ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

キックだ、パンチだ、とぉ~!!

2012年01月26日 | ひとりごと
最近姿勢も悪かった。
毎週通っていたYMCAのピラテスのクラスを止めた途端、気も腹周りの筋肉も緩みがちだった。
毎月50ドルの会費は、もしわたしが週に2回ずつ通えていたら、1回6ドルちょっとのお得なクラスになる。
けれどももし、何かの用事が重なって行けなくなると、1回の料金がグンと跳ね上がる。

YMCAにはかれこれ5年以上通ったけれど、なんとただの一度も日本人のメンバーに出会わなかった。
あ、ひとり、もともと友人のAちゃんはいたな。
けれども、ほんとに彼女だけで、いつもひとりで、ピラテスのクラスだけに行き、クラスが終わるとそそくさと家に帰っていた。

最近知り合った、うちから歩いてでも行ける隣町の家に住むSちゃん(同じくピアノ教師)と、もともと友人だったFちゃんが、
車で15分ぐらいひとっ走りした所にあるジムに通っていると聞いて、そこの様子を見させてもらった。
なんと月々の会費が20ドル?!
クラスは取り放題、一回だけ無料でウェイトトレーニングのコーチもしてもらえるのだそうな。ま、興味はないけど……。
残念ながら、ピラテスのクラスは一枠しかなくてしかも早朝。まだ起きたばかりの時間に通わなくてはならないので断念。
YMCAと比べると内容がイマイチではあるが、近所の3人で車に相乗りして通えるのもいいなと思った。
なので、散々考えて、ひとまずYMCAを休止して、鞍替えすることにした。

3人がまず狙ったのは、ヨガとピラテスを組み合わせたようなクラスで、どちらもちょいと中途半端な感じがしないでもないが、体に無理が無さそうなので決定。
そして、取り放題やのにもったいないとばかりに、先週『キック&アブ』という、勇ましそうなクラスを試してみることにした。
で……、
クラスの紹介には『45分間の運動と15分間のストレッチ』と書いてあったので、とにかく45分間を乗り越えられたらなんとかなるべ、と思っていたら、
部屋に入ってきたインストラクターの筋肉隆々な姿を見て、そこで悟っておくべきだった……。
はじめっから終わりまで、実に1時間以上、アップテンポの音楽に合わせてピョンピョン跳び続けながら、パンチだのバンザ~イだの……、
あまりのことに吐きそうになってだらけていると、ほんの数秒で、いつの間にか彼女がすぐ横に来ていて(人間か?)、
「カモ~ン!」とマジな目で睨みつけながら、ほれほれ、わたしの真似しなはれ!と強要する。
かんにんしておくんなはれ~と、弱々しく微笑んでもダメ!
ちゃんとするまでピタッとくっついて離れてくれない……鬼か……。

というわけで、結局全部やってしまった……。
しかも続きで、ダンベルを持ってやる運動のクラスがあって、ショックで頭がボーッとしてたからか、やけくそで取ってしまった。

そして数日前から、じわじわとやってきた腰痛……後悔先に立たず……。
別に、普通に生活してるし、仕事も家事もやってるけれど、いや~な痛みは消えてくれない。
悪化する前に鍼鍼!
旦那にササッと打ってもらった。
ほんでもって、旦那から教えてもらったストレッチ。
うつ伏せで肘をついて、軽く上半身を支える。ヨガのイーグルのポーズの中途半端版。
これを2時間おきに数分。
ついさっき、やってる間に、背骨の方でコリッと鈍い音がした。
さて、明日はちょいと軽くなってるかな~。
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原子力の悪夢を、これからも永遠に見続けていきたいですか?

2012年01月25日 | 日本とわたし
平賀緑さんという方が翻訳してくださった『原子力の悪夢』という論文を紹介します。
これは、3月の19日に発表されたものです。
ずいぶん古いものですが、アメリカの原子力産業の状況について語られたもので、今もその状況は全く変わっていません。
昨晩、オバマ大統領が一般教書演説をして、その中に、原子力発電の行く末についても、核についても、エネルギーについてもろくに言及が無く、
やっぱり原発村の親玉、悪の巣窟に、オバマ氏といえど歯が立たないのでしょうか?
それとも、彼は大ウソツキだったのでしょうか?


原子力の悪夢

ラルフ・ネーダー・2011年3月19日
 
※以下は、米国の環境活動家ラルフ・ネーダーが、福島原発の事故を受けて、米国の原子力産業の状況について書いたものだが、日本の読者にも大いに役立つと思われるので訳出した。【編集部】

[出典]コモン・ドリームズ

日本で進行している複数の原子炉の大惨事は、米国内に104もある原発に対する注意を遅ればせながら呼び起こしている。
米国内の原発の多くは老朽化し、その中の4基が地震断層の近くにある。
西海岸には津波の危険にさらされている原発もあるのだ。

原子力発電所とは、水を沸かして発電用のタービンをまわす蒸気を作る装置だ。
その核燃料サイクルはとほうもなく複雑なもので、ウラン鉱山から始まって、最終的には死の放射性廃棄物へとたどりつく。
そして、廃棄物を、何万年にもわたって永久的に格納できる貯蔵施設は、いまだにない
のだ。

