高木競走馬育成牧場在厩カナロアガールは、今週もおもに周回コースでダク1800m、ハロン18~20秒ペースのキャンター3000mを消化。週2回、3~4F15-15前後を乗り込まれています。
◇高木場長のコメント 「先週の金曜日には半マイルから15-15で行き、終いは馬なりで13秒台の前半。暖かくなるにつれて気配、毛づやなどが良くなり、有意義な調教を重ねることができています。おっとりしている時はいいのですが、厩舎の裏を他馬が歩いたり、飼葉の前になったりすると急にテンションが上がり、馬房内で煩くすることがあります。よって馬房内の壁にはクッション代わりに畳を打ちつけ、特別仕様の部屋にしてあげています」
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いやぁ、高木競走馬育成牧場の馬房がカナロアガール特別仕様になっているとは知りませんでした。考えてみれば、2018年3月にディアレストクラブから移動したあと、トレセン在厩時以外はずっとコチラで過ごしていますから、そういう細かい気遣い、対応もして頂けるという事なのでしょう。
それはさて置き、先週あるかと思っていた電撃帰厩はありませんでした。ただ、田村先生は予告なしにトレセンに帰厩させることも多い先生なので、今週末にそうなる可能性はあるでしょうし、来週になればさらに可能性が高まると思います。。と言いますか、「冬場にはダート挑戦」との話がどうなるのかも気になりますし、そろそろ動きがあるタイミングなのでは…と思います。
テンコートレーニングセンター在厩のクレッシェンドラヴは、おもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター2本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇伊藤マネージャーのコメント 「この中間も13-13程度を楽々と登坂。調教を重ねるにつれて段々と具合が良くなり、動きもダイナミックになってきました。22日、23日あたりはだいぶ暖かかったように、気候面での後押しもあるのかもしれません。今回もいい形で乗り込みを進めることができています」
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13-13イメージの速めを週2回、順調に乗り込みができていることで、調子もグングン上がってきたようです。いつもコメントしてくれている伊藤さんから「動きもダイナミックになってきた」との言葉が聞けましたし、きっと良い状態でトレセンに戻ってきてくれるでしょう。
肝心の帰厩時期についてはまだコメントがありませんが、そこは来週だと思っておけば良いですかね? 仮に3/27中山の日経賞(G2)狙いだとするならば、来週末がピッタリ3週間前の帰厩になりますので(^^)
【2020/12/27中山11R 有馬記念(G1)でのクレッシェンドラヴ:公式HPより】
いきなりですが、動画を上下に並べてみました。上段は3/7募集開始のステラリード’20(父モーリス)の歩き、下段は現在満口直前のアスカビレン’20(父エピファネイア)の歩きです。
わざわざ2頭を並べてみたのは、3/7に向けてステラリード’20の動画をチェックしていた時、『何となくアスカビレン’20の歩きに似ているな』と思ったからです。アスカビレン’20の歩きについては以前の記事で、『適度に柔らかくキビキビ歩く様子がバッチリ私好み』と書いていますから、当然ながらステラリード’20の歩きも私好みということになりますね(^^)
果たして本当に似ているかどうかはそれぞれで判断頂ければと思いますが、特に、画面の右から左に向かって歩いている時など、全体の雰囲気も脚捌きも結構似ているんじゃないかと思います。
ちなみにですが、下の動画はキョウエイカルラ’20のもの。こちらはあえて並べるまでもなく、アスカビレン’20ともステラリード’20とも違うタイプの歩きに見えます。
似ている似ていないだけで話が終わると「なんのこっちゃ?」なわけですが、大雑把に言うと、上の2頭に比べてキョウエイカルラ’20には若干の固さがあるし完歩も小さめ。歩きだけで言えばそれほど好みではないのですが、だからと言って足が遅いとは限らないのが逆に難しいところかもしれません。
