イーハトーブ心身統合研究所の代表でいらっしゃる清水友邦さんの、FB上に掲載されたものを、ここにシェアさせていただきます。
今から20年前、六ヶ所村の核燃料再処理工場へ核燃料が運ばれる直前の1991年に、
オノンダガ族、ナバホ族、カナダ・サスカチワン州ディネ族、母親がスー族のトム・ラブランクなどのアメリカ先住民が来日して、
六ヶ所村にあつまった。
それから、すでに故人になられた高木仁三郎(原子力資料情報室)、山尾三省(詩人)、
1999年に亡くなった、ホピ族長老で最後のメッセンジャー、トーマス・バンヤッケ、
それから、今年他界した、ホピの予言の宮田雪監督がいた。
私たちは、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場前まで行進して、それぞれのやり方で祈りをささげた。
山尾三省は詩を朗読し、
キリスト教の岩田牧師は祈り、
日本山妙法寺の島貫上人が立正安国論をとなえ、
禅の僧侶が般若心経を読経、
出口王仁三郎の孫婿が神道の祝詞をとなえ、
ホピ族長老トーマス・バンヤッケが東西南北の方角に聖なる祈りを捧げた。
『ホピ族長老トーマス・バンヤッケ・1991年六ヶ所村でのメッセージ』
「日本の人々は、私たちホピの兄弟姉妹だと思っています。
私は、ウランの廃棄物の心配をしています。
私たちホピの聖地から取り出した、ウラン鉱物資源の誤った使い方をしている為に、非常に危険です。
止めなければ、それは自らを滅ぼすでしょう。
日本のみなさんは、広島・長崎で、あのウランがもたらす恐ろしさを体験しました。
ですから、日本の皆さんは、命の道を世界に示さなくてはなりません」
『トーマス・バンヤッケの国連での演説』
「個人として、あるいはひとつの国として、世界の総体として、あなたは、この地球の世話をするために、なにをこれまでやってきたでしょうか?
今日の地球において、人間は、公害と称して、自分たちの食べものや水や空気の中に毒を入れています。
子供たちを含むわたしたちの多くが、飢えたまま放り出されています。
たくさんの戦争が、いまだにつづけられています。
強欲と、物質的なものに対する関心は、人類に共通の病気なのです」
「選択は、わたしたちにまかされています。
もしもあなたがたが、地球の国々が、つぎに世界を巻き込む大きな戦争を作り出したら、
人間は、自分たちを灰になるまで焼き尽くすだろうことが、ホピにはわかっているのです。
自然は、それ自体では、私たちの耳に届くような声を発することはありません。
わたしたちが、じきに絶滅させようかというところまで追い込んでいる鳥たちも動物たちも、同じことです。
いったい、この世界においては誰が、自然のために、
そしてすべてのいのちをつくりあげて、それらのなかを貫いて流れているスピリチュアルなエネルギーのために、声をあげられるというのでしょうか?」
「動物たちや鳥たちですらが、全く奇異な振る舞いをとおして、わたしたちに警告しています。
鯨たちが砂浜にのりあげたりするのはなぜでしょう?
動物たちはみな、地球の問題がわかったうえで、あのような行動に出ているのに、
人間たちのほとんどが、なにも知らないかのように行動しているのはどうしたことでしょうか?
こうした警告を受けて、わたしたち人類が目を覚まさなければ、今の世界を破壊するための偉大な浄化が訪れます。
前の世界は同じ理由で破壊されたのです」
http://native.way-nifty.com/native_heart/ より
青森県では、知事選が行なわれる直前であり、反核候補が当選すれば再処理工場を止められる可能性があったが、推進派が当選した。
今、六ヶ所村の村民の平均所得は、青森県で連続トップになっている。
→原子力が支える村、六ヶ所村の真実
by Prayas Shimizu
20年前のわたしはいったい、なにをしてたんやろ。
丁度離婚と再出発の間で、母親に連れ出される幼い息子達と、自分が決めたことで、人が傷ついたり憤慨したりするという事実と、全く先が見えない不安とで、
ただただ、押しつぶされそうになる自分を、ほんまにつぶれてしまわんように、歯を食いしばって一日一日を生き続けてるだけやった。
そんな時に、本州の先っぽに、これだけの人達がいろんな所からやって来て、それぞれのやり方で祈りを捧げた。
そんなことも全然知らんと、テレビ画面で、ほんの一瞬、ニュースで流れた写真を観た記憶がある。
心の底から忌み嫌てる戦争が、どこかでまた始まった、というニュースを聞いた時と同じような気持ちで。
めちゃくちゃ大勢の人が、この世の中に存在して欲しないと、心の底から強う願て抗議しても、どないしても無くならへんのが戦争。
ほんの一握りの、権力と金を持つ者によって作り上げられた戦争ごっこのシステムと、原発のそれはよく似てる。
そうや、戦争と原発は同じ穴のムジナなんや。
わたしら日本人は、今こそ、戦争と核に決別の意志を表し、危ういとこで救いの主となった国として、未来の地球人の間で語り継がれる存在にならなあかん。
それは簡単なこととちゃうし、痛みも伴うし、なんでわたしらやねん?と思いとうもなるけど、
しゃあないやん、たまたまそうなってしもたんやから。
どうせなら、かっこ良うやろうな。
自分の子供や孫でもええやん。自分の子供と違てもええやん。
あのおっちゃんやおばちゃんらのおかげやなあ。めちゃ大変やったんやろなあって言うて思い出してもらえたら。
冥土の土産にいい国作ろ!