米国の電力の20パーセントは、原発で発電されている。
原発産業の推進者、かつ規制者である原子力委員会たちは、40数年前に、
炉心が完全に溶解すれば、ペンシルバニア州[訳注:119,282平方キロメートル。福島県13,783平方キロメートルの8.65倍]もの広さが汚染され、
大量の死傷者を引き起こしかねない
と概算した。

さて、納税者のみなさんは、原子力の研究、開発、推進に、当初から何百億ドルもの資金を提供してきた。
米国では、膨大な経費やリスク、様々な原発における危機一髪の事態、
1979年にペンシルバニア州スリーマイル島の原発で起きた部分的な炉心溶融のために、1974年以降は、原発は建設されていない

とはいえ、いま、原発産業界は、化石燃料を燃やすことで排出される地球温暖化ガスを減らすことに、原発が役立つと主張している。
オバマ大統領やエネルギー省のスティーブン・チュウ(Steven Chu)長官は、長年原子力産業を批判してきた人たちと会見することを拒否し、熱心に推進している。

彼らがいかに、納税者のみなさんの背後で動いているか、次のことからも分かるだろう。

1.ウォール街は、100%の政府債務保証(taxpayer loan guarantee)がなければ、新たな原発建設に融資しようとしない。
リスクが高すぎる
からだ。
事故がないと仮定しても、新たな原発一基に120億ドルもかかるのだから、膨大な保証額だ。
オバマや議会は、こんな取り決めで良し、と考えている。

2.原発は、民間の保険市場で保険をかけられない
リスクがありすぎるのだ。
事故時等の事業者の賠償責任を制限するプライス・アンダーソン法(Price-Anderson Act)の下では、
納税者たちが、炉心溶解の膨大な負担を支払うことになる。

3.原発と放射性廃棄物の輸送は、国土安全保障省(Department of Homeland Security)にとって国家的なセキュリティの悪夢だ。
何千本もの壊れやすい使用済み核燃料棒が、破壊工作にとってどれだけ格好のターゲットになり得るか、考えて欲しい。

4.核廃棄物の最終処分場が許可されたときに、そのツケをいったい誰が支払うかを推測してほしい。
納税者である皆さん、皆さんの子孫、血のつながった子孫へとずっと続くのだ。
原発の巨大な解任コストは、電気利用者の財布から出されるのだ。

5.どこであれ原発の近くに住む人々は、原発事故が起きれば、とりわけ緊急事態のときは、過酷な退避の負担を強いられる
トラブル続きであるインディアン・ ポイント(Indian Point)原発は、ニューヨーク市の北方42キロにあるが、
そこから避難することをイメージして欲しい。
この地域で働く人々は、午後5時のラッシュアワー に職場から帰宅するだけで、充分大変な思いをしている。
クリントン国務長官が、ニューヨーク州上院議員であった時に、アンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)知事とともに、インディアン・ポイント原発閉鎖を求めた理由のひとつはそこなのだ。

6.原子力発電は、不経済だし、不要なものだ。
コジェネレーション、風力、そして、より効率的で、より素早く、ずっと安全な再生可能な電力などのエネル ギー保護策には、とうてい競争できない。
エイモリー・ロビンス(Amory Lovins)は、この点を説得力を持って主張している。
ロビンズは物理学者なのだが、「原子力発電は地球温暖化防止に役立たないし、むしろ遅らせる」と断言する。
その理由は、原発に投資されている何百億ドルもの予算を、効率的で再生可能なエネルギーにシフトさせれば、
1ドルあたり、はるかに多くの二酸化炭素を削減できるというものだ。

米国は、老朽化し、地震の脅威が高い原発から始めて、原発の閉鎖に向けて動くべきだ。
元原子力規制委員会(NRC: Nuclear Regulatory Commission)のピーター・ブラッドフォード(Peter Bradford)委員長も、経済性と安全性から、原発に強く反対を主張している

原発の近くに暮らす電気利用者(ratepayers)、納税者(taxpayers)、そして家族たちが知るべき事は、さらに多くある。

ここから、皆さんが何を始めるべきかのヒントを述べよう。

1.まず、原発がある地域では、その地区の国会議員か原子力規制委員会に、公開ヒアリングを開くことを要求し、
事実、リスク、避難プラン計画を明確にさせよう。
皆さんやメディアの前で、原発批判者と推進派に、お互い厳しく詰問させるよう要求しよう。

2.もし、あなたが保守派ならば、なぜ原発がこれほど多量の税金や保証を必要とし、適切な民間保険に入れないのかを考えてみて欲しい。
もしあなたが小さな事業を行っており、その事業はリスクが高すぎて保険に入れないならば、あなたはその事業を止めるだろう。

3.もし、あなたが自然保護派ならば、なぜ、原発が、省エネや再生可能エネルギーへの投資に対する費用対効率の市場テストを、無視することが出来るのかを考えてみて欲しい。

