我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

あらためてMT-03でJR播但線巡りを・・・ですが、目的地があります。(その2:ムーセ旧宅~生野駅~寺前駅)

2017年06月25日 | MT-03・ツーリング
新井駅も終わり、次に向かうは第二の目的地です。播但線から離れ西進し、播但道・朝来ICを超えると、こんな清流沿いのクネクネ道(R429)となります。

この日はあまりバイクとは出会わなかったのですが、バイク乗りの皆さんはクネクネ道をよくご存じのようで、やたらバイクを見かけるようになり、こんな小さな橋の近くにMT-03を停めます。



この橋は「羽渕鋳鉄橋」です。



橋の近くにあったパネルの画像をどうぞ。明治18年に架けられた橋です。かっては皇室財産である「ご紋章」が付けられていたことから、明治時代にあっては国家的資産であったことが伺えます。






やがて、こんな標識が目に入りました。第二の目的地とは「ムーセ旧宅」と「神子畑(みこばた)選鉱所跡」です。



「ムーセ旧宅」近くにMT-03を停めます。



「ムーセ旧宅」です。



「ムーセ旧宅」の解説は下記のパネルの画像のとおりですが、生野銀山での外国人技術者宿舎(邸宅。明治政府が建築)を移築したようです。



それでは内部に入ってみましょうか。移築されたことで内装が現在と同じクロス張りなのが興醒めですが、それでも窓枠などが年代を感じます。






道中に見た「羽渕鋳鉄橋」と同じ、鋳鉄橋の一部が展示されていました。



これが「羽渕鋳鉄橋」に付けられていたのと同じ「ご紋章」です。あまりに立派で驚きました。



「神子選鉱所跡」の全体模型も展示されています。



それでは「神子選鉱所跡」を見ましょうか。こんな案内看板が設置されています。



一番目を引くのは、巨大な漏斗であるシックナーです。



シックナーは2つありました。



やはり、この手のモノはモノクロが似合います。^^



「神子選鉱所跡」は規模が大きく、一枚の画像では収まりません。シックナーの反対側はひな壇になっており、画像左側の斜めに走っているのはインクラインと呼ばれるケーブルカーです。



この神子選鉱所ですが、当初は生野銀山と並んで銀鉱石を採掘していました。しかし後には、明延鉱山で採掘された鉱石を選鉱していたようです。

ここで「選鉱」の解説です。選鉱とは有用鉱物(金、銀、亜鉛、銅etc)を無価値成分から分離し回収する操作ですが、現在ではいくつかの方法があります。
①外観の差により人手によって選別する手選。
②比重を利用する比重選鉱。
③表面の濡れやすさの差による浮遊選鉱。
④磁性を利用する磁力選鉱。
⑤電気伝導度を利用する静電選鉱。
⑥放射能の差を利用する放射能選鉱。

この神子選鉱所は、山の上部から明神電車(一円電車)で明延鉱山から鉱石を運び、順次、ひな壇で上記①の手選別しながら下に降ろしていたと想像できます。そして最終的にはシックナーで、②の比重による選別をされていたのでしょう。
何にしても、これだけ大規模な選鉱所があったとは驚きです。明治時代以降、富国強兵のために外貨を稼ぐための国家施策だったことでしょう。その証が前述の「ご紋章」に現れています。

「神子選鉱所跡」には廃校になった小学校校舎や一円電車も展示されているのですが、暑くてバテバテ・・・僅か数百メートルを歩く元気も無く「神子選鉱所跡」を後にしました。また季節が良い頃(秋かな?)に再訪したいと思います。

「神子選鉱所跡」の次に到着したのは、駅巡り再開の生野駅。



続いて到着したのは長谷駅です。この駅を素通りするとグッチさんに怒られます(笑)。駅舎の前には軽1BOXが・・・クルマから降りられた人に「道に迷われましたか?」と話かけられました。^^






話しかけた方はJR西日本系列会社の方で、JR社員のOBさんでした。何でも定期的に駅舎の清掃をされているようで、この日は長谷駅から新井駅まで清掃されるそうです。こんな感じで清掃されていました。