今から20年前、六ヶ所村の核燃料再処理工場へ核燃料が運ばれる直前の1991年に、
オノンダガ族、ナバホ族、カナダ・サスカチワン州ディネ族、母親がスー族のトム・ラブランクなどのアメリカ先住民が来日して、
六ヶ所村にあつまった。
それから、すでに故人になられた高木仁三郎(原子力資料情報室)、山尾三省(詩人)、
1999年に亡くなった、ホピ族長老で最後のメッセンジャー、トーマス・バンヤッケ、
それから、今年他界した、ホピの予言の宮田雪監督がいた。
私たちは、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場前まで行進して、それぞれのやり方で祈りをささげた。
山尾三省は詩を朗読し、
キリスト教の岩田牧師は祈り、
日本山妙法寺の島貫上人が立正安国論をとなえ、
禅の僧侶が般若心経を読経、
出口王仁三郎の孫婿が神道の祝詞をとなえ、
ホピ族長老トーマス・バンヤッケが東西南北の方角に聖なる祈りを捧げた。
『ホピ族長老トーマス・バンヤッケ・1991年六ヶ所村でのメッセージ』
「日本の人々は、私たちホピの兄弟姉妹だと思っています。
私は、ウランの廃棄物の心配をしています。
私たちホピの聖地から取り出した、ウラン鉱物資源の誤った使い方をしている為に、非常に危険です。
止めなければ、それは自らを滅ぼすでしょう。
日本のみなさんは、広島・長崎で、あのウランがもたらす恐ろしさを体験しました。
ですから、日本の皆さんは、命の道を世界に示さなくてはなりません」
『トーマス・バンヤッケの国連での演説』
「個人として、あるいはひとつの国として、世界の総体として、あなたは、この地球の世話をするために、なにをこれまでやってきたでしょうか?
今日の地球において、人間は、公害と称して、自分たちの食べものや水や空気の中に毒を入れています。
子供たちを含むわたしたちの多くが、飢えたまま放り出されています。
たくさんの戦争が、いまだにつづけられています。
強欲と、物質的なものに対する関心は、人類に共通の病気なのです」
「選択は、わたしたちにまかされています。
もしもあなたがたが、地球の国々が、つぎに世界を巻き込む大きな戦争を作り出したら、
人間は、自分たちを灰になるまで焼き尽くすだろうことが、ホピにはわかっているのです。
自然は、それ自体では、私たちの耳に届くような声を発することはありません。
わたしたちが、じきに絶滅させようかというところまで追い込んでいる鳥たちも動物たちも、同じことです。
いったい、この世界においては誰が、自然のために、
そしてすべてのいのちをつくりあげて、それらのなかを貫いて流れているスピリチュアルなエネルギーのために、声をあげられるというのでしょうか?」
「動物たちや鳥たちですらが、全く奇異な振る舞いをとおして、わたしたちに警告しています。
鯨たちが砂浜にのりあげたりするのはなぜでしょう?
動物たちはみな、地球の問題がわかったうえで、あのような行動に出ているのに、
人間たちのほとんどが、なにも知らないかのように行動しているのはどうしたことでしょうか?
こうした警告を受けて、わたしたち人類が目を覚まさなければ、今の世界を破壊するための偉大な浄化が訪れます。
前の世界は同じ理由で破壊されたのです」
http://native.way-nifty.com/native_heart/ より
青森県では、知事選が行なわれる直前であり、反核候補が当選すれば再処理工場を止められる可能性があったが、推進派が当選した。
今、六ヶ所村の村民の平均所得は、青森県で連続トップになっている。
→原子力が支える村、六ヶ所村の真実
by Prayas Shimizu
20年前のわたしはいったい、なにをしてたんやろ。
丁度離婚と再出発の間で、母親に連れ出される幼い息子達と、自分が決めたことで、人が傷ついたり憤慨したりするという事実と、全く先が見えない不安とで、
ただただ、押しつぶされそうになる自分を、ほんまにつぶれてしまわんように、歯を食いしばって一日一日を生き続けてるだけやった。
そんな時に、本州の先っぽに、これだけの人達がいろんな所からやって来て、それぞれのやり方で祈りを捧げた。
そんなことも全然知らんと、テレビ画面で、ほんの一瞬、ニュースで流れた写真を観た記憶がある。
心の底から忌み嫌てる戦争が、どこかでまた始まった、というニュースを聞いた時と同じような気持ちで。
めちゃくちゃ大勢の人が、この世の中に存在して欲しないと、心の底から強う願て抗議しても、どないしても無くならへんのが戦争。
ほんの一握りの、権力と金を持つ者によって作り上げられた戦争ごっこのシステムと、原発のそれはよく似てる。
そうや、戦争と原発は同じ穴のムジナなんや。
わたしら日本人は、今こそ、戦争と核に決別の意志を表し、危ういとこで救いの主となった国として、未来の地球人の間で語り継がれる存在にならなあかん。
それは簡単なこととちゃうし、痛みも伴うし、なんでわたしらやねん?と思いとうもなるけど、
しゃあないやん、たまたまそうなってしもたんやから。
どうせなら、かっこ良うやろうな。
自分の子供や孫でもええやん。自分の子供と違てもええやん。
あのおっちゃんやおばちゃんらのおかげやなあ。めちゃ大変やったんやろなあって言うて思い出してもらえたら。
冥土の土産にいい国作ろ!