4.交通渋滞を理解している人ならば、原発周囲16キロに住んだり働いたりしている人々の、実質的な避難訓練を要求してみて欲しい(少なくとも、40キロ避難すべきだと考えている科学者もいる)。
原発推進派は、口ごもって言葉を濁すだろう。


単にお湯を沸かすために設計された危険な技術のせいで、いま、北日本の人々は、土地、住居、親類、そして、友人すらも失ってしまうかもしれない。
だが、蒸気を作るにはもっと良い方法があるのだ。

問題の日本の原発のように、
インディアン・ポイント原発
南カリフォルニア州のサン・オノフレ(San Onofre)とディアブロ・キャノン(Diablo Canyon)にある4基の原発は、
地震断層の近くに位置している。
地震学者たちは、今後30年以内に94%の確率で、カリフォルニアに大地震が来ることに同意している。
米国民にロシアン・ルーレットの危険な賭をさせることを、オバマ大統領やチュウ長官、そして、強力な原子力産業たちに許してはならない!

[翻訳:平賀緑]


上記の、地震断層の近くに位置している古い原発インディアン・ポイント原発が、うちから60キロの所にある原発です。
廃炉運動に参加し始めてはじめて、近辺に暮らしている方々に健康の被害が出ていることを知りました。
そして、定期点検がもうすぐ終わり、寿命を迎えていたはずなのに、20年もの延長が許可されかけていて、
それを運動家の人達、近所に暮らす人達、我々有志の人間が、デモをしたり、集会を設けたり、Facebookなどで訴えかけたりしながら、
延長をなんとか阻止し、廃炉に持ち込もうと頑張っています。

どこも同じなのです。

原発という核狂いの連中によって作られた建物は、やつらによって巧みに、そして頑丈に組み立てられたシステムの中で、今も放射能を吐き出しています。

世界に訴えてもだめ。
IAEAもWHOも、原発狂団の手下みたいなもんです。
原発狂主の手のひらの上で転がされているだけです。

だから、ここアメリカでも、我々市民が踏ん張らなければなりません。
大きな事故が起ころうが、テロに巻き込まれようが、それでも原発はやめたくないのです。
到底、まともな心も常識も、そして人間らしさも持っているとは思えません。
わたし達は、腹をくくって、こんなどうしようもない連中を相手に、そしてそんな連中がコツコツ悪知恵を集めて作り上げたシステムと、長い年月をかけて闘い続けなければなりません。
その闘いがまた、どこかの世代で途切れてしまわないように、子供達にもきちんと話していかなければなりません。
ほとほとうんざりしますが、仕方がありません、たまたまそういう時期に巡り会ったのだから。
でも、歴史の流れを動かした大人として、後々の人達の記憶にとどまることは、なかなか楽しいことではないか、とも思っています。
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米国一般教書演説2012事情

2012年01月25日 | 米国○○事情
オバマ大統領の一般教書演説が昨晩あった。
彼の演説は耳にも心にも心地良く、たいていは楽しく聞いてるのやけど、昨日のそれは、なんとも退屈なもので、
旦那などは、はじめのほんの10分ほどを聞いた後、「これ以上は退屈過ぎて聞けない」と、テレビを消そうとする始末。

いったいどうしてしもたのか……。
オバマといえど、やはり再選がかかっていると、ああまで保守的で、当たり障りの無い、そして、つまらない自慢を、それも惨殺の自慢を胸を張ってするもんなんか……。

戦争終了を実現できたことは大きなことやと思う。
そもそもその戦争は、ウソで固められた動機や、自分達の都合で始まり、軍によってグチャグチャに破壊された町や人々の暮らしは二度と元に戻らない。
それどころか、空の上から落とされたたくさんの爆弾は、これから先何十年も続く劣化ウランの汚染をもたらした。
アメリカはいつまでこんなやり方で、他の国に戦争を仕掛けていくんやろう。

オバマは、アメリカの製造業、エネルギー、労働者の技能、価値観の上に拠って立つ経済を取り戻すと言うた。
製造業に関しては、確かに、自動車会社が活力を取り戻してきた。
現実にやっと気づいて、少しは頭を使い出したからやと思う。

エネルギーという言葉が出たから、いったいどんな考えがあるんやろと耳をすませたけど、彼の口からは一言も、それに関しては出てこんかった。

『核廃絶に尽力する』

そう言うてた彼がノーベル平和賞をもろて、こりゃもうすごいことになるかもとワクワクしてたら、
核実験があり、イラクに劣化ウランの爆弾が落とされ、クリーンエネルギーの親玉として、日本でいう『もんじゅ』を更に進化させたもんの実現に、アメリカの科学の全精力を使うと言う。

あんたは目が見えんようになったんか?
それとも耳が聞こえんようになったんか?
それともクソな政治家の菌が脳ミソにまわったんか?
それとも親の心をどっかに置き忘れてきたんか?

もちろんそれは、福島の原発事故が起こるまでのことやったから、今回の事故後初めての大きな演説の場で、一言ぐらいなんか言うかな、と期待した。
福島の『フ』の字も、原発施設の管理についても、もちろん、アメリカにある100を超える原発についても、全く無し!