何度も来ている長谷駅ですが、あらためてホームと駅名標です。長谷駅の平均乗車客数は、15人/日(2015年)という、兵庫県内ではベスト5に入る少なさでしょう。ちなみに1位は、加古川線・久下村駅の4人/日(2015年)だと思います。






ここはホームの西側です。今や空地となっていますが、かっては貨物線の引込ヤードでした。先ほどのJR社員のOBさんによると、大河内発電所建設の時には、貨物列車で大型資材がこの貨物ヤードに運び込まれたそうです。



突然、列車が近付くアナウンスが・・・慌ててホームに上がると、特急「はまかぜ」の通過でした。



JR社員のOBさんから「お気を付けて」のお見送りを受け、前回の播但線巡りの出発点となった寺前駅に到着です。この駅で、この日の駅巡りは完了です。



この日の天気予報は夜から雨との予報でしたが、既に雲の厚みは増している感じ・・・そんなところで播但道・神崎南ICから高速に乗り込み、一気に明石まで帰ってきました。そして番外の目的地である吉野家に到着です。(笑)



目的は、この時期恒例の鰻重です。さらに定番の漬物+味噌汁のBセットです(計820円なり)



しかし、穴子と見間違うぐらいの細い鰻に愕然!さらに好物の白菜の漬物も少なく・・・(涙)。間が悪かったのでしょうか。お味の方は十分に美味しかったので、日をあらためリベンジです。

今回で「あらためて播但線巡り」も完了です。やはり播但線の駅巡りは楽しく・・・それにしても神子選鉱所跡へのルートであるR429や、長谷駅から寺前駅へのルートであるK39は数多くのバイクが走っていました。
皆さん、交通量が少ないクネクネ道路をよくご存知です。しかし地元の方にとっては貴重な生活道路ですので、爆音を発しながらの強引な運転は控えたいものです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あらためてMT-03でJR播但線巡りを・・・ですが、目的地があります。(その1:和田山駅~新井駅)

2017年06月24日 | MT-03・ツーリング
今日は5/29に紹介した記事の続きでもある、MT-03での播但線の駅巡りです。7時ごろに自宅を出発して、第二神明~加古川・姫路BP~播但道を走り、先ずは「フレッシュあさご」PAで一休みです。

定番の竹田城を撮影し、



自宅から2時間弱で、予定どおり和田山駅に到着です。以前に和田山駅に立ち寄ったのは、1月の豪雪のカニツアー・・・駅前は50cmぐらいの積雪でしたが、今やその時の雪景色は幻のような感じです。



1月の時は、カニツアー客で賑わった改札口も閑散としています。



発車列車案内です。もうすぐ播但線・寺前駅行きがあるようです。



こいつが発車列車案内で表示されていた、寺前駅行きのキハ40系気動車でしょう。



和田山駅前センター街からは、場違いなハワイアンが聞こえて来ました。^^



和田山駅を出発し南下しますが、実は今回のツーリングには播但線沿線沿いに目的地があります。その一つ目に到着です。



ここは上垣医院です。和田山駅から徒歩でも10分ぐらいのところに建っています。目を見張る歴史を感じる洋館です。






上垣医院ですが、あるサイトには以下のように紹介されています。
「1930(昭和5)年に竣工した上垣病院の建物は、約3年間の歳月をかけて工事が行なわれた。昭和初期、この地方には死者を何人も出すほどの悪性の風邪がはやり、地域の方々から「和田山に病院の誘致を」という声が高まり、上垣新吾医学博士(故人)と医師で弟の直道氏に病院開業に強く要望された。とことん実行する性格の持ち主の新吾氏は、最新の医療器械を整えると共に建物も洋風を選んだと聞く」

表札(かな?)も歴史を感じます。



受付の看護師さんに「内部を撮影してもいいですか?」とお願いして、何枚か撮らしていただきました。歴史を感じる天井造作と照明です。



部屋名の表示が、現在とは逆書きです。戦前から使われているのでしょう。



廊下です。出入口建具と天井の仕上げが素晴らしいです。現在では考えられない仕上げです。






ここで受付の方とは違う看護師さんが登場。「撮影を止めてください」と厳重注意です。「すいません」で、早々に退散しました(平謝り)。ただ、これだけの歴史ある建物ですので、部外者の方にも見学会を開催して欲しいところです。

