本当に納車

ついについに、本当にヴェクの納車日となりました。この日は平日ですので、早々に帰宅。ほんでもってヘルメットを下げ、バイク屋に直行です。
ん？納車じゃないの？と思われるでしょうね。いやぁ～バイク屋の店長を信じない訳じゃないんですが、自分で直接引き取りに行くことにしたんです。
さてさてバイク屋に到着すると、店の前には私のヴェクがドン！と置かれていました。ウーン、あらためて見ると意外に大きなスクーターです。それに派手なブルー色が目立ちますね。そして少し離れたところには・・・26日に納車されるはずだったヴェクが置いてありました。ヘッドライト付近が壊れ悲惨なところです。
お支払いすべきものを支払い、いよいよセルボタンを押してエンジン始動。すると耕運機のような排気音！アクセルを少し開くとスルスルとヴェクは動き始めました。そんなところで最初のインプレ。
①加速は思っていたよりまずまず
②乗り心地もまずまず
③ブレーキ・タッチ良効
④70km/hぐらいからブルブルと振動が・・・
と、いうところでしょうか。これからが楽しみになってきました。

いよいよ納車日。しかし！・・・です。

待望のヴェクスター150の納車日となりました。天気は快晴。大安吉日（意外と、こだわる！）という納車日にふさわしい日です。
当日は土曜日ということで普通ならば仕事はお休みの日なんですが、この日も仕事という悲惨なところです。そんなところで、バイク屋の店長には「お昼休みの12:30に会社まで届けてね」なんて、時間・配達先指定（まるで宅急便！）というワガママな客です。
さて約束の12:30となりました。「もうスグかな～」なんてヴェクスター150を待つ私ですが、12:45になってもバイク屋の店長は来ません。ウーン、おかしいな？なんて思った矢先、携帯からの呼出音。そして「もしもし・・・」なんて電話に出るとバイク屋の店長からです。そして耳に届いた内容は以外な言葉でした。「すいません。配達中に車の荷台でバイクが転倒して壊れました。今日は配達できません。いやぁ～お恥ずかしい話しです」なんて言われるではありませんか。もう私は「え～嘘！今日は大安吉日（やっぱり、こだわっている！）やで！」ですね。
ふにゃ～何かケチが付いた感じです。修理にどれぐらいかかるのか？なんて考えていると、再び携帯からの呼出音。またもバイク屋の店長からです。そして店長からビックリする話しが飛び出しました。「先ほどは申し訳なかったです。スズキの営業に問い合わせると、九州の営業所にヴェクスター150（青）の新車が1台だけ残っているのが分かりましたので、早速、取り寄せます。修理したものをお届けできないですから・・・」なんて嬉しい言葉！さすがに今まで7台ものバイクを買ったバイク屋のことはあります。そんなところで納車日は順延。4日後の4/30に九州男児？のヴェクが納車となるのでした。