ただし一般論で言えば、やはりアスカビレン’20やステラリード’20のような、より柔らい歩きの方が好まれるだろうと思います。キョウエイカルラ’20の歩きだと短めの距離をピッチ走法で駆け抜けるイメージで、少なくとも中距離の王道路線で勝負をするタイプではないと感じますので。。(あくまで個人の感想です)
キョウエイカルラ’20出資者の私が言うのもなんですが、改めて動画を眺めてみると、血統やら何やらもありますが、『矢作厩舎の馬だから』というのが大きな出資理由だったのだと思います(^^ゞ
例によって話が発散してきましたが、要するに、ステラリード’20には出資をしようと思っています。全兄カイザーノヴァよりだいぶ高くはなりましたが、牡馬で実績ありの配合で矢作厩舎所属でこの姿カタチと歩きなら、充分に許容範囲内だろうと思います。無事に出資が叶うかどうかは分かりませんが、もしも出資ができれば、また楽しく応援することができそうです(^^)
今週から関東の主場は再び中山に戻る。開幕週の日曜メインは中山記念(28日、G2、芝1800m)。1着馬にG1大阪杯(4月4日、阪神、芝2000m)の優先出走権が与えられる重要な一戦だ。G1ホースが5頭もいたとはいえ、出走馬がわずか9頭だった昨年とは打って変わって、今年はフルゲート16頭に対して地方馬1頭を含む18頭がエントリー。G1ホースも不在で混戦が予想される。
中山金杯で重賞初制覇を飾り、目下3連勝中と勢い十分のヒシイグアス(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)が中心。中山金杯は終始、他馬からのプレッシャーを受け続ける厳しい展開だったが、直線で豪快に脚を伸ばし、ココロノトウダイとの叩き合いを制した。クビ差の勝利だったが、着差以上に強い内容だった。堀調教師も「向こう正面で不利がありながらも、気持ちが途切れずに走り切った馬を褒めてあげたいです」と高い評価を与えた。前走後も在厩でコンスタントに乗り込まれており、18日の1週前追い切りは美浦Wコースで一杯に追われ、5ハロン67秒0、ラスト1ハロン12秒5をマーク。「前走時よりいい仕上がりに持っていけます」とさらなる上昇気配が漂う。先週のG1フェブラリーSをカフェファラオで制した厩舎の勢いも大きな後押しになる。
対抗格は昨年、未勝利戦から4連勝でラジオNIKKEI賞、セントライト記念と重賞を2勝したバビット(栗東・浜田多実雄厩舎、牡4歳)か。その後の菊花賞と有馬記念は2桁着順に敗れているが、ともに距離が長かった印象。ラジオNIKKEI賞を制した1800メートルへの距離短縮は大きなプラスで、メンバー的にも楽になるここなら巻き返しは可能だ。(後略)
いやぁ、出られると分かってしまうと急に相手が気になるものです。
ZBAT!競馬の記事では、3連勝で中山金杯を制したヒシイグアス、昨年のラジオNIKKEI賞で2着パンサラッサに5馬身差をつけたバビットが本命・対抗、続いて毎度お馴染みのウインイクシード、京都金杯を制したケイデンスコール、ダイヤモンドSを除外になったサンアップルトンあたりが続く構図とされています。
パンサラッサについてはトーセンスーリヤ、ゴーフォザサミットなどとともに『侮れない馬』との扱いですが、ヒシイグアス、バビットはもちろん、名前の出てきた馬たち全てにチャンスがありそうな、まさに混戦ムードの中山記念と言えるのではないでしょうか。
ちなみに昨年の9頭からうって変わって16頭のフルゲートになりそうなことは、パンサラサにとってマイナスではないと思います。単純に考えて、出足が良くて前で勝負のパンサラッサには後ろに何頭いようが関係ない(むしろ後方がゴチャついて差し馬が苦労するのは歓迎(^^ゞ)ですからね。
そうなると、やはり、カギはラジオNIKKEI賞で負けているバビットとの兼ね合いでしょう。
おそらくバビット主戦の内田さんは逃げ主張でしょうし、開幕週の芝1800mとなれば、かなり積極的なレースをしてくるだろうと考えられます。常識的には番手からイケるパンサラッサが控えることになるのでしょうが、かと言って楽に逃がすとラジオNIKKEI賞の二の舞にならないとも限らず…。
ある程度はバビットと競り合う形を作るのか、サラッと譲って番手からレースを進め、早めに鈴をつけに行く形をめざすのか。。うーむ、ゲートを出た後の三浦騎手の判断も重要ですが、その前に、そもそもどちらが内側からスタートするかによって、その後の展開が変わってくるかもしれません。
