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大島渚の『少年』

2006-05-14 16:23:13 | ノンジャンル
 学生時代に一回見ているのですが、ちっとも分からなかったので、再挑戦の意味をこめて大島渚監督の「少年」を見ました。
 走っている自動車にワザと当たり、治療代をふんだくるという「当たり屋」を商売にしている家族の長男(小学生3年生ぐらい)が主人公で、林光の不協和音の不安な音楽が流れる中、ささくれだった家庭の雰囲気が伝わってきます。
 やたらと出てくる日の丸の旗、何を言ってんのか分からない父親役の渡辺文雄のどなり声、結局、今回も何なんだか分からないうちに映画は終ってしまいました。
 大島渚のこの時期の映画では「絞死刑」なんかも久々に見てみたいと思うのですが、今見てもやっぱり難しいのかなあ。