まあ、元はと言えば自分とこの国が作らせたもんやもんな。
今の時期、下手なこと言うたら、最悪の場合、弁償の片棒担がされることになるかもしれん。
原子力にクリーンで明るい未来がある、やなんて本気で考えてるんやとしたら、
いや、大統領やねんから、その核物質が結局は兵器に使われてることも、それ以外の廃棄物は国土や海を、人間や動物を汚染の危険に晒してることも知ってるはず。
それを承知で、原子力を支えていこと思てるんやったら、

オバマ大統領、あんたは即刻、ノーベル平和賞を返還せなあかん!

国の頭首には、どこの国の人間もがっかりさせられるもんなんかなあ……。 
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男46才、初飛行!

2012年01月25日 | 家族とわたし
旦那の友人で、実業家で、趣味であちこちの海峡を泳いで渡ったり、自家用機であちこち飛んでる人がいる。

前々から、いっぺん乗せたげるからと、誘いを受けていたが、
わたしはきっぱりとお断り申し上げ、旦那はいつかタイミングが合えば乗せてもらうと言っていた。

今朝、わたしが近所のジムに友人と出かけてる間に、お誘いの電話がかかってきたらしく、家に戻ると、
『I'm going flying with Dan. itte kimasu!!』というメモが残っていた。

ぎゃおぉ~!!ついに行きおったかぁ~!!

縁起が悪いことを考えないようにしようと、かっぱえびせんをバカ食べした。
おぉ~、今日はすごい写真をブログに載っけられるぞぉ~とニマニマしながら。

昼過ぎに、Danと一緒に戻ってきた旦那。
「まだなんか体が浮いてる……」と、スカッとしたというよりは、ちょいと戸惑っている様子。
「何回かゴツンゴツンと揺れたからね」と、ケロッとした顔で言うDan。
「あのぉ~、写真は?」
「そんな余裕は無かった……。多分、まうみは試さん方がええと思う」

というわけで、写真無しの旦那の初体験話。
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数える幸せ、数えない幸せ

2012年01月23日 | ひとりごと
毎週一回、町の禅センターという所に行って、気功を学んでいる。

そこでは普段、禅を学びに、夕方になると人が集まってくる場所。

米国人僧侶の写真があり、教えが書かれた書(もちろん英語)があり、生け花があり、座布団が所狭しと並べられている。

『don't add!』(増やすな!)と書かれた書を見るたびに、自分の身の回りの状態を思い出して反省する。

最近では、一階の洗面器に置いてある洗顔石けんのための石けん置きを買いとうてしょうがなかった。
一階のトイレは、日曜日以外は結構な人数が出入りする。
家族はもちろんのこと、生徒や、生徒の親御さんやベビーシッター、一緒にやってくる兄弟姉妹が使う。
なので、とりあえずきちんと整えておきたいし、見栄えもそこそこ良くしておきたい、などと思う。
今の石けん置きは、百均みたいな店で買うたゴムのイボイボがついたちっちゃいのん。
それやったらあかんのか?と言われたら、あかんことはない……。
周りに垂れた汚れはチャッチャと拭き取ったらええだけのことやし。

それと、二階のバスタブの周りに置いてある、掃除用のスポンジ置き。
それもあったらええなあ……と思いながら、無しのまんま二年が過ぎた。
そんなちっちゃいもんでも、無けりゃ無いで済んでるもんを、欲しいからとついつい、安いのん見つけて買うてしまう。

足りないところを数えて暮らすより、小さな「素敵」を数えて暮らした方がずっとしあわせそうだ。 

これは、わたしがずっと愛読させてもろてる、大平一枝さんという方のエッセイ『数える幸せ、数えない幸せ』の中に書かれてた一節。

さあ、仕事仕事!
運転しながら、小さな「素敵」を数えてみよっと。
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ざまあみやがれい氏からみなさんへ。「さあ、みんなで地元の嘘つきを探しましょう!」

2012年01月23日 | ひとりごと
ざまあみやがれいブログの、23日の記事を紹介します。

東電社員の工作員議員は、まだまだいるんじゃないの? 住んでる自治体の議員を調べよう!

『今朝取り上げましたが、杉並区の区議会議員に、現職の東電社員がいました。

現役東電社員バレた安斉あきら杉並区議、HPとブログ閉鎖

さらには、千葉にもいたようです。

“反脱原発”民主千葉県議も現職の東電社員 給料フタマタ疑惑に「僕の判断では言えません」:MyNewsJapan

何が「僕の判断では言えません」だよ、ばかやろう。

志あるジャーナリストの人がちょろっと探しただけで2人みつかっています。

これは多分もっといるぞ。

こういうのを、工作員というわけですよ。

探し方は、上のMyNewsJapanの記事をよむとわかる気がする。

人海戦術で、自分の住んでる場所の議員のプロフィールを調べてるとよいと思うのですよね。

僕のもとにもフォロワーから1件、疑惑がある人物の情報がきています。

疑惑がある、というところから始めて、みんなの力で調査していくのがいいと思うのです。

法的には悪いことではないらしいし(どっかで読んだだけだけど)。
だけど、彼らを民主主義的な方法で、次回の選挙で落選させることもまた、違法ではないよね。

もし疑惑があれば、Twitterで僕のDMまで情報をくれるもいいと思うし、
また、Twitterで「この人何か怪しい」とあくまで「怪しい」とした上で情報を共有してもいいと思うし(間違えて決め付けるのはかわいそうですよ)。