ラジオNIKKEI賞ではパンサラッサが8枠11番と外だったのに対して、バビットは1枠1番と逃げ馬にとって最高の枠。その好枠を活かして道中でも全く絡まれない理想の展開になったことが、あのパフォーマンスに繋がった面はあると思います。逆に言えば、パンサラッサは0.8秒離された完敗だったとはいえ、枠順が逆だったらあれほどの着差にならなかった気もします。
バビットに楽をさせるのも嫌ですが、共倒れになってヒシイグアス以下を利するのも避けたいところ。。なかなか難しい問題ですが、できれば内枠(少なくともバビットより内側)を引いて、少しでも相手にプレッシャーをかけたいですねぇ。(どうやら大雨は期待できそうもないので(^^ゞ)
**2021/2/28中山11R 中山記念(G2/芝1800m)登録馬**
最近、すっかり手のうちに入った感がある野菜の天ぷら。あまり揚げ物ばかり食べるのは気が引けますが、パリッと香ばしい衣をマスターしてしまうと、週に一回は食べたくなってしまいます(^^;)
中でも美味しいと思う(あくまで自己評価)のは舞茸の天ぷらなのですが、
かぼちゃの天ぷらもハズレがなくてなかなかです!(もちろんナスも好き(^^))
ただですね、私にとって天ぷらを揚げる行為はメインイベント感が半端ないので、『天ぷらのほかにあと何品か作ります…』みたいな複雑な作業の組み立てをやる余裕はないんです。正直、そのあたりが高度なスキルを持った主婦(又は主夫)の皆さんとの差でありまして、この差を本気で埋めようと思うなら(思ってないですけど(^^;))、もっと真面目に『家事としての料理』に取り組む姿勢が必要なのでしょう。
ということなので、この日も天ぷらの他に、あともう一品、二品を作る気などハナからなしっ! 本来こうあるべき的理想論を語るのは良いですが、何だかんだ贅沢を言い出すとキリがないですからね(^^;)
そして、そんな時に助かるのはスーパーのお総菜です。この日も海老とブロッコリーのサラダを何の苦労もなく手に入れることができました。(何の苦労もなく、というところが大事(^^ゞ)
いやですね、そもそも海老とブロッコリーのサラダなんて手が掛かる副菜は家では作りません。そして、天ぷらに関してはスーパーのお惣菜より自宅で揚げたやつの方が美味しい(自画自賛)…。つまり、天ぷらとスーパーのサラダは自然にそれぞれのイイとこ取りができる組み合わせなんですよね。
さらに、組み合わせついでに選んだこの日の一杯は、何となく懐かしい気分になれるジャックダニエル! このお酒、一時はすごく流行った気がするんですけれど、今はそれほどでもないのかな?
天ぷらと海老ブロサラダとジャックダニエル…。これが正しい組み合わせとは到底思えない部分はありますが、そもそも料理やお酒の取り合わせは完全に好みの世界、自由で良いハズですからね。(本音を言えば、普通に焼酎を飲む方が自然だったかな?ですけれど(^^;))
『自由で良い』と書いたばかりで何ですが、このまま緊急事態宣言が長引いた時、料理のレパートリーや組み合わせがどこに向かってしまうのか、多少不安になりつつあるのも事実です。ニュースなどでは『感染者数の減少速度が落ちている』『(緊急事態慣れで)人出が増えている』といった話も聞こえてきますが、ここは何とか踏ん張って、少しでも早めの宣言解除に持ち込みたいところです。
日曜日の小倉大賞典に出走したドゥオーモは13着。ハマらない時はこんなもの…と割り切ってはいるものの、年齢が年齢だけに、要所で良いところを見せておかないと進退問題がクローズアップされてきます。陣営にまだその気がないようなのは救いですが、次走か次々走、近いうちに良い着順をとって欲しいところです。
今週末は28日に2頭、リナーシェとパンサラッサが出走を予定しています。
昨年10/17以来の出走となるリナーシェは、宇治田原優駿ステーブルで成長促進と乗り込みを行ってきましたが、幸四郎先生によれば「前走と同じぐらいの体重での出走」らしいです。正直、10kg程度は増えて欲しかったのですが、まあ、年頃の女の子なので…。まだ厳しく追い込む調教をしていないのがどう出るかですが、体重以外の目に見えない部分の成長、距離延長への対応を確認したいです。
