我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

蒸気機関車のナンバープレートを入手です。

2024年11月30日 | 鉄道
先日、宅急便で長い荷物が到着。

重さを測ると、梱包込みで11kg。^^



届いた荷物は、D51蒸気機関車のナンバープレートです。かなり以前から蒸気機関車のナンバープレートが欲しかったのですが、なかなか「これだ!」というモノが無く、やっと「これなら」というのを見つけ、ネットオークションで落札しました。



本当は播但線・姫新線(姫路機関区)か、加古川線・北条線・高砂線(加古川機関区)を走っていた蒸気機関車のナンバープレートが欲しかったのですが、何せ無煙化となって50年以上。ほとんどの蒸気機関車は解体され、僅かに残っているナンバープレートもマニアの手に渡ってしまった状況。
それでも加古川線・北条線を走っていた、C12蒸気機関車のナンバープレートを何とか見つけたのですが、あまりに高額で諦めたところです。

で、今回入手したのは、画像のとおりD51 337号機のナンバープレート。この蒸気機関車の経歴です。(機関車データベース・デゴイチよく走る!のサイトから引用)

1939.12.27 日立製作所で製造 配属:広島鉄道管理局 配置:岡山機関区
1950.9.4  岡山機関区→島根・浜田機関区
1952.7.3  北海道・北見機関区
1952.9.6  北海道・名寄機関区
1952.1.9  北海道・苗穂工場でボイラーをD51 398号機のものと交換・耐寒工事施工
1953.4.8  北海道・名寄機関区
1959.3.2  北海道・苗穂工場で運転室整備
1964.4.1  北海道・名寄機関区
1970.3.31  北海道・名寄機関区 前照灯副灯取付・北海道仕様切り詰めデフ実施
1975.3.20   廃車 走行距離:2,294,956.8km


ところで鉄道マニアの方なら、「これって本物?」と思われたことでしょう。というのも、蒸気機関車のナンバープレートは、レプリカ品や記念品として作られたものが多く、実際に蒸気機関車に付いていた本物か判別が難しいのです。

※ここからマニアックな内容になります。興味のない方は一気にスクロールしてください。(^^)

それでも、何点かチェックポイントがあるので紹介しましょう。

①大きさが70cm×20cm程度で、厚みが1cm程度、重さが10kgぐらいあること。



※但し、例えば「D51 1」のような数字が少ない号機は50cm程度となり、重さも軽くなります。

②磁石に反応しないこと。
 蒸気機関車のナンバープレートの材質は砲金(銅と錫との合金)です。ですから、磁石には反応しません。
※但し、例えばD51の戦時型(1000号番台)は一部を木製化するなど、戦争中の金属不足の時代に製造されたため、貴重な砲金ではなく、磁石に反応する鉄材で造られた可能性もあります。

③全体的に痛み・腐食・傷があり、煙突からの煙による煤(すす)が付いていること。
 ほとんどの蒸気機関車は製造されて、20年以上用いられました。この間、風雨や煙突からの煙を受け、飛石で傷も入ることから、汚れも傷もないピカピカの状態はありえません。





④四隅に取り付け用のボルト穴があること。
 ナンバープレートは一台の蒸気機関車に4枚付いていますが、全て四隅のボルトで車体に固定されています。このためボルト穴が無いのは、実際に付けられたことが無いナンバープレートです。



⑤保存されている蒸気機関車のナンバープレートでないこと。
 静態動態にかかわらず、保存されている蒸気機関車にはナンバープレートが付いていますので、同じ車番のナンバープレートはレプリカ品と言えます。
※但し、蒸気機関車は長期間使用されたため、傷んだナンバープレートを交換することがあります。また何かのタイミング(例えば鉄道博物館への展示時や、赤・青ナンバープレートへの変更時)での交換もあります。このため、保存されている蒸気機関車と同じ車番のナンバープレートであっても、全てレプリカ品とは言えないところです。

⑥アルファベットと数字との間隔や、数字の形状種別。
 同じ製造メーカーであれば、最初のアルファベットと機関車種別番号(CやDなど)や号機番号の間隔、さらに数字の形状が同じです。
※但し、前述のとおり配属された機関区や鉄道工場で交換されれば、当然変わってきます。ある同じ蒸気機関車のナンバープレートを現役時代の画像で見比べたところ、微妙に違っていたことがありました。
一例として、下記の動態保存されている蒸気機関車の、本物のナンバープレート画像をご覧になれば、D51同士でも違いますし、同じ 498号機であっても異なることがお分かりかと思います。




