我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

ヴェクの青色

2008年06月30日 | ヴェクスター150
このブログに掲載されている写真を見ればお分かりですが、私の購入したヴェクはキャンディナポレオンブルーという青色です。
ここで「ナポレオン?フランスのナポレオンとブルーとはどう関係があるねん?」と、関西人らしくツッコミを入れたいところですが、それはさておき、家内が私のヴェクを見たときの最初のコメントは「エライ派手な青色やね~」でした。
このヴェクのブルーですが、光の加減で変化します。暗いところでは紺(ダークブルー)に近い感じ。明るいところであれば南の海のサファイヤブルーのように見えます。そんなところでカメレオンのように微妙に変化するブルーですが、この手のブルーはどうも最近のSUZUKIの十八番(おはこ)であり、アドレスV125Gやスカイウェイブでも見かけます(スカイウェイブはトリトンブルーメタリックですが・・・)。そして他のメーカーでは使われていないブルーですね。
ところでバイクのカラーといえば、ワークス・カラーというものがあります。HONDA:レッド、YAMAHA:ホワイト、SUZUKI:イエロー、KAWASAKI:グリーンと決まっているのですが、最近のSUZUKIがさきほどのブルーをメーカーカラーのように用いるのは、「おいおい!反則と違うんかいな?」なんてことを思ってしまうのです。(別に固定化する必要はないのですが・・・)
ちなみに私が好きなのはシルバーです。バイク本体もエンジンもホイールもフロントホークも全部シルバーが最高ですね。カラー的にはYAMAHAドラッグスター400のシルバーが一番のお気に入りです。
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クセのあるアクセルワーク

2008年06月29日 | ヴェクスター150
WikipediaというHPをご存知ですか?まあネットによるフリーの百科事典なんですが、「ヴェクスター」で検索すると、ちゃんとヴェクスターの生い立ちから生産中止に至る経歴や、性能云々まで詳しく紹介されています。
この内容の中で気なったのが、生産途中から加速性能を改善するために、加速ポンプなるものが装着されたことです。このあたりは前回に紹介した燃料ホースの長さとも関連するのですが、やはりヴェクの場合はキャブへのガソリン供給の問題を抱えているようです。
おそらく・・・なんですが、アクセルをゆっくり開くと問題がないのですが、急加速をするときなどでアクセルをガバッ!と開けるとガソリンの供給が追い付かず、エンジンがスカスカになるのでしょう。で、その改善のため加速ポンプが装着されたと思います。
そんなところで、加速ポンプ付のヴェクに乗っている私ですが、先ほどの「スカスカ」問題が改善されたか?というと、そうでもないのです。大体ですが、発進後、50km/h前後でスカスカ感が発生します。この速度域になるとエンジンのレスポンスは最悪で、まさにスカスカでありエンジンは睡眠状態になります。そして60km/hを超える頃から、トルクを感じる加速を再開する感じです。
で、その解消方法はないのか?ですが、スカスカ感を感じたら、一瞬、アクセルを閉じて再び開くのです。こうすることでスカスカの時間帯を短縮することができます。多分ですが、こうすることで加速ポンプを再起動させることが出来るのでしょう。
スカスカ感を感じる時は、加速ポンプは作動していないと思います。アクセルワークで「喝!」を入れる必要がありますね。ヴェクはクセのあるアクセルワークと言えるでしょう。
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ヴェクの始動性

2008年06月28日 | ヴェクスター150
最近は梅雨空が多くなり、ヴェクに乗る機会も少なくなりましたが、新たにちょっと気になる点が出て来ました。それはエンジンの始動性です。まあ平たく言うと、エンジンのかかりが「悪い」ですね。
購入当初の4月の末頃は、少しアクセルを開いてセルボタンを押せば、ブルン!と一発始動だったのですが、最近はセルボタンを押している時間が長くなり、時には少し間をおいて2~3回セルボタンを押すことがあります。この問題は私のヴェクだけではなく、ヴェクを紹介したHPでも散在します。
で、その原因なんですが、気温の上昇とともにキャブ内のガソリンが揮発し易いのは他のバイクも同じなんですが、問題はガソリンタンクからキャブへの燃料ホースの長さです。どうも一般的なバイクよりヴェクの燃料ホースは長いようで、ガソリンがキャブに回るのが遅く、その分だけセルボタンを押している時間が長いのでは?というのが私の推測です。
そんなところで、冬場の方が始動性が良いという、一般的なバイクとは異なる感じのヴェクです。
ちなみに・・・なんですが、私のヴェクにはメーカーオプションのキックスタートは付けていません。購入当初は「これは絶対必要だ!」なんて思ったんですが、バイク屋の店長曰く「キック???セルでかからへんエンジンは、キックでは絶対にかからへんで。それより小まめに乗るこっちゃな」なんてことです。
キックスタートのお値段は工賃込みで約2万円・・・早めにバッテリー交換する方が善作かもしれませんね。
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ヴェクを観察する。(その4 本当に必要か?ポジションランプ)