駅巡りの再開です。先ずは竹田駅



続いて青倉駅。



そして播但線の駅の中で、一番好きな新井駅に到着です。



一番好きな駅ですので、パチパチと撮影・・・先ずは建物財産標です。明治時代の駅舎です。



続いてホームと駅名標。






運よく列車が到着しましたので、動画でどうぞ。



待合室に行くと、次に向かうところ(赤枠)の写真がありました。さて、次に向かうはどこでしょうか?画像が多いので、次回に紹介しましょう。^^


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親父酒飲軍団播州支部・恒例の偶数月飲み会でした。

2017年06月19日 | お出かけ
昨日は、偶数月恒例の親父酒飲軍団播州支部の飲み会でした。先ずは家内に明石駅まで送ってもらい、

次にチケット・ショップで、格安の姫路までの往復切符を買い求めます。



切符はこんな感じ・・・チケット・ショップで買い求めると、2枚となることが多いです。



少し早いですが姫路に向かいましょうか。駅構内の吉野家では、この時期恒例の「鰻重」が始まっていました。(また行かなくては)



ホームで新快速を待っていると、特急「スーパーはくと」(倉吉行き)が着ました。ありや?先頭車両と最後尾車両とは違います。今は人気のカニシーズではないので、空気抵抗の少ない尖がった車両は外されているのでしょう。






新快速に乗って、姫路駅に到着です。私が乗った新快速は12両編成でしたが、前8両は播州赤穂行きで後ろ4両は姫路までです。そんなところで、切り離し作業が行われます。
3人の駅員さんが、後ろ4両の切り離し準備が終わるのを待っています。



切り離し作業は、駅員さんが線路に降りられて作業されるのかと思いきや、やがて女性駅員さんが赤緑の旗の内、緑の旗を小さく降られると、



あっけなく切り離しは終わりました。今は省力化なんですね。^^



それでは集合場所に・・・ですが、姫路に来た証ということで姫路駅(知らぬ間に金沢駅のような木造のドームが出来ていた)と、姫路城の写真をパチリです。






今週は「ゆかたまつり」のようですね。



集合時間に、takさん、Cuteさん、310さんの播州支部メンバーと合流して、先ずは「鶴亀八番」に・・・驚異の生ビール価格です。さらに定食も魅力的。(笑)









ここではマグロの中落ちが人気とか、



以下、時系列的に・・・「まるまさ家」です。きゅうり巻は、たっぷりとイクラを乗せていただけます。






ここはヒネポンでしょう。



次に「呑み処もみじ」。驚異のハイボールと酎ハイ価格!何と80円です。






これが80円の酎ハイです。



明太子入出し巻きが美味しかったです。(私的にはマヨネーズは不要)



次に向かうは「英洋軒・2号店」ですが、Cuteさんに席取りに行っていただき、残り3人は「みんなの立ち呑み」へ。^^



席取りに行ったCuteさんから、LINEに寂しい叫びが入ってきたため、「英洋軒・2号店」に到着。



ここでは、やっぱり焼豚でしょう。



見知らぬ他のお客さんと語り合う播州支部メンバー。^^



時間的には15時過ぎでしたが、私も大分、酔いが回ってきたので、お開きになりました。姫路駅構内でお土産の「御座候」を買って、



新快速にスグに乗れたのはラッキーだったのですが、降りなければいけない明石駅を寝過ごして、神戸駅まで行ってしまいました。(笑)



それでも何とか明石駅まで戻り、無事に自宅到着。皆さん、お疲れさまでした。

次回の播州支部のイベントは、来月は奇数月ということでツーリングです。7/9(日)に餘部・鎧駅方面の予定ですが、事前に告知させていただきます。^^
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も「時のウィーク」に行ってきました。

2017年06月11日 | お出かけ
今日はご覧のように、明石公園で開催される「時のウィーク」に家内と行ってきました。10時から「子午線通過記念証」が配布されるのですが、30分前でもこの行列です。