以上のことから、私が入手したD51 337号機のナンバープレートは本物か?ですが、上記の⑤⑥以外は大丈夫なところ。

このD51 337号機ですが、廃車後は北海道の和寒町郷土資料館で静態保存されているので、



それじゃ⑤のレプリカ品?⑥の保存されている実車のナンバープレートとはアルファベットや数字の間隔が微妙に違うけど?と思われるでしょうが、上記⑤⑥の「※但し、」かな?です。

このD51 337号機のナンバープレートについていろいろ調べると、ある時に全数(4枚)のナンバープレートが更新されたと思います。そして外された古いナンバープレートは保存され、更新され使用された新しいナンバープレートは、廃車後、国鉄から一般に放出されたのでしょう。D51 337号機が廃車となった1975年頃は、日本各地で国鉄が開催する鉄道部品のフリーマーケットがよく開催され、蒸気機関車のナンバープレートも出品されていたのを憶えています。

今回のナンバープレートは、その内の一枚がマニアの手に渡り、汚れを落とされて飾用スタンドを付けられたと思うところです。しかも今回のオークション出品者は、長く配属され廃車となった北海道・名寄機関区の地元の方。そんなところも、本物かなと思った次第。さらに指で強く擦ると、黒く煤(すす)のようなモノが付きました。それでも本物かレプリカ品かは、50:50でしょう。^^

以上、長々と解説しましたが、結局のところ本物でもレプリカ品でも、本人が満足すれば良いと考えるところです。あまりに本物を追求すると、とても高価な買物(30~50万円以上)となります。
最近、市場に流通する蒸気機関車のナンバープレートは少なく、明らかなレプリカ品や記念品でも高価取引となっています。今回の私のように、自身の予算内で欲しいナンバープレートが見つかれば、そこで納得しましょう。私はレプリカ品(記念品)だったとしても、満足しています。実際に見て手に取ると分かりますが、ド迫力の品物です。

PS.
ホームセンターで材料を買ってきて、キャスター付の置台を製作。テプラでの紹介文を貼り付けました。



また、関西人の方なら絶対に「いくらで買ったの?」と思われたでしょうから、安価な中古原付スクーター程度とお答えさせていただきます。^^
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新橋駅とSLです。

2024年06月22日 | 鉄道
今回は、前回までの孫のお宮参りで行った千葉・東京の番外編で、新橋駅と駅前に置かれているSLを紹介しましょう。

SLは新橋駅の西側に置かれていますが、東側にもD51の動輪と鉄道唱歌の歌詞プレートが置かれています。



なぜ新橋駅にSLの動輪?ですが、これは日本で初めての鉄道営業となった、新橋~横浜駅間の記念です。もっとも当時の新橋駅は現在の日本テレビ近くであり、横浜駅は現在の桜木町駅となります。

新橋駅です。アーチ形の出入口は戦前の高架駅舎の特徴。レンガが張られています。





アーチ上部には、SLも描かれた駅名表示。



西側のSL広場に置かれたC11-292号機。前日の選挙の横断幕がメチャ邪魔。^^





横断幕が写らないアングルで撮影。手入れが行き届いており、C11にとっては安住の地のようです。C11-292号機の特徴として、戦時中の製造簡易化のため砂箱と蒸気ドームは角形です。









新橋駅と鉄道の歴史を紹介するパネル。



鉄道発祥を紹介するパネル。



C11を紹介するパネル。されど「姫路機関区所属」の紹介だけでは寂しい。(涙)



代わりに、私がC11-292号機の紹介です。(“デゴイチよく走る!-機関車データーベース”のサイトから引用)

1945.02.11 日本車輌名古屋で新製。配属は大阪局。配置は姫路区
1946.04.01 姫路区→姫路第一区
1972.08.09 姫路第一区→品川区
1972.09.16 廃車。品川区最終在籍SL。走行距離 1,083,975km
1972.10.14 新橋駅西口広場にて保存
1972.10.26 東京南鉄道管理局長と東京都港区長との間で無償貸与契約締結


上記のとおり、C11-292号機は、製造後、全て姫路機関区に配置され現役を終えたことになります。つまり、一度も新橋駅はおろか関東方面を実走したことが無いのです。1972年といえば播但線が無煙化となり、蒸気機関車が余剰となった年。そんなところで、展示蒸気機関車が欲しかった(必要だった)品川機関区に引き取られたのでしょう。私的には「姫路に返してください!」と言いたいところ。^^