2008年06月23日 | ヴェクスター150
「ヴェクの詳細について観察する。その4」は、本当に必要か?ポジションランプです。
ヴェクを正面から見れば、ん?これは何?と思われるのが、フロントパネルに装着された三日月型のポジションランプでしょう。このポジションランプですが、ON・OFFのSWが無いので(ヘッドライトのSWもありませんが)、キーがONの位置にある時はずぅ~と点灯しています。点灯状態はボ~としたオレンジ色であり、間違ってもヘッドライトの補助ランプとはならないものです。
本来のポジションランプの役目は、夕暮時などで「ヘッドライトを点灯するまでもないし、かと言って自車の位置を他車から分かりやすくする必要もあるし・・・」なんて悩ましい時に使うライトなんですが、現在のように常時昼間でもヘッドライトを点灯するバイクにとっては、必要性を感じないものです。さらにヴェクの場合は、オプションのフロントバスケットを装着すれば、荷物で隠れてしまう訳ですから、全く意味の無いものになります。
そんなところで、意味不可解なポジションランプなんですが、ふと思い出したのが70年代後半のSUZUKIのバイクです。当時はGS400やGT380(空冷2スト3気筒が懐かしい!)がSUZUKIのドル箱(これまた懐かしい言い回し!)だったのですが、他のメーカーのライバル車がポジションランプが装着されていたのに対し、何度マイナーチェンジしても頑固に装着されませんでした。もっとも、その代わりにギヤ・ポジションインジケーター(ギヤが何速に入っているのかを表示)は装着されていましたが・・・(現在ではGSR400ですね)
ウーン、その頃のバイクに装備されなかったことへの逆襲?でしょうか。他のメーカーではしないことを押し通すSUZUKIの姿勢を感じるところです。
ついでに・・・なんですが、そんなSUZUKIらしいといえば、ヴェクの150ccという排気量もそうですね。国内向けモデルの他社では見当たらない排気量です。実はこの半端な排気量もSUZUKIの十八番(おはこ)であり、かってはランディ55、GT135、GT185なんてバイクを発売していました。
ランディ55は50ccモデルにちょっと排気量を上げることにより(僅か5cc)、2人乗り&法定速度50km/h可能。GT135とGT185(空冷2スト2気筒)は、GT125+α(排気量)で高速道路走行可というモデルでした。それぞれ既にベース車がありましたから、簡単に新モデルを発売することが出来ますし、価格抑制&存在価値もあるという一石三鳥ですね。ヴェクの150ccも弟分の125ccがあることから、「やっぱりSUZUKIだね!」と感心しています。
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ヴェクを観察する。(その3 はて?ガソリンの残量は?)

2008年06月22日 | ヴェクスター150
「ヴェクの詳細について観察する。その3」は、はて?ガソリンの残量は?です。
実は、これは最初にヴェクに乗った気になった点なんです。写真をご覧になればお分かりかと思いますが、ヴェクの燃料計は「F」の位置に太い線。当然、これは満タンを示しています。
しかし問題は次の太い線の目盛・・・常識的には、これは「半分になりましたよ~」を示す線だと思うのですが、「F」と赤の「E」との間の7分目あたりの位置となるのです。ウーン、これは半分なのか?はたまた7分目なのか?と考えると精神安定上良くありません。
んで、実際のところはどうなのか?ですが、何のことはことはない半分を示す目盛でした。この位置でガソリンを補給すると、大体、4Lの給油でしたから正解ですね。でも、このあたりはSUZUKIさんがちょっと努力すれば解消する問題なのに・・・なんてことも思った次第です。(もっとも昔から、SUZUKIとKAWASAKIは大ざっぱですが・・・)
ちなみにヴェクの燃料計の針は、満タン後の最初の2Lぐらいまではほとんど動きません。その後は、消費量にともない動いていく感じですね。他のバイクや四輪と同じです。
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ヴェクを観察する。(その2 どうして、こんなに多いのか?ヴェクの外気取入口)

2008年06月21日 | ヴェクスター150
「ヴェクの詳細について観察する。その2」は、どうして、こんなに多いのか?ヴェクの外気取入口です。
ヴェクを観察すると、外気取入口は合計4ヶ所。フロントの左右2ヶ所とシート下のエンジンルームへの左右2ヶ所となっています。例えば、同じスクーターであるYAMAHAのマジェスティあたりと比較すると随分多いですね。(と、いうかマジェスティには、外観上、見当たらない!)
この内、フロントの左右2箇所は明らかにデコーレーションというかデザイン上のもので、機能的には何の意味もありません。何せ取り入れた外気はどこにも導かれていないのですから・・・
残りのエンジンルームへの外気取入口ですが、こいつは意味があります。おそらくエンジンルーム内での熱のこもり(蓄積)を防止するのと、トランクルームへの伝熱を少しでも減らそうとしているのでしょう。実際、最近は夏らしく暑くなりましたが、トランク内に入れた食パン(SUZUKIの取説では入れてはいけないか?)は、ほとんど熱くなっていませんでした。そんなところで、ある意味、空冷エンジンを搭載したヴェクらしいところです。
ところで取り入れた外気ですが、当然、排出する必要があります。その排出口ですが、ちゃんと装備されています。で、その位置なんですが、テールランプとナンバープレートの間に台形の排出口があるのです。この排出口ですが、ミリタリー飛行機マニアの私から見れば、何となくジェット・エンジンのように見えることから「これはSUZUKIがメーカーオプションで、ユンカース・ユモ004B(メッサーシュミットMe262戦闘機に搭載されたジェット・エンジン)を用意しているのでは?」なんて思ったものです。(そんなことは絶対にないですよ)
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ヴェクを観察する。(その1 ヴェクのホイール)

