ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

突然の病気

2009年01月13日 | ひとりごと
なんでしょうこれは?
午前中に、いつものピラテスのクラスに行き、汗だくになって帰ってきたまま数時間、それがいけなかったのでしょうか?

お昼ご飯を食べ、それから少し用事をして、仕事前のシャワーを浴びている途中から、なんだか少し妙な感じが全身に漂ってきて、
慌てて首の後ろの付け根とか、肘の内側とか、丹田のあたりに熱いお湯をかけ、しばらく体が安心するまで様子を見ていましたが、
服を着て、髪の毛を乾かし、さて出発とコートを羽織った時に、だめだ~!という信号がお腹から、頭から、背中から一斉に出てきました。

わたしの仕事は働いてなんぼのもんです。休んだら稼ぎがありません。
気持ちを強く持って、とにかく車に乗ろう、と家の外に出ました。

そのまま行けちゃうことが多いのに、回れ右して部屋に戻り、急なキャンセルを伝える電話をかけました。

それからしばらく、どんどん気持ち悪くなって、こりゃ困ったと思っているところに旦那がやって来て、
グニャグニャした声でわたしが答える症状を聞いて、マグネットをポツポツと数カ所貼ってくれました。

ついさっきまでグッと寝て、あちこちに残っていたイヤ~な感じが去り、吐き気も無くなっていたので、おかゆを作りに起きてきました。

Tがもう明後日には大学に戻ってしまうのになあ……1日損した、なんてクヨクヨ思いながらおかゆを啜っていると、
そのTが台所に入ってきて、何気に遠巻きにわたしを見ています。
「なによ?」と言うと、「おっ、ばい菌退散!」と言ってピョンとさらに後退。
まったく……母の心息子知らず……。

まあ確かに、もしこれがウィルス性のだとしたら、合計9時間ほどのドライブを独りでしなければならない彼には、絶対にもらいたくないもんですけどね。

悔しいので、大きな声で独り言を言いました。
「ああ、おかあさん、起きてきたん。大丈夫なんか?心配しとってんで。なんかあったかいもん持ってったげよと思てんけど、よく寝てたから、起こすのもなんやと思てやめといてん。無理し過ぎたんやろ。もっと大事にせなあかんで」

Tはワハハ!と大笑いしながら、わたしの独り言を聞いています。
その横で、旦那もなんとな~くわたしに顔を合わせないようにして、ニヤニヤしながら聞いてます。
腹を立てることができるぐらいに復活しました。やっぱり体を冷やしてしまったからでしょう。

ま、男なんか……こんなもんでんな。
コメント
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