こんなことを思っていると、選挙の横断幕の撤去が始まりました。



あらためて撮影。





これにてSLの撮影も終了。西側にも、井川遥さんのサントリー広告があります。



さらに盲導犬の銅像。



こんな銅板のパネルがありますが、川内康範さんは有名な脚本家。「月光仮面」や、アニメ「日本昔ばなし」が有名です。



それでは、新橋駅と西側に置かれているC11の紹介はこれぐらいで。この度のC11-292号機ですが、私が子供の頃に乗った播但線の客車を牽引していたかもしれません。私が小学生の頃の播但線は、まだまだ蒸気機関車が一杯走っていました。

そんなところで、帰宅して自身のPC内のSL画像を検索すると、C11-292号機の現役画像が見つかりました。ナンバープレートの292か293の判別が難しいのですが、293号機は門司や小倉方面に所属。ほぼ間違いなく、播但線か姫新線を走るC11-292号機でしょう。



またネット検索でも、画像を発見。ホームに入った画像は姫路駅かな?



こちらは新橋駅前に置かれる時でしょう。後方の「笑の泉」の建物は建て替えられ、現在は井川遥さんのサントリー広告が設置されている建物です。


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大阪への講習会参加ですが、電車etcの紹介です。

2024年03月08日 | 鉄道
2/17(金)は、JR(新快速)に乗ってお出かけ。目的は、消防関係の資格更新講習会に参加のため。

到着したのは大阪駅ですが、



こちらは、1,2番の大阪環状腺のホーム。大阪環状線といえば、東京の山手線と同じでグルグル回っていますが、関空・和歌山方面や奈良方面、さらにユニバーサル行きの電車も到着しますので、乗り間違いに注意が必要。



大阪環状線といえば、オレンジ色単色の国電タイプの電車(103,201系)でしたが、今や新しい323系が2016年度より投入されました。



大阪環状線ホームでの、チャイム音やアナウンスをどうぞ(音鉄)。0:35から大阪らしく、やしきたがじんさんの「やっぱ好きやねん」のチャイム音が流れます。



大阪駅と比較するため、以前にも紹介した東京駅のチャイム音やアナウンスをどうぞ。



大阪駅と比べると、東京駅は優しく爽やかで上品なチャイム音。それに比して大阪駅のチャイム音は、何か慌ただしく「早せな、電車に乗り遅れるで!」と言ったところ(^^)。関西人の気質でしょう。^^

内回り線の関空快速に乗り込み、窓の外を見ていると、大正駅手前で京セラドーム。昨年、阪神タイガースが38年ぶりに日本一となった記念すべき球場。



すいません。オリックス・バッファローズの本拠地でした。昨年の日本シリーズのこともあり、オリックス・バッファローズに対し、阪神ファンは少し上から目線。^^



新今宮駅を過ぎると通天閣。手前は天王寺動物園。



天王寺駅で下車。



こちらは大和路線(関西本線)の電車。



今や少なくなった、旧国電の201系。京都駅からの奈良線でも使われています。1981年登場の立派な国鉄車両。103系からの後続通勤電車です。



天王寺駅は2層の巨大駅。新幹線ホームはありませんが、関西での上野駅かな?です。



天王寺駅の改札を出て、南側に向かうと「あべのハルカス」の大きな文字。



少し離れての画像ですが、日本で二番目に高いビル(300m)であることがお分かりでしょう。昨年6月に「麻布台ヒルズ森JPタワー」(325m)が完成するまで、日本一高いビルでした。「あべのハルカス」については、以前に行ったブログ内の記事をどうぞ。



こんな感じで撮影していると、目の前には阪堺電車。超高層ビルと路面電車のコラボが何とも言えません(^^)。このあたり(阿倍野)は、やたら自転車に乗っている方が多く(しかも信号無視などの暴走気味)、下町の雰囲気が漂います。






目的地である、阿倍野防災センターが見えてきました。



入口には受講する講習会の案内。



こちらの防災センターですが、黄色枠のように大阪市職員の人事研修所でもあるようです。私が受講する会場は、赤枠のとおり3階。



会場入口には、防災体験学習に来られた子供さん向けのミニ消防車。



こちらが受講会場。この画像では少なめですが、約80人の方が受講。アクリル板を固定するための「万力」が泣かせます。^^



こちらが講習テキスト。



さて講習会ですが、10時から15時半までという長時間の講習。正直、長く椅子に座っていたので腰が痛くなりました。もっとも、とりあえず座って聞いていれば良い講習会ですので、気分的には楽ちん。豪快に居眠りしている方も数人見かけました。(^^)