2008年06月18日 | ヴェクスター150
今回からヴェクの詳細について観察していきたいと思います。その1回目はホイールです。
ヴェクのホイールをあらためて観察すると、ん?ということに気が付かれるでしょう。はて?このホイールはキャストホイールか?はたまた・・・と、いうところですね。
写真でご覧のとおり、リム部は鉄(だと思います)の曲げ物で、それにアルミキャストのスポーク部をボルトで固定しているという、非常に凝った構造になっています。ある意味、車のアルミホイールでいえば2ピース構造ですね。
はて?このボルトが緩むことはないのかしら?なんてことを考えていると、ふと思い出したのが、今から約30年前にHONDAのホークⅡに装着されたコムスターホイールです。
このコムスターホイールですが、当時、キャストホイールが運輸省の認可を得ることが出来なかったので(強度上の基準だったと思います)、HONDAがリム部とスポーク部を別々に鉄板の曲げ物で作り、それぞれの運輸省の強度基準を満足することで装着可能になったものです。ちなみにリム部とスポーク部は、リベットで固定されていました。
何かヴェクのホイールから話題が外れましたが、昔からバイクを見ている私にとっては、そんなことを思い出した次第です。
(同時に写真に写っているヴェクのFブレーキですが、TOKICO製です)
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耐熱ワックス

2008年06月03日 | ヴェクスター150
天気が良い日は通勤で乗っているヴェクですが、時々、信号待ちで同じヴェクに出会うことがあります。そのヴェクですが、ほとんどが125ccの弟分ヴェクですね。そんなヴェクですが、ある共通点に気が付いたのです。その共通点とは、どのヴェクもマフラーがサビサビなことです。
どうもSUZUKIさんの耐熱ブラックで塗装されたマフラー(エキパイも含む)はサビに弱いようで、いろいろなHPでもそんなコメントが目立ちます。あるヴェクなんて、腐食して今にも落ちそうなマフラーまで見かけたぐらいです。もっともこれはSUZUKIさんだけに限らず、他のメーカーでも大なり小なり同じようなものです。そんなところで、他がまだまだキレイなのに、マフラーだけサビが目立つのはいただけません。
で、その対処方法ですが、以前に所有していたHONDA・モンキーと同じ方法で対処することにしました。その方法とは耐熱ワックス(マフラーワックス)です。このモンキーですが、こまめに耐熱ワックスを使った結果、納車後10年を過ぎても、マフラーからサビが発生することはありませんでした。
今回、ヴェクに使ったのはLAVEN(ラベン)の耐熱ワックスです。他にもHONDAのマフラーワックス、YAMAHAの耐熱ワックスなどがありますが、実売価格が一番安く(2,300円程度)内容量が多いLAVENを使うことにしました。
使用方法は簡単。プシュ~!とマフラーやエキパイに軽く(あくまで”軽く”ですよ。たくさん吹き付けると、ポタポタと垂れてきます)吹き付けた後、ウエスで伸ばすだけです。注意事項としては、取扱説明には紹介されていませんが、マフラーが冷えている時に使いましょう。焼けている時に使うと、シュワ!っと沸騰しそうです。
使用頻度ですが、雨天でもバイクに乗られる方は1回/月程度。私のように雨天には乗らない方なら3~4回/年ぐらいかと思います。ちなみに耐熱ワックスを使ってしばらくの間は、マフラーが暖まると独特の匂いが出ます。
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ヴェクの一般路でのインプレ

2008年06月01日 | ヴェクスター150
前回に高速でのヴェクのインプレを紹介しましたが、今回は一般路でのインプレです。
まあ一言で言えば「結構、走る」ですね。まず車に遅れを取ることはありません。シグナルGPでは、よほどの車(かなり本気モードorポルシェのようなスポーツカー)でない限り、リードを取ることが出来ます。もっともこれは4輪の場合であって、同じバイク同士ではピンクナンバーに遅れを取ることもあります。
コーナリングは・・・はい。無理は止めましょう。10インチタイヤです。路面の状況(凸凹)は拾い易いです。タイヤの接地感も乏しいです。間違っても、ヒザを擦るようなコーナリングは出来ません。ブレーキはエンジン・ブレーキも良く効く関係で十分。私のヴェクだけかもしれませんが、停止寸前に「キュッ!」と前後とも鳴くのがご愛嬌です。
そんなところで、流れの速い国道(私の近所では、阪神高速と並行して走る国道2号線)でも不満はありません。燃費は30km/L前後です。
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