ホテルでの送迎バスで城崎温泉駅に戻ると、一応、駅員さんに特急「はまかぜ」の運行状況を確認します。雪が激しくなったので、同じように心配される方が多かったです。
とりあえず「大丈夫」のことでした。城崎温泉駅は自動改札ではありませんので(ICOCAも使えません)、駅員さんが改札口に立たれています。でも、これがいいんです。自動改札はあまりに味気ないです。

駅前ロータリーはこんな感じ。水気の多い重い雪が降っています。

駅前通りは、多くの観光客で賑わっていました。この時期らしい城崎の風景です。

以前に食した「いなば」さんも賑わっていました。

店前の雪かきをする方・・・日本海側らしい姿です。

城崎定番の撮影ポイントに到着です。もう少し雪が積もっていれば完璧でしょう。

振り返ると、こんな感じ。いかにも冬の城崎です。

景観に配慮したファミマも、雪景色に馴染んでいます。

こんなところを歩くのを予想して、足元はバイクのライディング・シューズです。このelfのシューズは予想以上に完璧な防水でした。

さてお土産ですが、いつもの鮮魚店です。しかし、この松葉カニの恐るべきお値段は・・・どのカニもパクパクと口を動かし生きていましたが、4万円にビックリです。この4万円のカニさんですが、店内を物色している間に売れてしまいました。

お土産は定番の「赤イカ」。それに卵を持った甘海老です。皆さん、これが本物の甘海老です。回転寿司の甘海老とは、大きさが全く違うことがお分かりでしょう。


適当に「お茶」していると、ドンドンと雪が強くなっているのが分かります。そこで早めに城崎温泉駅に戻りますが、駅前の「さとの湯」も雪化粧。

仲良く3人並んでの足湯です。^^

最後に城崎温泉駅を撮って、

駅舎内に入ると、何か異様な雰囲気。運行情報ディスプレイを観ると、


さらに我々が乗車する、15:50発の特急「かにかにはまかぜ」の運行中止が放送されました(涙)。ただ17:17発の特急「はまかぜ6号」は運行されるようです。
このため駅員さんが「はまかぜ6号への指定席変更してください」と放送し、大勢の方が「みどりの窓口」に殺到しますが、冷静な私は「はまかぜ6号が予定どおり運行されるか分からない。それよりも16:12発の特急「きのさき」(京都行)で和田山まで行き、そこから播但線~山陽本線の普通列車(電車)で明石まで帰った方が速く帰れるかもしれない」と考えます。
スマホで乗換えを調べると、私の読みどおり「はまかぜ6号」が定刻通りに運行されても、ほぼ同時刻に明石駅に到着です。何かで遅れると普通列車(電車)の方が速い確率が高いです。さらに「はまかぜ6号」は超満員となるでしょう。であれば、我々は座って帰れる特急「きのさき」を選択します。
そんなところで、特急「きのさき」の自由席に乗り込みます。

しかし、天は我々を見放しました。途中の豊岡駅で、ポイント故障のため1時間以上停車したのです。「はまかぜ6号」に対する1時間のアドバンテージは失われました。(再涙)
さらに和田山駅に到着すると、除雪作業のため播但線の運行が中止され、普通列車に乗換える作戦も失敗となったのです。「策におぼれる」とは、正にこのことでしょうか。(再再涙)
結局、和田山駅で後続の「はまかぜ6号」を待つことになりました。時間潰しのため、和田山駅前ロータリーの雪景色を撮って、

雪景色の中での、大好きなキハ40系気動車などの撮影です。^^




やっと「はまかぜ6号」が和田山駅に到着です。案の定、まるで通勤電車のような満員状態。結局、私は加古川まで立って帰ることになりました。(再再再涙)

明石駅に到着したのは20:30頃・・・苦闘の帰路となりました。それでも当初の「かにかにはまかぜ」の明石駅到着予定時刻は18:14ということで、2時間以上の延着となったことから特急料金の払い戻し(1,920円返金)となりました。(嬉!)

返金となった1,920円が嬉しく(笑)、こんなお寿司での食事を取って帰宅としました。

寒波到来の中でのカニツアーとなりましたが、それでも雪の城崎は情緒があって良かったですね。帰路は苦労しましたが、十分に楽しく満足できるツアーとなりました。