やっと講習会も終わり、天王寺駅からは帰路です。電車に乗る前にお土産を購入。大阪とは何の縁も無い伊勢名物の「赤福餅」。^^



されど、大阪環状線の主要駅では、コンビニでも販売されている「赤福餅」。しっかり販売網を拡大しています。



帰りの電車は、ほとんど待ち時間無く乗換えに成功。大阪駅からの新快速は2分遅れで発車したので、尼崎~三宮、神戸~明石間は、遅れを取り戻すために激走!新快速は、特急券が不要な電車としては日本最速(最高130km/h運転。但し、区間平均速度では日本一ではない)ですが、その最速もあって明石駅には定刻どおりの到着となり、早めの帰宅となりました。

今回は講習会の紹介というよりは、チャイム音や電車、それに有名な施設を紹介したところ。そんなところで、今回記事のカテゴリーは「鉄道」としました。^^
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家内の誕生日食事会で神戸です。(その1:神戸駅とD51蒸気機関車)

2023年02月22日 | 鉄道
2/18(土)は、家内と新快速に乗ってお出かけ。目的は、神戸で家内の誕生日食事会です。

家内は三ノ宮駅まで行きましたが、私は神戸駅で下車です。



神戸駅には、朝夕の運転本数が多い時だけに使われる1番ホームがあります。この1番ホームですが、新幹線開業(昭和39年)前まで東京発の特急「こだま」で用いられました。まだ戦前の特急である、「燕」「鴎」の停車ホームでもありました。



ちなみに、これが戦前の特急「燕」です。西明石~大久保駅間を回送中の写真ですが、流線型C53形蒸気機関車が牽引する貴重な写真です。



これが1番線乗降口。日中は閉鎖されています。



私の1番線の思い出は、「日立ポンパ号」というイベント列車の見学です。1970~1971年に日立と国鉄がタイアップしたイベント列車ですが、内部は日立(家電)の動く企業ミュージアムでした。「ポンパ」は当時の日立カラーテレビ(キドカラー)のブランド名です。

これが神戸駅に停車する、日立ポンパ号。C11蒸気機関車が牽引していたとは驚きです。全然、憶えていません。(^^)



神戸駅の内部です。神戸駅の駅舎は昭和5年(1930年)に建築された歴史ある駅舎。近代化遺産に指定されています。



現在、神戸の中心駅は三ノ宮でしょうが、戦前は神戸駅が神戸の中心でした。これは外国客船や国内客船が、メリケン波止場で出入航していたのも要因です。
このため、神戸駅には皇室が利用していた貴賓室があったのですが、現在はこちらの「がんこ寿司」の客席の一部として利用されています。



が、しかし・・・なに?閉店???う~ん、残念です。お寿司が食べれないよりも、貴賓室で入れないのが残念です。(涙)



神戸駅の全景です(iPhoneの超広角で撮影)。何か小樽駅や上野駅に近い雰囲気。戦前の主要駅は、こんな駅舎が多いです。



続いて訪れたのは、神戸駅南東に置かれているD51蒸気機関車です。このブログでは2回目の登場です。






このD51-1072号機は戦時型というタイプですが、太平洋戦争末期の物資の無い頃に製造されたため一部は木製でした。このデフレクター(除煙板)も、製造時には木製だったと思います。



戦時型のためか、何か形式・車番のナンバプレートの厚みが薄いような気がします。(気のせいかな?)



この度は、このD51から蒸気機関車の細部を説明しましょう。先ずサスペンションです。見辛いですが、動輪とテンダー車の板バネです。クルマのリーフリジットと同じです。






黄色が動輪ブレーキです。そして青四角のパイプは?



青四角は砂が出るパイプです。雨でレールが濡れていたり牽引車両が多くなると、発進時、よく蒸気機関車の動輪は空転しました。この空転防止のため、摩擦係数を上げるよう砂を出していました。

蒸気機関車の上部にはコブがありますが、ここに砂が入っています。ただ重力で砂を落とすのではなく、蒸気を使ってスプレーのように砂を噴出していました。



またブレーキの作動は、クルマやバイクのように油圧で作動させるのではなく、蒸気でコンプレッサーを動かし圧縮空気で作動させます。この丸い筒がレシーバータンクです。



よく蒸気機関車が発車する前、動輪のあたりから水や水蒸気が出ますが、これは圧縮空気のドレン水を排出しているからです。

これが発電機。運転席の照明やヘッドライト用です。もちろん蒸気でタービンを回して発電します。



これがヘッドライト。70年前に製造された車両ですので、もちろんLEDやハロゲン球ではなく、シールド球です。



レール幅は狭軌(1067mm)ですので、大きく車体が左右にはみ出ています。



このD51ですが、こんなプレートのとおり神戸駅前に展示されています。



しかし調べてみると、D51-1072号機は製造後から廃車まで北海道だけを走っており、神戸駅というか山陽・東海道本線は一度も走っていません。えっ?という感じですが、ちょうど展示するのに最適だったため、北海道から運ばれたのでしょう。