彼らは、自らが東電社員であることを、公にしていないことが多いのですよ。
そこが変ですよねえ。

違法ではないならば堂々と振舞えばいいわけです。

千葉の議員はプロフィールに書いてもいないわけで、これは、不作為による詐欺の疑惑があります。

▼自己紹介:千葉県議会議員 稲毛区選出天野ゆきお(48)

■現  職
千葉県議会議員(1期目) 2007年(平成19年)4月~
民主党千葉県連合会 組織委員長 2010年(平成22年)3月~
千葉県民社協会 事務局長 2008年(平成20年)3月~
千葉県極真空手道選手権大会 大会会長第4回(2008年)~
千葉県トライアスロン連合 副会長 2011年(平成23年)1月~

書いてないんだもんなー。
これは、僕の感性では十分嘘つきですよ。
詐欺師の能力がありますよ。

さあ、みんなで地元の嘘つきを探しましょう!』


↓ここからはわたしの意見。

(注) わたしがプロフィールを読んだ時点では、サラリーマン時代として、東電社員であったことが書かれてた。
ただ、この文章を読む限り、そういう時代があった、っちゅう過去形になってて、読んだ者は当然、社員だったが今はそうではない、というふうに理解すると思う。
でももし、この点が指摘された場合、どこにも退社したことは明記していないではないか、という言い訳がたつようにしてあるのかもしれん。
そういうとこには抜かりが無い連中やし。

天野ゆきおプロフィール

■Profile 
1960年 千葉県銚子市にて出生(1月13日)、現在51歳
1978年 東電学園高等部卒業、東京電力(株)千葉支店に入社
2000年 連合千葉部長・副事務局長
2005年 銚子マリーナトライアスロン大会実行委員会事務局長
2006年 千葉県トライアスロン連合副理事長
2007年 千葉県議会議員初当選、商工労働企業常任委員会
2010年 神奈川大学大学院法学研究科入学 
    現在、行政学(地方自治)と労働法を中心に研究中

■サラリーマン時代について
高校卒業後、東京電力の千葉支店に配属となり、社会人としてのはじめの勤務地は千葉営業所でした。
配電の現場で保守の対応をしていました。
高所作業、高圧電線の活線作業、重量物の取り扱い、車両運転など、危険がかなり潜んでいる職場でした。
今も労働災害は無くなっていませんが、その頃と比較すると1割以下に減少しています。
その後、実家のある銚子営業所へ転勤をしました。

社会人となり、様々なものに興味を持ちました。
スキー・テニス・釣り・サーフィン・オートバイツーリング・キャンプ・山歩き・カメラなどなど、興味を持ったものに次々挑戦。
自分が楽しいと感じるものは是非みんなにも経験してもらいたい、楽しんでもらいたいという意識が大変強かったと思います。
26歳頃には、ベアーズというアウトドア-クラブを作って自称会長として、様々な行事を計画し、みんなを誘って週末には遊びに行きました。
同僚たちに囲まれ、幸せなサラリーマン時代だったと思います。


独占企業のくせに、広告に莫大な予算を立て、それを何食わぬ顔で電気代に計上し、世界でも稀に見るクソ高い料金を分捕ってきた電力会社。
悪知恵の豊富なこというたらもう、天才級や。
笑いが止まらんほどに儲けた金を、金さえもろたらなんでもやりまっせ~な連中にばらまき、思い通りに私腹を肥やしてきた電力会社。
そら議員の十人や百人、取り込んでるやろな。
そんなん見つけ出すのなんか、報道屋が本気出したら簡単なはずや。
けど、読売と産経は、いまだに原発狂の手下で恥晒してるし、テレビも言うまでもなくトホホやし。

でもな、やっとこさなんとなくバレてきた連中の薄汚さ、狡猾さ、傲慢さ、ほんで、知らんうちに出来上がってた日本の国のシステムの異様さ、
そやけどまだ、わたしらには救いがある。
知れば知るほど腹立つし、呆れるし、失望するけど、知らんままよりどんだけマシか。

時間無いねん。
直下型の地震がかなり高い確率で起こる予想まで出てんねん。
ああ無常!とか言うてる場合とちゃうねん。
今わたしらは、あきらめたらあかんと思うねん。
自分のためだけでもええから闘わなあかんと思うねん。
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関西人より一言申し上げます。このままやと東京が、東京のみなさんが、世界の笑いもんになりまっせ!

