつかれ、よせばいいのにかなり体当たりなどをして抵抗したみたいです。
それで、ドギュンと肩を撃たれて倒れたそうな……なので死んだりはしていませんが、それでも学生の居る駐車場で……。
少し前の話になりますが、友人の息子があるパーティに行き、ひどく酔っぱらった末に、なにやら怪し気な薬を飲んで、急におかしくなったまま車を発進させてしまったそうです。
周りの学生は必死に止めようとしたけれど、もう彼は完全に妄想の中に居て、誰の制止も聞かず、ものすごいスピードで町に出てしまいました。
それから彼は、とても恐ろしい化け物に追いかけられていると思い込んだまま、道を滅茶苦茶に走り、高速を逆走し、追いかけてきたパトカーにも抵抗し、
挙げ句の果てには車から降りて、駆けつけてきた警官に暴力で反抗したのでした。
裁判になり、危うく刑務所送りになる一歩手前でしたが、知り合いから紹介してもらった敏腕弁護士に助けてもらい、なんとか決着をつけたそうです。
友人は、その際に弁護士に言われた言葉が忘れられないと言っていました。
「あのね、あなたの息子、体も小柄な方だし、アジア人だから死なずに済んで良かったんだよ。もし体格のいい、それも黒人だったりしてごらん、絶対に正当防衛とかで殺されちゃってるんだからね」と、真剣な顔して言われたそうです。
その弁護士は、それまで毎日毎日、イヤというほどの数の、そういう種類の事件や問題を担当しているそうです。
なので、その真実の言葉を聞いて、背筋がゾッとしたと彼女は顔をしかめて言っていました。
Kの大学の事件を聞いて、すぐにそのことを思い出しました。
実際の暮らしの中には、まだまだこんなことがいっぱい存在しています。
「あんな~、また殺された。物騒やわ~」と、ホワ~っと返事が返ってきました。
お願いやから部屋の中から出んと、思いっきり鍵しまくって!!と、叫び声付きの返事を送ったところです。
あの大量殺人事件が起きた後、緊急事態が発生すると即座に全生徒の携帯とメールに連絡がいくようになっていて、今夜はそれで知ったようです。
今、スカイプで旦那とTと3人で話しています。
ええと、犯人は捕らえられたそうですが、何人がいたのかは不明なので、生徒達には非常態勢のまま待機との連絡が入っているようです。
今、こちら時間、21日水曜日の夜8時45分です。
まったく……心配です……。
などと言っている時に、学校を終えた息子Kが戻ってきました。
「なあ、Tの大学、今度は刺し殺されたみたいやで」
「え、あ、オレんとこもそういやあった」
はぁ~?!
よくよく聞いてみると、彼が大学の駐車場に車を止めようとしていたら、ものすごい勢いでパトカーが突入してきて、
びっくりして様子を伺っていると、どうやら駐車場の車に悪さをしている男がいて、それを阻止しようと数台のパトカーがやってきたそうです。
それで、その男は警官に追いつかれ、よせばいいのにかなり体当たりなどをして抵抗したみたいです。
それで、ドギュンと肩を撃たれて倒れたそうな……なので死んだりはしていませんが、それでも学生の居る駐車場で……。
少し前の話になりますが、友人の息子があるパーティに行き、ひどく酔っぱらった末に、なにやら怪し気な薬を飲んで、急におかしくなったまま車を発進させてしまったそうです。
周りの学生は必死に止めようとしたけれど、もう彼は完全に妄想の中に居て、誰の制止も聞かず、ものすごいスピードで町に出てしまいました。
それから彼は、とても恐ろしい化け物に追いかけられていると思い込んだまま、道を滅茶苦茶に走り、高速を逆走し、追いかけてきたパトカーにも抵抗し、
挙げ句の果てには車から降りて、駆けつけてきた警官に暴力で反抗したのでした。
裁判になり、危うく刑務所送りになる一歩手前でしたが、知り合いから紹介してもらった敏腕弁護士に助けてもらい、なんとか決着をつけたそうです。
友人は、その際に弁護士に言われた言葉が忘れられないと言っていました。
「あのね、あなたの息子、体も小柄な方だし、アジア人だから死なずに済んで良かったんだよ。もし体格のいい、それも黒人だったりしてごらん、絶対に正当防衛とかで殺されちゃってるんだからね」と、真剣な顔して言われたそうです。
その弁護士は、それまで毎日毎日、イヤというほどの数の、そういう種類の事件や問題を担当しているそうです。
なので、その真実の言葉を聞いて、背筋がゾッとしたと彼女は顔をしかめて言っていました。
Kの大学の事件を聞いて、すぐにそのことを思い出しました。
実際の暮らしの中には、まだまだこんなことがいっぱい存在しています。