これは駅前の蒸気機関車で有名な、新橋駅前のC11蒸気機関車も同じ。



このC11-292号機は、製造されてから廃車となるまで姫路機関区に所属し、播但線や姫新線を走っていました。つまり私の故郷である播州地方を走っていた蒸気機関車です。一度も東京方面を走ったことはございません。姫路に帰してください。^^

何か家内とのお出かけが「鉄道」カテゴリーとなりましたが、次回は元町商店街の紹介と、家内との食事会を紹介します。
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息子の結婚式への大量きっぷです。

2022年10月29日 | 鉄道
先日、休暇を取って明石駅前にビーノを停めます。

ここは、アスピア明石の駐輪場。2時間までは無料ということで、明石駅周辺でバイクを停めるのに重宝しています。^^



目的は、JR明石駅構内の「みどりの窓口」。



こちらに来たのは息子の結婚式に行くための、往復新幹線きっぷ購入のため。私一人ならe5489やスマートEXでのネット購入ですが、この度は、乗車駅が姫路(一人)、西明石(二人)、新大阪(二人)とバラバラ。同じ新幹線の同一車両で、出来るだけ並んでの席としたかったので、「みどりの窓口」での購入となりました。

これが購入した全きっぷ。20枚となりました。(^^)



これは乗車券ですが、姫路・西明石には「復割」と記載されていますが、大阪市内からの乗車券には無し。これは片道の営業キロが601キロメートル以上あれば、「ゆき」、「かえり」の運賃がそれぞれ1割引になるのです。つまり個別に片道きっぷを2枚買うより、2割引きになります。



また「東京都区内」とありますが、この範囲となります。例えば西明石駅から東京駅まで新幹線に乗って、そこから京浜東北線に乗換えると赤羽駅まで無料で乗れます。こんなところで、東京~赤羽駅間はタダになるという優れものです。(^^)



同じように「大阪市内」とは、この範囲です。大阪環状線を越え、南は阪和線の杉本町という広大な範囲です。^^



と、きっぷのウンチクを述べて、22日はライズに乗ってこんな駐車場。私のブロ友さんなら、何人かは場所をお分かりのはず。^^



ここは、安価なケーキで有名なシャトレーゼ。大阪に住む姉夫婦が来訪するので、おもてなしのケーキ購入。



ハロウィンのプリンを購入しました。



シャトレーゼは頑張っています。^^



11時頃、姉夫婦が我家に到着。目的は、こんなところです。忘れず、新大阪からのきっぷを渡します。(^^)



お祝いを頂いたので、お礼に昼食は「かごの屋」に。NTTの隣ですが、そういえば姫路の「かごの屋」もNTTの隣。「かごの屋」とNTTは仲良しなんでしょう。^^



こんな御膳を食しました。



画像の他にも、天ぷら、茶わん蒸し、お寿司も出ました。^^









他の方からもお祝いを頂きましたが、とりあえず息子の結婚式にかかる準備は完了。後は来月に新幹線に乗って行くだけです。
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懐かしの特急「雷鳥」ということで、思わず買ってしまいました。

2022年10月08日 | 鉄道
今回は鉄道の話題です。興味のない方は画像だけご覧ください(^^)。見出し画像は、その昔に大阪駅に停車している特急「雷鳥」です。学生時代を金沢で過ごした私は、この特急「雷鳥」に何度も乗りました。

この特急「雷鳥」は、485系・481形100番台。ボンネット型ということで、当時の国鉄在来線特急の花形車両でした。ベースは東海道新幹線開業前に東京~大阪(神戸)を走っていた、特急「こだま」の151系派生型です。



481系は食堂車も編成されており、当時、駅弁が500円ぐらいだった頃、カレーは1,000円ということで、貧乏学生の私では利用できない食堂車でした。
頻繁に車内販売もあり、各地のお土産も販売されていました。大阪駅から乗車すると「大阪名物・岩おこし、京都名産・八ッ橋はいかがですか」であり、逆に金沢駅から乗車すると「富山名産・鱒寿司、金沢名産・あんころ餅、福井名産・羽二重餅、敦賀名産・小鯛の笹漬けはいかがですか」でした。^^