2012年01月23日 | 日本とわたし


原発住民投票―都民の関心、示すとき

朝日新聞2012年1月22日(日) 社説 http://www.asahi.com/paper/editorial20120122.html


原発に、イエスかノーか。

東京で住民投票をしよう。


この署名活動が、いまひとつ盛り上がらない。

呼びかけているのは、市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」。
東京電力の大株主の東京都と、関西電力株を持つ大阪市に、住民投票を実施するための条例づくりを直接請求しようという活動だ。

すでに1ヵ月間の署名期間を終えた大阪市では、請求に必要な「有権者の2%」を上回る、6万人あまりを集め、選管の審査を待っている。

だが、東京では期間2ヵ月の3分の2が過ぎても、まだ必要な21万余の半分に届かない。

この少なさは、どうしたことなのか。

署名の趣旨は「原発反対」でも「推進」でもない。

原発の是非を自分たちで決めるために、住民投票をしようというのだ。

つまり署名の数は、関心の強さをはかる物差しになる。

首都圏の電力は原発事故前、3割近くが原子力で賄われていた。
その消費者の都民が、わずか2%の関心すら示せなかったら、福島県をはじめ原発の地元住民はどう思うだろう。

一方では、関心はあるのに、どこで署名できるのかがわからないという人も多いようだ。

東京の有権者は1千万人を超える。
新宿駅前などに常設の署名場所があるが、隅々までは行き届かない。

しかも、署名集めを担う「受任者」は、自分の住む市区町村の有権者からしか署名を集められない。
こんな地方自治法の規定も、活動の壁になっているのは確かだ。

リーダーの発信ぶりの違いも大きい。

大阪の橋下徹市長は、住民投票そのものには懐疑的だが、市長選で「脱原発依存」を掲げていた。
それで関心を持った市民も多かったろう。

これに対して、東京の石原慎太郎都知事は「エネルギーをどうやって補給するかの設計図もない時点で、センチメンタルともヒステリックとも思える」と突き放すだけだ。

だが、住民投票こそが、この「設計図」を市民がみずからの問題としてとらえ、考えていくきっかけになるはずだ。

原発の行く末をみんなで考える。
そのための住民投票をするには、もっと署名が要る。

大震災を機に、エネルギー政策が根幹から問い直されているいまこそ、都民は消費者としてもの申そう。
そのために、首都で住民投票を実現させよう。




なんか勘違いしてはるんやろか?
この署名運動の意味がどうたらこうたら、主催してる人がどうたらこうたら、一時期いろんな意見がツィッター上であがってた。

なあ、考えような。
自分のこととして考えような。
人任せにすんのはもうやめような。
今の暮らしが大切なんはわかるけど、ほんの15分でもええから、最寄りの場所で、寒い中、外で署名集めてる人達のとこ行ってえな。
署名は、「原発反対」とか「推進」とかを申告するためちゃうねん。
原発の是非を自分らで決めるために、住民投票をしようやないのっていう、土台作りのためやねん。

あんな事故が起こって、原発に日本がグルッと囲まれてることもわかって、
その一基一基にどれだけお金がかかってんのかもわかって、
しかも一旦事故が起こったら、収集はつかんわ、汚染も止められんわ、少なくとも周囲300キロにえらい被害がかかるのもわかって、
ほんで、そのバケモンはいったいなんのために建てられてたんかというと、電気をバカスカ使う大都会に住む自分らのためやったのもわかって、
そやけど、そんなバケモンを都会のど真ん中に建てるわけにはいかんと、貧困と過疎に喘いでる田舎の漁村を金で惑わし、脅かし、飼い馴らし、騙して建ててたんもわかって、

で、なんでシーンなん?

このままやと東京が、東京に住んでるみなさんが、世界の笑いもんになりまっせ~。
〆切は2月9日!時間あらへんで~!
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焼却ありき!いつものように、いままでと同じく、密室で決定される、みんなの命に関わる方針!

2012年01月22日 | 日本とわたし
東京新聞こちら特報部で、21日に紙面報道された記事を、ここに書き写させてもらいました。



焼却ありき密室で決定

「見切り発車」の災害がれき処理/環境省 実証データなし 批判黙殺

東京電力福島第一原発事故の放射能に汚染された東日本各地の焼却施設で連日、ごみが燃やされている。
岩手、宮城両県の災害がれきは地元で処理しきれず、全国で受け入れる計画が進む。
焼却施設から放射性物質がまき散らされ、住民が2次被ばくする恐れはないのか……。
環境省は「安全」と言い張るが、その根拠は薄弱だ。
同省は昨年6月、実際のデータがないまま、災害がれきの焼却処理方針を決めていた。(佐藤圭)


『昨年6月19日、東京・霞ヶ関の環境省第一会議室。
非公開で開かれた有識者会議「災害廃棄物安全評価検討会」は、福島原発周辺の警戒区域・計画的避難区域を除く福島県内の災害がれきの処理方針を了承した。
非公開の理由は「表に出せないデータがある」(同省廃棄物・リサイクル対策部)だった。

密室で決まったのは、大きく言って、
1) 木くずなどの可燃物は、新たに放射能対策を講じなくても、既存の焼却炉で焼却可能
2) 放射能セシウム濃度が1kg当たり8000ベクレル以下の不燃物や焼却灰は、最終処分場に埋め立てが可能で、8000ベクレル超については一時保管