例年、神戸学院大学の学生さんが配布するのですが、今年は一回生の学生さんぽい雰囲気です。



今年も無事にGetしました^^。記念証は明石の染物屋さんの和手ぬぐいです。



時のウィークとは、こんなイベントです。6/10の「時の記念日」に合わせて開催されます。



岡山城鉄砲隊の演武もあるのですが、もう2回ぐらい観ていますので今回はスル~します。



公園内はいろんな出店が並び、既に多くの人出です。



養父市のブースも出店していました。明石市と養父市は「海の街・山の街」で交流があります。



いろんなグッズも販売されていましたが、目に付いたのは展示されていた鉱石です。養父市には明延鉱山があり、江戸時代からいろんな鉱石が採掘されていました。



基本、焼肉や焼き鳥のお店が多いのですが、明石名物の玉子焼の出店もありました。来年は明石でB-1グランプリ西日本大会が開催されます。



芝生広場では、明石のゆるキャラである「時のわらし」と養父のゆるキャラである「やっぷー」が並んでいました。



奥の方ではフリマもありましたが、奥の方に見える階段が明石城の櫓への階段です。子供の頃は、この階段を一気に走って上がったのですが、今やそんな元気はありません。^^



この石垣を、子供の頃にロッククライミングのように上がっていると、公園関係者の方に怒られました。(笑)



今はトイレですが、私が子供の頃には甘酒やジュースなどが売っている茶店がありました。



このあたりに、お猿さんが何匹も居た大きなゲージがあったのですが、憶えているのは50代後半以上の方でしょう。



それでは戻りながら、いくつかブースに立ち寄って・・・先ずは明石観光協会の明石関連のクイズに参加して、明石海苔をGetです。クイズはもちろん全問正解。私が明石のことを知らない訳がありません。(笑)



次に以前にもこのブログで紹介したこともある、明石市藤江のジェラード屋さん(ぐるなーと)である伊藤牧場です。






以前にお店に行ったことを伝えると、「子牛が生まれたので、また見に来てください」と言われました。抹茶とイチゴのジェラートを頂きます。



ここで家内とは一時解散。家内はフリマで私は公園内をウロウロと歩きます。水が流れていませんが、この小川は懐かしいです。子供の頃、足首まで川水に浸かりながら、プラモの潜水艦(ゴム動力)で遊んでいました。



プラモといえば、時のウィークではプラモの展示もあったはずで探すと・・・ありました!例年と同じ場所で開催されていました。



こんな模型が展示されていましたが、私が望む展示とは方向性が違う感じ。私が望むのは零戦や紫電改などの日本軍用機です。






懐かしのリモコン戦車もありましたが、これも私の希望戦車とは違う!私が望むのはパンサーやタイガーなどのドイツ軍戦車です。昔の1/35や1/25のタミヤのリモコン・パンサー戦車であれば(さらにA型)、感涙だったでしょう。(笑)



メイン会場に戻ると、さらに人出は増え・・・では、このあたりで帰りましょう。



昨年までの「時のウィーク」は暑くて汗ダラダラでしたが、今年は曇っていて涼しかったですね。これぐらい涼しければ、子午線通過記念証の行列も苦ではありせんでした。来年も「時のウィーク」が楽しみです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

職場のコミュニケーションということで・・・久しぶりの社内ツーリングです。

2017年06月10日 | MT-03・ツーリング
今日は久しぶりの社内ツーリングです。集合場所・時間は第二神明・明石SAに7時半でしたが、自分のMT-03を撮る前にO君のNinja250Rが到着です。^^

あらためて2台の画像です。



続いて、我社の数少ない女性ライダーであるNさんのSV650が到着。今回のツーリングは、ある意味、NさんのSV650お披露目会です。^^



現行のグラディウス400と同系列のVツインです。私のMT-03と同じ青ホイールですが、やはりYAMAHAとSUZUKIとは微妙に青さが違っていました。






最後にU君のFZ750が到着。昭和61年式とのことですが、今や貴重なジェネシス・DOHC5バルブです。






こんな感じで、少ないですが4台でのツーリングの始まりです。



私が先頭になり、第二神明~加古川・姫路BP~播但道で福崎町の7-11に到着です。ここが、一応、告知した二次集合場所でしたので、とりあえず誰か来るのか待ちます。



結局、誰も現れず・・・告知したのが前々日でしたので、さすがに難しかったようです。予定では北に向かう予定でしたが、北部の降水確率が高いので、急遽、予定変更。とりあえず、こんなところにバイクを停めます。