パンサラッサは小倉大賞典を除外され、一週スライドで中山記念に挑戦します。小倉大賞典除外が早い段階で分かっていたのでスライドのマイナスはあまりないでしょうし、1800mへの距離短縮はプラスのはず。コントレイルを筆頭に、これまで戦ってきた相手を考えればそれほど差のあるメンバーとも思えず、積極的に一発狙ってみたいところです。(出来れば2着以上で!(^^ゞ)
3月に入ると1~2週目にヴィジャーヤのデビュー戦、2~3週目にバスラットレオンの出走がありそうです。ヴィジャーヤのデビュー戦はまだハッキリしませんが、昨日も栗東坂路で時計を出していますし、着々と準備が進んでいるように思えます。明け3歳世代はカイザーノヴァ、バスラットレオンに続く馬が不在ですが、ヴィジャーヤにはその有力候補として頑張って欲しいです。
3/27にはカイザーノヴァの毎日杯があります。そして、クレッシェンドラヴの次走が日経賞なら同日の東西重賞2頭出しに…。果たしてクレッシェンドラヴの次走がどこなのか、レース3週前にトレセン帰厩という『いつものルーティン』を考えると、今週の近況では明らかになると思います。
あとは、北総乗馬クラブで障害練習を始めたグランソヴァールの動向が気になりますねぇ。。それなり以上の飛越センスを持っていて、このままストレートに入障となるのかどうか、(結論はまだ先になるとしても)大まかな感触については早めに知りたいところです。
**出資馬の近況**
**2021年総合成績**
パンサラッサが中山記念に登録されました。
フルゲート16頭に対して登録馬は(地方馬ブラックバゴを含めて)18頭。想定段階ではフルゲート割れもあり得る状況でしたが、昨年の覇者ダノンキングリーの回避で混戦ムードに拍車が掛かり、それを察知して参戦に舵を切る陣営が増えた結果なのかもしれません。
ということで、改めて登録メンバーを眺めてみると、確かにここ数年の『準G1』みたいな顔触れではなく、どちらかと言うと『準G2』的な印象を受ける方が多いかも…。もちろんそんなに弱いメンバー構成ではないのですが、例えば大阪杯で上位人気になりそうなビッグネームの参戦がないのは確かです。
どうやらパンサラッサ陣営は、ラジオNIKKEI賞以来となる三浦騎手を確保しているようです。調子も良く鞍上確保も済んでいて、勝つチャンスが充分あると思えるだけに、是非とも出たいレースですねぇ。。(^^;)
*追記:単純収得賞金順だと1,650万円のパンサラッサは18位ですが、直近1年以内の収得賞金を倍に計算すると2,500万円となり、2,050万円のクラージュゲリエ、2,400万円のフランツを逆転できます。このまま行けば除外対象はフランツ、クラージュゲリエの2頭、パンサラッサは無事に出走が叶いそうです!(フィンチリーさんにコメント頂きました。すみません、ちゃんと計算できていませんでしたm(_ _)m)
**2021/2/28中山11R 中山記念(G2/芝1800m)登録馬**
小倉大賞典で13着となったドゥオーモの関係者コメントです。
◇野中調教師のコメント 「この馬には速い時計の決着が向きませんでした。鞍上によれば、『捌きの硬さや違和感はなかった』とのことですから、やはり時計の問題だと思います。開催が進んでいく中で、もう少し時計のかかる馬場になってくれるかと見ていたのですが、そうはなりませんでした」
◆クラブのコメント 「後方からの競馬はいつも通り。レースが流れていた分、3コーナーからの捲りに期待がかかりましたが、勝負所での動きが良い時のそれではなく、1分45秒台での決着に加え、休み明けということもあり、もうひとつ対応しきれませんでした。なお、このあとは、『戻ってきてからの様子を見ながら』と調教師。臨戦過程を考えれば、ここを使ったことにより、次は変わってくれるものと思われます」
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野中調教師も藤岡康騎手も、馬の状態云々より「速い時計の決着」になったことが大きいとの見解です。
昨年の勝ち馬カデナは後ろから行って6着まで頑張っていますので、一概にそれが全てと言い切れない部分はありますが、今日のところは野中先生の見解が最も説得力ある話だと思います。
次は「(栗東に)戻ってきてからの様子を見ながら」とのことなので、一応、続戦を考えていくことになるでしょう。そうですねぇ、状態が良ければ中一週で3/7阪神の大阪城S(ハンデ/芝1800m)あたりを本線に、休み明けを叩いた上積みが期待できるレースを狙っていきたいです。