の二つだ。

可燃物については「十分な能力を有する排ガス処理施設」との条件を付けた。
「十分な能力」とは、ダイオキシン対策で整備された「ろ布式集じん機(バグフィルター)」と呼ばれる高性能の排ガス処理装置のこと。
ダイオキシン対策が放射能汚染に通用するとは、にわかに信じ難い。

この時点で、放射能汚染がれきを実際に焼却炉で燃やしたデータはなかった。
環境省によれば、その主な根拠は、検討会委員の大迫政浩・国立環境研究所資源環境・廃棄物研究センター長が同会に提出した資料だった。

その一つが、同センター作成の「放射能を帯びた災害廃棄物の処理に関する検討」。
ぜんぞくや肺がんを引き起こす可能性のある「PM2.5」という粒子状物質は、バグフィルターで「99.9%以上(除去できる)」。
だから「(放射性セシウムなどの)元素も捕集される」と報告している。
ただ、わずか4ページの資料だけでは、その理由はよく分からない。

もう一つが「一般廃棄物焼却施設の排ガス処理装置におけるセシウム、ストロンチウムの除去挙動」と題した論文だ。
2009年秋、バグフィルターを備えた「A自治体」の焼却炉で測定したところ、セシウムの除去率は「99.9%」という。
だが、ここに登場するのは放射能を持たない「安定セシウム」と「安定ストロンチウム」。
そもそも放射能物質をテーマにした実験ではない
のだ。

有識者のお墨付きを得た環境省は6月23日、この方針を正式決定した。
後日公表された会議の議事録によれば、これらのデータについて、
「机上の仮定の数字が多い」(酒井伸一・京都大学環境科学センター長)と批判的な意見もあったが、環境省は黙殺した。
同省廃棄物・リサイクル対策部は「十分なデータはなかったが、方針はすぐ出さなければならなかった。ごみを燃やすことができなければ都市生活は成り立たなくなる」と説明する。
まさに「焼却ありき」だった

【デスクメモ】
「被災地復興のためには、瓦礫受け入れに協力することが不可欠」。
東京都の担当者は本誌記者の取材にこう答えていた。
都民の不安や懸念に対して、環境省のお墨付きがあるという事実はさぞ心強かったことだろう。
それが“根拠レス”だったとなると……。
ご都合主義で振り回されてはたまらない。(木)




もうこんなんばっかがずっと続いてるね。
きっと、事故前も、延々とこんなことをやってきたんやろね。
内緒で、こそこそと、身内ばっか、それも同じような薄汚い金の亡者や、そういう連中にヘコヘコしてたら自分の人生は安泰やと信じ込んでる臆病者が集まって、
読んでも聞いてもさっぱりわからん書類のページをペラペラめくりながら時間さえ過ごしたらオッケー。
はい、こんなん決まりました!

そら責任なんか感じひんわなあ。
ワケ分かってへんねんから。
自分らがただ座ってるうちに決まったことが、いったいどういう意味を持ってて、どんなふうに影響していくのかさっぱり分かってへんねんから。

こんな阿呆らに決められた『方針』のせいで、生活や健康の状態がどんどん苦しなるんやで。
自分の子やよその子が、日本の子が、いっぱい病気になってしまうんやで。
日本全体が、放射能でまんべんに冒されるんやで。
世界に誇る美味いもんが、美味いには変わりがないけど、食べたら病気になる毒物になるんやで。
世界に誇る日本の文化を、ぜひ体験したいと思てる海外の人を、遠ざけてしまうことになるんやで。
あのチェルノブイリみたいに、美しいけど悲しい世界になるんやで。

原発住民投票かて、東京のんは数が集まらんらしい。
なんでやねん?
放射能で脳やられてしもたんか?
それとももう、避難した人が多くて、東京には人がおらんようになってしもたんか?
まさか、飽きたんとちゃうやんな?
放射能物質って、なんぼ短うても◯十年以上、長いのやったら永遠に近いぐらいそこに居座るねんで。
攻撃力も、影響力も、衰えへん。
なんぼ見えへんからって、匂えへんからって、そんな早よ飽きてどないすんの?諦めてどないすんの?
『一億総被ばく』なんかしてみ?
それこそ『日本沈没』や!ジャッパ~ンや!
目ぇ覚ましてや!
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この冬初めての雪の日に

2012年01月21日 | ひとりごと
雪が降った。昨日の夜中からしんしんと、ひそひそと、雪が勝手に降っていた。

旦那もわたしも、こっちに引っ越してきてから数年後に、初めて携帯電話なるものを使うようになり、
それからずっと、世間でそれがどんなに進化しようとも、
周りの人から、「それ、携帯の世界やと石器時代に匹敵するね」とか言われようとも、
しまいにゃスピーカーフォンでしか会話ができんようになって、どこでいようが、しゃべってる中身が丸バレの状態であっても、
とにかく次の更新まで待って、また次の更新まで待って、そのまた次の更新まで待って、
今月とうとう決心して、大手の会社から、ちょっとショボイ方のちっちゃな会社(月々の支払いが安い)に鞍替えして、
新加入だけのお得なセット……みたいな感じの、無料でもらえるやつやけど、
それでもええねん!石器時代の携帯電話がスマートなフォンに変わったんやから!
これでやっと、親指打ちができんと携帯メールが送られへんかったオカンも、短いのんやったら送れまっせ~!