ヴェクスター150購入！

さてさて既にご紹介したとおり、事は早く進める必要があります。翌日には現在の愛車YAMAHA・BJだけではなく、今まで数多くのバイクを購入したバイク屋さんに直行します。狙いはズバリ！YAMAHAのシグナスX（125cc）です。125ccクラスでは、SUZUKIのアドレスV125がダントツの人気があるのは知っています。実際、乗ったことがありますが、本当に早いですね。しかも低価格・・・まさに早い！安い！という吉野家の牛丼のようなスクーターです。しかしシグナスXと比較すると、車格が寂しいのです。しかも家内から総額30万円という予算もあります。そこでシグナスXとなった訳ですね。
バイク屋の店長は手馴れた様子で見積書を仕上げました。すると諸費用・自賠責（5年）を含めた総額は30万円少々・・・ふむふむ、まずまず予算内です。よし！シグナスX（白）に決めた！と思いましたが、一応、念のためヴェクスター150のことを聞いてみます。実はバイクのHPばかりネット三昧している時に目が止まったのが、ヴェクスター150なのです。250ccクラスのビッグスクーターに比べコンパクトで低価格。しかも高速道路も走ることが出来ます。さらにネットで実売価格を調べると、何と10万円以上の値引きで販売されているのです。ですから重量税や任意保険を含めても、支払い総額ではシグナスXと同じぐらいとなるはずです。しかし残念ですが、生産中止でメーカー在庫は無く、販売店在庫のみのようです。
さて見積書を片手に立ち上がり、帰る間際に「もうヴェクスター150は無いよね？」と店長に問い掛けると、「ヴェクスター150？ここに最後の在庫があるで～」と店の前にズラリと並んだバイクの片隅を指差す彼方には・・・何と青色のヴェクスター150が置いてあるではないですか（しかも”大特価24万円　1台限り！”の大きな張紙まで貼っていた！）。いやぁ～まさに運命的な出会いです。天佑です。
この時点で私の頭からシグナスXは消えました。店内に戻り、ヴェクスター150の見積書作成です。やはり僅かですが、支払い総額はシグナスXより安価です。これでヴェクスター150に決定しました。
それにしても「またもやSUZUKIか・・・」なんです。以前にFZR250（YAMAHA）を買いに行ったのに、お店を出るときにはバンディット250（SUZUKI）。大昔、ホークⅢ（HONDA）を買いに行ったときも、なぜかGS400E（SUZUKI）を買ってしまう有様。そして今回も・・・ですね。
いや別にSUZUKIが嫌いではないんです（YAMAHAファンですが）。ただ3回目となれば何か運命的なものを感じてしまいます。

我、再び駆ける！

今年に入ったからは、ずぅ～と残業と休日出勤の毎日。これっ！といった楽しみも無く、無味乾燥な毎日に「エエ加減にして欲しい！」とワメきたいところですが、そんな中、僅かな楽しみは、愛車YAMAHA・BJという50ccのスクーターで通勤する時です。古い言い方ですが、まさに「風を切る！」ですね。
このBJですが、50ccという排気量の割りに意外と走ります。２サイクルエンジンを搭載していますので、ビィ～ン！というカン高い排気音と共に、スタートダッシュはなかなかのものです。しかし悲しいかな所詮は50cc・・・車の早い流れには付いていけません。エエとこ60km/hぐらいまでですね。
そんなところで、日々の欲求不満の解消と安全な通勤のために大きなバイクが欲しいものです。ちなみに私の車歴ですが、CB50JXから始まりTL125・CB350F（もう知っている方は少数か？）、最近ではバンディット250なんて数多くのバイクに乗ってきました。ですから狙いは400ccのネイキッドバイクであるCB400SFやXJR400Rです。でも苦しい家計のことを考えると、125ccのスクーターが現実的なところでしょうか。毎日のように「ウーン・・・」と考えながらバイクのHPを眺めていたものです。
そんな折、家内が突然「毎日、よくも飽きずにバイクのHPばかり観ているね。いくらぐらいするの？30万円ぐらいまでなら買ってあげてもいいよ」なんて言葉が飛び出したのです。いやぁ～正直、嬉しかったですね。まさに感謝！感謝！です。と、同時に事は早く進める必要があります。まさに「女心と秋の空」です。家内の気持が変わるまでに早く購入しなくてはいけません。
と、いうところで、前段が長くなりましたが、このブログはリターンライダーである私がヴェクスター150を購入したことから、このヴェクについていろいろ紹介していきたいと思います。ヴェクのHPやブログは他にもありますが（実はかなり拝見しました）、少し違った角度で紹介したいと思います。
ちなみにヴェクスター150は既に生産中止になっています。ですから、このブログを観られて「私も欲しい！」と思われても新車で購入するのは難しいでしょうが（それでも販売店在庫の新車が、全国で多数残っています）、このブログが参考になれば幸いです。