小倉11R 小倉大賞典(G3)に出走したドゥオーモは13着でした。
【レース内容】ゆっくりゲートを出て最後方の定位置へ。そのまま1~2コーナーを回って向こう正面も最後方から。残り1000mで外めに持ち出し、外からマクリを打つ態勢を作りましたが…。1000m通過58秒の流れにも関わらず勝負どころで先行勢の脚は止まらず、4角最後方のままでは勝負になりませんでした。
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1分45秒5じゃ仕方ないかなぁ(^^;)
スタートも最後方の位置も想定の範囲内ですし、向こう正面で早めに動ける外めを確保したのも(馬場状態を考えれば)悪い選択ではなかったと思います。それでも勝負どころで前との差を詰められなかったのは、今の小倉は昨年ほど前が止まらない馬場だったという事なのでしょう。
あとはドゥオーモの状態面ですが、久々の影響があったのかどうか…。ただ、それを言うのは少し可哀相な気もしますし、やはり、昨年2着時の1分48秒6より3秒も速い決着になったのが全てなのだと思います。
ということで、まずは無事に復帰ができたのは良かったです。あとはレース後の状態確認を待ち、今後の作戦などは栗東に戻ってから改めて考えることになるのでしょう。後方待機策はイチかバチかの要素がありますし、まあ、ハマらない時はこんなものと割り切って考えるしかないですね(^^ゞ
**2021/2/21小倉11R 小倉大賞典(G3/ハンデ/芝1800m)・良**
パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20は、まだまだ厳しい寒さが続く北海道ですが、毎日元気に放牧に出ています。
◇山田担当のコメント 「先日、生まれて初めてとなる予防接種を体験しました。これまでに生産牧場で血液検査やマイクロチップの埋込等で体に針を刺す経験はしていますので、人懐っこい本馬は平気かと思っていましたが、少し嫌がる仕草を見せました。体を撫でてもらえる普段とは違うということをいち早く察知したのでしょう。何をする時も真っ先に歩み寄ってくる本馬でも、こと注射に関してはあまり好きではないみたいですね。4月生まれゆえ、昨年末の段階ではまだ幼い馬体をしていましたが、ここにきて馬体に重みが出てきており、全体的にバランスの良い成長を見せてくれています」
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15日にようやく『満口直前』サインが出たアスカビレン’20ですが、パカパカファーム厚賀での生活は引き続き順調で、元気一杯に過ごしてくれているようです。
今回の近況では予防接種の様子がレポートされていますが、こういう紹介ってなかなか珍しいですよね。ちなみに軽種馬の予防接種については軽種馬防疫協議会(軽防協)のHPに『馬の予防接種要領』というページがありまして、それによれば、日本国内で生産された馬は1歳1~3月にかけて、馬インフルエンザ、日本脳炎、破傷風の3種混合ワクチンを接種するよう推奨されています。
いや、細かいことはどうでも良いのですが、アスカビレン’20の注射嫌いネタを紹介して頂いたおかげで、今まで気にしていなかった馬の予防接種について調べてみようと思ったわけで、何となく得した気分になりました。それから、近い将来順番が回ってきたら、ちゃんと新型コロナのワクチン接種をしなくちゃいけないな、と思ったことも書いておきたいと思います。(日記かよ…(^^;))
すみません、アスカビレン’20の話に戻しますm(_ _)m
山田さんの話によれば、年が明けてから「馬体に重みが出てきており、全体的にバランスの良い成長を見せている」とのこと。これは、私も似たような感想を『【アスカビレン’20】大人の身体へ変化の兆し!?』に書いていたのですが、実際にすぐそばで見ている方からの話は全然説得力が違いますね(^^ゞ
写真や動画を見ても山田さんからのレポートを読んでも、アスカビレン’20はとても順調に成長している印象ですから、当分の間はこのまま元気に健康に、ストレスなく過ごしてもらえればと思います!
【パカパカファーム厚賀分場在厩のアスカビレン’20:公式HP(2021/2/5更新分)より】