というわけで、昨日から旦那もわたしも、ちっちゃい四角いオモチャを手に悪戦苦闘。
なんせ使た事ないもんやから、使い勝手がわからん。
しかも、前の携帯に入ってたデータを転送することも不可能。痛たたたたっ!

今朝目が覚めたら、音が雪に吸い取られたのか、自分の呼吸が聞こえるほど静かやった。
とっくに起きてるはずの旦那が横で寝てたんでびっくりしてたら、
「今日の仕事はキャンセル」と目をつむりながら言うて、携帯を手渡してくれた。
画面上に天気の表示があって、寝ぼけ眼で見ると、マイナス7℃……ぎょへ~!

粉雪さん、お久しぶり!


これだけ雪が少ないと(少ないどころか、今日まで一日として降らんかったし。あの、コンサートの日以外は……)、なんか懐かしいような嬉しいような気になるので不思議。

村のお地蔵さんみたい。


今年の雪かき業者さんは、やっとやっと降ってくれた雪に小躍りしてるやろなあ……。
けど、この程度の降りでは、みんな各自で雪かきしてしまうやろし……デカいお屋敷の人らぐらいやろなあ、頼むのは……。

と、いきなり旦那が、「IKEAに行けや~」などと、しょ~もない親父ギャグを言い出した。
ギャグとしてはイマイチどころかイマハチぐらいやけど、買い物嫌いの男がこんなことを考えた時を逃したらまた1年以上物事が延長する。
実は去年から、我が家の居間にある、友人から譲り受けた元々古かったソファが、とうとうカビ臭を自慢し始めていて、
埃とカビに強度なアレルギーがある旦那とわたしは、どうしてもそこに座ることができず、
なので、お気に入りのTVドラマのDVDをふたりで一緒に観る、という、実年夫婦ならではのお楽しみタイムに、
十年ほど前に、教会のガレージセールで10ドルでゲットした、革製の、非常に座り心地の良い安楽椅子に、ひとりだけ気持ち良さそうに座ってる旦那を見るにつけ、
なんかこう、ついつい、というより、積極的にムカついてるわたしが可哀相(というより鬱陶しい)になって、
今までにない行動力を見せてくれたんかもしれん。逃がしてたまるもんか!

買い物嫌いがイライラし始める前に、なんとか決めて買ってきたのがこれ。
IKEAの定番椅子。値段の割には、座り心地も持ちもいいと好評な椅子。


ナース気分で部品を確認。


自慢やないけど、つい最近まで、こういうことはみんな任されてたわたしにとってはチョチョイのチョイの程度でんがな。


はい、出来上がり。


さあ、楽しみにしてた『The Good Wife』、やっと今日送られてきたこっちゃしと、お茶を手に椅子に座ってみると……、
革、臭いし……。
けどまあ、気をとり直して、DVDをセットセット!

「Oh!No!」←旦那の、英会話のお手本のような叫びが……。

ちゃうやつ送られてきとるし……。
ということで、お楽しみはまた月曜日に。Netflixさん、今度は間違わんといてや~!

あんたはこの椅子な。
コメント (6)
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『シェルター』

2012年01月21日 | 日本とわたし
マツムラケイという詩人がいる。
彼もまた、1991年のあの日、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場前まで行進し、門の前で祈りを捧げた。

その彼が、「青森県六ヶ所村再処理工場やめて」というコミュニティ(MIXI)に書き込んだ詩を紹介する。
 


『シェルター』 マツムラケイ

シェルターの中に 核
捨てる
シェルターの中に 死刑
捨てる
シェルターの中に 銃
捨てる
シェルターの中に 戦争
捨てる
シェルターの中に
捨てる

なんで 僕らが
シェルターの中に
入らなあかん

何もいらんから
僕らは この地球上に立つ

草はえてるし
僕らは この地球上に立つ
海あるし
僕らは この地球上に立つ
山あるし
僕らは この地球上に立つ
川あるし
僕らは この地球上に立つ
空あるし
僕らは この地球上に立つ
宇宙あるし
僕らは この地球上に立つ

なんで 僕らが
シェルターの中に
入らなあかん

何もなくても
僕らには仲間いてる
花 さいてるし
僕らには仲間いてる
魚 泳いでいるし
僕らには仲間いてる
木 はえてるし
僕らには仲間いてる
かえる はねてるし
僕らには仲間いてる
鳥 とんでるし
僕らには仲間いてる
太陽 輝いてるし
僕らには仲間いてる

なんで僕らが
シェルターの中に
入らなあかん

最後の最後に
僕らは作ろう思う
シェルターというゴミ箱を
みんなで作って 色塗って
最後のモニュメントとして
最後のアートとして
最後の文明として
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