私だけではなく、OSGの面々も何度も来ている福崎町の河童の小池ですが、私以外の3人は初めてとのことで来ました。



蓮の花がキレイに咲いていました。



さらにアヤメも、



蓮の花をズームです。



河童の登場時間が近付くと、続々と人が集まってきて、



河童の登場です。(笑)



ついでに天狗も見ました。^^



さて次に向かうは・・・ですが、Nさんが私のブログを観て「姫路のお寿司を食べたい」とのこと。しかし姫路に向かうのは早すぎますので、夢前経由とします。

夢前の塩田温泉あたりは道路工事のため大渋滞・・・そんなところでパチリと撮って、



こんな駐車場に到着。もうお分かりですね。ヤマサ蒲鉾です。



チーかまドッグで小腹を満たします。^^



SV650とMT-03が並んだところです。色目が同じような感じなので、一見、見間違えそうですが、排気量は2倍違います。



ヤマサ蒲鉾を後にして、姫路城を眺めながらテラッソ姫路の駐輪場に到着です。空スペースが2台分しかなかったので、強引な4台駐車です。^^



停まっている原付のナンバーを見て、ニコリと・・・ユニークな姫路市のナンバーです。ぜひ大型バイクにも採用して欲しいところです。(笑)



さて姫路のお寿司と言えばJR高架下の「魚路」ですが、開店30分前に到着しても7人目でした。さらに15分も過ぎると、この様子・・・20人ぐらい並んでいたでしょうか。



並んでいる間は暇なので、周りをキョロキョロと・・・ん?警察官が立っています。



この右折禁止の標識を見落とし、右折する車両を「御用」ですね。もっとも、この警察官さん、道を聞かれたりで、なかなか取締りに集中できない感じでした。^^



やっとこさ開店となり、入店してからも20分ぐらい待って出てきました。それでも待つだけの値打ちがあります。上段右から2つ目の大トロは、口にした瞬間、至福の喜びです。



お寿司の後は、フェスタの地下でお土産用の御座候を買い求め、もう雨の心配も大丈夫なようなので、R372を東進して恒例の法華口駅に到着です。



駅長さんは不在。さらにパンも売り切れでしたので、列車の写真だけ撮って出発です。それでも法華口駅は以前の静けさが戻っていました。



そして、次にはこんな駐車場に到着。



久しぶりの緑の家です。一年ぶりぐらいでしょうか。






恒例のふわふわかき氷を食べて、今回のツーリングは終了となりました。



今回は天気さえ良ければ生野銀山の坑道に行きたかったのですが、それは次のお楽しみです。また私にとっては超行き慣れた所ばかりでしたが、職場のコミュニケーション造りと言うことで、これもまた上司の務めです。^^
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御影公会堂に行ってのオムライスです。

2017年06月03日 | MT-03・ツーリング
今日はお昼頃にMT-03のOIL交換を予約していたので、短い時間での出撃です。先ずは明石の大蔵海岸前のR28を東進し、

次にR2を東進し、神戸方面を目指します。少しだけ寄道ということで、キレイに再塗装された長田(まささん、お元気ですか?)の鉄人前で記念撮影。
再塗装されて、初めて来ました。前よりも濃いめの塗装です。鉄人の下のMT-03は豆粒のようです。^^