学生時代も後半になると、481形100番台から客席を増やした200番台が多くなり、私の好きなボンネット型が少なくなったのが残念。そんなところで、時に大阪~青森駅を走る寝台特急「白鳥」に乗ったこともあります。



現在の特急「雷鳥」は、サンダーバードと名称も車両も変わり、何か味気ないところ。しかし、このサンダーバードも、2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸されると廃止されるとか。いよいよ特急「雷鳥」系列も終焉となります。(涙)



そんな懐かしく思い入れがある特急「雷鳥」ですが、ディアゴからこんなのが発売されたので、思わず買ってしまいました。(^^)



特急「雷鳥」の解説がありますが、そんなものは私にとってはどうでもよく、



目的はズバリ!1/87のHOゲージサイズの模型。^^



それでは模型を取り出してみましょう。堂々のアクリルケース入り。



おお!素晴らしい!(^^)






続いて詳細を。雷鳥のヘットマークは丁寧に再現。



国鉄のJNLのロゴと、「特急」表示に感涙。^^



されど、行先表示であるサボが「新潟」とは・・・確かに新潟行きもありましたが、ここは一番ポピュラーな「富山」として欲しかったところ。



見辛いですが、客席シートのヘッドレス部分の白いシーツも再現。



この度の本は「鉄道車両金属モデルコレクション」ですが、毎月、こんな感じで発売されます。(全80号)



されどお値段が・・・初号の特急「雷鳥」は2,990円でしたが、2号以降は6,980円なり。全80号を揃えると、およそ55万円という250ccバイクが買えるぐらい。それでも、例えば天賞堂のHOゲージの鉄道模型は3万円以上ですから、こだわりが無ければお得といえばお得。



多分、今回だけの購入になりそう。現在の我家の鉄道模型コレクション。この中では九州新幹線「つばめ」(800系)が一番大事。新八代~鹿児島中央駅の部分開業時に、車内販売で購入しました。


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「NHKアーカイブス」って、ご存じですか。

2022年02月22日 | 鉄道
先日の日曜日は、ほぼ自宅で引き籠り状態。そんなところでのネット三昧ですが、以前から気になっていたサイトを検索して観ていました。
そのサイトとは、「NHKアーカイブス」。日曜日の朝6:40から、NHK総合で「10分で巡る にっぽんの廃線」と番組が放送されていますが、その番組がネットで観ることができるのです。

見出し画像が、そのサイトのTOP画面。廃線となった鉄道だけではなく、膨大なNHKの放送データーの中から、昔のいろんなカテゴリーの映像を観ることができます。



廃線の中から、いくつか紹介しましょう。今回は関西。



先ずは「明神電車」です。「明神電車」は明延鉱山から神子畑選鉱まで発掘した鉱石を運ぶ鉄道でしたが、客車も走っていました。



客車といっても、こんなに狭く・・・今もイベント運転している、この客車に乗りました。(このブログの過去記事1参照)



「明神電車」の客車は1985年に廃止。廃止が決まってからは、多くの方が観光で乗りに来られました。



この「明神電車」に観光客が訪れたのは、何と運賃が1円だったこともあります。このため「一円電車」とも呼ばれました。






急勾配に設けられた鉱石搬送専用レールは、現在も残っています。上記のリンク先である、このブログの過去記事をご覧ください。



続いて紹介するのは、別府鉄道です。1984年に廃線となりました。



さよなら運転の模様です。



こちらも、このブログの過去記事2過去記事3も参考にしてください。^^

何か「NHKアーカイブス」の紹介というよりは、廃線の紹介となりましたが、結構、見応えのあるサイトです。しかも無料(^^)。動画で紹介したかったのですが、著作権の問題もありますので、NHKのサイトでお楽しみください。
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涙と怒りのC11-311号機でした。

2021年10月08日 | 鉄道
10/2に甲子園に行ったことは前回までで紹介済みですが、番外編で、一旦、家内と解散して一人で行った「鉄」の紹介です。
甲子園の南には、コアな阪神ファンご用達のお店があります。このお店は、オーダーで刺繍を入れたりアップリケを貼っていただけるお店です。六甲颪の歌詞や、「獣王無敵」「神機到来」「負けても負けても虎命」など、独自の刺繍を入れたレプリカユニフォームを着た阪神ファンがいますが、大抵、こちらのお店でのオーダー品です。^^

少し歩いて振り返ると、こんな感じで甲子園が見えます。



進行方向はこんな感じ。関東方面のプロ野球場とは違い、甲子園の南側は住宅地と隣接しています。



この市営住宅(だと思う)に入居されている方は、阪神の試合の開催日は、結構、賑やかだろうな~と思うばかり。ちょうど試合前の六甲颪が流れましたが、大音量でした。^^



5分ばかりで、目的地の公園に到着。



ここは月見里公園です。



なぜここに来たか?ですが、目的はこいつ。C11-311号機蒸気機関車です。



この蒸気機関車ですが、私は子供の頃は自宅近くの播但線を走っていました。在りし日のC-11-311号機です。このブログでは、「桜と今昔比較撮影ツーリングです。」でも紹介しました。






C11-311号機の大まかな履歴です。
・1946年(昭和21年)1月 日本車輛名古屋工場で製造。
・広島・岡山で運用され、1951年(昭和26年)姫路機関区に配属。
・1972年(昭和47年)4月 保存を前提に梅小路で休車。
・1976年(昭和51年)3月 廃車。
・1976年(昭和51年)11月 大阪鉄道管理局長と西宮市長との間で無償貸与契約締結。
・1976年(昭和51年)12月 西宮月見里公園で展示保存。


なぜ西宮に播但線を走っていたC11-311号機が保存?ですが、雑草が邪魔で良く読めない記念碑を見てみましょう。どうも大阪~神戸間の鉄道開通から104年を記念して、展示が始まったようです。
そして保存は、地元自治会(甲子園自治会)に委ねられている感じです。






それでは、いろんな角度からのC11-311号機です。まるで鳥かごの中に置かれていますので、極めて撮影し辛いです。















間違いなく311号機。






しかし、痛みが進んでいます。






さらに運転席の窓ガラスも無く、雨水は入り放題。見えないですが、運転席も相当痛みが進んでいることでしょう。



私が子供の頃の思い出である蒸気機関車が、今も現存しているのは嬉しい限りですが、反面、このような状態であることに心が痛みました。そして、このような鉄道遺産の管理を、もし自治会に委ねているなら怒りも感じたものです。自治会の財力で管理できる代物ではありません。

蒸気機関車だけではなく、かっての日本軍用機もそうですが、保存には多額の経費を要します。一定の財力がある団体に売却するか、クラウドファンディングで寄付を募るべきでしょう。もちろん私も寄付させていただきます。
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新幹線と地下鉄のコラボで、ユニバ記念競技場です。

2021年08月28日 | 鉄道
先日の日曜日(8/22)は、午前中の晴れ間を使ってADV150でお散歩。先ずは我家の近くを走る新幹線(山陽新幹線)の高架です。後々、今回の記事に関係します。^^

続いて、私が走ってきたところ。伊川谷から神戸地下鉄沿いに走ってきました。



やがて駐輪場に到着。



ここはユニバ記念競技場です。昨年のラクビー観戦以来、久しぶりに来ました。



サブグラウンドでは、陸上部が練習中。この日のユニバ記念競技場では、高校陸上の予選(インターハイかな?)がおこなわれていた雰囲気。「3000m予選。出場選手の紹介です。須磨学園〇〇さん」なんてアナウンスが聞こえました。(^^)



あらためて、ユニバ記念競技場を正面から撮影。



ユニバ記念競技場は、1985年に開催されたユニバーシアードのために建設された競技場です。今から36年前には、こんな開会式がおこなわれTVで観ていたものです。



早見優さんが、開会式でこのテーマソングを歌っていました。外国人選手の皆さんが、かぶりつきで撮影していたのが思い出されます。^^




ユニバ記念競技場から見えるスタジアムは「ほっともっとスタジアム」ということで、オリックス・バッファローズのサブ球場です。



スタジアムの目の前には、神戸地下鉄「総合運動公園駅」。今回の記事に関係します。^^



で、今回の目的は、ユニバ記念競技場から総合運動公園駅に向かう、連絡橋からのビューポイントです。



ここがビューポイント。神戸地下鉄と新幹線が交わるところです。



西明石駅から上り新幹線に乗車すると、伊川谷(冒頭の画像)あたりからトンネルに入り、一瞬、トンネルから出て、またスグにトンネル。そしてトンネルを出ると新神戸駅に到着しますが、その一瞬がどこか分かりませんでした。

今回、その謎が解けたのが、地元新聞に掲載されたこの写真。何と、そこには神戸地下鉄が交差していました。



上記画像のようにドクターイエローは難しいですが、何とか神戸地下鉄と新幹線が交差するところを撮りましょう。

神戸地下鉄は簡単に撮れるのですが、



新幹線はスグに通り過ぎてしまいます。






何とか先頭車両を撮ろうと努力して、かろうじて撮影。






30分ぐらい粘っていたのですが、暑いわ、雨がパラパラ降ってくるわで、諦めて帰りかけたのですが、最後に神様が微笑んでくれました。^^



しかし、これぐらいが精一杯。とても、ドクターイエローと神戸地下鉄のコラボ写真を撮るのは無理でしょう。撮影された方も偶然に撮影できたと思います。

ちなみに、撮影ポイントの案内です。



連絡橋の手摺には、上記のドクターイエローと神戸地下鉄のコラボ写真の案内パネルが付けられているので、簡単に場所が分かります。おそらく新幹線の上を地下鉄が走るのは、日本でもここだけでしょう。^^


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蒸気機関車と映画で姫路です。

2021年05月29日 | 鉄道
紹介するのが遅くなりましたが、5/26(水)は家内とライズでお出かけ。第二神明~加古川・姫路BPを走って、中地ランプで降ります。

その後、書写山方面に向かって駐車場に到着。



隣には、HONDAヴェゼルが・・・似たようなデザインのアルミホイールに笑ってしまいました。かってのBBSのメッシュや、クロモドラのような星形タイプは流行らないのかな?です。



で、ここは姫路市の御立公園です。



子供が好きそうな遊具がありますが、



トラロープが張られ、こんな貼紙。コロナの関係で使用禁止です。



ここに来た目的は遊具で遊ぶためではなく、こいつが目的です。



C57-5号機。かって播但線を走っていたC57です。説明パネルもどうぞ。






説明パネルのように、播但線には無煙化となった1972年(昭和47年)まで在籍し、その後は島根県の浜田機関区で役目を終えたことが分かります。そして1975年(昭和50年)から、この御立公園で展示されています。

それではC57-5号機の画像をどうぞ。















各部の紹介。この何度も折り返したパイプは、コンプレッサーで圧縮された空気を冷やすためです。ターボのインタークーラーと同じですが、C57初期型の特徴です。



C型ということで3軸ですから、動輪は片側3つ。直径は1,750mmで、私の背丈ほどあります。



運転席の保存状態も良さそう。



煙突には蓋が現存していました。少々の雨では問題ありませんが、豪雪地帯を走る蒸気機関車には設けられています。



このC57-5号機は、保存会の皆さんがコンスタントに整備されているようで、保存状態は良好です。上記の画像のように見学用のホームも設けられ、定期的に見学会が開催されているようです。

こんなところでC57も満喫し、次に姫路駅前にライズを停めます。そして到着したのは、昼食場所である立ち食い寿司の「魚路」。



11時半開店で、こんな時間に到着しましたが、我家は5番目。開店時間には15人が並びました。^^



最初のグループでしたので、開店後、15分ぐらいで出てきました。お気軽セット+大トロです。今回は生エビが美味しくて最高でした。



お寿司の後、向かったのは近くの映画館。



兵庫県は、現在、非常事態宣言下ですので、映画館は平日のみの開館。



そんなことも要因なのか、お気の毒ほど閑散とした状態。



観るのは、この映画。第一作から全部映画館で観ています。^^



もう第一作から10年なんですね。第一作からの、主なキャラが勢揃いポスターです。



それでは、映画の予告編をどうぞ。合いも変わらず派手な剣闘シーンが魅力です。^^



で、映画の感想ですが、今までの作品と比べ微妙。無理あるストーリー展開。正直、派手な剣闘シーンも食傷気味。さらに、突然の有村架純さんの登場に驚き。(笑)
それでも、新田真剣佑さんと神木隆之介さんが良かったところ。「★★★☆☆」としましょう。

映画も観終わり、恒例の「御座候」を買うためにグランドフェスタに到着すると、この状況。正に「えっ?何?」でした。(驚)



あれほど昼間から賑わっていた居酒屋さんは、全てシャッターが下りて閉店。こんな貼紙ということで、こりゃ居酒屋さんは壊滅するのでは?という不安がよぎります。コロナの影響の現実を見てしまいました。



御座候は開店していましたが、造り置きは無し。オーダー分だけ造るようです。店員さんは「こんな状況で人通りも少なく・・・お時間を取らしてすいません」と言われていました。



この後は、ライズに乗って帰宅。蒸気機関車ありお寿司あり映画ありと、バラエティに富んだ一日になりました。さらにコロナ下での居酒屋さんの状況に、心を痛めたものです。
コメント (8)
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