再塗装されても、誰かが鉄人の足に上がるようで・・・もうキズが付いています。せっかく再塗装されたのです。大事にしましょう。



結局、自宅から1時間ほどで目的地に到着です。ここは御影公会堂です。御影公会堂は戦前に建築された建物ですが、最近、リニューアルされたので行ってみました。






御影公会堂に来たのは、ジブリの「火垂るの墓」中で御影公会堂が登場することもあります。これが「火垂るの墓」での御影公会堂が登場するシーンです。



節子を背負った清太が歩いているあたりで撮影しました。アニメの世界ですが、「火垂るの墓」の清太と同じ場所に立つことが出来ました。



あらためて御影公会堂の全景です。今や周りには高層ビルが建ち並んでいますが、その中でも異彩を放っています。



それでは内部に入ってみましょうか。入口に至る階段や出入口は、おそらくリニューアル前のままでしょう。歴史を感じます。



リニューアルされてキレイですが、当時のデザインというか造形美が素晴らしいです。









階段手すりは、御影石が使われています。これも当時のオリジナルでしょう。



この御影公会堂のもう一つの魅力は、地下にある食堂です。それでは地下に降りてみましょう。地下には、御影郷土資料室・嘉納治五郎記念コーナーもあります。



嘉納治五郎といえば柔道で有名ですが、御影出身の方です。



御影公会堂の歴史と、御影の歴史を紹介する展示パネルもありました。



上の画像では見辛いので、一部をピックアップしての紹介です。御影公会堂は1933年(昭和8年)に建築されましたが、1945年(昭和20年)の神戸大空襲で内部を全焼したようです。前述の「火垂るの墓」で描かれた空襲でしょう。



これが終戦直後の御影公会堂の写真です。赤四角が御影公会堂ですが、周りは焼け野原です。そして青丸が、節子を背負った清太が歩いていたあたりでしょう。



そして2017年(平成29年)に、リニューアル工事が終わりました。



それでは、いよいよ食堂に・・・ここが食堂です。



メニューはこんな感じ。



人気のオムライスは800円(税込)です。



こんな注意書が・・・昭和8年当時の内装のようです。



開店5分前には、15人ぐらいの方がお待ちでした。



私は7番目でしたが、10分ぐらい待って名前を呼ばれました。席に付いて目に付いたのは、写真や昭和29年頃の資料です。先ず写真ですが、サングラスの方は「火垂るの墓」の原作者である野坂昭如さんです。来店されたんですね。



昭和29年ごろのメニューです。カレーライスが100円、コーヒーが50円という今では信じられないお値段です。






昭和29年当時のチラシです。



これが昭和29年の食堂内部の写真です。



これが現在・・・テーブルや椅子などが違いますが、ほとんど変わっていません。



時計も古い感じ・・・「NATIONAL」と書かれていますが、現在のPanasonic製ではありません。下には小さく「SEIKOSHA」(精工舎)と書かれていますので、昭和20~30年代ぐらいの時計でしょう。



サラダ・スープ付のオムライスセット(税込1,000円)をオーダーしました。先ずはサラダとスープが出てきて、



そして待望のオムライスが出てきました。サイズは「ボムの樹」のSSサイズぐらいで、小さ目です。



中はチキンの入ったケチャップ・ライスです。



オムライスの玉子の外面は固いですが、内部はフワフワ玉子です。シェフの職人技ですね。(汚い画像で申し訳ないのです)



さてお味の方ですが、いかにも「昭和」を感じるものです。割とあっさりとしたお味でした。美味しい・美味しくないという評価よりも、歴史を感じる食堂でシェフの腕前を感じるオムライスです。

最後にお店の名刺をいただき、御影公会堂を後にしました。ちなみに食堂前には、20人ほどのお客さんが入店をお待ちでした。人気店のようです。



1時間ぐらいで、行き付けのバイク屋さんのピットに到着です。



OIL交換と、ドライブチェーン調整etcで終了。納車後、一年を過ぎたので、ブレーキ関係や冷却水あたりも見ていただきましたが、全く問題無しでした。

山ほど積まれたカタログの中から、MT-10(絶対に買えない)とシグナスXのカタログを頂きました。^^



御影公会堂は、建物に時代を感じ、食堂は昭和の洋食屋さんでした。特に食堂は、ありきたりのファミレスに飽きた方はぜひどうぞ。
御影周辺は今でもお金持ちの大邸宅が多いですが、食堂でオムライスを食べていると、何か自分もその一人になったような気分を味わえます。^^
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする